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アメブロ×LINE公式アカウント集客|設定・連携・誘導・計測まで完全ガイド

アメブロとLINE公式アカウントを組み合わせると、読者を“出会い→登録→再訪→成約”へ自然に進められます。

本記事では、LINE公式の基本と料金の目安、アメブロへの設置手順(友だち追加ボタン/リッチメニュー)、記事からの誘導文と特典設計、配信頻度とメッセージの型、友だち増加やブロック率の見方までをやさしく解説していきます。

 

LINE公式アカウントの基本と仕組み

アメブロの読者を“出会い→登録→再訪→成約”へ進めるための受け皿が、LINE公式アカウント(以下、LINE公式)です。役割は大きく〈情報配信〉〈個別対応〉〈誘導メニュー〉〈特典・来店促進〉の4つに分かれます。

配信は一斉・セグメント・ステップ(順番に届く)に対応し、個別対応はチャットで質問や予約の前段を受け止めます。

 

誘導はトーク下部のリッチメニューで「予約・価格・よくある質問」など主要ページへ一息で案内。特典はクーポンやショップカード(スタンプ)で再訪を後押しします。

計測は「友だち数の推移・配信の開封/クリック・ブロック率」などが基本で、どの配信が登録や来店に結びついたかを週次で振り返ると改善点が見えます。

まずは“アメブロ=入口、LINE=関係づくり”と考え、記事末の案内文とLINE側のメニューを同じ言葉で統一すると、迷いが減って成果が安定します。

 

機能 使いどころ(アメブロとの連携例)
一斉/セグメント配信 新記事のお知らせ、ジャンル別の深掘り配信→ブログへ再訪を促す
ステップ配信 登録直後に“自己紹介→人気記事→よくある質問”を自動で案内
リッチメニュー 「予約・価格・FAQ・人気記事」など主要導線を常時表示
クーポン/ショップカード 来店や体験の後押し。記事末の案内と同じ文言で提示
チャット/応答 記事で解決しづらい個別の相談を受け止め→不安解消

 

まず整える順番(おすすめ)
  • リッチメニューで「予約/価格/FAQ/人気記事」を常設。
  • 登録直後の3通(自己紹介→人気記事→FAQ)をステップ化。
  • アメブロ記事末とプロフィールの案内文をLINEと同じ言葉で統一。

 

できることと活用場面の整理

LINE公式は「配信する」「選んでもらう」「応える」「戻ってきてもらう」を一つの画面で完結できます。配信では、一斉配信で“全体告知”、セグメント配信で“興味別に深掘り”、ステップ配信で“登録直後の育成”を担当。

選んでもらう導線はリッチメニューとカードメッセージ(ボタン付き投稿)で、予約や価格ページ、人気記事へ最短で案内します。

応える場面はチャット。予約の可否や所要時間など、記事に書きづらい個別事情を短いやり取りで解消できます。戻ってきてもらう仕掛けはクーポン/ショップカードや、翌週の予告配信です。

 

【アメブロ×LINEの実装例】

  • 記事末の案内文:「登録で人気記事まとめと最新のお知らせ→所要1分」。
  • 登録直後(1通目):自己紹介+「人気記事3選」(記事URL)。
  • 2通目:よくある質問(料金/時間/場所)→固定記事へ。
  • 3通目:読者別の選び方(初心者/経験者)→該当記事へ。

 

目的 LINE側の型(アメブロ連携のコツ)
新規獲得 登録特典は“情報価値”中心(チェックリスト/人気記事まとめ)。物品や過度な割引に偏らない。
育成 ステップ配信は3〜5通で完結。各通の末尾に1リンクだけ(最重要の行き先)。
再訪 週1回、要点サマリ+ブログURL。タイトルと同じ語を使い、迷いをゼロに。

 

つまずきやすい点と対処
  • メニューが多すぎ→4〜6項目に整理、言葉はブログと統一。
  • 配信が長文→1通1テーマ、要点→URL→一言の順で簡潔に。

 

料金プランと配信上限の目安

料金や月の配信上限は改定されることがあるため、最新の正式情報は管理画面や公式サイトで必ず確認してください。本章では検討時の“考え方”をまとめます。

基本は〈無料〜有料の段階制〉で、プランが上がるほど「月に送れる通数(上限)」と「追加送信の単価の条件」が広がります。

 

