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アメブロ 画像貼れない原因10つと解決手順|形式・サイズ・アプリで即解決

アメブロで「画像が貼れない/表示されない」原因は、形式・サイズ・環境設定のどこかに潜むことが大半です。

本記事では、原因の切り分け手順と基本チェック、対応形式とサイズ最適化、HEIC/WEBPの変換、キャッシュ削除や再インストール、権限・通信・空き容量の見直し、表示設定・問い合わせまでを順番に解説していきます。短時間で再現→対処できる実務手順をご紹介します。

 

原因の切り分けと初動チェック

「画像が貼れない」は、大きく〈素材〉〈環境〉〈操作〉のどこかに原因があります。最初にやるべきは、感覚で動くのではなく“順番を決めて潰すこと”です。

具体的には、①素材(画像ファイル)に問題がないかを確認→②環境(ブラウザ/アプリ・端末権限・通信)の基本整備→③操作(アップロードと貼り付けの手順)を再現、の三段で切り分けます。

 

特にスマホ撮影のHEICやWEBP、透過PNGや極端に大きい画像、ファイル名に絵文字・記号が入ったケースは失敗要因になりやすいです。

環境面では、拡張機能(広告ブロック等)・キャッシュ肥大・VPN/プロキシ・写真へのアクセス権の未許可・端末の空き容量不足が典型です。

操作面は、アップロードまでは成功するのに「本文へ挿入」で止まる、ドラフト保存後に消える、プレビューのみ表示されない等の“どの段で崩れるか”が手掛かりになります。

 

下表を使って、自分の症状が「素材/環境/操作」のどこに寄っているかを素早く見極めましょう。

症状の出方 主な疑いと初動
アップロード直後に失敗 素材起因の可能性大→形式変換(JPEG/PNG)・軽量化・ファイル名の修正
読み込みが遅く途中で止まる 環境起因→通信切替(Wi-Fi↔️4G/5G)・VPN/拡張機能OFF・キャッシュ削除
挿入後プレビューで表示されない 操作/設定→貼り付け位置やサイズ、表示設定の見直し・再挿入

 

最短で直す初動3ステップ
  • 同じ画像をJPEGに変換し、長辺を目安で縮小→再アップロード
  • シークレットウィンドウ+拡張機能OFFで再試行(アプリは再起動)
  • 端末の写真アクセス権と空き容量・通信(VPN/プロキシ)を確認

 

まず確認する基本ポイント

最短で原因に当てるには「基本のチェックリスト」を上から実行するのが効率的です。素材では、対応しやすいJPEG/PNGか、極端に大きすぎないか、アルファ(透過)やカラープロファイルが原因になっていないかを確認します。

スマホ標準のHEIC/ライブフォトはWEB向けに互換が落ちる場合があるため、JPEGへ書き出して試すのが安全です。

 

ファイル名は日本語・絵文字・記号の混在で弾かれることがあるため、半角英数・ハイフンのみへ変更して再試行します。

環境では、ブラウザを最新化し、シークレットウィンドウで拡張機能を一時OFF、キャッシュ/クッキーを削除してから再ログイン。

 

アプリは強制終了→再起動→最新版へ更新が基本です。端末側は、写真へのアクセス権限が「許可」になっているか、ストレージの空きが十分か、VPN/プロキシやセキュリティアプリが通信を妨げていないかを点検します。

操作では、アップロード→本文へ挿入→プレビュー→更新の各段で表示可否を確認し、どこで失敗するかを記録してください。

 

下の表と手順をそのままなぞれば、再現性が高い原因から順に潰せます。

確認項目 具体的な見方/対処
画像の形式/サイズ JPEG/PNGへ変換。長辺を目安で縮小し再保存
ファイル名 半角英数・ハイフンのみ(例:photo-2025-10-27.jpg)
ブラウザ/アプリ 最新化→シークレットで再試行。アプリは再起動/更新
権限/容量/通信 写真アクセス権ON・空き容量確保・VPN/拡張OFF

 

【手順(本文+箇条書き)】

  • 同じ画像を別名でJPEG保存→再アップロードで素材切り分け
  • シークレットウィンドウでログイン→拡張を全てOFF
  • Wi-Fiとモバイル回線を切り替えて再試行→通信を切り分け

