アメブロのアクセス解析には、「アクセス数」と「訪問者数」が表示されます。似ているように見えますが、アクセス数はブログが表示された回数、訪問者数はブログを訪れた人数を表すため、それぞれ意味が異なります。
例えば、1人の読者が複数の記事を読めば、訪問者数に対してアクセス数の方が多くなります。そのため、アメブロの状況を正しく把握するには、どちらか一方ではなく、アクセス数と訪問者数を分けて確認することが大切です。
また、アメブロではブログ全体のアクセス数だけでなく、記事別アクセス数やリンク元、デバイスなども確認できます。当日の数値は後から再集計されることもあるため、数値が変わる仕組みも知っておくと判断しやすくなります。
この記事では、アメブロのアクセス数と訪問者数の違いをはじめ、アクセス解析の見方、PC・アプリでの確認方法、数値の更新タイミング、アクセス数と訪問者数の読み解き方を解説します。アクセスを増やすための基本や、数値がおかしいときの確認方法もあわせて紹介します。
目次
アメブロのアクセス数と訪問者数の違い
アメブロのアクセス解析には、「アクセス数」と「訪問者数」が表示されます。どちらもブログがどのくらい見られているかを確認する指標ですが、数えている対象が異なります。
Ameba公式では、アクセス数を「ブログにアクセスされたすべてのPV数」、訪問者数を「ブログにアクセスされた人数」と説明しています。
簡単に整理すると、アクセス数は「何回見られたか」、訪問者数は「何人に見られたか」を確認するための数字です。
| 項目 | 表しているもの | 主な見方 |
|---|---|---|
| アクセス数 | ブログにアクセスされたPV数 | ブログや記事が何回表示されたかを見る |
| 訪問者数 | ブログにアクセスした人数 | 何人がブログを訪れたかを見る |
アクセス数と訪問者数は役割が異なるため、どちらか一方だけを見るのではなく、2つの数字を組み合わせて確認することが大切です。
アクセス数(PV)とは
アクセス数とは、ブログにアクセスされたページビュー(PV)の数です。ページが表示されるたびに積み上がるため、ブログを訪れた人数とは一致しません。
例えば、1人が複数の記事やページを閲覧すれば、その分だけアクセス数は増えます。同じ人数がブログを訪れていても、読まれたページ数や表示回数が多ければ、アクセス数は大きくなります。
また、Amebaの「ブログ全体アクセス数」は、個別の記事ページだけを集計しているわけではありません。ブログトップページ、記事一覧ページ、記事ページなどを含む、ブログ全体へのアクセスが対象です。
そのため、アクセス数を見るときは「記事が読まれた回数だけ」と考えないようにしましょう。個別記事の状況を知りたい場合は、後ほど解説する「記事別アクセス数」を確認します。
- アクセス数はページが表示されたPV数
- 訪問した人数とは異なる
- ブログ全体アクセス数にはトップや記事一覧なども含まれる
- 個別記事の状況は記事別アクセス数で確認する
訪問者数とは
訪問者数は、ブログにアクセスした人数を表す数字です。アクセス数がページの表示回数を数えるのに対して、訪問者数は「何人がブログを見たか」を確認するために使います。
アメブロでは、アクセス解析画面で「ブログ全体アクセス数」と「ブログ全体訪問者数」を切り替えて確認できます。
なお、Web解析では訪問したユーザー数を「UU(ユニークユーザー)」と表現することがありますが、Ameba公式の画面上では「訪問者数」という名称が使われています。本記事でも分かりやすさのためにUUと表現することがあります。
ただし、同じ人物をどのような単位や仕組みで判定しているのかなど、訪問者数の詳しい識別方法はAmebaから公開されていません。そのため、「同じ人ならどのような環境でも必ず1人として集計される」といった細かな判定方法まで断定しないようにしましょう。
また、アクセス数と訪問者数のどちらも、ボットやクローラーなどによる機械的なアクセスは除外されるとAmeba公式で案内されています。
具体例で違いを確認
アクセス数と訪問者数の違いは、具体例で考えると分かりやすくなります。
説明を簡単にするため、1人の読者が複数ページを閲覧した場合を考えてみましょう。
| 閲覧の例 | アクセス数 | 訪問者数のイメージ |
|---|---|---|
| Aさんが記事Aだけを見る | 1PV | 1人 |
| Aさんが記事A・B・Cを見る | 3PV | 1人 |
| A・B・Cさんが1ページずつ見る | 3PV | 3人 |
このように、アクセス数が同じ3PVでも、「1人が複数ページを見たケース」と「3人が1ページずつ見たケース」では意味が異なります。
そのため、アクセス数が増えたからといって、必ずしも訪問した人数も同じ割合で増えているとは限りません。反対に、訪問者数が増えていても、1人あたりのページ表示数が少なければ、アクセス数がそれほど増えないこともあります。
なお、上の表はPVと人数の違いを理解するための単純化した例です。Amebaにおける訪問者の識別・重複判定方法の詳細は公開されていません。
アクセス数=何回見られたか
訪問者数=何人に見られたか
まずはこの違いを押さえてから、2つの数字を組み合わせてアクセス解析を見ると分かりやすくなります。
どちらを重視すればいい?
