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アメブロのアクセス数・訪問者数の違い|確認方法と伸ばすコツ7選【徹底解説】

アメブロの「アクセス数(PV)」と「訪問者数(UU)」は何が違うのでしょうか。本記事では両指標の定義と見方、PC/アプリでの確認手順、数値更新の注意点を整理し、PV高×UU低/UU増×PV停滞の読み解き方と、伸ばすコツ7選(タイトル・カバー、内部導線、SNS告知など)をご紹介していきます。

 

PV/UUの定義と基本の考え方

アメブロの分析では「アクセス数(PV)」と「訪問者数(UU)」をセットで見ることが重要です。

アクセス数(PV)=ブログにアクセスされた全てのPV数、訪問者数(UU)=ブログにアクセスされた人数(いずれもAmebaの定義)として把握します。

PVが多ければ記事や導線がよく読まれている可能性が高く、UUが多ければ新規読者の流入や認知の広がりが期待できます。

 

どちらか一方だけでは判断を誤りやすいため、目的(収益化・コミュニティ形成・問い合わせ増など)に合わせて指標の使い分けを行いましょう。

たとえば広告やアフィリエイト重視ならPV、ファン基盤づくりや再訪増加を狙うならUUに注目します。

さらに、PV÷UU(1人あたりの閲覧ページ数)を補助指標として見ると、記事間回遊の良し悪しが把握しやすくなります。

 

指標 定義・読み方(概要)
PV ページ表示の延べ回数。1人が3ページ見れば+3。導線・関連記事設計・滞在の濃さを推測。
UU 訪問者の延べ人数の目安。同一ユーザーは基本的に1として集計。認知拡大や新規流入の把握に有効。

 

【使い分けの基本】

  • 広告・アフィリエイトの効果測定→PV重視
  • ファン化・再訪増→UU重視(新規/再訪のバランス)
  • 回遊改善→PV÷UUの上昇を目標に関連記事や内部リンクを最適化

 

まず押さえる3ポイント
  • PV=回数、UU=人数という役割の違い
  • 目的に応じて重点指標を変える
  • PV÷UUで回遊の質を補助的に評価

 

アクセス数と訪問者数の定義

PV(ページビュー)は、ブログ内の記事やページが表示された延べ回数を指します。1人の読者が同じ記事を読み直しても、その都度PVは加算されます。

UU(ユニークユーザー)は、期間内に訪問した読者数の目安です。同じ人が何度来訪して複数ページを見ても、基本的に1として扱われます。

両者は対立する概念ではなく補完関係にあり、PVの増減は回遊や導線の良し悪し、UUの増減は認知の広がりや集客の成否を映し出します。理解を深めるため、簡単なケースでイメージしましょう。

 

【具体例(同一日・同一端末のイメージ)】

  1. Aさんが記事A→記事B→記事Cを閲覧:PV=3/UU=1
  2. 同日にBさんが記事Aのみ閲覧:PV=1/UU=1(累計PV=4/UU=2)
  3. Aさんが同日に記事Aを再読:PV=+1→累計PV=5/UU=2

 

このように、PVは「どれだけ読まれたか(量)」、UUは「何人に届いたか(幅)」を表します。分析では、期間や施策ごとに「PVの伸び=導線が効いたのか/UUの伸び=露出が増えたのか」を切り分けて考えると、改善点が見つけやすくなります。

たとえばUUが増えたのにPVが伸びない場合は、初回訪問の読者が他記事へ移動できていないサインです。関連記事や目次、プロフィール導線を強化して「次に読む理由」を提示しましょう。

逆にPVだけ高くUUが伸びないときは、同一読者の回遊は好調だが新規流入が不足している可能性があるため、検索タイトルやSNS告知を見直すのが有効です。

 

ボット除外と再集計の仕様

Amebaでは、アクセス数・訪問者数はボット/クローラー等の機械的アクセスを除外して提供されます。「今日のアクセス数」は概算値で、翌日0時〜8時の間に再集計され最終値が確定します。

そのため翌日に数値が増減することがあります。これらは健全な指標を保つための処理ですが、利用者側からは「急にPVが下がった」「翌日に数値が変わった」と見えることがあります。

