この記事では、アメブロのパスワードを忘れてしまったときに役立つ再設定の手順や、スムーズにログインするためのチェックポイントを解説していきます。 メールアドレスやIDがわからないケースや、再設定メールが届かない場合の対処法など、意外と知られていないトラブルシューティングもあわせてご紹介します。
また、パスワード管理を疎かにすると第三者による不正利用につながるリスクもあるため、セキュリティ強化のコツも必見です。アメブロを快適に使い続けたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
アメブロでパスワード忘れた時にまず試す基本ステップ

アメブロのパスワードを忘れてしまったときは、まず公式ログイン画面から提示される「パスワードをお忘れの方へ」や「パスワード再設定」といった案内を確認することが最優先です。多くの場合、登録メールアドレスを入力すると再設定用のリンクが送られてくる仕組みになっており、このステップを踏むことで新しいパスワードを設定できます。
ただし、最初にチェックしておきたいのは、入力しているメールアドレスやユーザーIDが本当に正しいかどうかです。よくあるミスとして、全角半角の混在や、大文字小文字の入れ違いなどがあります。
とくにスマホ入力では変換ミスが起こりやすく、例えば「com」が「con」になっていたり、数字のゼロと英字のOを間違えたりするケースもあるため、送信前に必ず再度見直しましょう。
また、メールアドレス自体を複数もっていると、「どのアドレスで登録したか忘れてしまった」という状況に陥りやすいです。この場合、過去にアメブロから届いた通知メール(フォローのお知らせや、ブログコメントの通知など)を検索してみると、登録アドレスが判明することがあります。さらに、パスワード再設定メールが届くまでに時間差があることも念頭に置きましょう。
受信トレイを更新していなかったり、迷惑メールフォルダに振り分けられてしまったりする可能性もあるため、何通も連続でリクエストを送ってしまうと、かえって混乱を招くかもしれません。
一方で、パスワード再設定メールを受け取るだけでなく、その後の操作も重要です。送られてきたURLを開いて新しいパスワードを入力する際、英数字の組み合わせや記号の有無など、アメブロが定める条件に合っているかを確認しましょう。
条件を満たさないまま送信してもエラー表示が出てしまい、再設定が完了しない場合があります。こうした基礎的な手順を踏めば、多くの「パスワード忘れ」トラブルは解消へと向かいますが、それでもうまくいかないときは、次の見出しで詳しく紹介する「入力ミスの可能性」や「端末環境の相性」を改めて見直してみてください。
公式ログイン画面から再設定フローを確認
まずはアメブロの公式ログイン画面を開き、そこに表示される「パスワードをお忘れの方」「ログインできない方はこちら」といった案内をよく読みながら進むのが基本です。
スマホからアクセスする場合でも、PCブラウザ版と同様に、再設定専用ページへ誘導するボタンが配置されていることがほとんどなので、焦らずに案内に従ってみてください。エラーが出る・押しても反応しないといった状況に陥ったら、端末やブラウザの更新を試してみるのも有効です。
アメブロの再設定フローでは、登録したメールアドレスを入力したうえで、届いたURLをクリックして新しいパスワードを設定するという流れが一般的です。ここで注意したいのが、メールアドレス自体を複数使っていたり、以前はPCメールを登録していたが今はスマホメールしか使わない、といったケースです。
思い当たるメールアドレスが複数あるなら、片っ端から試すのではなく、過去にアメブロから通知が届いた履歴をメールソフトで検索し、アドレスを特定してから再設定依頼を出すと混乱を防げます。もしわからないまま一括でリクエストを送ってしまうと、どのアドレスに届いたメールが正解かわからなくなるかもしれません。
また、再設定メール内のURLには有効期限が設けられていることがあります。期限を過ぎると再びリクエストを出し直さなければならないので、「あとでやろう」と思って放置してしまうと、また一から手続きをやり直す必要が出てきます。
さらに、スマホの迷惑メールフィルタが強めに設定されている場合、再設定メール自体が迷惑メールフォルダに振り分けられたり、受信拒否で消えてしまったりする可能性もあるため、迷惑メール対策設定を一時的に緩めるか、ドメイン指定でameba.jpなどを許可リストに加えておくと安心です。
- メールアドレスが複数ある場合、どれを登録したかチェック