 

見落としがちな基本
  • ライブフォト/連写のまま→静止画に書き出して使用
  • 超高解像度のまま→閲覧用途に合わせて縮小
  • 古い下書きに上書き→新規記事で再現して手順を簡素化

 

症状別チェックと再現手順

症状ごとに切り分けを進めると、無駄打ちを減らせます。アップロードの瞬間に失敗する場合は素材要因が有力です。JPEG/PNGへ変換、ファイル名を半角英数へ変更、画像の長辺を目安で縮小、EXIF/カラープロファイルを削除して再試行してください。

読み込みが進むのに途中で止まる場合は通信・環境要因を疑います。Wi-Fi↔️モバイル回線の切替、VPN/プロキシOFF、拡張機能OFF、シークレットウィンドウで再アップロード。

 

挿入はできるのにプレビューで表示されない場合は、貼り付け位置・サイズ指定・本文内の装飾(表やボックス直後)との相性、ドラフトの破損が考えられます。新規記事へ貼り直し、画像を段落の先頭に単独で挿入→保存→更新の順で検証しましょう。

スマホでは貼れるがPCで貼れない(または逆)なら、端末側の写真権限・ブラウザ差(Safari/Chrome)・アプリのバージョン差を中心に見直します。

特定の画像だけ失敗する場合は、その画像特有の要素(透過、アニメーション、過度な高解像、特殊プロファイル)を除去して別保存すれば改善することが多いです。再現手順は短く正確に記録し、うまくいった/いかない条件を並べると、次の打ち手が明確になります。

 

症状 重点チェック 再現/対処のコツ
即失敗 形式/サイズ/ファイル名 JPEG保存・縮小・半角名へ変更して別名アップ
途中で停止 通信/VPN/拡張/キャッシュ 回線切替・VPN/拡張OFF・シークレットで再試行
挿入後に非表示 貼り付け位置/サイズ/下書き 新規記事で段落先頭に単独挿入→保存→更新
端末差で発生 権限/ブラウザ/アプリ版 写真権限ON・別ブラウザ/最新版アプリで検証

 

記録しておくと早く直る項目
  • 発生タイミング(アップロード/挿入/プレビュー/公開後)
  • 端末・OS・ブラウザ/アプリの種類とバージョン
  • 画像の詳細(形式・サイズ・縦横・ファイル名)

 

画像仕様と変換|形式・サイズ最適化

「貼れない」「重くて途中で止まる」の多くは、画像の“仕様”と“重さ”が合っていないことが原因です。まずは用途別に形式を選び、余計な情報を削って軽量化、横幅をブログに合わせて最適化する流れにすると失敗が減ります。

公式の対応形式は gif/jpg(jpeg)/png です。色空間はsRGBに統一し、メタデータ(位置情報・撮影情報)やレイヤー情報は削除します。

 

長辺はスマホとPCの両方で崩れにくい「横1200〜1400px」程度が扱いやすく、比率は16:9や4:3などページ設計に合わせて固定すると見栄えが安定します。

ファイル名は半角英数とハイフン(例:blog-hero-1400×900.jpg)にすると、アップロード時のエラーを避けやすくなります。

透過PNGや超高解像の写真は容量が膨らみがちなので、画質80%前後のJPEGに書き出す・不要な透過を外すなど、軽量化と見た目のバランスを取りましょう。

 

確認観点 最適化のポイント
形式 写真=JPEG/図やUI=PNG。アニメは容量に注意。TIFF・PSD・RAWは避ける
サイズ 横1200〜1400px目安、比率は16:9・4:3などを固定。画質はJPEG品質80%前後
色・情報 sRGBに統一、EXIFや位置情報を削除。透過は必要時のみ
ファイル名 半角英数+ハイフン。絵文字・全角記号は避ける(例:post-2025-10.jpg)

 

最適化の基本手順(要点)
  • 用途で形式を選ぶ→写真はJPEG、図はPNG
  • 無料プランは1枚あたり3MB以下、Amebaプレミアムは1枚10MB以下
  • 色空間をsRGBへ統一→EXIFや位置情報を削除

 