大切なのは、短時間のブレで判断せず、日・週・月の粒度で傾向を見ること、そして異常値が出たときに確認すべきポイントを用意しておくことです。

 

現象 よくある原因 確認ポイント・対処
当日だけPV急増 SNS拡散・外部リンク、機械的アクセスの混入 参照元の偏りを確認→同一URL/短時間集中なら翌日の確定値も確認
翌日にPV/UUが減少 ボット除外や重複調整による再集計 速報値と確定値を区別→週次トレンドで評価
端末で表示差 キャッシュ・表示遅延・閲覧環境差 別ブラウザ/シークレットで再確認→日をまたいで推移を見る

 

数値解釈の注意点
  • 速報値の乱高下に一喜一憂しない→週次・月次で判断
  • 異常値は参照元と時刻帯を確認→外部拡散か機械的アクセスかを切り分け
  • 施策の効果検証は“一度に一箇所だけ変更”で原因を特定

 

【実務のコツ】

  • ダッシュボードは毎日同時刻に見る→日内変動の影響を抑える
  • UUの急増時はタイトル/SNS告知と時刻を対比→再現可能な型を蓄積
  • PVが高いのにUUが伸びないときは内部導線、逆なら露出拡大策を優先

 

アクセス解析の見方と確認手順

アクセス解析は「今なにが読まれているか」「どこから来ているか」「次に何を直すか」を決める地図です。まずはPV(閲覧回数)とUU(訪問者数)を期間でそろえて確認し、つぎに記事別・参照元別(検索/SNS/外部サイト/アメブロ内)へ掘り下げます。

PCは全体像を俯瞰する作業、スマホアプリは当日の変化を素早く追う用途に向きます。日内の速報値は後で見直しが入る場合があるため、同じ時刻に記録し週次で傾向を見ると判断が安定します。

異常な増減が出た際は、参照元の偏りと時刻帯を合わせて確認し、偶発的な拡散か、導線改善の効果かを切り分けましょう。

 

確認項目 見るポイント
PV / UU 期間を合わせて推移を比較→比率(PV÷UU)で回遊の質を把握
記事別 急伸・急落記事を特定→タイトル・導入・内部リンクを点検
参照元 検索/SNS/外部サイト/アメブロ内の比率→施策の当たり所を判断
端末 スマホ主体かを確認→見出し長・ボタン間隔・画像サイズを最適化

 

基本の読み方(順番)
  • 全体(PV・UU)→記事別→参照元→端末の順で深掘り
  • 日次は同時刻で記録→週次・月次で評価
  • 異常値は参照元と時刻帯を対で確認

 

PC版アクセス解析の確認

PC版は画面が広く、期間比較や記事別・参照元の同時確認に向いています。まず期間を直近7日→前週同曜日→直近30日と切り替えて、季節要因や曜日差をならして見ます。

次に記事別表示へ移動し、上位と下位の差を確認します。急伸記事はタイトル・導入・小見出しが検索意図に合っている可能性が高く、急落記事は導線(関連記事/目次/プロフィール)や表示崩れがないかを点検します。

 

参照元では検索比率が低いときはタイトル改善や内部リンク見直し、SNS比率が高いときは告知タイミングや投稿文面の型を記録して再現性を高めます。

最後に端末別を見て、スマホ主体なら見出しを短く、ボタン間隔を広めに、画像は軽量化するなど表示面の改善を行いましょう。

 

【PCでの基本手順】

  1. アクセス解析を開く→期間を直近7日・30日に切替
  2. 記事別ランキング→急伸・急落を抽出して原因仮説をメモ
  3. 参照元の比率→検索/SNS/外部サイト/アメブロ内の変化を確認
  4. 端末別→スマホ前提で見出し長・行間・画像サイズを再点検

 

見る順番のコツ(PC)
  • 総量→内訳→導線→表示の順で“原因→打ち手”を確定
  • 一度に一箇所だけ修正→1〜2週間観測で効果判定

 