アクセス数と訪問者数は、どちらか一方だけを重視するのではなく、ブログの目的に合わせて両方を見るのが基本です。
「どのくらい多くの人がブログを訪れているか」を知りたい場合は、訪問者数を確認します。一方、「ブログ全体でどのくらいページが表示されているか」を知りたい場合は、アクセス数を確認します。
例えば、訪問者数があまり変わっていないのにアクセス数が増えている場合は、1人あたりのページ表示数が増えている可能性があります。関連記事を複数読まれた場合もあれば、同じページの再表示などが含まれる可能性もあるため、アクセス数だけで「回遊が増えた」と断定はできません。
反対に、訪問者数が増えているのにアクセス数があまり伸びていない場合は、ブログを訪れた人数に対してページ表示数がそれほど増えていない状態と考えられます。
| 知りたいこと | 確認する指標 | 補足 |
|---|---|---|
| 何人が訪れたか | 訪問者数 | ブログを訪れた人数を確認 |
| 何回ページが見られたか | アクセス数 | ブログ全体のPVを確認 |
| どの記事が読まれたか | 記事別アクセス数 | 個別記事ごとに確認 |
| ブログの成果 | アクセス解析+成果指標 | 登録・問い合わせなども確認 |
特に集客目的でアメブロを運営している場合は、PVや訪問者数だけを最終目標にしないことも重要です。アクセスが増えた後に、プロフィール、関連記事、登録ページ、問い合わせなどへ読者が進んでいるかも確認しましょう。
参照:Ameba公式ヘルプ「アクセス数、訪問者数の違いを教えてください」
アメブロのアクセス解析で確認できる項目
アメブロのアクセス解析では、アクセス数と訪問者数だけでなく、記事別アクセス数、リンク元、デバイスなども確認できます。
アクセス数が増えた・減ったという結果だけを見るのではなく、「どのページが読まれたのか」「どこからアクセスされたのか」「どの端末から見られているのか」まで確認すると、ブログの状況をより詳しく把握できます。
| 項目 | 確認できること |
|---|---|
| ブログ全体 | ブログ全体の日別アクセス数 |
| 訪問者数 | ブログを見た人数 |
| 記事別 | 各記事URLへのアクセス数 |
| リンク元 | ブログへ来る前に閲覧されていたページ |
| デバイス | アクセスに使用された端末・環境 |
ブログ全体のアクセス数
ブログ全体のアクセス数では、ブログがどのくらい表示されたかを日ごとに確認できます。
Ameba公式によると、全体アクセス数には、ブログトップページ、記事一覧ページ、記事ページなどへのアクセスが含まれます。
そのため、「今日のアクセス数が100」と表示されていても、「個別記事が合計100回読まれた」という意味ではありません。ブログトップや記事一覧などへのアクセスも含まれている点に注意しましょう。
ブログ全体の伸びを確認したい場合はこの数字を使い、どの記事が読まれているかを確認したい場合は記事別アクセス数へ進みます。
訪問者数
訪問者数では、ブログにアクセスした人数を確認できます。
アクセス数と一緒に見ることで、「ページ表示回数だけが増えているのか」「ブログを訪れた人数も増えているのか」を分けて確認できます。
例えば、アクセス数だけを毎日記録していると、ページ表示回数が増えた理由を人数の増加と勘違いする可能性があります。訪問者数も一緒に確認すれば、2つの数字の動きを比較できます。
ただし、訪問者数だけでは「新規の読者なのか」「以前から訪れている読者なのか」までは判断できません。Ameba公式のアクセス解析で確認できる範囲を超えて、数字の意味を推測しすぎないようにしましょう。
- アクセス数でページ表示回数を見る
- 訪問者数で訪れた人数を見る
- 片方だけで増減の原因を決めつけない
記事別アクセス数
記事別アクセス数では、投稿した記事ごとにアクセス数を確認できます。
Ameba公式では、記事ごとに発行された「entry-~.html」という形式のURLへのアクセスが、記事別アクセス数として集計されると説明されています。
そのため、ブログ全体アクセス数と記事別アクセス数を足した数字は、必ずしも一致しません。全体アクセス数にはブログトップや記事一覧ページなどが含まれますが、記事別アクセス数は各記事URLへのアクセスが対象だからです。
| 項目 | 集計対象 |
|---|---|
| ブログ全体アクセス数 | ブログトップ、記事一覧、記事ページなどブログ全体 |
| 記事別アクセス数 | 記事ごとに発行された個別記事URLへのアクセス |