- URLの有効期限を確認し、届いたら早めに手続きを済ませる
- スマホの迷惑メール対策が厳しいと、メールが行方不明になる
このように、公式の再設定フローを丁寧にたどるだけで、パスワード忘れのほとんどは解決できます。しかし、文字列の入力ミスや環境による不具合など、意外な盲点が原因でログインできないケースも存在します。
そこで次の見出しでは、打ち間違いや端末依存の問題といった観点からチェックしておきたいポイントを紹介しますので、うまく再設定メールが届かないときや、エラー表示が連発するときにはぜひ参考にしてみてください。
入力ミスや端末環境を見直すチェックポイント
公式の再設定フローを実行しているのに「メールが届かない」「エラーが出て手続きが進まない」と悩むとき、意外なほど多いのが入力ミスや端末環境の問題です。たとえば、入力欄にメールアドレスを打ち込む際、全角と半角が混じっていたり、大文字と小文字を間違えているケースが挙げられます。
特にスマホから入力する場合、フリック入力の変換がかかったまま送信してしまうこともあり、@(アットマーク)や.(ドット)が意図せず全角になっている可能性もあるのです。こうした些細なミスがあると、正しいメールアドレスでも通知メールが届かず「メールアドレスが登録されていません」というエラーが表示されてしまいます。
また、同じメールアドレスでも、昔と今とで設定が変わっていることも考えられます。例えば、パソコンのプロバイダメールを使っていたが、現在はスマホキャリアのメールしかチェックしていない場合、そもそも古いプロバイダメールがすでに使えない状態になっているケースもあります。
さらに、端末ごとにブラウザやアプリのバージョンが異なると、再設定ページが正しく表示されなかったり、送信ボタンがうまく動作しなかったりすることもあります。こうした環境依存の不具合を疑う場合は、異なるデバイスやブラウザから同じ作業を試してみると改善するかもしれません。
- メールアドレスに全角・半角が混ざっている
- 大文字小文字を誤認し「Gmail」が「gMail」になっている
- スマホアプリのバージョンが古く、画面が正しく表示されない
- 古いPCメールがすでに失効しているが、アメブロに登録されたまま
さらに、端末環境の問題としては、特定のセキュリティソフトやブラウザ拡張機能が再設定ページのスクリプトをブロックしている可能性も考えられます。
もし会社や公共のWi-Fi環境から操作している場合は、ネットワークのセキュリティルールが原因でアクセスが制限されていることもあるため、自宅など別の環境で試してみるとすんなり再設定メールが届くこともあるのです。
また、エラー画面には「半角英数字で入力してください」といった文言が表示される場合がありますが、これを見落として何度も同じ操作を繰り返すと、システム的に一時ロックがかかってしまうこともあり得ます。
焦って同じ手順を連打するのではなく、一度落ち着いてメールアドレスのスペルや端末の入力モードを確認し、それでもダメなら別環境で試すといった対策が有効です。
こうしたチェックポイントをクリアしてもログインできない場合は、メールアドレスが変わってしまったか、アカウント自体に何らかの問題があるかもしれません。次の記事(または次の見出し)で紹介するような追加アクションを検討してみるのが良いでしょう。
再設定メールが届かない場合の対処法

アメブロでパスワードの再設定手続きを行ったにもかかわらず、肝心の再設定メールがまったく届かないときは、まず迷惑メールフォルダの確認や受信設定の見直しを行うことが大切です。
特にスマホキャリアメールを利用している方は、ドメイン指定受信の設定やフィルタレベルが厳しくなっている場合が多く、@ameba.jpなどの送信元がブロックされている可能性があります。
こうした設定を緩和していないと、パスワード再設定メールが送られていても、迷惑メールフォルダに振り分けられたり、そもそも受信前に弾かれてしまったりするかもしれません。
また、入力したメールアドレスが少しでも間違っていると、当然メールは届かないため、全角半角のミスやドット(.)の打ち間違いなど、細かな点を再確認するのが重要です。
さらに、パソコン版とスマホアプリ版で手続きを行うタイミングによっては、メールが届くまでに時差が生じることもあります。何度も連続で再設定リクエストを送ってしまうと、システム側で混乱が起きたり、自分自身でどのリンクを使えばよいかわからなくなったりするケースもあるので注意してください。