対応形式とサイズ上限の目安

実務上のトラブルを減らすには、「対応しやすい形式」と「無理のない容量・サイズ」を守るのが近道です。写真やイラストはJPEGが最も安定し、図・スクショ・文字入り画像はPNGが滲みにくく適しています。

GIFやアニメーションPNGは動作はするものの容量が膨らみやすいので、まずは静止画での掲載を検討し、必要な場合のみ使うのが安全です。

 

サイズは“見た目に必要な解像度まで”が基本で、横1200〜1400pxに収めればスマホでもPCでもレイアウトが崩れにくく、容量も抑えられます。縦長画像はスクロール負荷が増えるため、分割して掲載すると読みやすくなります。

色はsRGB以外(Display P3など)のままだとブラウザで色転びが出ることがあるため、書き出し時にsRGBへ変換してください。

 

ファイル名に全角・スペース・絵文字・特殊記号が含まれると、環境によってはアップロードが弾かれることがあるので、半角英数とハイフンのルールに統一します。

また、透過PNGや超高解像JPGは容量が増えるため、サムネイルや本文上部の画像は軽量版、レビューや拡大表示が必要な画像はやや高解像度、と役割で使い分けると表示速度と画質の両立がしやすくなります。

 

項目 目安・推奨
形式の選び方 写真=JPEG/図・文字=PNG/動きは最小限のGIF
解像度・幅 横1200〜1400px(比率16:9や4:3で統一)
画質・容量 JPEG品質約80%、1枚あたり数百KB〜1MB台を目安に軽量化
色空間 sRGBへ変換(色転び防止)
ファイル名 半角英数+ハイフン(例:header-1400×900.jpg)

 

起こりやすいミスと回避策
  • 超高解像のまま掲載→横1400pxへ縮小し容量を圧縮
  • HEIC/WEBPのまま→JPEG/PNGに変換して再試行
  • 全角・絵文字のファイル名→半角英数+ハイフンへリネーム

 

HEIC/WEBPの変換とリサイズ手順

iPhoneの標準設定で撮影したHEIC、Androidや一部アプリが書き出すWEBPは、そのままだと貼り付け時に失敗する原因になりやすい形式です。

安定させるには、投稿前にJPEG(写真)かPNG(図)へ変換し、横幅を最適化しておきます。変換〜リサイズは難しくありません。

 

まず、端末の設定で今後の撮影を互換性重視にしておくと、以後は自動でJPEG保存になります(例:iPhoneのカメラ設定で「フォーマット→互換性優先」を選択)。

既存のHEIC/WEBPは、画像編集アプリや端末の「共有/エクスポート」から「JPEG/PNGで保存」を選び、同時にリサイズ(横1200〜1400px、画質80%前後)を指定します。

 

スクリーンショットは端末仕様でPNGになりますが、写真として使う場合はJPEGに書き出すと容量を抑えられます。

複数画像を扱うときは、同じ比率・同じ長辺で一括変換しておくと、記事内のレイアウトが揃って見やすくなります。

 

  1. 端末設定を確認(今後の撮影を互換性優先=JPEG保存に)
  2. 既存のHEIC/WEBPを「エクスポート→JPEG/PNG」で書き出し
  3. 同時にリサイズ(横1200〜1400px・画質80%前後・sRGB)を指定
  4. ファイル名を半角英数+ハイフンに統一して保存

 

変換時のチェックリスト
  • 書き出し形式:JPEG(写真)/PNG(図・文字)
  • サイズ:横1200〜1400px、比率は統一(例:16:9)
  • 色空間:sRGB、メタデータ削除で軽量化

 

うまくいかない時の見直しポイント
  • 変換はしたが横幅が大きすぎる→再度リサイズして容量を圧縮
  • 透過PNGのまま容量過多→JPEGで書き出し直し(必要なら背景色を付与)
  • エクスポート後も失敗→別名保存・別の編集アプリで再出力

 

ブラウザ・アプリ・OSの対処

画像が貼れないときは、ソフト側の“土台”を整えるだけで解消する例が多いです。まず、ブラウザ/アプリ/OSの三層をそれぞれ最新化し、動作を邪魔しがちな要素(肥大したキャッシュ、拡張機能、バックグラウンド制限、VPN/プロキシ等)を一時的に外して再試行します。