「全体アクセス数は多いのに、記事別の数字を合計しても足りない」という場合でも、すぐに計測ミスだと判断する必要はありません。そもそもの集計対象が異なります。
記事別アクセス数は、どの記事が現在読まれているのかを確認するときに役立ちます。特定の記事だけ急に伸びた場合は、その記事のリンク元も確認してみましょう。
参照:Ameba公式ヘルプ「アクセス数と記事別のアクセス数が一致しない」
リンク元
リンク元では、読者がブログへアクセスする前に閲覧していたページを確認できます。
例えば、検索サイト、Ameba内のページ、外部サイトなどからアクセスされた場合、その流入元を確認するための手掛かりになります。
アクセス数が急に増えたときにリンク元を見ると、特定のページからアクセスが集中していることに気付く場合があります。反対に、アクセス数が減った場合も、これまで多かったリンク元からの流入が減っていないかを確認できます。
ただし、すべてのアクセスで必ずリンク元を正確に取得できるとは限りません。リンク元が確認できないアクセスがあることも前提に、全体の傾向を見るために利用しましょう。
- どこからブログへアクセスされたかを確認する
- アクセス急増時の流入元を探す
- 特定の流入元が減っていないかを見る
デバイス
デバイスでは、どの閲覧環境からブログへアクセスされたかを確認できます。
Ameba公式のアクセス解析では、パソコン、Amebaアプリ、スマートフォン、フィーチャーフォン別のアクセス数を確認できると案内されています。
現在の読者がスマートフォンやAmebaアプリを中心に閲覧しているのであれば、記事を作成・修正するときもスマートフォンでの見え方を確認することが大切です。
特に、長い見出し、横幅の広い画像や表、文字の小さい画像などは、パソコンでは問題なくてもスマートフォンでは読みづらくなることがあります。
デバイスの数字自体が良い・悪いというものではありません。自分のブログがどの環境から多く読まれているかを把握し、記事の表示確認に活用しましょう。
アクセス数と訪問者数の確認方法
アメブロのアクセス数と訪問者数は、ブログ管理画面のアクセス解析から確認できます。パソコンとAmebaアプリのどちらからでも確認できますが、表示方法には違いがあります。
日々の数字を確認するだけならアクセス数・訪問者数を見れば十分ですが、詳しく分析するときは記事別、リンク元、デバイスまで確認すると状況を把握しやすくなります。
PCで確認する方法
パソコンでは、Amebaへログインした後、ブログ管理画面からアクセス解析を確認します。
基本的な流れは次のとおりです。
- Amebaへログインする
- ブログ管理画面を開く
- アクセス解析を開く
- アクセス数や訪問者数を確認する
- 必要に応じて記事別・リンク元・デバイスまで確認する
まずブログ全体の数値を確認し、変化があった場合に記事別やリンク元へ進むと、どこでアクセスが増減しているのかを整理しやすくなります。
例えば、ブログ全体のアクセス数が増えていたら、次に記事別アクセス数を確認します。特定の記事だけ伸びていれば、その記事の内容やリンク元を確認します。
逆に、全体のアクセス数が減っている場合も、すべての記事が均等に減っているとは限りません。まず全体、その後に記事別という順番で確認すると、変化した場所を探しやすくなります。
- ブログ全体のアクセス数・訪問者数
- 記事別アクセス数
- リンク元
- デバイス
Amebaアプリで確認する方法
Amebaアプリでは、「ブログ管理」からアクセス解析を確認できます。
アクセス解析画面では、今日・昨日・今月のアクセス数などを確認できます。「ブログ全体アクセス数」の表示部分をタップすると、ブログ全体訪問者数へ切り替えることもできます。
Ameba公式アプリ版ヘルプでは、次のような情報が表示されると案内されています。
- 今日のアクセス数
- 昨日のアクセス数
- 今月のアクセス数
- ブログ全体アクセス数
- ブログ全体訪問者数
- 自己平均
- 自己ベスト
また、「ブログ全体アクセス数」の表示をタップすると、アクセス数と訪問者数の切り替えだけでなく、平均・ベストのライン表示や期間指定も行えます。
アプリは外出先でも確認しやすいため、当日の状況を確認する用途に便利です。ただし、当日のアクセス数はリアルタイムの途中値であり、後から再集計される点には注意してください。
過去の数値を確認する方法
アクセス解析では、当日だけではなく過去のアクセス状況も確認できます。