もし15分以上待ってもメールが届かない場合は、一度ブラウザやアプリを再起動し、別の端末から手続きを試してみるのも手です。
とくに、セキュリティソフトや拡張機能が原因でメールの受信がブロックされている可能性もあるため、家庭や職場以外のWi-Fi環境を利用して再確認する方法も検討してみましょう。
このように「迷惑メール設定の緩和」「入力情報の再確認」「複数環境での検証」を行うことで、多くの“メールが届かない”トラブルは解決へと向かいます。
迷惑メール対策や受信設定を再確認
パスワード再設定メールが届かないときにまず疑うべきは、迷惑メール対策の設定です。キャリアメールを使っている場合、もともとセキュリティが高めに設定されていて、あまり見慣れないドメインからのメールを自動的に弾く仕組みが働いていることがあります。
また、パソコンやフリーメールのアドレスを利用している方でも、迷惑メールフォルダに振り分けられたまま気づかないケースは珍しくありません。「@ameba.jp」などの送信元ドメインを指定受信リストに加えるか、受信許可リストに登録しておくと、パスワード再設定のメールが届きやすくなるでしょう。
もうひとつ見落としがちなのが、プロバイダやメールサービス自体のフィルタ設定です。たとえば、大手プロバイダの独自セキュリティ機能が働いていて、特定の条件を満たすメールをサーバー段階でブロックしている場合、手元の迷惑メールフォルダにさえ届かないこともあります。
また、メールボックスの容量がいっぱいになっていると、新着メールが受信されずに返送される状況も考えられます。そうした点を把握するためには、ウェブメールの設定画面を開き、フィルタや容量状況を確認する習慣をつけておくのが安全です。
- @ameba.jpのドメイン指定受信を有効にする
- キャリアメールの迷惑メールフィルタを「中」や「低」に調整
- ウェブメールの受信フォルダとサーバー設定をチェック
さらに、パスワード再設定メールがどうしても届かないときは、異なるデバイスやブラウザを使った再設定を試す手もあります。スマホから送信して受信できなかったメールが、パソコンのウェブメールでは問題なく受信できることもあるのです。
また、時間を変えて再度リクエストを送ってみるのも一案ですが、同じアドレスに何度も短時間でリクエストを送るとシステムでスパム判定される恐れもあるため、15分〜30分程度待ってから再度手続きを行うとよいでしょう。
これらの対策を取ったうえでメールが確認できない場合、次の見出しで紹介する「メールアドレスやIDがそもそも不明」という根本的な問題に直面している可能性もあるため、該当する方はそちらを参考に追加のステップを検討してください。
メールアドレス・IDが不明なときの裏ワザ
パスワードを忘れたうえに、アカウント登録時のメールアドレスやIDすら思い出せない場合、通常の再設定フローだけでは行き詰まってしまいます。
とくに、複数のメールアドレスを使い分けている方や、昔に取得したPC用メールがすでに使えなくなっているケースなど、思い当たる節がある方は少なくないでしょう。そんなときは、いくつかの「裏ワザ」を試してみると解決の糸口が見えるかもしれません。
まずは、自分がこれまでに投稿したアメブロ記事や、コメントの通知メールをさかのぼってみるのが手軽な方法です。たとえば、コメントがついたときに送信される通知を受信していたメールアドレスが残っていれば、それがログインIDとして使われている可能性が高いです。
また、スマホのメールアプリやウェブメールの検索機能を使い、「Ameba」「アメブロ」といったキーワードで過去の通知メールを探してみると、登録アドレスを発見できるかもしれません。
- 過去のコメント通知やフォロー通知メールを検索
- PCのローカルメールソフトやスマホの受信履歴をチェック
- 家族や友人に「どのアドレスでアメブロやっていたか」話したことがないか思い出す
次に、もし友人やビジネスパートナーなど、あなたのブログURLを知っている方がいるなら、その相手に自分のプロフィールを開いてもらい、そこからアカウント名を改めて確認できる場合があります。ただし、IDそのもの(メールアドレスではなく、アメブロ独自のログインID)を把握するには限界があるので、あくまでもヒント程度になることが多いです。
さらに、最終手段としてAmebaサポートへの問い合わせを行えば、本人確認が取れれば再発行を検討してくれる可能性もありますが、時間や手間がかかるうえに事前に本人確認書類などの準備が必要なケースもあるため、簡単には進まないことを覚悟しておきましょう。