アプリ版アクセス解析の操作方法

スマホアプリは「今日・今」の変化を素早く把握するのに便利です。「ブログ管理」→アクセス解析で、画面上部の「ブログ全体アクセス数」ラベルをタップすると、アクセス数⇄訪問者数の切替/ベスト・平均ライン表示/期間指定が可能です。

「月間のアクセス数」ラベルからは今日/昨日への切替も行えます。通知をオンにしておくと、公開直後の反応やSNS拡散の気配を見落としにくくなります。

 

外出先での更新は、タイトルの言い回しや冒頭の数行、関連記事リンクの追加など“軽微で効果の大きい修正”に絞るのがコツです。

長文の書き換えやリンク群の整理は、PCでの最終確認とセットで行うと崩れを防げます。アプリの表示は端末サイズに左右されるため、保存後に実機で折り返し・行間・ボタン間隔をその場でチェックし、読みにくい箇所を即時に微修正しましょう。

 

スマホ運用時の注意点
  • 長文推敲や複雑なリンク整理はPCで最終調整
  • 入力途中は下書き保存→アプリのバックグラウンドで未保存を回避
  • 公開後はその場で実機確認→折り返し・画像トリミングを点検

 

【即見直すと効く箇所】

  • タイトルの先頭語と数字→検索・SNSでの視認性を向上
  • 冒頭3行→要点を先に提示して離脱を抑制
  • 記事末の関連記事→“次に読む理由”を明確化

 

数値の更新タイミングと注意点

アクセス数は「速報→確定」の二段階で推移し、当日の数値は後から見直しが入ることがあります。そのため、短時間の乱高下で判断せず、毎日同じ時刻にメモ→週次で傾向を評価する運用が安定します。

急増・急減が出た場合は、参照元が一箇所に偏っていないか、特定記事に集中していないか、同一時刻帯に連続していないかを合わせて確認します。

 

また、リダイレクトや短縮URLの多用は参照元が欠落することがあり、流入分析の妨げになります。

端末・ブラウザごとのキャッシュ差で表示が遅れることもあるため、別ブラウザやシークレット表示で再確認すると安心です。施策の検証は“一度に一箇所だけ変更”を徹底し、1〜2週間の観測で効果を判定しましょう。

 

現象 見方 対処のヒント
当日だけ急増 SNS拡散・外部リンク集中・速報値の揺れ 参照元と時刻帯を確認→翌日の確定値で判断
翌日に数値が変動 ボット除外や重複調整の可能性 速報と確定を区別→週次トレンドで評価
参照元が不明 短縮URLや多段リダイレクトで欠落 正式URLを使用→リンク文言を内容に合わせて統一

 

安定して読むための型
  • 記録の時刻を固定→日内のばらつきを抑制
  • 異常時は「記事×参照元×時刻」で三点確認
  • 一箇所だけ改善→1〜2週間観測→次の一手へ

 

PVとUUの関係と読み解き方

PV(ページビュー)は「どれだけ読まれたか」、UU(訪問者数)は「何人に届いたか」を表します。分析では、両者の単独値だけでなく関係性を見ることが重要です。

たとえばPV÷UU(1人あたり閲覧ページ数)が高いほど回遊は良好、低いほど初回離脱が多い可能性があります。

 

さらに、日次より週次・月次で傾向を確認し、イベントやSNS告知などの外部要因を併記して解釈すると、因果を見誤りにくくなります。

よくあるパターンは、PV高×UU低(既存読者が回遊)と、UU増×PV停滞(新規は来るが深掘りされない)の2つです。

前者は露出拡大、後者は内部導線・本文構造の改善が軸になります。加えて、目的(広告収益・読者コミュニティ・問い合わせ獲得など)に応じて重視する指標を切り替える運用が効果的です。

 

状態 読み取り方 主な打ち手
PV↑/UU↓ 既存読者の回遊は良好/新規流入が不足 検索タイトル最適化・外部露出・SNS告知の強化
UU↑/PV→ 新規流入は増加/深掘りが弱い 見出し改修・目次/関連記事・CTAで回遊促進
PV↑/UU↑ 露出も回遊も良好 成功要因のテンプレ化→横展開
PV↓/UU↓ 露出低下の可能性 投稿頻度・告知タイミング・季節要因の見直し

