「AmebaPickの審査が通らない…」を最短で解消するための実践ガイドです。公式の利用条件・禁止事項、申請~審査の流れ、落ちやすい表現の修正、再申請手順、最終チェックまでを初心者にもわかりやすく解説していきます。メール認証や報酬受取設定、端末・アプリ環境の見直しも網羅し、ムダな差し戻しを減らして合格率を高めるコツをご紹介します。
目次
審査通らない原因と公式基準
AmebaPickの審査で落ちる主な理由は、公式基準の未達・規約や法令に触れる表現・申請情報の不備の三点に集約できます。まず前提として、アカウント情報(氏名・生年月日・住所・連絡先)が正確で、メール認証が完了していることが必要です。次に、ブログの内容が公序良俗に反しないこと、著作権・肖像権を侵害していないこと、誤解を招く表示(過度な効果効能や根拠のないNo.1訴求など)がないことを確認します。さらに、アメブロではAmeba Pick以外のアフィリエイトリンクは原則利用不可です。ただし楽天ROOM・ポイントサイトの友達紹介リンクは利用可とされています。申請前に該当リンクの残存を確認し、不要な外部ASPリンクは削除してください。申請前に既存記事も含めてリンク運用を棚卸しし、不要なリンクは削除しましょう。最後に、未成年での申込み、反社会的勢力の関与、連絡不能、虚偽登録などはそもそも承認対象外です。以上を踏まえ、申請前に「本人情報・表現・リンク運用」の三つの観点でセルフチェックを行い、疑わしい点は修正してから再申請するのが最短ルートです。
【原因の切り分け】
- 本人情報・メール認証の不備→基本情報の再確認と再送依頼
- 表現・法令・権利面の問題→該当記事の修正・非公開化
- リンク運用の不整合→外部ASPリンクの削除・置換
- 本人・年齢・連絡先:正確かつ受信可能か
- 表現・画像:法令・規約に適合しているか
- リンク運用:AmebaPick以外のASPが残っていないか
利用条件・禁止事項の要点
利用条件の核は「本人性の担保」と「規約順守」です。申請者はAmeba会員本人で、18歳未満は対象外、登録情報は事実と一致していなければなりません。メール認証は有効期限が設けられているため、受信後は速やかに手続きを完了します。禁止事項としては、公序良俗に反する内容、誹謗中傷、著作権・商標・肖像権の侵害、誤認を与える表示(根拠なきランキング・比較優位の断定)、医薬品的な効能効果の断定などが含まれます。アメブロの運用上は、AmebaPick以外の外部ASPリンクの掲載が不可のため、既存記事に残っていないかを重点確認しましょう。案件ごとに設けられる「表現ルール」「禁止キーワード」「広告主固有の条件」もあり、これらに抵触すると承認は難しくなります。審査前に、法令(薬機法・景表法・健康増進法など)→Ameba利用規約→各案件条件の順に照合し、引っかかる可能性のある表現は全て置き換えるのが安全です。
| 項目 | 要点 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 本人要件 | 18歳未満は不可/登録情報は事実と一致 | 氏名・住所・生年月日・連絡先の整合と受信可否 |
| メール認証 | 有効期限内に認証を完了 | 迷惑振り分け回避・ドメイン受信設定・即時アクセス |
| 表現ルール | 誇大・断定・根拠不明の比較は不可 | 数値根拠の明示/出典の明確化/曖昧表現の回避 |
| 権利関係 | 画像・音源・引用は適法範囲 | 出所表示・許諾の有無・自作素材の優先利用 |
| リンク運用 | 外部ASPリンクは不可 | 既存記事の一括見直し・置換・削除の実施 |
- 口コミの断定表現(効果が出る・治る 等)
- 画像の二次利用(出典不明・無断転載)
- 他ASPの残骸リンク(古い記事に残りがち)
申請手順と審査時間の目安