カウントの考え方は「1人に1通送る=1通として計上」。同じ配信で3つのメッセージバブルを送れば3通相当です。

セグメント配信やステップ配信も原則カウント対象で、ブロック済みの友だちには送られずカウントもされません。

 

【コストを抑える配信設計のコツ】

  • 1配信は“1バブル完結”を基本に(画像+ボタン1つ+短い要点)。
  • 週1〜2回を起点に、反応が良い曜日/時間帯へ寄せる(無駄配信を避ける)。
  • 同じ週に再掲する場合は切り口を変更(チェックリストだけ、事例だけ)。

 

判断軸 見方 運用ヒント
月間上限 上限に近づくほど1通の価値が重要 “価値メール:告知”=2:1の比率を維持
追加送信 プランにより単価/上限の扱いが異なる 月後半は高反応セグメントに絞って配信
通数の節約 複数バブル=複数通相当 1バブルで要点→URL→一言に圧縮

 

確認しておく項目(最新情報)
  • 現在のプランと“月間の送信上限/追加単価”。
  • 何がカウント対象か(自動応答/チャットなどの扱い)。
  • 超過時の動作(自動課金/送信停止のいずれか)。

 

アメブロ連携の準備と設置手順

アメブロとLINE公式アカウントをつなぐ前に、「何を目的に、どこへ案内するか」を決めておくと作業が迷いません。

まずはLINE公式の管理画面で〈友だち追加用URL(例:lin.ee/…)/QRコード/友だち追加ボタン画像〉を用意します。

 

次に、アメブロ側で案内先を1つに統一します(例:LINE登録→リッチメニューで予約・価格・FAQへ)。

文言は〈行き先+得られること+所要〉を一文で揃えると、初心者でも迷わず進めます(例:「LINE登録→人気記事まとめと最新のお知らせ、所要1分」)。

 

設置は「記事末尾」「プロフィール・固定記事」「サイドバー」の3か所が基本です。記事末尾は“読み終わりの流れ”が良く、固定記事は“常に見つかる基点”、サイドバーは“どのページでも目に入る常設導線”になります。

最後に、スマホで表示崩れがないか、タップしやすいかを確認し、週1回の振り返りでクリックが増えた配置と文言をテンプレ化していくと、登録導線が安定します。

 

設置場所 目的・推奨文言(例)
記事末尾 読了後に自然な案内/「LINE登録→最新記事まとめと特典チェック(所要1分)」
固定記事 初めての方の基点/「相談・価格・よくある質問はLINEでご案内」
サイドバー 全ページ共通の常設/「友だち追加で更新通知を受け取る」

 

準備チェック(今日やること)
  • LINE側:友だち追加URL・QR・ボタン画像を保存。
  • アメブロ側:案内先を1つに統一、同じ文言をプロフィール・固定記事・本文末に。

 

友だち追加ボタンの設置と配置

最短で始めるなら「画像+リンク」方式が確実です。まず、LINE管理画面で用意したボタン画像をアメブロの「画像アップロード」で挿入し、画像に友だち追加URLを設定します。

記事末尾に置く際は、本文の締めに〈悩み→得られること→行動〉を一文で添えるとクリック率が上がります(例:「最新の更新とチェックリストを配布中→LINE登録はこちら」)。

 

サイドバー常設は、デザイン設定から自由配置エリア(フリープラグイン等)が使える場合に、ボタン画像+リンク文を縦並びで配置すると視認性が高まります。

プロフィール・固定記事には、ボタン画像の直上に「登録で何ができるか」を3点だけ箇条書きで示すと、初見でも理解が早いです。

 

計測は、リンク先クリックの厳密な数が無くても、固定記事やプロフィールの閲覧数の増減で代用できます。

増えなければ、まずは位置を「見出し直下/本文末の直前」に寄せ、次に文言を〈行き先+得+所要〉に整えましょう。

 

【配置のコツ】

  • 記事末尾:本文の“まとめ”直後にボタン画像+一文案内。
  • サイドバー:ボタン画像の下に短い説明を1行(例:「更新通知と特典」)。
  • プロフィール/固定記事:自己紹介の直後にボタンを置き、迷いをゼロに。

 

よくある課題 すぐできる改善
クリックが少ない 位置を見出し直下または本文末の直前へ移動/文言を具体化(得と所要)
導線が多く迷う LINEへの案内は各ページ1か所に統一、同じ言葉と同じ行き先に
スマホで小さい ボタン幅を本文幅に合わせ、周囲に余白を確保

 