Ameba公式アプリ版ヘルプでは、「より詳細な分析を見る」から、過去3か月分について次の情報を確認できると案内されています。
| 項目 | 確認できる内容 |
|---|---|
| ブログ全体 | 日別のアクセス数 |
| 記事別 | 閲覧された記事ごとのアクセス数 |
| リンク元 | アクセス前に閲覧されていたページ |
| デバイス | 閲覧に使用された端末・環境 |
アクセス解析は、1日だけの数値を見るよりも、数日から数週間の流れを比較した方が変化を把握しやすくなります。
例えば、ある日のアクセス数が通常より少なかったとしても、それだけでブログ全体が下落しているとは判断できません。前日、前週、最近の推移と比較しながら確認しましょう。
また、記事を公開した日、タイトルを変更した日、SNSなどで紹介した日などを記録しておくと、アクセスが動いたタイミングを後から振り返りやすくなります。
- 1日だけでなく数日・数週間の推移を見る
- ブログ全体と記事別を分けて確認する
- アクセスが動いた日と記事更新日を照らし合わせる
- 変化の理由は数字だけで断定しない
アメブロのアクセス数はいつ更新される?
アメブロの「今日のアクセス数」は、記事が読まれるたびにリアルタイムで更新されます。ただし、画面に表示されている当日の数字は最終的な確定値ではありません。
Amebaでは、日付が変わった午前0時から前日分のアクセス数を再集計し、ボットやクローラーなどの機械的なアクセスを除外したうえで、最終的なアクセス数を確定しています。
そのため、夜に確認した数字と翌朝の数字が異なることがあります。「昨日は500アクセスだったのに朝になったら450になった」という場合でも、すぐに不具合と判断する必要はありません。
| タイミング | アクセス数の状態 |
|---|---|
| 当日 | リアルタイムで更新される概算値 |
| 翌日0時以降 | 前日分の再集計が始まる |
| 午前8時ごろ | 再集計後の最終的なアクセス数が確定 |
当日のアクセス数は速報値
アメブロの「今日のアクセス数」は、リアルタイムで更新されます。記事公開後の反応や、その日のアクセス状況を確認するには便利ですが、表示されている数値は概算値です。
そのため、当日のアクセス数をそのまま確定値として記録すると、翌日に数字が変わっている場合があります。
例えば、午後10時の時点で800アクセスと表示されていても、翌日の再集計後に750アクセスへ減ることがあります。
当日の数字は「現在どのくらいアクセスされているか」を把握するための速報値として利用し、正式な比較や記録には翌朝の確定値を使うと分かりやすくなります。
- リアルタイムで更新される
- その日の動きを確認するための概算値
- 翌日に数字が変わることがある
- 正確な比較は確定後の数値で行う
翌日に再集計される
Amebaでは、午前0時になると前日分のアクセス数を再集計します。
再集計中は、前日分のアクセス数が「集計中」と表示される場合があります。この時間帯に数字が表示されなかったり、一時的に少なく見えたりしても、再集計が完了するまで待ちましょう。
再集計では、当日にリアルタイムで記録されたアクセスをそのまま確定するのではなく、機械的なアクセスなどを除外する処理が行われます。
そのため、通常は「当日中に見た数字」と「翌朝に確定した数字」を完全に一致させる必要はありません。
毎日のアクセス数を記録する場合は、当日の夜ではなく、翌朝の確定後に前日分を記録する方法が適しています。
ボット・クローラーは除外される
アメブロのアクセス解析では、ボットやクローラーなどによる機械的なアクセスは、最終的なアクセス数・訪問者数から除外されます。
検索エンジンなどがWebページを巡回するアクセスや、人による通常の閲覧ではないと判断されたアクセスが含まれていた場合、翌日の再集計によって数値が減ることがあります。
さらにAmebaでは、2026年6月2日から、アクセス解析の精度を高めるため、悪質なBotによるアクセスを除外する新しい集計ロジックを順次適用しています。
この変更によって、以前と比べてPV数が減ったように見える場合があります。ただし、Amebaはこの変更について、実際の読者数が減ったという意味ではないと案内しています。
したがって、2026年6月以降のアクセス数と、それ以前のアクセス数を長期間で比較するときは、集計仕様が変更されている点も考慮しましょう。
参照:Amebaスタッフブログ「アクセス解析の集計仕様変更について」
アクセス数が確定する時間