申請は「ブログ管理」からAmebaPickの申込みに進み、案内メールのURLで基本情報の登録と同意手続きを行います。URLには期限があるため、受信したらすぐにアクセスし、氏名・住所・生年月日などの必須項目を正確に入力してください。入力ミスや連絡不能は差し戻しの典型例です。審査の目安は最短10分、最大で2〜3営業日ですが、混雑時や確認事項が多い場合は前後します。進捗を待つ間は、既存記事の表現・画像・リンク運用を引き続き是正し、承認後すぐ活用できるよう準備しておくと効率的です。承認メールの見落としを防ぐため、迷惑メールフォルダとドメイン受信設定を事前に見直しましょう。承認後はエディタ上で「Pick」ボタン(またはタブ)から商品選定・リンク生成が可能になります。
【申請フロー(概要)】
- ブログ管理→AmebaPick申込み→案内メール受信
- メール内URLから基本情報登録・同意→送信
- 審査(通常は数営業日)→承認後に利用開始
- メール受信設定を先に調整→通知を確実に受け取る
- 入力情報は公的書類の表記と一致させる→後修正を防止
表現ルール違反の見直し手順
差し戻しの多くは、記事の言い回しや画像利用に起因します。見直しは、①効果効能の断定削除、②根拠の明示、③権利関係の確認、④案件ルールの再読、という順番で進めると効率的です。化粧品・健康食品などのジャンルでは医薬品的な表現は避け、「角質層まで」「◯◯感をケア」「◯◯の一助」などの許容幅に置き換えます。ランキング・No.1訴求は調査主体・方法・実施日を記載できない場合は削除が安全です。比較優位の断定(最安・最強など)も根拠がなければ避けます。画像は自作・許諾済み・フリー素材(ライセンス遵守)を用い、出典表記を明確にします。最後に、アメブロで許容されない外部ASPリンクが記事に残っていないかを全件検索で確認し、AmebaPickの導線に一本化してください。
【置換・修正の具体例】
- NG「シミが消える」→OK「日々のケアでシミを作らせない工夫」
- NG「肌の奥まで浸透」→OK「角質層まで浸透」
- NG「満足度No.1」→OK「◯◯調査(実施日◯月◯日)の結果を紹介」
- 法令→規約→案件条件の三層チェックは済んでいるか
- 外部ASPリンクは全て削除済みか(過去記事も含めて確認)
申請前に整える必須設定と準備
AmebaPickの審査は、ブログの内容だけでなく「連絡が確実に届くか」「本人情報が正しく紐づくか」「報酬受取の土台があるか」といった運用面の整備も評価に影響します。まず、Amebaアカウントの基本情報(氏名・生年月日・住所・連絡先)を見直し、表記ゆれや旧住所などの不一致を解消します。つぎに、登録メールの受信環境を点検し、迷惑メール振り分けやフィルターで申請メールが埋もれないように設定します。スマホ・PCのどちらで対応しても構いませんが、重要なフォーム入力はPCの安定した回線で行うとミスが減ります。ブログ側は、外部ASPリンクの撤去や画像の権利確認など規約面の整え直しを同時に進め、申請中に指摘されやすい“体裁の乱れ”を先回りで防ぎます。最後に、報酬受取のための連携(ドットマネー関連の口座・設定)や、外部ID(Google・Apple等)でログインしている場合のアカウント一致を確認しておくと、承認後の初期運用がスムーズです。
| 項目 | 整備しておくこと |
|---|---|
| 本人情報 | 氏名・住所・生年月日・連絡先を最新化→表記ゆれ・転居後の未更新を解消 |
| メール受信 | 迷惑振り分け停止・受信許可設定→申請メールを確実に受け取る |
| ブログ運用 | 外部ASPリンクの削除/画像の権利確認→規約順守を担保 |
| 報酬受取 | ドットマネー関連の口座・設定を事前に用意→承認後すぐ換金運用へ |
- 本人情報の整合→身近な公的表記と同じ表記に統一
- 受信設定の見直し→迷惑メール・プロモーション振り分けを一時緩和
- 外部ASPの残存リンクゼロ→ブログ内検索で一括確認
登録メール認証と受信設定の再確認