 

読み解きの基本指標
  • PV÷UU(1人あたり閲覧ページ数)→回遊の質の目安
  • 記事別PV・参照元→当たり所を特定
  • 直帰を疑う兆候→導入の弱さ/導線不足/表示の遅さ

 

PV高・UU低の典型原因と対策案

PVが高いのにUUが伸びない場合、既存読者が複数ページをよく読んでいる一方で、新規読者への露出が不足している可能性が高いです。

原因としては、検索意図とずれたタイトルでクリックが得られない、説明的すぎる見出しで魅力が伝わらない、SNS告知が固定ファン向けに偏っている、内部リンクが同一サイト内で循環し外部からの入口が乏しい、といった点が挙げられます。

 

まずは“入口”の改善を優先しましょう。検索クエリに合わせてタイトル先頭に主要語と数字を置く、メタ的な一文よりベネフィット先行の書き出しにする、SNSではサムネイルと要約文をテストして反応が高い型を残す、といった小さな改善が有効です。

また、外部からの入口を増やすため、代表記事の「まとめ・早見表・チェックリスト」化や、プロフィールから入門記事への明確な導線を用意します。

 

【対策の要点】

  • 検索タイトルの先頭強化→主要語+具体数字で意図適合
  • OG画像(カバー)と要約文をAB→SNSの初動を最大化
  • 入門・比較・解決の3系統で入口記事を作成→プロフィールから誘導
  • 古い良記事を加筆更新→“新着扱い”で再露出を獲得

 

やりがちな落とし穴
  • 内部リンクだけで回す→外部からの新規入口が増えない
  • タイトルに抽象語が多い→検索意図とずれてCTR低下

 

UU増・PV停滞の典型原因と対策案

UUが増えているのにPVが伸びないときは、新規読者は来ているが“次へ進む理由”が弱い状態です。

考えられる原因は、冒頭の要点提示が遅い、段落が長くスマホで読みにくい、目次や関連記事がなく次の選択肢が見えない、ボタンやリンクの文言が「こちら」で目的が伝わらない、などです。

 

解決には“ファーストビューからゴールまでの道筋”を可視化します。冒頭3行で結論とメリットを明示し、目次と見出しで内容を先出し、各セクション末に関連記事リンクを配置して次の一歩を案内します。

加えて、本文内に小見出し・箇条書きを適切に挿入し、スマホの視線移動を助けると離脱が減ります。

 

すぐ効く回遊改善(クイックウィン)
  • 冒頭3行で結論→読了前離脱を抑制
  • 各章の末尾に関連記事→“次に読む理由”を明確化
  • アンカーテキストを目的語に→「入門記事一覧」「相談の流れ」
  • スマホで段落を3〜4行に分割→可読性を向上

 

【具体例】

  • UU急増後にPVが横ばい→目次を追加し、関連3本を章末に配置
  • 滞在が短い→冒頭を“悩み→解決→得られる結果”の順に改稿

 

目的別に重視すべき指標

ブログの目的により、追うべきKPIは変わります。広告・アフィリエイト寄りなら表示回数に依存するためPVが主、コミュニティ形成なら新規と再訪の基盤づくりが重要でUUと再訪率が主、相談・問い合わせの獲得が目的ならプロフィール到達やフォーム送信といった“行動KPI”を最上位に置きます。

補助指標としては、PV÷UU(回遊の質)、代表記事のスクロール完了率や章末リンクのクリック率、プロフィール到達率などが有効です。目的に沿って“増やすべき数字”を明確にすると、操作する施策も自ずと定まります。

 

目的 主KPI 副KPI・見るポイント
広告・アフィリエイト PV、記事別PV PV÷UU、下部広告の視認率、関連記事クリック率
コミュニティ形成 UU、再訪比率、読者登録増 プロフィール到達率、コメント・いいね数の推移
問い合わせ・相談 フォーム送信数、プロフィール経由CV プロフィール到達率、CTAクリック率、導線の位置

 

指標設計のコツ
  • 主KPIは1〜2に絞る→評価をぶらさない
  • 一度に一箇所だけ改善→1〜2週間で効果判定
  • うまくいった型はテンプレ化→横展開で再現