こうした「裏ワザ」を駆使してもアドレスやIDがわからないときは、ログインが不可能になっている可能性があります。いきなり新しいアカウントを取り直すのも一つの選択肢ですが、すでに運営していたブログが重要なビジネスやコミュニティに紐付いている場合は、メインのブログを失うリスクも大きいです。
状況をしっかり整理し、Ameba運営に相談するか、過去のメール履歴をもう一度徹底的に洗い出すなど、できるだけ多角的に対応策を探してみてください。
ログインできない時の追加アクション

アメブロのパスワードを再設定してもログインがうまくいかない場合は、メールアドレス・IDの不明などの基本的なトラブルを除いても、アカウント自体に問題が起きている可能性があります。
例えば、登録情報が運営側で確認できず、再設定メールが送られてこないケースや、セキュリティ上の理由でアカウントが一時停止されている場合も考えられます。
こうした状況では、通常の手続きを踏むだけでは解決できないため、別のアクションを検討することが必要です。
基本的な操作(メールアドレスの全角半角チェック、迷惑メール設定の見直し、ブラウザやアプリの再起動など)をすべて試してもログインできなければ、運営サポートへの問い合わせや、不正アクセスが疑われる場合にはアカウント保護のための追加措置をとることを視野に入れましょう。
また、万が一第三者にパスワードを変更されたり、アカウントへの不正アクセスが行われた懸念がある場合は、放置していると勝手に記事が編集されたり、知らないうちに悪質なリンクを貼られてしまうリスクもあります。アメブロをビジネスで使用している方や、アフィリエイトで収益を得ている方にとっては、信用や収益面で大きな打撃となる可能性があります。
こうした状況を防ぐには、セキュリティ対策を強化しつつ、必要に応じてID変更や追加のパスワード保護策を講じるなど、早急な対応が欠かせません。次の見出しでは、実際にサポート問い合わせを行う際の手順や、不正利用を疑った時の具体的な対応策を解説します。
サポート問い合わせで解決を目指す手順
アメブロ運営が提供するヘルプページやよくある質問をチェックしても状況が改善しないときは、直接サポートに問い合わせるのが一番確実な方法です。
パスワード再設定が完了しない状態でログインできない場合、運営側がアカウント情報を調査してくれるケースもありますが、その際には「登録しているメールアドレス」や「最終ログイン日時」「記事URL」など、本人確認やアカウント特定に必要な情報の提示が求められることが多いです。これらの情報をスムーズに伝えられるよう、問い合わせ前に準備しておくとやりとりが効率的に進みます。
具体的には、Amebaヘルプの問い合わせフォームや、運営が案内しているサポート窓口を利用して「パスワード再設定ができない」「登録メールアドレスがわからないが、アカウントを復旧したい」といった旨を記入しましょう。
特に、アカウント名(ブログURL)や生年月日・住所など登録した際のプロフィール情報が確認できれば、本人確認の一助となります。また、ビジネス利用などでアカウント復旧が急を要する場合は、その旨を丁寧に伝えつつ、どんな手続きを踏んできたか(再設定メールを試したが届かない、別の端末でもダメだったなど)を具体的に書き添えておくと、対応が早まる可能性があります。
- 登録メールアドレス・IDの候補一覧
- ブログURLやタイトルなどのアカウント特定情報
- 誕生日や住所など、登録当時のプロフィール情報(わかる範囲で)
- 再設定を試した日時やエラー状況の詳細
問い合わせフォームを送った後は、運営側からの返信が来るまで待つ形になります。返信が得られるまでの期間は状況によりますが、数日〜1週間程度かかることもあるため、その間は焦らずに待ちましょう。
もし返信が遅いと感じるときは、重複して何度も問い合わせをするのではなく、前回の問い合わせの日時と内容を踏まえて運営に確認するとよいです。
なお、複数の問い合わせを同時に送ると、運営がどのチケットを基に対応すればいいか混乱する恐れがあり、結果的に解決が遅れる場合があります。
このように、サポート問い合わせで解決を目指す際には事前準備や状況説明が鍵となります。それでも万が一ログインができない原因が自分の勘違いではなく、第三者による不正利用が疑われる状況なら、速やかにアカウント保護の手段を講じる必要があります。次の見出しで、不正アクセスが疑われるときの対応策を具体的に解説します。
第三者による不正利用を疑う場合の対応策