Ameba公式では、最終的なアクセス数は午前8時ごろに確定すると案内されています。
ただし、再集計に時間がかかっている場合は、午前8時を過ぎても確定が遅れることがあります。
午前8時を少し過ぎた時点で「集計中」と表示されていても、すぐに異常とは判断せず、時間を置いて再確認しましょう。
前日との比較や週次・月次のアクセス記録を行う場合は、確定後の数字を使用すると、速報値による変動の影響を受けにくくなります。
当日のリアルタイム値ではなく、翌日の再集計が完了した後の確定値を使用しましょう。毎日同じ条件で記録すると、アクセス数の増減を比較しやすくなります。
アクセス数と訪問者数の見方
アクセス数と訪問者数は、それぞれ単独で見るだけでなく、2つの数字がどのように動いているかを比較すると、ブログの状況を把握しやすくなります。
ただし、アクセス数と訪問者数だけでは、読者が新規なのか再訪なのか、どの記事から別の記事へ移動したのかといった詳細までは分かりません。
そのため、ここで紹介する見方は「考えられる状態」を整理するための目安です。数字だけから原因を断定せず、記事別アクセス数やリンク元なども合わせて確認しましょう。
| アクセス数 | 訪問者数 | 考えられる状態 |
|---|---|---|
| 増加 | 増加 | ブログを訪れた人数とページ表示数の両方が増えている |
| 横ばい・減少 | 増加 | 訪問者数に対してページ表示数が伸びていない |
| 増加 | 横ばい | 1人あたりのページ表示数が増えている可能性がある |
| 減少 | 減少 | ブログへのアクセス自体が減っている可能性がある |
両方が増えている場合
アクセス数と訪問者数の両方が増えている場合は、ブログを訪れた人数が増え、それに伴ってページ表示数も増えている状態です。
まず記事別アクセス数を確認し、どの記事がアクセス増加に関係しているかを見てみましょう。
特定の記事だけ大きく増えている場合は、その記事が検索、Ameba内、外部サイトなどから新たな入口になっている可能性があります。複数の記事が同時に伸びている場合は、ブログ全体への流入が増えている可能性も考えられます。
この状態では、伸びた記事のテーマやリンク元を確認し、同じ読者が知りたい関連情報を充実させることが次の改善につながります。
ただし、アクセス数と訪問者数が増えた理由を、特定の施策だけに結びつけないようにしましょう。複数の流入経路や季節要因などが重なっている場合もあります。
訪問者数だけ増えている場合
訪問者数が増えているのにアクセス数がほとんど伸びていない場合は、ブログを訪れる人数に対して、ページ表示数が増えていない状態です。
例えば、新しくブログへ訪れる入口が増えていても、そのページだけを見て終了する読者が多ければ、訪問者数ほどアクセス数は伸びません。
ただし、Amebaのアクセス数と訪問者数だけでは、実際に何ページ読んで離脱したのかまでは判断できません。
まずは、記事別アクセス数を確認して、どの記事へのアクセスが増えているかを把握します。その記事を読んだ後に関連する情報がある場合は、関連記事への案内を分かりやすくするとよいでしょう。
- どの記事へのアクセスが増えているか
- 記事内に次に読む関連記事があるか
- プロフィールや代表記事への導線が分かりやすいか
- 記事だけで読者の目的が完結している可能性も考える
アクセス数だけ増えている場合
訪問者数が大きく変わっていないのにアクセス数だけが増えている場合は、1人あたりのページ表示数が増えている可能性があります。
例えば、1人の読者が複数の記事を見たり、同じページを再表示したりすると、訪問者数に対してアクセス数が増えます。
関連記事への導線を改善した後などにこのような変化が見られた場合は、ブログ内で複数ページが表示されるようになった可能性もあります。
ただし、アクセス数だけでは「関連記事がクリックされたから増えた」とまでは断定できません。記事別アクセス数も確認し、複数の記事が実際に読まれているかを見ましょう。
また、当日の速報値だけが急増している場合は、翌日の再集計後に数字が変わる可能性もあるため、確定値を確認してください。
両方が減っている場合
アクセス数と訪問者数の両方が減っている場合は、ブログへのアクセスそのものが減っている可能性があります。
まず、1日だけの変化なのか、数日から数週間続いている変化なのかを確認しましょう。
1日だけなら曜日や一時的な変動の可能性がありますが、一定期間続いている場合は、記事別アクセス数やリンク元まで確認します。