避けたいNG
  • 同じページに複数の登録ボタン(迷いの原因)。
  • 抽象的な案内(例:「登録はこちら」だけ)。得と所要を必ず一言で。

 

リッチメニューとリンク設計の基本

リッチメニューは「読者が次にやること」を可視化するホーム画面です。項目は4〜6個に絞り、1画面1目的で設計します。

おすすめ構成は〈予約/価格/よくある質問(固定記事)/人気記事まとめ/最新記事/問い合わせ〉のように、初めてでも迷わない順路。

 

各ボタンの文言はアメブロ側の見出し・案内文と同じ語を使い、リンク先も統一すると、タップ後の迷いが減ります。

記事からLINEに登録した読者は、まず“自己紹介→人気記事→FAQ”の3通ステップでブログへ戻る道筋を理解し、その後はリッチメニューから目的別に自走してくれます。

 

クリックを増やすには、ボタン名に“得”を1語だけ添えるのが効果的(例:「予約(空き枠)」「価格(所要時間)」「最新(3分要約)」)。

月1回はメニューのクリック分布を見直し、押されない項目は名称を具体化するか、上位項目に入れ替えましょう。

 

ボタン 行き先(例) 表示文言のポイント
予約 予約方法の固定記事/外部予約フォーム 「空き枠」「所要」を一言で示す
価格 サービス・料金の固定記事 税込表記・所要時間の併記をリンク先で統一
FAQ よくある質問の固定記事 「初めての方へ」など対象を明確化
人気記事 アメブロのまとめ記事 3本だけに厳選、毎月見直し
最新 最新記事一覧 「3分要約」など時短を示す語を添える
問い合わせ LINEトーク/問い合わせフォーム 返信目安(例:当日中)を明記

 

リンク設計のルール
  • 各画面で最重要の行き先は1つだけ(並列リンクは最小)。
  • 文言はアメブロ側と同一に統一(「同じ言葉=安心」)。
  • 毎月、クリックされない項目は名称と位置を見直す。

 

アメブロからの誘導設計とCTA

アメブロからLINE公式アカウントへ自然に進んでもらうコツは、〈記事→固定記事(またはプロフィール)→LINE登録〉の一本道を作り、案内文(CTA)の言葉と行き先を全ページで統一することです。

まず「1記事1目的」を決めます(例:今回はLINE登録)。次に、各h2直下に関連1リンクだけを置き、本文末に同じ文言・同じ行き先のCTAを再掲して迷いをなくします。

 

案内文は〈行き先+得られること+所要〉を一息で伝えると分かりやすく、スマホでも迷いません(例:「LINE登録→人気記事まとめと更新通知、所要1分」)。配置は「見出し直下=最初の一歩」「本文中段=迷いの解消」「本文末=背中押し」の役割分担にします。

最後に、クリックの厳密計測が難しい場合でも、固定記事やプロフィールの閲覧数が増えたかで効果を判断できます。毎週、最も押された文言と位置をテンプレ化して使い回すと、登録導線が着実に強くなります。

 

配置 目的・サンプル文言
h2直下 最初の一歩/「LINE登録→最新記事まとめと特典のお知らせ(所要1分)」
本文中段 迷いの解消/「よくある質問を先に確認→固定記事で料金・場所・所要」
本文末 背中押し/「更新通知と限定チェックリストを配布中→LINE登録はこちら」

 

避けたい導線のつまずき
  • 同ページに複数の行き先(登録/予約/問い合わせ)を並列。
  • 抽象的な案内(例:「登録はこちら」だけ)。得と所要を一言で。

 

記事内導線と案内文の置き方

案内文で最も大切なのは「場所」より「言葉」です。基本は、各h2直下に関連1リンク、本文末に同一CTAを再掲の二点固定。

文言は〈行き先+得+所要〉の順で、短く具体的に書きます。行き先は「固定記事(料金/場所/よくある質問)」か「LINE友だち追加URL」に統一し、本文中に並列リンクを増やさないことがポイントです。

 

中段の案内は“読者の迷い”に合わせて置きます(例:比較記事なら表の直後に「この人はこれ→選び方まとめ」)。

また、画像直下のキャプションで一言CTAを添えると、スクロール中でも目に入りやすくなります。計測は、リンク先ページ(固定記事/プロフィール)の閲覧数で代替しても十分。

押されない場合は、①位置を直下へ寄せる→②文言を具体化→③行き先を最重要の1本に絞る、の順で直します。

 