審査フローで最も多いつまずきは「申請メールが届かない」「URLの有効期限内に開けない」といった受信面の問題です。まず、申請に使うメールアドレスが日常的に確認できるものかを点検し、携帯キャリアの独自フィルターやPCの迷惑メール自動分類を一時的に緩めます。Gmailなら「迷惑メール」「すべてのメール」を検索し、送信元や件名の一部で検索すると見落としを減らせます。受信トレイがルールで細かく分かれている場合は、プロモーション・通知タブも必ず確認してください。リンクを開く端末は、文字化けや改行挿入でURLが切れにくいPC環境が安全です。メール本文のURLをコピーする際は、前後の空白や改行を除去してからブラウザに貼り付けます。
【メール認証が通らないときの流れ】
- 迷惑メール・プロモーション・ゴミ箱・アーカイブを横断検索
- 受信許可(ドメイン指定)を設定→再送依頼を実行
- PCでURLを開く→開けない場合は別ブラウザ/シークレットで再試行
- メアドの表記ゆれ→全角混在・余計な空白を削除して再入力
- URLの途中改行→コピー時に改行を除去して貼り付け直す
- 社内・学校ネットワーク制限→自宅回線やモバイル回線で開く
報酬受取・外部IDの連携確認
承認後すぐ運用できるよう、報酬受取の土台を先に整えておきます。Amebaの報酬はドットマネー経由で管理・交換する流れが一般的です。あらかじめドットマネー関連の口座・設定を用意し、必要に応じて本人確認の案内に沿って手続きを済ませておくと、換金やギフト交換までのタイムロスを防げます。あわせて、普段Amebaへ「外部ID(Google・Apple等)」でログインしている場合は、外部ID側のアカウントが意図したものに切り替わっているかを確認してください。別端末で別のGoogleアカウントに自動サインインしていると、Ameba側で別アカウント扱いになり、報酬の計上先がズレるリスクがあります。
【先にやっておくと安心】
- ドットマネー関連の口座・設定を準備→承認後の受取がスムーズ
- 外部IDの統一→端末のGoogle/Appleアカウントを目的のIDへ統一
- 自動サインインの一時停止→誤ったIDでの再ログインを防止
- 複数端末で異なる外部IDを使い分けない→アカウント分散の原因
- ログイン直後はプロフィール名・アイコンを目視確認→計上先を誤らない
審査に落ちた時の再申請手順
一度不承認でも、差戻し理由を解消すれば再申請で合格は十分狙えます。大切なのは「原因の特定→修正→証跡の保存→再チェック→再申請」という流れを丁寧に踏むことです。まず、管理画面や通知メールの文面から差戻しの趣旨を読み取り、該当記事・プロフィール・設定のどれに起因するのかを切り分けます。次に、表現・画像・リンク運用・本人情報の4領域を横断して是正し、修正前後のスクリーンショットを保存しておくと、万一の問い合わせ時に説明がスムーズです。再チェックは別端末/別ブラウザでも行い、Cookieやキャッシュの影響を除いた状態で動線を確認します。準備が整ったら、申請フォームの入力を誤りなく行い、受信設定を整えたうえで再申請へ。承認までの間は、既存記事の追加改善や新規記事の整備を進め、合格後すぐに運用を再開できる状態にしておくと効率が上がります。
【再申請のウォークスルー】
- 差戻し理由の特定→該当箇所を一覧化
- 表現・画像・リンク・本人情報を横断修正→証跡を保存
- 別端末・別ブラウザで再チェック→問題が残らないか確認
- 申請フォームを正確に入力→受信設定を整えて送信
| タスク | 目的 | 確認方法 |
|---|---|---|
| 原因特定 | 修正対象の明確化 | 通知文面・該当記事の洗い出し |
| 是正作業 | 規約・法令適合 | NG表現の置換・外部ASPの削除 |
| 動作確認 | 環境依存不具合の排除 | 別端末/シークレットで表示確認 |
- 修正前後の証跡を保存→問い合わせ時の説明が短縮
- 一括ではなく「重大箇所→軽微箇所」の順で確実に是正
差戻し箇所の修正と再チェック
