この記事ではアメブロの記事別のアクセス数の見方やアクセスアップ対策のコツを解説していきます。
アメブロの記事が増えると「人気記事のアクセス数を知りたい」と思うこともあるでしょう。たしかに細かいアクセスデータを理解していなければ、今後の記事ネタ選定に狂いが出てくるかもしれません。集客率を上げるためには、現在のアクセス状況の把握が不可欠ですので、ぜひアクセス数の見方を参考にしてみてください。
目次
アメブロで記事別アクセス数は見られる?
アメブロのアクセス解析では日別や期間別のアクセス数以外に、記事ごとのアクセス解析が可能です。記事別の閲覧数がわかると、以下の点が明確になります。
- 読まれている記事テーマ
- 画像ありなしの違い
- 見出しはあった方がいいか
- 文章全体のボリュームはどれくらいがいいか
よく閲覧されている記事には「読まれる要素」が多く含まれているはずです。そのため、記事別の訪問者数のデータが今後の記事作成のヒントになります。
また、すごく読まれている記事とあまり読まれていない記事の違いを分析すれば、あらたな改善点が見えてくるはずです。アメブロでは記事アクセスランキングの確認もできるため、記事別アクセス解析と併せての活用で、さらなる顧客獲得へとつながるでしょう。
アメブロの記事別アクセス数の見方
記事別のアクセス数は、アクセスランキング上位10位までの記事を対象に解析が可能です。記事アクセスランキングとともに、記事別のアクセス数の見方をご説明します。
- アメーバブログアプリを開く
- メニューバーの中の「ブログ管理」をタップ
- メニューバーの中の「アクセス解析」をタップ
- 上部ツールバーの「記事別」をタップ
- 記事アクセスランキングが一覧され、各記事の欄にアクセス数が表示
- 「もっと見る」をタップすると上位10位までが表示される
アメブロのアクセス解析では、3ヶ月前までが保存されており、記事別アクセス数は当月を含む3ヶ月間が対象となります。
デフォルトでは7日間に設定されていますが、その他の期間を指定して解析を見るときの期間の区切りは、以下の通りです。
- 今日
- 昨日
- 7日間
- 30日間
- 先月(◯月と表示)
- 先々月(◯月と表示)
- 3ヶ月前(◯月と表示)
期間を指定して記事別アクセス数を見る場合は、上部ツールバーの下の「7日間」と表示されたタップしましょう。すると、各期間が表示されるので好きな期間を選ぶと、アクセス解析に反映されるシステムです。
アクセスアップに役立つ内部リンクと関連記事
アメーバブログの記事別アクセス数が把握できると、内部リンクや関連記事などでアクセスアップ対策ができるため、着実に集客を強化できます。アクセス数を上げるために活用される内部リンクと関連記事表示は今後の顧客獲得に向けても理解してと良いでしょう。
記事別アクセスや人気記事ランキングのチェックに慣れてきたら、ぜひ導入してみてください。アメブロにおいての内部リンクと関連記事表示のメリットや方法をご説明します。
内部リンクとは?
内部リンクとは、そのサイトやブログの中のページや記事同士をリンクで繋げることです。アメーバブログであれば、記事中に過去の記事や参考になる自分のアメブロ内の記事、関連する記事のリンク貼り付けが全て内部リンクとなります。
内部リンクを増やすと、アクセス数が上がりやすくなります。その理由は、2つあります。
- クローラーの情報認識度が上がる
- 読者の滞在時間が長くなる
クローラーとは、インターネット上を迂回して各ウェブサイトの情報やデータを収集するロボットです。クローラーがなければ、ネット検索でキーワードを入れて検索をしたとしても、該当するサイトやページが表示されません。
つまり、できるだけ多くのサイトやページを正確に把握した上で、検索結果に反映させるために存在するロボットなのです。
自分のアメブロ内でアクセスが高い記事の中に内部リンクを入れておくことで、クローラーを他記事へと誘導できます。それと同じように、読者も他記事を読む確率が高くなるので、アクセス数に反映されます。
また、読者が他記事も一緒に読むことで滞在時間が長くなり、クローラーからのサイト評価を受けやすくなります。サイトの評価が高くなるほど検索結果の上位に表示されるため、検索からの集客も見込めます。
関連記事表示とは?