【案内文テンプレ(置き換えて使えます)】

  • LINE登録→人気記事まとめと最新のお知らせ(所要1分)。
  • 選び方のまとめ→3分で基準を確認できます。
  • 予約・価格・場所→固定記事で一覧を確認。

 

場面 最適な置き場所と文言例
入門記事 冒頭のh2直下:「はじめての方へ→固定記事でQ&Aと所要」
比較記事 表の直後:「この人はこれ→3分で選べる基準を確認」
手順記事 完了見出し直下:「次の準備チェック→LINEで配布(所要1分)」

 

押される言葉の作り方
  • どこへ行く→何が分かる→どれくらい(時間)の順で具体化。
  • 数字は最小限でOK(例:3分/1枚で分かる)。

 

キャンペーンと特典設計の基本

特典は「登録の理由」を作る道具です。価格より〈情報価値〉を軸にすると、無理なく継続できます。

おすすめは、①人気記事まとめ(PDF/記事リンク集)、②チェックリスト(セルフ診断・準備表)、③テンプレ(文章/画像の雛形)の3系統。

 

特典は“受け取ってすぐ使える”形にし、配布後のフォロー配信で「使い方→次の行動」を短く案内します。条件はあいまいにせず、有効期限・対象・受け取り方法を案内文の近くに明記。

抽選より全員特典の方が参加のハードルが下がります。配信は価値メール:告知=2:1を目安に、登録直後の3通を〈自己紹介→特典の使い方→関連コンテンツ〉で設計すると、ブロック率が上がりにくくなります。

 

特典タイプ 内容例 使いどころ
人気記事まとめ 「まず読む3本」リンク集/PDF1枚要約 登録直後の“迷い防止”。ブログ回遊を促進
チェックリスト 準備・選び方・自己診断のToDo表 手順記事と相性◎。保存・再訪のきっかけに
テンプレ 文章雛形・画像素材の枠・投稿例 実務で“すぐ使える”。満足度が高い

 

【案内文の例(特典付き)】

  • LINE登録→人気記事まとめとチェックリストを配布(所要1分)。
  • 登録後メッセージでPDFをお送りします(有効期限◯日)。

 

つまずきを防ぐ注意点
  • 条件や期限を明記しない(誤解→ブロックの原因)。
  • 割引ばかりに依存(短期は伸びても離脱が増えやすい)。

 

配信運用とメッセージ設計の型

LINE公式アカウントの配信は、「誰に・いつ・何を・どの順で」届けるかをあらかじめ決めておくと安定します。基本は〈価値提供:告知=2:1〉の比率を守り、週1〜2回を起点にスタート。

登録直後は“自己紹介→人気記事→よくある質問”の3通で迷いを解消し、その後は読者の関心(入門/比較/手順)別に深掘りを送ります。

 

配信の型を決める際は、アメブロ側のタイトルや見出しで使った言葉を、そのまま配信タイトルとボタン文言に流用すると、行き先が分かりやすくなります。

1通は1テーマに絞り、要点→URL→一言(所要や得)の順で短く。複数のボタンを置く必要がある時も最重要1本に絞るとクリックが安定します。

最後に、ブロック率やクリックの推移を週次で確認し、“効いた型だけ”をテンプレに昇格。次週はテンプレ+1か所だけABテスト(時間帯 or 見出し語)にすると、無理なく精度が上がります。

 

段階 狙い メッセージの型(例)
登録直後 迷いの解消 自己紹介→人気記事3選→FAQ(各1通、1ボタン)
育成期 関心の深掘り 入門/比較/手順のうち1テーマ×週1
告知期 行動の後押し キャンペーンは価値メールの後に短く告知

 

運用の原則(覚えやすい3つ)
  • 1通1テーマ・最重要1リンクに絞る。
  • ブログと同じ言葉で案内(迷いをゼロに)。
  • 週次で型を1つ更新、他は固定して比較。

 

配信頻度とステップ配信の設計

頻度は「少なすぎて忘れられない/多すぎて嫌われない」の中間が最適です。はじめは週1〜2通、価値提供:告知=2:1を目安にします。登録直後はステップ配信で“迷いゼロ”の状態を作るのがコツです。

おすすめは3〜5通構成:1通目「自己紹介とできること」、2通目「人気記事まとめ(3本だけ)」、3通目「よくある質問→固定記事へ」、4通目「読者タイプ別の選び方→該当記事へ」、5通目「チェックリスト(保存推奨)」という流れ。