PCはブラウザのプロファイル破損や拡張機能の干渉、スマホは写真へのアクセス権や省電力設定・ストレージ不足が原因になりやすいです。

 

アプリ利用時は、強制終了→再起動→最新版更新→再ログインの順に整え、改善しなければ一旦OS標準のブラウザ(Safari/Chrome等)で同じ操作を再現し、問題が「アプリ固有」か「環境全体」かを切り分けます。

さらに、OSの日時ズレ・証明書エラー・セキュリティアプリの過剰ブロックも失敗要因です。

 

以下の表を目安に、上から順に負荷の低い対処を試し、効果がなければ一段重い対処(再インストール、別ブラウザ、別端末)へ進めてください。

主な見直し 狙い
ブラウザ キャッシュ/クッキー削除、拡張機能OFF、シークレットで再試行 破損データ・拡張干渉の除去
アプリ 強制終了→再起動、最新版更新、再ログイン 一時的不具合のクリア
OS/端末 写真権限ON、空き容量確保、省電力/VPNの解除、時刻の自動設定 権限・通信・省電力の影響排除

 

まず試す“土台リフレッシュ”
  • 最新化:OS・アプリ・ブラウザをアップデート
  • 無効化:拡張機能/VPN/省電力を一時OFF
  • 切替え:Wi-Fi↔︎モバイル回線、アプリ↔︎標準ブラウザ

 

キャッシュ削除・拡張機能OFFで再試行

キャッシュが肥大していたり、拡張機能(広告ブロッカー、翻訳、セキュリティ補助、ダウンロード管理系など)が挙動に干渉すると、アップロード完了前に読み込みが止まることがあります。再現性を高めるには「素の環境」に近づけて検証します。

PCはシークレットウィンドウでログインし、拡張機能を一括OFF→必要最小限のみONに戻して原因特定。

 

スマホのブラウザはサイトデータの削除後に再ログインします。アプリは強制終了後に再起動し、うまくいかなければOS設定からアプリのストレージ使用状況を確認して不要データを削除(※端末仕様により名称は異なります)。

キャッシュ削除後は一度OSごと再起動すると、ネットワークスタックの不調も同時に解消しやすくなります。

あわせて、OSの時刻同期がズレているとHTTPS周りで失敗するケースがあるため「自動設定」を有効にしておくと安全です。

 

【チェックの流れ(本文+箇条書き)】

  • シークレットウィンドウでログイン→拡張機能を全OFFで再アップロード
  • サイトデータ/キャッシュ削除→ブラウザ再起動→再試行
  • アプリ強制終了→再起動→改善なければアプリ内データを整理
  • 端末を再起動→時刻の自動設定をONで同期

 

それでも止まる時の見直し
  • 拡張機能を1つずつON→犯人特定(広告ブロック/スクリプト制御が要注意)
  • ウイルス対策/セキュリティのWeb保護を一時OFF→再試行(作業後は必ずON)
  • 社内ネットワーク/公共Wi-Fi→個人回線へ切替えて検証

 

再インストール・別ブラウザ検証

キャッシュや拡張で改善しない場合は、環境の破損やアプリ固有不具合の可能性が高いです。もっとも確実なのは「別経路で同じ操作を試す」こと。

標準ブラウザ(Safari/Chrome/Edge 等)に切り替えてアップロード→本文へ挿入まで再現し、問題が再発するか確認します。

アプリ側に限った現象なら、一度アンインストール→再インストールで初期化し、ログインし直して検証します。再インストール前には下書き・画像のバックアップを忘れずに。

 

PCであれば、別ユーザープロファイルやポータブル版ブラウザを新規作成して試すと、設定や拡張の影響を完全に切り離せます。

加えて、異なる端末(スマホ↔︎PC)でも同手順を再現し、どの組み合わせで成功/失敗するかをメモに残すと、原因の層(アプリ/ブラウザ/端末/ネットワーク)が明確になります。

 

検証ルート 手順のポイント 読み取れること
別ブラウザ 標準ブラウザに切替→ログイン→同画像で再試行 ブラウザ固有/拡張由来かの切り分け
再インストール アンインストール→再インストール→再ログイン アプリ内データ破損の解消可否
別端末 スマホ↔︎PCで同操作を再現 端末/OS依存かネットワーク依存か

