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アメブロ記事が削除された原因と復元策|違反ガイドライン完全解説&再公開手順

突然「この記事は表示できません」と表示されると、集客や収益が一瞬で途切れて焦ります。

本記事ではアメブロ記事が削除される代表的な原因を公式ガイドラインと照合しながら整理し、通知タイプ別の確認フロー、本文を取り戻す四つの復元手順、今後削除されないためのバックアップ&リライト術までを網羅。読めば“原因究明→再公開→再発防止”まで最短ルートで動けます。

 

削除通知の種類と確認手順

アメブロの記事が突然消えたときは、まず「どのルートで削除が行われたのか」を突き止めることが最優先です。通知のパターンは大きく分けて〈メール通知〉〈マイページのポップアップ〉〈検索結果で404表示〉の3種あり、それぞれ確認できる情報量が異なります。

メール通知には削除日時・該当記事URL・違反項目が明記される一方、ポップアップはリンク先の「削除理由一覧」まで自分で辿らないと詳細が分かりません。

 

404表示のみの場合は、単なる非公開設定かキャッシュ残骸の可能性も残るため、まず下書き一覧をチェックして記事IDが残っているかを確認しましょう。以下の手順に沿えば、数分で削除原因の切り分けができます。

【確認フロー】

  1. メール・アプリ通知を開き削除対象URLをコピー
  2. 管理画面>記事一覧で同URLの記事IDが残っているか確認
  3. 残っていなければ手動削除 or 運営削除、残っていれば非公開設定の可能性大
  4. Amebaガイドラインの該当項目と見比べ、違反ポイントをメモする

 

時短ポイント
  • URL末尾の「entry-数字」が分かればキャッシュ検索がしやすい
  • 通知メールは30日後に自動削除されるためPDF保存がおすすめ

 

システム自動削除と運営手動削除の違い

アメブロの削除にはAIフィルターが即時で行う「システム自動削除」と、スタッフレビューを経て行われる「運営手動削除」があります。自動削除は公開直後〜数分以内に起こることが多く、薬機法ワードや外部ASPタグなど明確なNG要素を含むと検知されます。

一方、手動削除は通報や巡回チェックを起点に行われるため、公開から数日〜数か月後でも発生し得ます。手動削除の場合、メール本文に「審査の結果、利用規約に抵触する表現が確認されました」と記載され、再投稿にはリライトが必須です。

項目 システム自動削除 運営手動削除
発生タイミング 投稿直後〜数分 通報後または定期巡回後
通知方法 アプリ・メール同時 主にメール
復旧難易度 修正→再投稿で可 異議申し立てが必要

 

注意点
  • 自動削除後に同内容を再投稿すると即時凍結リスクが上がる
  • 手動削除で悪質と判断されるとアカ停止の前例あり

 

「記事が見つかりません」エラーと非公開設定の見分け方

URL直打ち時に「記事が見つかりません」と表示されても、実は削除ではなく“公開範囲が自分のみ”に変わっているだけのケースがあります。誤タップで公開範囲を変更したり、予約投稿が失敗するとこの状態になるため、本格対応前に必ず非公開設定を確認しましょう。

手順は「管理>記事一覧>絞り込み『下書き・非公開』」で該当記事を探すだけ。もし見つかれば削除ではないので、公開設定を「全員に公開」に戻せば即復活します。逆に記事一覧にIDが存在せず、サイトマップにも載っていなければ削除確定です。

  1. 記事一覧で「公開設定」を列表示に切替
  2. 非公開・限定公開の記事がないか検索
  3. 該当記事があれば公開切替で復活
  4. 存在しなければ削除確定→復旧ステップへ進む

 

覚えておくと便利
  • Search Console「URL検査」でインデックス履歴を確認すると、削除日時の手掛かりになる
  • 非公開ミスは投稿アプリ更新時のUI変更が原因になることが多い

 

ガイドライン違反チェックリストと主な原因

アメブロでは「コミュニティガイドライン」と「利用規約」に従わない記事は、事前予告なく削除されます。ところが規約全文は数万字と長く、ポイントを把握しないまま投稿している人も多いのが実情です。

本章では削除につながりやすい6大カテゴリを一覧化し、公開前にセルフチェックできる表を用意しました。投稿直前にこの表と照合するだけでリスクを大幅に減らせます。

カテゴリ 主な違反例 推奨対策
商用利用 外部ASPリンク、無断広告バナー Ameba Pickのみ使用し、他ASPは自社LP経由
著作権 芸能人画像の直貼り、文章丸写し SNS埋め込みか引用タグで出典明記
不適切表現 過激・差別・誹謗中傷 否定的内容は事実+根拠+敬語で書く
薬機法 「シワが消える」など効能断定 体験談+出典資料で効果を限定表現
プライバシー 車のナンバー写り込み モザイク処理・スタンプで隠す
誇大広告 「誰でも月収100万円」 実数値+根拠資料を併記

 

チェックリストの使い方
  • 投稿前に表をスクショ→スマホメモに保存
  • 該当しそうな列に⚠マークを付け、対策列を実行

 