もし「自分のブログが勝手に更新されている」「知らない広告が貼られている」「パスワードが変えられたかもしれない」などの事態に直面したら、第三者による不正利用を疑う必要があります。
こうした被害は、使い回しのパスワードを長年変更せずに放置していたり、フィッシングサイトに誤ってログイン情報を入力してしまったり、公共のWi-Fiで通信したときに盗み見されてしまったりするケースがきっかけとなることが多いです。
不正アクセスが強く疑われる場合は、まずアメブロの公式サポートに連絡し、状況を報告するとともにアカウントを保護する対応を要請します。
パスワードが勝手に変更された状態だと、自力でログインして修正するのは難しいため、運営が本人確認を行い、アカウントを強制的に凍結・取り戻す手続きを進めてくれることがあります。該当アカウントがビジネス用途で重要な案件に絡んでいるならば、被害が拡大する前に対応することが特に重要です。
- 速やかに運営へ通報し、状況説明とアカウント保護を依頼
- 複数サイトで同じパスワードを使っていた場合は他サイト含め一斉変更
- 今後のために二段階認証や強固なパスワード生成を検討
また、不正利用の痕跡としては、過去に自分がアップしていない画像やリンクが記事に挿入されている、コメントが乱発されている、フォロワーが急増・急減したなどの変化が挙げられます。
こうした場合も、一度ログイン履歴(もし見られるのであれば)をチェックして、見覚えのない端末やIPアドレスが記録されていないかを確認しましょう。とくに、海外のIPから不自然にアクセスされている場合、悪意のあるハッキングの可能性が高まります。
最終的にアカウントを取り戻せたとしても、被害者が受けた損害(誹謗中傷投稿、読者離れ、アフィリエイト収益の損失など)は運営が補償してくれるわけではありません。
そのため、万全の対策を日頃から講じておくことが賢明です。使い回しパスワードを避ける、定期的にパスワードを更新する、二段階認証を活用するなどの予防策によって、第三者による不正利用のリスクを大幅に下げられます。こうした取り組みを続けながら、アメブロの強みを最大限活かしてブログを運営していくと、安心して長期的な活動が行えるでしょう。
パスワード管理とセキュリティ強化

アメブロのパスワード再設定が無事に済んだとしても、今後また同じトラブルが起こらないとは限りません。実際、一度パスワードを失念してしまった経験があると、つい覚えやすい数字や文字列で使い回しをしてしまう方もいますが、それでは不正ログインのリスクが高まってしまいます。
特にビジネスやアフィリエイト、コミュニティ運営などでアメブロを活用している場合、第三者にアカウントを乗っ取られてしまうと大きな損害につながることもあるでしょう。そこで、日頃からパスワードをしっかり管理し、セキュリティ対策を講じておくことが大切です。
まず、パスワード自体を複雑化させるだけでなく、使い回しを避けることが基本となります。もし他サイトと同じパスワードを設定していた場合、そのどこかが情報漏えいを起こすと、一気に複数のアカウントが危険にさらされてしまうかもしれません。また、定期的にパスワードを変更しておけば、万が一どこかから流出してしまっても、被害を最小限に食い止められます。
さらに、アメブロでは二段階認証や外部サービス連携を活用する方法も存在し、これらを導入しておくと安全性がぐっと高まります。次の見出しで、「強固なパスワードを作るコツ」と「二段階認証や他サービスとの連携方法」に焦点を当て、具体的な実践術を解説していきます。
強固なパスワードを作るコツと定期的な更新の重要性
パスワードが簡単すぎると、不正ログインのリスクが急増してしまいます。特に「abcd1234」「password」「111111」「birthdate」など、想像しやすい単語や誕生日、連続した数字はハッキングの攻撃対象として狙われやすいため危険です。安全性を高めるには、以下のようなポイントを踏まえてパスワードを設計してみてください。
- 複数の種類の文字を混ぜる:英大文字、英小文字、数字、記号(@、#、$など)を複数組み合わせる。
- ある程度の長さを確保:8〜12文字以上を目安にし、短すぎるパスワードは避ける。
- 辞書に載っている単語をそのまま使わない:例えば「book」「coffee」などは辞書攻撃で簡単に破られる可能性がある。
こうした条件を満たしたパスワードを作るだけで、ランダムなアタックや簡易的な辞書攻撃をかなり防ぎやすくなります。とはいえ、「毎回パスワードが複雑すぎて覚えられない」という方も少なくありません。