 

再インストール前のミニチェック
  • 下書き・画像の退避(誤削除防止)
  • 二段階認証やバックアップコードの準備(再ログイン用)
  • OS更新の保留解除→再起動後に実施

 

以上の対処で「どの層で詰まっているか」を明確にできれば、以降のサイズ変換・形式変更・問い合わせの精度が一段上がり、解決までの時間を短縮できます。

 

端末権限・通信・ストレージの確認

画像が貼れない原因は、端末側の「権限(写真へのアクセス)」「通信(回線・VPN・フィルタ)」「ストレージ(空き容量)」のいずれかに潜んでいることが多いです。

まず、写真アプリやストレージへのアクセス権が拒否された状態だと、そもそも画像選択やアップロードが開始できません。

 

次に、公共Wi-Fiや社内ネットワーク、VPN/プロキシ、セキュリティアプリのWeb保護がトラフィックを遮断し、読み込み途中で止まるケースがあります。

さらに、端末やクラウドの空き容量不足は一時ファイルの作成に失敗してアップロードが途切れる典型要因です。

 

下記の観点で「権限→通信→容量」の順に切り分けると、無駄なく原因に当たりやすくなります。

観点 確認ポイントと対処の例
権限 写真・ストレージへのアクセスが許可か/アプリの写真選択が「すべての写真」になっているか
通信 Wi-Fi↔︎モバイル切替・VPN/プロキシOFF・公共Wi-Fiのログイン/年齢フィルタ解除・DNS変更の有無
容量 端末/クラウドの空き容量確保・ゴミ箱/最近削除から完全削除・一時ファイルのクリア後に再試行

 

端末側を整える基本手順
  • 写真アクセス権を「許可(すべての写真)」に設定
  • Wi-Fiとモバイル回線を切替→VPN/プロキシ/広告ブロックを一時OFF
  • 空き容量を確保(1〜2GB目安)→端末を再起動して再試行

 

写真アクセス権と空き容量のチェック

写真アクセス権が限定的(「選択した写真のみ」など)だと、記事に貼りたい画像が一覧に現れなかったり、選択後に権限エラーで失敗することがあります。

まず端末の設定で、対象アプリ(ブラウザ/アメブロアプリ)の写真アクセスが「許可(すべての写真)」になっているかを確認しましょう。

あわせて、ファイルアプリ/ギャラリーへのストレージ権限も「許可」へ。PCのブラウザ利用なら、OSのプライバシー設定(ピクチャ/ダウンロードフォルダへのアクセス)やブラウザのサイト別権限(画像/クリップボード/ローカルファイル)も確認します。

 

次に空き容量です。アップロード中は一時ファイルが生成されるため、端末・アプリ・クラウド(iCloud/Googleフォト等)の空きが少ないと途中で停止します。

不要な動画や重複写真を削除し、ゴミ箱(最近削除)も空にして実容量を回復させてください。スクショや連写のHEIC/ライブフォトは容量増の犯人になりやすいので、必要なものだけJPEGへ書き出して保存し直すと軽くなります。

最後に端末を再起動し、写真アプリを一度開いてサムネイルの再生成を完了させてからブラウザ/アプリで再試行すると成功率が上がります。

 

項目 確認場所 対処のコツ
写真アクセス権 端末の設定→プライバシー/アプリ→写真 「すべての写真を許可」へ。限定選択→一覧に出ない原因を排除
ストレージ権限 設定→アプリ→権限(ストレージ/メディア) 読み書き許可に変更→ファイル選択/保存の失敗を防止
空き容量 設定→ストレージ/写真アプリの「最近削除」 1〜2GB以上確保。ゴミ箱も空にして実際の空きを増やす

 

見落としがちなポイント
  • 最近削除フォルダに溜めっぱなし→容量は空かない
  • ライブフォト/連写を大量保存→一時ファイル生成で失敗しやすい
  • クラウド最適化のみ→実体が未ダウンロードで貼り付け時に待機が発生

 