特定の記事だけ減っている場合は、その記事への流入が落ちている可能性があります。検索からの流入が中心の記事であれば、検索順位や表示回数が変わっていないかも確認すると原因を絞り込みやすくなります。
反対に、複数の記事や複数のリンク元が同時に減っている場合は、ブログ全体の流入状況を見直します。
- 確定後の数値か確認する
- 1日だけか継続的な減少かを見る
- 記事別アクセス数を確認する
- リンク元の変化を確認する
- 必要に応じて検索流入の状況も確認する
アクセス数・訪問者数を増やす基本
アクセス数と訪問者数を増やす方法は、同じではありません。
訪問者数を増やすには、検索やAmeba内などからブログを見つけてもらう「入口」を増やすことが基本です。一方、アクセス数を増やすには、訪れた読者が関連するページへ進みやすい状態を作ることも重要になります。
ただし、数字だけを増やすことを目的にせず、ブログの対象読者に必要な情報を届けることを優先しましょう。
ブログへの入口を増やす
訪問者数を増やすには、まずブログを知らない人が記事を見つけられる入口を増やします。
アメブロへの主な入口としては、検索エンジン、Ameba内の検索やランキング、公式ジャンル、ハッシュタグ、外部サイトなどがあります。
特に検索から読者を集めたい場合は、読者が実際に知りたい内容をテーマにして、タイトルと記事本文でその疑問へ明確に答えることが基本です。
Amebaでは2026年から、Googleの検索データと読者の関心をもとに記事テーマのヒントを表示する「読者の注目キーワード」も提供しています。
ブログのテーマに合う検索ニーズを確認し、既存記事で不足している疑問について記事を追加する方法もあります。
- 読者が検索する疑問を記事にする
- タイトルで記事内容を明確にする
- 公式ジャンルと発信内容を合わせる
- 記事に合うハッシュタグを使用する
関連記事への導線を整える
記事へ訪れた読者が、さらに知りたい情報へ進めるように関連記事への導線を整えます。
例えば、「アメブロのアクセス数と訪問者数の違い」を読んだ人であれば、次に「アクセス数が急に減った理由」や「アクセス解析の見方」を知りたい場合があります。
そのような読者の次の疑問に合う記事を本文中や記事末に案内すると、必要な情報を探しやすくなります。
ただし、関連記事を大量に並べればよいわけではありません。現在読んでいる内容と直接関係する記事を優先して案内しましょう。
| 現在の記事 | 次に案内しやすい内容 |
|---|---|
| アクセス数の基本 | アクセス解析の見方 |
| アクセス数が減った | 急減・0・異常値の確認方法 |
| 検索流入の記事 | 関連記事や検索対策の記事 |
| サービスに近い記事 | サービス内容・相談・申込み案内 |
読まれるテーマを増やす
記事別アクセス数を確認すると、自分のブログでどのようなテーマが読まれているかを把握できます。
よく読まれている記事が見つかった場合は、同じ記事を繰り返し書くのではなく、その読者が次に知りたい疑問を考えて関連テーマへ広げます。
例えば、「アメブロのアクセス数」がよく読まれているなら、関連テーマとして次のような記事が考えられます。
- アクセス数が急に減る原因
- アクセス数が0になる理由
- 自分のアクセスはカウントされるのか
- 記事別アクセス数との違い
- 検索からのアクセスを確認する方法
このように、1つの大きなテーマから読者の疑問を分けて記事を作ると、ブログ内に関連情報が増えていきます。
ただし、読まれているという理由だけでブログのテーマと関係のない記事を増やすのではなく、対象読者と発信テーマをそろえることが大切です。
登録・問い合わせも確認する
集客を目的としてアメブロを運営している場合、アクセス数や訪問者数だけを成果として判断しないようにしましょう。
例えば、アクセス数が2倍になっても、問い合わせや登録がまったく増えていなければ、読者がサービスや次の行動へ進めていない可能性があります。
反対に、アクセス数が大きく増えていなくても、対象読者からの問い合わせが増えていれば、ブログが事業成果につながっていると考えられます。
そのため、アクセス解析とあわせて、ブログの目的に応じた成果も確認しましょう。
| 確認項目 | 見る目的 |
|---|---|
| 訪問者数 | どのくらいの人数へ届いているか |
| アクセス数 | ブログ全体でどのくらいページが表示されているか |
| 記事別アクセス数 | どの記事が読まれているか |