その場合は、英単語や数字を組み合わせ、さらに自分だけがわかるルール(最初の2文字を誕生月に変える、など)を使って覚えやすさを工夫してみてください。
また、定期的にパスワードを変更する習慣もセキュリティ対策として有効です。半年に一度、あるいは1年に一度というスパンで更新すれば、仮に過去にパスワードが流出していても現行のものが使われる可能性を下げられます。
更新の際は、前のものをほんの少し変えるだけでなく、可能であれば大幅に組み合わせを変えることが理想的です。
- 英大文字と英小文字をランダムに混ぜる(例:AbCdE)
- 数字を途中に挟み、連続にしない(例:Ax9cTo1)
- 特殊記号を定期的に変える(例:@や#を切り替える)
こうした努力をしていても、どこかでパスワードが盗み見られたり、フィッシングメールに引っかかって漏れてしまったりするリスクはゼロにはなりません。そのため、二段階認証や他のサービスと連携することで、さらにセキュリティを強化しておくのが望ましいです。
これにより、万が一パスワードが流出しても、ログインには追加のコードや別端末での承認が必要になるため、不正アクセスを阻止しやすくなります。次の見出しで、二段階認証や他サービス連携の具体的な方法を紹介しますので、パスワード管理だけでは不安という方はぜひ取り入れてみてください。
二段階認証や他サービス連携でリスクを最小限に抑える
パスワードを強化するだけでは対策が不十分と感じる場合や、ビジネスや個人の運営でアメブロアカウントが重要な意味を持つ場合は、二段階認証や他サービス連携を活用することが有効です。二段階認証とは、ログイン時にパスワードに加えて、ワンタイムコードやSMS認証など、もう1つのセキュリティ要素を要求する仕組みを指します。
これにより、たとえパスワードが何らかの形で漏れてしまったとしても、不正ログインが難しくなるため、アカウントの安全性が大幅に向上します。
具体的には、アメブロがSNSアカウント(TwitterやFacebookなど)と連携できる場合があるため、他のサービスで二段階認証をすでに導入しているなら、その仕組みを利用してアメブロへのログインを管理する方法も考えられます。
逆に、Google AuthenticatorやAuthyといったアプリを使い、ログイン時に生成される認証コードを入力する二段階認証プロセスを導入するウェブサービスも少なくありませんが、アメブロ自体が対応していないケースもあるため、最新の公式ドキュメントやヘルプ情報を確認するとよいでしょう。
- パスワード流出時のリスクを大幅に軽減
- ログイン時に追加ステップが必要で、乗っ取りを防ぎやすい
- 他サービスとの連携で認証方式を一元化できる
また、FacebookやGoogleアカウントと連携している場合は、そのアカウント側のセキュリティを強化しておくだけで、アメブロのアカウント保護にも役立つ可能性があります。例えば、Googleアカウントに二段階認証を導入しておけば、アメブロへのログインも「Googleアカウントログインの延長」として安全度が高まります。
同様に、Facebookのログイン情報が安全に保たれていれば、連携ログイン機能を利用する際に不正利用されにくくなるというわけです。
ただし、こうした連携機能を使うには、ログイン方式を把握しないまま利用すると「どのアカウントでログインしているかわからない」などの混乱が生じるかもしれません。スマホやPCのブラウザで、複数のSNSアカウントを同時にログインしている場合は特に注意が必要です。
一度、アカウントとSNSの紐付け状況を整理し、「実際にはどのID・パスワードが有効なのか」を明確にしておくと混乱を防げるでしょう。
以上のように、パスワードの強化にプラスして二段階認証や他サービス連携を取り入れれば、万全に近いアカウントセキュリティを確保できます。
アメブロがビジネスの柱であったり、重要なコミュニティの活動基盤になっていたりするなら、セキュリティにかけるコストや手間を惜しまないことが、長期的に見て大きなリターンをもたらすでしょう。
まとめ
パスワードを忘れた場合でも、アメブロは公式の再設定フローやサポート問い合わせなどで、対応策を用意しています。 ただし、迷惑メールの受信設定や入力ミスなど、ちょっとした不備が原因で手続きが進まないこともあるため、あらかじめチェックポイントを押さえることが大切です。
さらに、日頃から強固なパスワードに更新し、二段階認証などの仕組みを活用すれば、不正ログインやデータ漏えいのリスクを大幅に減らせます。