通信環境・VPN・セキュリティ設定

アップロードが途中で止まる、プレビューは出るのに公開で消える、といった症状は通信環境やフィルタリングの影響が濃厚です。

まず、公共Wi-Fiや社内ネットワークはコンテンツフィルタ(画像・大容量ファイルの制限)やログイン前ポータルが設定されていることがあります。

Wi-Fiとモバイル回線を切り替え、個人回線で再試行してみてください。VPN/プロキシは暗号化経路を変えるため、画像CDNへの到達でエラーになる例があるため、一時的にOFFにします。

 

家庭内では、セキュリティアプリやルーターの保護機能(Web保護/スキャン)が画像アップロードをブロックする場合があります。該当機能を一時停止→検証→作業後に必ずONへ戻す運用が安全です。

DNSのカスタム設定(広告ブロック系DNS)も読み込みを阻害することがあるので、端末のDNSを自動取得へ戻して検証しましょう。

 

さらに、端末の日時ズレはHTTPS検証に失敗しやすく、TLSエラー→画像だけ失敗という現象を生むことがあります。

「自動日時設定」を有効にしてから再試行してください。最後に、ルーターや端末を再起動し、別ブラウザ/別端末で同画像をテストすれば、ネットワーク依存か端末依存かを切り分けられます。

 

症状 疑われる要因 対処の例
途中で停止 公共Wi-Fiのフィルタ・VPN/プロキシ・広告ブロックDNS 個人回線へ切替・VPN/プロキシOFF・DNS自動に戻す
プレビューのみ表示 セキュリティアプリのWeb保護/HTTPSスキャン 一時停止→検証→作業後ON。例外サイトに追加
即時エラー 日時ズレ/TLS検証失敗・ルーター不調 自動日時設定ON・ルーター/端末を再起動

 

通信まわりの時短チェック
  • Wi-Fi↔︎モバイル回線の切替→個人回線で再試行
  • VPN/プロキシ/広告ブロックDNSを一時OFF
  • セキュリティのWeb保護を一時停止→完了後は必ずON

 

これらの手順で「権限・通信・容量」の各層を順番に整えると、貼り付け失敗の大半は解消できます。

改善が見られない場合は、どの層で何を試してどうなったか(時刻・端末・回線・画像の形式/サイズ)を書き留め、次の「表示設定と最終手段・問い合わせ」で活かしてください。

 

表示設定と最終手段・問い合わせ

ここまでで素材・環境・操作を整えても解消しない場合は、「表示設定」と「最後の切り分け(問い合わせ準備)」に移ります。

表示設定では、記事側のレイアウト(画像の幅・位置・回り込み・余白)や、プラグイン/装飾(表・ボックス直後の挿入、段落内の入れ子)との相性が原因で、アップロード済みでも“見えない/崩れる”ことがあります。

まずは〈画像を段落先頭に単独で挿入→保存→プレビュー〉という最小手順で確認し、うまく表示されたら、回り込み(左/右)やサイズ(本文幅・中・小)を段階的に調整します。

 

次に、画像の自動圧縮/自動縮小の挙動を確認し、二重圧縮(書き出し時+プラットフォーム側)が生じていないかを比較。

リンク先設定(なし/元画像/任意URL)は“なし”で検証し、問題がなければ必要に応じて戻します。

どの設定で失敗するかを記録できたら、再現性の高い条件(画像1枚・本文短文)で切り分けたうえで、次の節の問い合わせテンプレートにまとめると解決が速くなります。

 

症状 見直しポイント
プレビューだけ空白 段落先頭に単独挿入/回り込み解除/リンク先「なし」で検証
本文で縮み/ボケる 画像幅を本文幅へ、二重圧縮を回避(書き出し画質80%+自動圧縮の比較)
表やボックス直後で崩れる 段落を1行空けて挿入、画像を上に置きキャプションは別段落

 

最終切り分けのすすめ方(要点)
  • 最小手順:段落先頭に画像1枚→保存→プレビュー
  • 装飾を足し戻す順:サイズ→回り込み→リンク→キャプション
  • 成功/失敗の設定値をメモ→問い合わせの材料にする

 