修正の出発点は「具体的にどこがNGか」を粒度細かく特定することです。記事本文なら、誇大・断定・根拠不明の比較表現を中心に見直し、化粧品・健康食品は医薬品的な言い回しを許容表現に置換します。画像は出典や権利が曖昧なものを排除し、自作・正式許諾・適切なフリー素材のみを採用します。リンク運用は、AmebaPick以外の外部ASPが残っていないかをサイト内検索で横断確認し、導線をAmebaPickに一本化します。プロフィールや基本情報の表記ゆれ(旧住所・旧姓・全角半角混在)も差戻しの火種になりやすいので整えましょう。修正後は、PC/スマホ双方で表示と導線を確認し、キャッシュをクリアしたシークレットウィンドウでも再現性を確認します。最後に、誤りやすい入力項目(氏名・住所・生年月日・連絡先)を公的表記と照合し、漏れがなければ再申請へ進みます。
【重点見直しリスト】
- NG→OK置換:断定効能/No.1訴求/最安・最強などの比較表現
- 画像:自作・許諾・ライセンス明示のいずれかで担保
- リンク:外部ASPの残存ゼロ→AmebaPickへ統一
- 基本情報:表記ゆれ解消→受信可能なメールに統一
問い合わせ窓口と必要情報
修正しても解決しない、差戻し理由が特定できない場合は、公式ヘルプの「お問い合わせ」から状況を送ります。回答を早める鍵は、再現手順・環境・見え方・試行済み対処の4点を簡潔に揃えることです。環境は端末名・OS・ブラウザ(アプリ)・バージョン、ネットワーク(Wi-Fi/モバイル)まで書くと精度が上がります。再現手順は矢印で「管理画面→AmebaPick→申請→送信→◯◯表示」のように記載し、見え方はエラーメッセージやボタン名をそのまま引用します。スクリーンショットは個人情報をマスクし、発生画面と設定画面の2枚を添付すると切り分けが早まります。送信前に、返信が受け取れるよう迷惑メール・ドメイン指定を見直してください。なお、パスワードや二段階認証コードなどの機微情報は記載しないことが原則です。
- 環境:端末/OS/ブラウザ・アプリ名とバージョン/ネットワーク
- 再現手順:◯◯→◯◯→◯◯→表示/無反応
- 見え方:ボタン名・エラーメッセージ(文言そのまま)
- 試した対処:キャッシュ削除・別端末/別ブラウザ・再インストール等
- 返信受信設定はOKか(迷惑・プロモーション振り分けの緩和)
- 個人情報のマスクは十分か(氏名・住所・メールの隠し忘れ防止)
- 修正前後のスクリーンショットを用意→追加質問に即応できる
規約順守と表現ルールの対応
AmebaPickの審査で見落とされがちなのは「記事を良くする」以前に、規約・法令・広告主個別条件を同時に満たす運用体制を整えることです。対応のコツは、対象を〈法令〉〈プラットフォーム規約〉〈案件ルール〉の三層に分け、記事公開前に必ず横断チェックを行うことです。まずは法令(薬機法・景品表示法・健康増進法など)で使えない表現を除外します。次に、アメブロの運用ルールに合わせ、外部ASPのリンクや誤認を招く表示が残っていないかを確認します。最後に、案件ごとに指定される禁止キーワードや使用NG素材の有無を照合します。これを「記事執筆→初稿チェック→公開前チェック→公開後モニタリング」の4段階で回すと、差戻しや修正依頼の発生確率を大きく抑えられます。公開後は、コメントやアクセスの反応を見ながら、表現の行き過ぎやリンク切れを早期に是正します。チーム運用であれば、チェック担当を固定化し、テンプレートと用語集を共有すると、個人差による判定ブレを減らせます。
| 層 | 要点 | 確認方法 |
|---|---|---|
| 法令 | 効果効能の断定・優良誤認・有利誤認の回避 | NGワード表で置換、根拠の有無を明記 |
| 規約 | 外部ASP不可/誹謗中傷・権利侵害の排除 | サイト内検索で残存リンク・素材を一括確認 |
| 案件 | 禁止キーワード・素材範囲・訴求角度の制限 | 案件詳細と初稿を照合、差異は修正メモ化 |