内部リンクにも含まれる関連記事表示とは、記事の内容と同じテーマや関連する内容の過去記事を一覧することです。記事を読んだ後に記事下の関連記事を目にした読者は同じテーマ、もしくは関連する内容のため、続いて関連記事も読む確率が高いです。
また、読者が内部リンクした関連性の高いページを頻繁に読むようになると、その動きをクローラーが「役に立つ専門分野の記事がある」と判断し、サイトの評価が高くなります。
内部リンクと関連記事の貼り方
アメブロの記事に内部リンクと関連記事を貼る場合、テキストリンクかリンクカードのどちらかの方法で貼ります。
テキストリンクとは記事中の文章の該当箇所(単語や一文)にリンクを貼る方法です。リンクカードは、文章以外の箇所に貼れるボックス型リンクです。
貼る場所は、内部リンクが記事中、関連記事が記事下に好ましいでしょう。まず、テキストリンクの方法は次のとおりです。
- ブログ投稿編集画面のツールバーの中の「リンクマーク」をタップ
- リンク先のURLを入力
- テキスト入力枠にリンク部分に表示したいテキストを入力
- 「リンクを挿入する」をタップ
次に、関連記事表示におすすめなリンクカードの貼り方をご説明します。
- ブログ投稿編集画面のツールバーの中の「リンクマーク」をタップ
- 上部バーの「投稿した記事」をタップ
- 該当記事を選択
- 右上の「挿入」をタップ
アクセスアップのコツとしては、記事別のアクセス数を調べてから、アクセス数が高い記事の中に内部リンクや関連記事表示をしていくことです。地道に続けていけば、ブログ全体の訪問者数や閲覧数が上がるでしょう。
Googleアナリティクスを併用してアクセスアップ
アメブロのアクセス解析を使った分析に慣れてくると、物足りなさを感じてしまうかもしれません。もっと深くアクセスの動向を知りたいと思い始めたら、Googleアナリティクスの併用がおすすめです。
Googleアナリティクスとは、Googleが提供する高性能なアクセス解析ツールです。アメブロ以外のブログサービスやWordPressにも導入ができ、幅広いユーザーに使われています。
アメブロにGoogleアナリティクスを導入すると、アクセスアップ対策に有効な流入元や流入キーワード、より詳しいユーザ属性が分かります。それぞれの解析ポイントの内容をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Googleアナリティクスの流入元とは?
Googleアナリティクスでわかる流入元とは、自分のアメブロに訪れるきっかけとなったページや検索ツールのことです。どこからどのようにして流れてきて、自分のアメブロ記事にたどり着いたかが分かります。
例えば、Twitterでツイートしたアメブロの記事の更新情報を見て自分の記事にたどり着いた場合、TwitterのツイートページのURLが流入元として表示されます。
TwitterやFacebookのようなSNSの他には、誰かのサイトやブログにて自分のブログ記事が紹介され、そのリンクから辿り着くケースもあるでしょう。
また、GoogleやYahoo!などの検索から流れてくる読者が多く、Googleアナリティクスでは流入元が検索ツールであることを表示してくれます。どこから流れてきたかがわかると的を得た宣伝ができるため、集客対策に役立つのです。
Googleアナリティクスの流入キーワードとは?
流入元は流れてくるきっかけとなったページや検索ツールですが、流入キーワードは、流れてくるきっかけとなったキーワードを指します。つまり、検索ツールを使ってたどり着いたルートが対象となり、どんなキーワードで検索してたどり着いたかがわかります。
例えば、東京で美容院を経営している美容師が集客のためにアメブロを運営していたとします。そこに、「東京 美容院」のキーワードで検索したユーザーがたどり着いた場合、「東京 美容院」が流入キーワードとして表示されるシステムです。
Googleアナリティクスのユーザー属性とは?
Googleアナリティクスのユーザー属性を調査すると、アメブロにアクセスしたユーザーの性別や年齢層、アクセスした地域などの特定に便利です。これらの情報は、集客においてのターゲット層と合っているかを確認する時に役立ちます。
例えば、アメブロのアクセス解析で記事別のアクセス数を見たときに、ずば抜けて人気がある記事があったとします。アクセス数だけ見ると集客対策の効果が出ていると思えますが、読んでいるユーザー属性が狙っているターゲットの人物像とかけ離れているならば、効果的な集客ができているとは言えません。
極端な例を挙げると、30代の女性をターゲットにダイエットサプリを展開し、そのPRのためにアメブロで記事を書いているのに、読んでいるユーザの大半が男性だったとしたら効果的な集客になりません。
このような流れでサプリが売れたとしても、リピーターがつくとは思えないため、長い目で見たときに確実な集客ができていない恐れがあるのです。そのようなズレに早く気づくためにも、Googleアナリティクスのユーザー属性分析を活用できます。
まとめ
アメブロの記事別のアクセス数の見方とアクセスアップに活かす方法をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
記事別のアクセス数や記事アクセスランキングのデータをもとに、現在の人気記事から内部リンクや関連記事表示にて過去記事に誘導することでアクセスアップへと向けていけるので、ぜひトライしてみてください。