画像表示設定・圧縮の見直し

表示の乱れは、“サイズ指定”と“圧縮の掛け方”で解消できることが多いです。まず、画像そのものは横1200〜1400px・sRGB・JPEG画質80%前後に揃え、記事側のサイズは「本文幅」に統一します。

小・中サイズを混在させると、モバイルで文字幅と画像幅がずれて読みづらくなります。回り込み(左/右)は本文の先頭見出し直下では使わず、段落を1行空けてから適用すると崩れにくくなります。

 

次に、二重圧縮の回避です。書き出し時に十分軽量化しているのに、プラットフォーム側の自動圧縮が強く掛かるとボケが出ます。

そこで、同一画像で〈自動圧縮あり/なし〉を比較し、差が大きい場合は“書き出しで軽く、プラットフォーム側は標準”を基本に、透過PNGは必要最小限に絞ります。

 

リンク先設定は、検証時は「なし」に固定し、動作が安定したら「元画像」へ切り替えます。キャプションは長文を避け、改行を多用せず短く要点を記すと崩れにくいです。

最後に、表やボックスと連続させる場合は、画像の前後に空行を入れ、同じ段落内に複数の装飾を重ねないのが安全です。

 

設定項目 推奨 理由/注意
画像幅 本文幅(横1200〜1400pxで書き出し) モバイルでの横スクロールを防ぎ画質を維持
圧縮 書き出し80%前後+標準圧縮 二重圧縮を避けつつ軽量化を両立
回り込み 段落を空けてから適用 直後の表/ボックスと干渉しにくい
リンク先 検証時は「なし」→安定後に変更 リンク先エラーによる非表示を切り分け

 

ありがちな失敗と対策
  • 小サイズで貼って拡大表示→ボケる→本文幅で貼り直す
  • 透過PNG多用で容量過多→JPEGへ書き出し直し
  • 見出し直後で回り込み→段落を空けて単独挿入

 

エラー収集と問い合わせの書き方

最終手段は、再現条件を整理して問い合わせることです。要点は「だれが・いつ・どこで・何をしたら・どうなったか」を客観的に示すこと。

環境情報(端末/OS/ブラウザまたはアプリのバージョン、回線種別)、画像の詳細(形式・サイズ・解像度・ファイル名)、発生箇所(アップロード/挿入/プレビュー/公開後)、実施した対処(変換・リサイズ・キャッシュ削除・別ブラウザ/別端末)を時系列でまとめます。

 

画面証跡は、URLと時刻が写る全体スクリーンショットを用意し、個人情報はマスキング。再現動画(短尺)も効果的です。

問い合わせは一件一事象が鉄則で、複数の事象を混在させると切り分けが難しくなります。件名は「画像貼り付け不可|挿入時に空白|iPhone/アプリ版」のように“現象|段階|環境”を入れると伝わりやすいです。

 

項目 記載例
環境 iPhone/iOS 17、Amebaアプリ ver.X.X、4G回線
画像詳細 JPEG 1400×900/約450KB/file名:post-1400×900.jpg
再現手順 記事編集→画像追加→アルバム選択→挿入→プレビューで空白
対処済み JPEG再書き出し、別名保存、キャッシュ削除、別回線/別端末で再試行

 

送信前チェック(抜け漏れ防止)
  • 端末/OS/ブラウザorアプリのバージョンを明記
  • 発生段階(アップロード/挿入/プレビュー/公開後)を特定
  • 実施した対処と結果を時系列で記載+スクショ添付

 

この形で提出すれば、サポート側は“どの層で不具合が出ているか”をすぐ推定できます。返信が来るまでの間は、成功条件が見つかった方の設定で運用を続けつつ、失敗側の再現は控えると、記事公開の遅延を最小化できます。

 

まとめ

画像が貼れない時は、①基本確認→②画像仕様→③ブラウザ/アプリ→④権限・通信・容量→⑤表示設定→⑥記録と問い合わせ、の順で進めると早く解決できます。

まずは形式をJPEG/PNGに変換・1〜3MBへ最適化、キャッシュ削除、拡張機能OFF、権限ONと空き容量確保、別ブラウザ/再インストールを試しましょう。

改善しない場合は、エラー文・発生時刻・端末情報・再現手順を添えて問い合わせるのが最短です。