| 登録数 | 継続的な接点につながっているか |
| 問い合わせ・申込み | 実際の成果につながっているか |
アクセス数は重要な指標ですが、最終的な目的ではありません。サービスを提供しているブログでは、必要な読者に記事を届け、その後の登録・問い合わせ・申込みまで確認しましょう。
アクセス数がおかしいときの確認
アメブロのアクセス解析を見ていると、「急にアクセス数が減った」「0になった」「記事別の数字と合わない」と感じることがあります。
このような場合でも、すぐに不具合とは限りません。速報値と確定値の違い、集計対象の違い、ボット除外など、Amebaのアクセス解析の仕様によって数字が変わる場合があります。
次の順番で確認すると、原因を切り分けやすくなります。
確定後の数値を確認する
最初に確認するのは、見ているアクセス数が当日の速報値なのか、再集計後の確定値なのかです。
当日のアクセス数はリアルタイムの概算値であり、翌日0時以降に再集計されます。そのため、当日中の数字だけを見て異常だと判断しないようにしましょう。
特に、アクセス数が夜から翌朝にかけて減った場合は、ボットやクローラーなどが除外された可能性があります。
まず午前8時ごろ以降に前日分を再確認し、それでも通常と大きく異なる場合に次の項目を確認します。
全体と記事別を区別する
ブログ全体アクセス数と記事別アクセス数は、集計対象が異なるため数字が一致しません。
ブログ全体アクセス数には、ブログトップページ、記事一覧ページ、記事ページなどへのアクセスが含まれます。
一方、記事別アクセス数は、各記事に発行された個別URLへのアクセスだけが対象です。
したがって、記事別アクセス数をすべて合計しても、ブログ全体アクセス数と一致しない場合があります。
- ブログ全体と記事別では集計対象が違う
- ブログトップや記事一覧へのアクセスもある
- 記事別の合計=全体アクセス数ではない
障害・集計遅延を確認する
確定時間を過ぎてもアクセス解析が「集計中」のままになっている場合や、複数の日付で数字が表示されない場合は、Ameba側で集計が遅れている可能性もあります。
Ameba公式ヘルプでも、集計に時間を要する場合は午前8時ごろの確定が遅れることがあると案内されています。
普段と明らかに違う表示になっている場合は、Amebaスタッフブログや公式のお知らせを確認しましょう。
障害や集計遅延が案内されている場合は、記事を削除したり設定を変更したりせず、復旧後に再確認します。
外部解析との違いを確認する
Ameba標準のアクセス解析とGoogle アナリティクス4(GA4)などの外部アクセス解析では、同じブログを計測していても数字が一致しません。
Ameba公式では、GA4の値にはAmebaアプリでのページビューが含まれないこと、また両者では計測の仕組み自体が異なるため、正確に一致することはないと案内しています。
さらに、Ameba標準のアクセス解析には、Amebaアプリでのアクセス数や画像拡大ページのフリック数など、GA4とは異なる集計対象が含まれます。
そのため、「Amebaでは1,000PVなのにGA4では700PV」というだけで、どちらかが間違っているとは判断できません。
比較するときは、同じ数字にそろえるのではなく、それぞれの解析ツールで同じ条件・同じ期間の推移を確認するのが基本です。
参照:Ameba公式ヘルプ「Google アナリティクス4の設定方法」
アクセス数・訪問者数を比較するときのポイント
アメブロのアクセス数や訪問者数は、数字の大きさだけを見るのではなく、同じ条件で継続的に比較することが大切です。
特に、1日だけの増減では、一時的なアクセスや曜日による違いなども含まれるため、ブログ全体の傾向までは判断できません。期間をそろえたうえで、記事別アクセス数やリンク元も確認すると、どこで変化が起きているのかを把握しやすくなります。
また、タイトル変更や記事の加筆、関連記事の追加などを行った場合は、変更日を記録しておきましょう。後からアクセス数が変化したときに、改善前後を比較しやすくなります。
同じ期間で比較する
アクセス数や訪問者数を比較するときは、できるだけ同じ長さの期間をそろえます。
例えば、「昨日の1日」と「今月の10日間」を比べても、期間が違うため適切な比較にはなりません。日単位なら日単位、週単位なら週単位というように、条件をそろえて確認しましょう。
曜日によってアクセスに差があるブログでは、前日との比較だけでなく、前週の同じ曜日を見る方法もあります。月ごとの傾向を確認する場合も、月途中の数字と前月1か月分をそのまま比較しないように注意が必要です。