- 先にNG表現を除外→その後に訴求を肉付け
- 公開前チェックリストを固定化→属人化を回避
薬機法・景表法のNG表現回避
審査差戻しの典型は、薬機法や景品表示法に抵触する言い回しです。化粧品・健康関連では「治る・消える・効く」などの医薬品的断定は避け、「◯◯感をケア」「角質層まで」「◯◯をサポート」などの許容表現へ置換します。景表法の観点では、最安・業界No.1・日本一などの優位表示は客観的根拠(調査主体・方法・実施日)が提示できない限り使用を避けます。比較訴求を行う場合は、比較条件を明示し、恣意的な切り取りにならないよう注意します。さらに、体験談の扱いも重要です。個人の感想である旨を明示し、万人に同じ効果が出るかのような断定は避けます。根拠資料があるときは、「◯◯の試験で△△が確認された」のように、事実と解釈を分けて表現すると安全です。下の表はNG→代替の考え方の例です。
| カテゴリ | NGパターン | 代替表現(例) |
|---|---|---|
| 効果断定 | 「シミが消える」「必ず痩せる」 | 「日々のケアでシミを作らせない工夫」「ダイエットの一助」 |
| 浸透表現 | 「肌の奥まで浸透」 | 「角質層まで浸透」 |
| 優位表示 | 「最安」「No.1(根拠なし)」 | 「◯◯社調べ(実施日:◯月◯日)の結果を紹介」 |
| 体験談 | 「誰でも同じ効果」 | 「個人の感想であり、効果を保証するものではありません」 |
- 数字だけ強調して根拠を示さない(率・母数・期間の併記が必要)
- ランキング出典が曖昧(媒体名・調査方法・時点を明記)
著作権・肖像権と誹謗中傷回避
画像・文章・ロゴ・人物写真の取り扱いは、審査だけでなくトラブル防止の要です。基本は「自作・使用許諾済み・ライセンス適合」以外の素材は使わないこと。フリー素材でも利用条件(商用可否・クレジット表記・二次配布の禁止など)を確認し、必要なら出所とクレジットを明示します。スクリーンショットは提供元のガイドラインに従い、加工やロゴ切り抜きが禁じられていないかを事前に確認します。人物写真は被写体の同意(モデルリリース)がない場合、個人を特定できる形での掲載を避けるのが安全です。誹謗中傷については、事実と意見を分け、断定的な評価語(詐欺・違法など)は公的根拠がない限り用いません。個人情報やプライバシー(住所・連絡先・取引履歴等)が推測できる記載は避け、引用の際は引用範囲を必要最小限にとどめ、主従関係を守ります。
【安全運用のチェックポイント】
- 素材:自作/許諾済み/ライセンス適合のいずれかで担保
- 人物:特定可能な写真は同意の有無を確認→疑わしければ不使用
- 引用:出所明記・最小限・改変しない→自説が主、引用は従
- 記述:事実(確認可能)と意見(主観)を明確に分離
| 対象 | OK/NGの目安 |
|---|---|
| ロゴ・商標 | OK:ルールに沿った引用・紹介/NG:無許諾の加工・商品化 |
| レビュー | OK:体験に基づく感想+根拠資料/NG:断定・人格攻撃 |
| 個人情報 | OK:匿名化・モザイク済み/NG:特定可能な情報の露出 |
- 公開前:素材権利と記述の事実関係をダブルチェック
- 公開後:指摘や通報が来たら即時非公開→事実確認→必要に応じ修正
落ちないための最終チェック
審査で落ちる原因の多くは、記事内容の良し悪しよりも「基本ルールの取りこぼし」と「環境起因の不備」です。再申請前に、本人要件・運用ルール・端末/アプリ環境という三つの軸で横断チェックを行いましょう。具体的には、年齢や登録情報の整合、外部ASPリンクの有無、薬機法・景表法に触れる表現の残存、画像の権利関係、受信メール設定やアプリのバージョン、ブラウザのCookie有効化などを一度に点検します。最終チェックは、PCとスマホの双方で実画面を確認し、シークレットウィンドウで再現性も見ます。さらに、外部ID(Google・Apple等)での自動サインインが意図したアカウントになっているか、報酬受取の準備(ドットマネー関連設定など)が済んでいるかも確認しておくと、承認後の運用がスムーズです。下表の要点を「必須→推奨」の順で潰してから申請すると、差し戻しの確率を大きく下げられます。