 

数値を伸ばす具体施策

PV(アクセス数)とUU(訪問者数)を同時に伸ばすには、①見つけてもらう仕掛け、②記事内で次を読みたくなる導線、③外部からの呼び込みと再告知──この3点をセットで整えるのが近道です。

本章では「タイトル・カバー画像の最適化」「内部導線と関連記事の設計」「SNS連携と告知タイミング最適化」を順番に解説します。

 

いきなり全てを変えるのではなく、一度に一つだけ改善→1〜2週間で推移を確認→有効ならテンプレ化、という小さな検証サイクルが失敗を減らします。

たとえば、検索流入を狙う回はタイトル先頭の語と数字を調整、回遊を狙う回は章末の関連記事を強化、拡散を狙う回はSNSの再告知を増やす、のように目的と打ち手を1対1で結び、PVとUUの動きの違いで効果を判断しましょう。

 

狙い 主な打ち手 見るKPI
検索流入↑ タイトル先頭語・数字・ベネフィットの見直し UU、検索参照元の比率、CTRの変化
回遊↑ 章末関連記事・目次導線・本文内アンカー強化 PV、PV÷UU、代表記事の滞在
拡散↑ SNS再告知、要約文・サムネのAB SNS参照元UU、初動PV、保存数

 

タイトル・カバー画像の最適化

タイトルは「誰に何のメリットがあるか」を一瞬で伝える看板です。先頭に主要語を置き、数字や具体語でベネフィットを明示するとクリックされやすくなります。

たとえば「アメブロ アクセス数 訪問者数」を狙う場合は、主要語を前に寄せつつ「違い」「確認手順」「伸ばすコツ」といった意図を含めると検索・SNSの両面で視認性が上がります。

 

言い回しは誇張せず、読み手の疑問形や目的語(例:早見表・手順・チェック)を活用して自然に誘導しましょう。

カバー画像(サムネ)は、本文の価値が一目で分かる要約テキストを短く載せ、背景と文字色のコントラストを確保します。

文字は長くしすぎず、中央付近に要点を配置すると小さな画面でも崩れにくいです。保存後は必ずスマホで表示を確認し、切れやにじみ、暗さがないかをチェックします。

 

タイトル・カバーのチェックポイント
  • 主要語は先頭寄せ→「アメブロ アクセス数・訪問者数」など
  • 数字と具体語→「違い」「手順」「コツ」「早見表」を短く併記
  • カバーは短文×強コントラスト→小画面でも判読できる配置

 

【テスト例(小さく検証)】

  • 同一内容で「疑問形」「ベネフィット形」をAB→CTRの差を比較
  • 要約文の先頭3語だけ変更→SNS初動PVの変化を見る
  • 暗いサムネを明るく差し替え→保存数とクリックの推移を確認

 

避けたい落とし穴
  • 抽象語の連打→「すごい」「超簡単」だけでは意図が伝わらない
  • 長すぎる文言→主要語が後方に押し出され視認性が低下
  • 背景と文字のコントラスト不足→スマホで読めず機会損失

 

内部導線と関連記事の設計

UUが来ても「次に読む理由」がなければPVは伸びにくいです。導線は「目次上」「本文中」「章末」「記事末」の4か所に役割を分担させます。

目次上には目的別リンク(入門・比較・解決)を設置し、本文中は要点ブロックの直後に“深掘り1本”だけを差し込んで迷いを減らします。

 

各章の終わりには、読者の疑問に続く関連リンクを2〜3本配置し、記事末では「次に読む」ボックスで入門→比較→解決の順に並べると、自然な回遊が生まれます。

アンカーテキストは「こちら」ではなく目的語(例:PV/UUの違い早見表、アクセス解析の見方)に統一し、クリック後に得られる価値を明確化します。

月1回、上位記事どうしを相互に結び直し、古い良記事は最新情報を追記して“入口記事”として再活用しましょう。

 