| 確認したいこと | 比較方法の例 |
|---|---|
| 日ごとの変化 | 前日や前週の同じ曜日と比較する |
| 短期的な傾向 | 直近7日とその前の7日を比較する |
| 長期的な傾向 | 月単位など同程度の期間で比較する |
1日だけで判断しない
アクセス数や訪問者数は、日によって増減します。1日だけ数字が大きく下がったからといって、ブログ全体のアクセスが悪化したとは限りません。
反対に、1日だけ急増した場合も、その状態が継続するとは限りません。特定の記事が一時的に多く読まれた場合や、外部からアクセスが集中した場合なども考えられます。
まずは数日から数週間の推移を確認し、継続的に増えているのか、減っているのかを見ることが重要です。
また、当日のアクセス数は速報値のため、翌日の再集計で変わることがあります。日ごとの比較を行う場合は、できるだけ確定後の数値を使用しましょう。
- 1日の増減だけで良い・悪いを判断しない
- 同程度の期間で比較する
- 確定後のアクセス数を基準にする
- 継続的な変化か一時的な変化かを分けて見る
記事別・リンク元もあわせて見る
ブログ全体のアクセス数や訪問者数が変化したら、記事別アクセス数とリンク元もあわせて確認しましょう。
例えば、ブログ全体のアクセス数が増えていても、実際には1つの記事だけが大きく伸びている場合があります。記事別アクセス数を確認すれば、どの記事が変化に関係しているのかを把握できます。
さらにリンク元を見ると、どこからブログへアクセスされたのかを確認する手掛かりになります。
「アクセス数が増えた」という結果だけを見るのではなく、どの記事が読まれ、どこからアクセスされたのかまで確認すると、次に伸ばす記事や改善する部分を判断しやすくなります。
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| アクセス数 | ブログ全体のページ表示数がどう変化したか |
| 訪問者数 | ブログを訪れた人数がどう変化したか |
| 記事別 | どの記事が増えた・減ったのか |
| リンク元 | どこからのアクセスに変化があったのか |
記事を変更した日を記録する
記事を修正した場合は、何をいつ変更したのかを記録しておくと、アクセス解析の変化を振り返りやすくなります。
例えば、タイトルを変更した、本文を加筆した、関連記事を追加したなど、主な変更内容と日付を残します。
アクセス数がその後に増減した場合も、変更履歴があれば「どの時期から数字が動いたのか」を確認できます。
ただし、記事を変更した後にアクセス数が増えたからといって、その変更だけが原因だったとは限りません。検索順位、他サイトからの流入、季節的な需要など、別の要因が重なっている可能性もあります。
そのため、変更前後の数字を比較しながら、一定期間の推移を確認することが大切です。
- 変更した日
- 変更した記事
- タイトル・本文・関連記事などの変更内容
- 変更前後のアクセス数・訪問者数
- 記事別アクセス数やリンク元の変化
まとめ
アメブロのアクセス数と訪問者数は、同じように見えて役割が異なります。アクセス数はブログが表示された回数、訪問者数はブログを訪れた人数として、それぞれ分けて確認することが基本です。
アクセス解析を見るときは、ブログ全体の数字だけでなく、記事別アクセス数やリンク元などもあわせて確認すると、どの記事が読まれているのか、どこから読者が訪れているのかを把握しやすくなります。
また、当日のアクセス数は後から再集計される場合があります。数字が急に増減したときは、その時点の数値だけで判断せず、確定後の数値やAmeba側の集計状況も確認しましょう。
アクセス数と訪問者数の動きが異なる場合もあります。訪問者数が増えているのにアクセス数が伸びていない場合や、反対にアクセス数だけが増えている場合は、それぞれブログへの入口や記事間の回遊状況を見直すきっかけになります。
最終的には、アクセス数だけを増やすことを目的にするのではなく、読者に必要な記事を届け、関連記事、プロフィール、登録・問い合わせなどへつながる導線を整えることが大切です。
- アクセス数と訪問者数は意味を分けて確認する
- ブログ全体と記事別アクセス数を区別する
- 当日の数値だけでなく確定後の数値も見る
- 数字の増減からブログへの入口と回遊を見直す
- アクセスの先にある登録・問い合わせまで確認する


