| 区分 | 必須チェック | 推奨チェック |
|---|---|---|
| 本人・規約 | 年齢要件/登録情報の一致/外部ASPリンクなし | 案件固有NGキーワードの最終照合 |
| 表現・素材 | 断定効能の削除/権利確認済み画像のみ | 出典・数値根拠の明示/体験談の但し書き |
| 環境・運用 | 受信設定/アプリ最新版/Cookie有効 | 別端末・別ブラウザで動線確認 |
年齢・外部ASP・運用ルール確認
申請前にまず整えるのは「本人要件」と「アメブロでの運用ルール」です。年齢要件を満たしていること(登録生年月日の整合)を確認し、氏名・住所・連絡先などの基本情報は現在の表記と一致させます。つぎに、アメブロ内で許容されない外部ASPリンク(他社アフィリエイト)の残存をゼロにします。古い記事やプロフィール欄、フッター、固定ページに残っているケースが多いため、ブログ内検索で「http」「aff」「?utm」などを横断して洗い出し、AmebaPick導線へ統一します。記事表現は薬機法・景表法に配慮し、断定効能(治る・痩せる等)や根拠不明のNo.1訴求を削除。画像は自作・許諾済み・ライセンス適合のみ使用し、必要に応じて出典表記を明示します。最後に、案件固有の禁止キーワードや訴求角度の制限に触れていないかを案件詳細で再確認し、申請前の「規約→記事→導線」順で最終点検を行いましょう。
【確認してから申請】
- 年齢・基本情報→生年月日/住所/連絡先の整合を確認
- リンク運用→外部ASPリンクを削除しAmebaPickに一本化
- 表現・素材→断定表現の削除/画像の権利と出典を明示
- 案件ルール→禁止キーワード・訴求制限を再照合
- 「規約→記事→導線」の順で見ると漏れが出にくい
- 古い記事・固定ページ・プロフィールも必ず点検
端末・アプリ・環境の最終点検
表現やリンクを整えても、環境の不備で再申請に失敗することがあります。まず、申請に使うメールアドレスの受信設定を見直し、迷惑メール・プロモーションへの自動振り分けを一時緩和します。申請URLは有効期限があるため、PCの安定した回線で開くと確実です。アプリは最新版へ更新し、ブラウザはCookieとJavaScriptを有効にしておきます。外部ID(Google・Apple等)でログインしている場合は、端末側のアカウントが意図したIDになっているかを事前に統一し、自動サインインが誤アカウントで起動しないよう一時停止するのも有効です。動作確認はPC/スマホの両方で行い、シークレットウィンドウでキャッシュの影響を排除した上で、管理画面→AmebaPick→申請→送信の動線が途切れないかを確認します。最後に、承認後すぐ運用できるよう、ドットマネー関連の受取設定の準備も済ませておくと、初動がスムーズです。
【環境チェックの流れ】
- メール受信設定→迷惑・プロモーションを一時緩和して検索
- アプリ最新版→ブラウザはCookie有効・拡張機能は一時停止
- 外部IDの統一→意図したアカウントで再ログイン
- PC/スマホで動線確認→シークレットで再現性を確認
- URLの途中改行や全角混入に注意→貼り付け時に空白を除去
- 社内ネットワークで弾かれる場合→自宅回線やモバイル回線で実施
まとめ
本記事では、審査に通らない主因の特定→公式基準の再確認→必要設定の整備→差戻し箇所の修正→再申請→最終チェックの流れで対処法を整理しました。表現ルールと規約順守を徹底し、メール認証・受取設定・環境を整えることで、不合格の再発を防げます。まずはチェックリストで三つの改善点を決め、今日中に修正→再申請へ進めてください。
