配置 目的 設計のコツ
目次上 最短で目的地へ誘導 入門/比較/解決の3系統ボタンを設置→迷いを削減
本文中 深掘りの提示 要点直後に関連1本だけ→選択肢を絞り離脱を抑制
章末 連続読了を促す 読者の次の疑問に合わせ2〜3本→目的語で表記
記事末 回遊の総仕上げ 「次に読む」ボックス→入門→比較→解決の順で配置

 

実装のクイックウィン
  • 章末に関連2本→PV÷UUの底上げを狙う
  • プロフィール直下に代表3記事→新規UUの迷いを解消
  • 古い人気記事へ最新追記→検索・内部回遊の両取り

 

【注意点】

  • リンクを多くしすぎない→選べない状態は離脱につながる
  • 同ページ内の重複リンクは削除→クリック率の測定が難しくなる

 

SNS連携と告知タイミング最適化

SNSは新規UUの獲得と再訪の呼び戻しに有効です。投稿は「フック(一言で価値)→要点(箇条書き1〜2点)→行き先(目的語リンク)」の順に短く構成し、同じ記事でも切り口を変えて複数回告知します。

たとえば公開直後は「結論・早見表」を強調、翌日は「手順・チェック」、数日後に「失敗例・注意点」で再告知すると、新規と再訪の双方に届きやすくなります。ハッシュタグは少数精鋭に絞り、短縮URLの多用は避けて行き先の透明性を保ちます。

自分のデータでPVが高い時間帯の前後で投稿し、反応が良かった時間・文面・サムネをメモ化してテンプレ化しましょう。告知と同時に、アメブロ内の読者登録・コメント返しを習慣化すると、交流の密度が増していいねと再訪が安定します。

 

再告知ミニカレンダー(例)
  • 公開当日:結論+早見表→初動UUの獲得
  • 翌日:手順・チェック→実装を後押し
  • 3〜7日後:失敗例・注意点→再訪を喚起

 

【運用のコツ】

  • 投稿は1つだけ変えてテスト→時間帯・文面・サムネのどれが効いたかを判定
  • 参照元の推移で判断→SNS別のUU増減と初動PVを記録
  • 放置SNSのリンクは外す→最新情報が動く媒体に集中

 

やりがちな失敗
  • 同文面を連投→プラットフォーム側で表示が抑制されやすい
  • 「こちら」だけのリンク→クリック後の価値が伝わらず反応が鈍い
  • 告知後の実機確認なし→サムネ切れやリンクミスに気づけない

 

よくある疑問とトラブル対応

アクセス解析を運用していると、「いいねは多いのにPVが伸びない」「突然アクセス数が0になった」「ツールごとに数値が合わない」といった悩みが起きやすいです。

これらは故障ではなく、指標の性質・集計タイミング・参照元の欠落・表示設定など、複数の要因が重なることで発生します。

 

まずは“何が、いつから、どのページで”起きているかを切り分け、同期間でPV・UU・記事別・参照元を並べて確認します。

次に、公開設定や告知の有無、タイトル変更や画像差し替えなどの更新履歴を時系列に整理します。

最後に、数値は日次ではぶれやすいため、同時刻で記録→週次で傾向を評価する運用に切り替えると、異常と正常の境目が見えてきます。

 

初動フロー(迷ったらこの順)
  • 症状の特定→発生日・対象記事・参照元の有無をメモ
  • 設定の確認→公開範囲・下書き・限定公開・リンク切れ
  • 集計の確認→期間・時刻・速報/確定の区別
  • 再現の確認→別端末・別ブラウザ・シークレットで閲覧

 

いいね多いのにPV少ない理由

「いいねが増えるのにPVが伸びない」場合は、タイムラインや通知など“外部の見え方”に反応が集まり、記事本体のクリックに至っていない可能性があります。

カバー画像やタイトルの印象が強すぎて、本文の価値が十分に伝わらないと、スクロールでの“賛同リアクション”は増えても、ページ遷移は生まれにくくなります。

 

また、既存フォロワー中心の告知では、いいねは増えても新規UUが不足し、PV全体は伸びにくい傾向があります。

改善には、タイトルの具体化・冒頭3行の要点提示・章末の関連記事設計など“クリック後の満足”を高める工夫が有効です。さらに、告知テキストに「本文で得られる具体的な結果」を一文添えると、閲覧意欲が上がります。