 

各通は〈要点1行→URL(1本)→所要や得を一言〉で完結させます。曜日と時間は、アメブロの反応が良い帯(朝/昼/夜)に合わせると初速が安定。

月初・月中・月末のリズムで“価値→価値→告知”の並びを作ると、ブロック率が低く保てます。配信後は、友だち増加・クリック・ブロック率を週次で記録し、数字が悪化した場合はまず頻度を下げ、次に件名(見出し語)とボタン文言を見直します。

 

【ステップ配信テンプレ(置き換えて使えます)】

  • 1通目:登録ありがとう/このアカウントでできること→「人気記事3選へ(3分要約)」。
  • 2通目:人気記事3選(入門/比較/手順)→「もっと見る(固定記事)」。
  • 3通目:よくある質問(料金/時間/場所)→「固定記事で一覧」。
  • 4通目:あなたに合う選び方(初心者/経験者)→該当記事へ。
  • 5通目:保存用チェックリスト配布→「PDF/記事リンク」。

 

頻度 内容の例 注意点
週1通 価値メール(要点→URL→一言) 長文にしない/次回予告を1行添える
週2通 価値1+告知1(キャンペーンは簡潔) 同週の再掲は切り口を変える
臨時 障害・重要なお知らせのみ 乱発はブロック増の原因

 

つまずきを防ぐチェック
  • 複数ボタン=複数通扱いの可能性→1バブル1リンクを基本に。
  • 価値→告知の順番を逆にしない(離脱の引き金)。

 

応答メッセージとチャット対応の整備

応答メッセージ(自動返信)は、“はじめの一歩で不安を消す”ための大切な入口です。まずは営業時間・返信目安・緊急時の連絡先をテンプレで固定し、受信直後に自動で伝えます。

キーワード応答は、よく届く単語(価格・場所・予約・営業時間 など)に対して固定記事やFAQへ1タップで案内。

 

チャットは「1通=1要件」で短く、到達点(何が分かれば完了か)を先に示すと誤解が減ります。記録は台帳化し、問い合わせの傾向を月次で見直してステップ配信やリッチメニューに反映させましょう。

【応答テンプレ(そのまま使えます)】

  • 受付直後:ありがとうございます。通常◯時〜◯時に確認し、当日中にご返信します。よくある質問→〈固定記事URL〉。
  • 予約系:空き枠と所要時間をご案内します。ご希望の〈日付/時間帯〉をお知らせください。
  • 場所系:アクセスと駐車情報はこちら→〈固定記事URL〉。道に迷った場合はお電話〈番号〉へ。

 

場面 返信テンプレの要点 目的
営業時間外 確認時間・返信目安・FAQリンク 待ち時間の不安を解消
料金/所要 固定記事への1リンク+要点 誤情報を防ぎ、最新情報へ誘導
予約 希望日時の取り方の指示 往復回数を減らし確定まで短縮

 

運用ルール(最低限)
  • 一次返信:24時間以内。解決見込みが遅れる場合は理由と次回目安を通知。
  • 個人情報:チャット内での取り扱いを最小限に。詳細は固定記事の案内へ。
  • クレーム:謝意→事実確認→代替案の順で短く。感情的な長文は避ける。

 

応答とチャットの“型”を先に整えるだけで、登録直後の離脱とブロック率が下がり、アメブロからの導線も生きたまま育ちます。

 

計測と改善のサイクルの回し方

アメブロ→LINE公式アカウントの導線を強くするには、「毎週、同じ手順で数字を見る→小さく直す→次週に検証」の流れを固定することが大切です。

見る順番は〈入口=友だち増加〉→〈行動=配信のクリック〉→〈継続=ブロック率〉の三段階。単日の上下に振り回されず、同じ曜日・時間帯で比べると判断ミスが減ります。

 

修正は一度に多要素を変えず、週ごとに“1か所だけ”(例:配信時間帯だけ、ボタン文言だけ)を動かすのがコツです。

計測のゴールは「最小の送信で最大の再訪」を実現すること。価値配信:告知=2:1を起点に、クリックとブロック率の両面で調整し、効いた型をテンプレ化して次の配信へ横展開しましょう。

 

段階 見る指標 次の一手
入口 週次の友だち増加数(アメブロ経由が主か) 案内文を〈行き先+得+所要〉に整える/設置位置を見出し直下へ
行動 配信のリンククリック(URL別) 最重要1リンクに絞る/ボタン文言を具体化
継続 ブロック率・既読率の推移 頻度を調整/価値→告知の順番へ戻す

 

週次ルーティン(かんたん版)
  • トップ配信とワースト配信を1本ずつ振り返り、違いを1点だけ特定。
  • 翌週は“その1点”だけABテスト(時間帯 or ボタン文言)。

 

友だち増加とクリック計測の見方

まずは「入口」の強さを週次で確認します。友だち増加数は“登録の結果”なので、アメブロ側の案内文・設置位置・出稿時間の影響を強く受けます。

案内文は〈行き先(LINE登録)+得(人気記事まとめ/更新通知など)+所要(1分など)〉を一息で書き、各ページ1か所に統一。位置は見出し直下と本文末の二点固定が基本です。

 

クリックは“配信ごと・URLごと”に見ます。複数バブルは通数コストが膨らむため、1バブル1リンクを起点に、最重要の行き先のみに絞ると比較がしやすくなります。

数字の判断は「前回同条件との比較」が原則。同じ曜日・同じ時間で配信し、クリック率と友だち増加のどちらが効いているかを切り分けます。

クリックが強くても友だちが伸びない場合は、アメブロ側の導線(案内文や位置)を先に点検。友だちが伸びてもクリックが弱い場合は、配信タイトルとボタン文言を具体化しましょう。

 

【チェックの手順(毎週)】

  • 友だち増加:前週比で±どれくらいか→案内文と設置位置を確認。
  • クリック:URL別に高低を把握→1リンクに絞って文言を〈行き先+得+所要〉で最適化。
  • 再現性:良かった配信は曜日・時間・文言をテンプレ化して次週も同条件で再検証。

 

症状 原因になりやすい点 すぐできる改善
友だちが増えない 案内文が抽象的/設置がページ下部のみ 見出し直下へ移動、得と所要を一言で明記
クリックが弱い リンクが並列で分散/ボタン文言がぼんやり 最重要1リンクへ統一/具体語(例:3分要約)を加える

 

計測で迷わないコツ
  • 単発の数字で断定しない→1週間の平均で判断。
  • 変更は必ず1か所だけ→原因特定を優先。

 

ブロック率と配信見直しの基準

ブロック率は「配信の重さ」を教えてくれる警告灯です。週次で〈配信数→既読→クリック→ブロック〉の流れを並べ、どこで落ちているかを見ます。

目安として、配信のたびにブロック率が上向く・既読が右肩下がり、のどちらかが続くなら“配信の設計”を見直すサインです。

 

最初に触るのは頻度と順番。価値配信:告知=2:1に戻し、告知は価値配信の直後ではなく、1回置いてから短く伝えます。

次に件名(見出し語)とボタン文言を穏当で具体的な表現へ修正し、1通1テーマ・1リンクに徹します。最後に、押されないリンクやクリックが薄い導線は、名称を具体化するか、上位の導線に統合します。

 

【見直しの基準(例)】

  • ブロック率が連続して上振れ→頻度を週1へ一時減速、価値配信中心に戻す。
  • 既読が低下→件名を“要点先出し型”へ変更(例:チェック表配布/3分要約)。
  • クリックが分散→最重要1リンク化、ボタン文言を〈行き先+得+所要〉に。

 

指標 悪化のサイン 先に打つ手
ブロック率 直近3配信で上昇が連続 頻度↓/価値→告知の順へ/件名を穏当化
既読率 週次で下落傾向 配信時間帯の見直し/タイトルを要点先出し
クリック率 複数リンクで分散 1バブル1リンクへ統一/文言を具体化

 

運用を守る3つのルール
  • 価値:告知=2:1を維持(告知は短く、後に置く)。
  • 1通1テーマ・1リンクを徹底(迷いと通数を最小化)。
  • 週次で“型”を1つだけ更新、その他は固定して比較。

 

数字の見方と直し方をこの型にそろえるだけで、アメブロ→LINEの導線が整い、送信通数を無駄に増やさずに成果を積み上げられます。

 

まとめ

結論は「入口(アメブロ)と関係づくり(LINE)を一本の導線にする」です。友だち追加ボタンを見やすい場所へ、案内文は〈行き先+得+所要〉で統一。

配信は週1〜2本を起点に価値提供→告知の順で設計し、クリックとブロック率で見直します。まずはプロフィール/固定記事の整備→設置→1週間の小さなテストから始めましょう。