 

現象 想定される要因 対処のヒント
いいね↑/PV→ タイムラインでの視認は高いがクリック動機が弱い タイトル先頭に主要語+数字、要約を具体化、OG画像を明るく簡潔に
既存反応のみ フォロワー偏重の告知で新規露出が不足 検索意図に合うキーワードを先頭化、ハッシュタグを精選
直帰が高い 冒頭で結論が見えず離脱、次の導線がない 冒頭3行で結論→章末に関連2〜3本、目的語リンクに統一

 

【クイックチェック】

  • タイトルに“誰に・何が・どれだけ”が入っているか
  • 告知文に本文のベネフィットが1文で書かれているか
  • 各章末に「次に読む」リンクが明確に並んでいるか

 

アクセス数が0になる時の確認

突然PVが0に見える時は、表示や集計の“手前”で止まっていることが多いです。まずは対象期間と時刻を合わせ、速報値か確定値かを確認します。

公開設定(下書き・限定公開・日時予約)が原因の場合は、検索や外部から到達できず、0に近い表示になります。記事URLの変更やリダイレクト、短縮URLの多用で参照元が欠落しているケースも要注意です。

画像や広告タグの読込遅延で、読者側が途中離脱している可能性もあります。アプリ・ブラウザのキャッシュで表示が遅れることもあるため、別ブラウザ/シークレットで再読み込みし、他端末でも同現象かを確かめます。

 

  1. 期間・時刻の再確認→集計の更新待ちでないか
  2. 公開状態の確認→下書き/限定公開/予約投稿のままになっていないか
  3. URLの確認→変更・リダイレクト・短縮URLの影響の有無
  4. 参照元の確認→一箇所に偏りがないか、リンク切れがないか
  5. 再現テスト→別端末・別ブラウザ・シークレットで閲覧

 

見落としやすいポイント
  • 記事を更新したが公開ボタンを押していない(下書き保存のまま)
  • URLを貼り替えたが古い短縮URLが残り、遷移に失敗している
  • 当日早朝は数値が未反映→確定値で翌日に再確認

 

計測差異の見直しチェック項目

アメブロ標準の解析と外部ツールの数値が合わないのは珍しくありません。計測対象・集計ルール・タイムゾーン・ボット除外の方針が異なるためです。

差分を埋めるには、同じ期間・同じ時刻で比較し、どの指標がどれだけズレているかをまず可視化します。

 

次に、参照元が「不明」や「ダイレクト」に偏っていないか、短縮URLや多段リダイレクトでリファラが落ちていないかを確認します。

アプリ内ブラウザ経由の流入は参照元が欠落しやすく、端末やCookieの違いで同一ユーザーの判定が変わることもあります。複数施策を同時に変えると原因が特定できないため、一度に一つだけ条件を揃えて検証します。

 

差異の要因 確認ポイント 整え方のコツ
集計ルール PV/UUの定義、ボット除外、セッションの切れ目 比較は指標を固定→同期間・同時刻でスクリーンショット保存
参照元の欠落 短縮URL・多段リダイレクト・アプリ内ブラウザ 正式URLを使用、リンク文言は目的語、リダイレクトを簡素化
タイムゾーン 日付切替時の集計境界の違い 日付またぎを避けて比較、同時刻で恒常的に記録
端末・Cookie 同一ユーザー判定が端末ごとに分離 週次で傾向評価→単日のブレは判断に使わない

 

差異に振り回されないために
  • 主KPIを1〜2に絞る→評価指標のブレを防ぐ
  • 一度に一箇所だけ変更→1〜2週間で効果判定
  • 成功パターンをテンプレ化→次回は同条件で再現

 

まとめ

PVは閲覧回数、UUは人数という役割を理解し、アクセス解析で現状→原因→打ち手の順に点検することが重要です。

タイトル・カバー最適化、内部導線の整理、SNS告知の3本柱を回しつつ、PC/アプリで定期確認。まずは1箇所だけ改善し、1〜2週間の推移で効果を判定して次の一手へつなげましょう。