商用利用・著作権侵害・不適切表現の判定基準

アメブロの規約で最も見落とされがちな3大項目が「商用利用」「著作権」「不適切表現」です。まず商用利用は〈外部サービスへ直接誘導し対価を得る行為〉が禁止対象となり、具体的にはA8.netやGoogleアドセンスの「scriptタグ」を貼り付けるだけで即時フィルターにかかります。

一方、セミナー告知や自社商品の紹介は認められているものの、価格や申込みページへの直リンクが続くと〝営利目的ページ〟と判断されることがあります。安全策として、案内記事→LPへ1クリック挟む構成にしましょう。

 

著作権侵害は画像だけでなく「歌詞5行以上」「新聞記事まるごと引用」もアウトです。引用要件は①出典明示②転載部分が従属、つまり自分の文章の従属物であること。文章の50%を超えると編集権侵害になる可能性があるため、引用は全体の1~2割程度を目安にしてください。

【違反判定の早見ポイント】

  • 外部への送客リンクが3つ以上連続していないか
  • 画像は「写っている人=権利者」かフリー素材か
  • 差別ワードは置換 or 伏せ字処理を入れたか

 

注意!即削除キーワード例
  • 「○○だけでがんが治る」→医療法違反
  • 「完全保証で必ず稼げる」→景表法違反

 

外部ASPリンク混在などよくある見落としポイント

Ameba Pickしか貼っていないつもりでも、「サイドバーに設置した古いバナー」や「テンプレに残ったscriptタグ」が原因で削除されるケースが少なくありません。

特に2022年以前の無料テンプレートを使用している場合、配布元がアドセンスコードを挿入している例があり、記事本文では確認できないため注意が必要です。

 

以下は運営への問い合わせでも頻出する“盲点”リストです。

削除につながる盲点トップ5
  1. サイドバーのフリープラグインに外部ASPタグが残存
  2. 旧記事に貼ったYouTube広告付き埋め込み
  3. レイアウトHTMLの<iframe>で外部サービスを直読み込み
  4. ランキング参加用バナーにアドトラッキングコード
  5. プロフィール欄にLINE公式アフィリリンクを直貼り

 

これらを防ぐには、半年に一度「テンプレHTML全選択→メモ帳貼付→外部ドメインをCtrl+F検索」する方法が有効です。また、Ameba公式の「ブログ設定>広告表示を確認」で、不明な広告枠が出ていないかも合わせてチェックしましょう。

最後に、Google Tag AssistantやGhosteryなどのブラウザ拡張で自サイトを読み込ませ、外部トラッキングスクリプトを検出するとほぼ漏れなく洗い出せます。

タグを削除したらキャッシュをクリアし、10分後に再スキャンして反映を確認すれば完了です。これだけで外部ASP混在による“うっかり削除”をほぼゼロにできます。

 

記事を復元・再公開する4ステップ

アメブロの記事が削除されても、本文を完全に失わずに復元できるケースは意外に多いです。ポイントは「データを拾う→違反箇所を修正→運営へ申請→検証して再公開」の4段階を漏れなく実行すること。

とくに削除通知から24時間以内はブラウザキャッシュや検索エンジンに全文が残っている確率が高く、対応のスピードが復旧率を左右します。本章では各ステップで使う無料ツールと具体的な操作手順を紹介し、誰でも30分以内に“復元可否”の判断ができるフローを示します。

 

復元ロードマップ
  • STEP1:本文データの回収(下書き・キャッシュ・Wayback)
  • STEP2:規約違反箇所のリライト
  • STEP3:運営への異議申し立て
  • STEP4:再公開後のインデックス再取得

 

下書き・キャッシュ・Waybackで本文を回収する方法

本文を取り戻すには「ローカル→サーバー→外部キャッシュ」の順に掘り起こします。まず管理画面<記事一覧>で「下書き」「複製」タグが付いた同タイトルの記事を探してください。削除前に自動保存が走っていれば、この段階で全文が戻ります。

見当たらない場合はブラウザのキャッシュを確認します。Chromeなら「chrome://cache」で検索し、URL末尾のentry番号でフィルタをかけるとHTMLデータが見つかることがあります。

 

それでも残っていなければGoogleキャッシュとWayback Machineの出番です。手順は以下のとおりです。

  1. Google検索窓に「cache:記事URL」を入力しヒットを確認
  2. 表示されない場合は Wayback Machine へ移動し URL を入力
  3. 保存履歴があれば最新日時をクリック→HTMLをコピー
  4. 段落ごとに改行が失われるので、メモ帳に貼り整形

 

データ源 成功率 取得のコツ
下書き複製 削除当日なら90%以上残存
ブラウザキャッシュ 閲覧端末が同一なら有効
Googleキャッシュ 公開から3日以内で残る
Wayback Machine 人気記事ほど保存率高
注意点
  • キャッシュHTMLは装飾コードが壊れているため、画像リンクは手動で張り直す必要があります。
  • Googleキャッシュは手動削除リクエストで消えるため、早めの確認が必須です。

 

運営への異議申し立て・復旧依頼の書き方

本文を回収しリライトが終わったら、Ameba事務局に「異議申し立て」を行い、削除の解除または再審査を依頼します。

ここで重要なのは“感情的な訴え”ではなく“具体的な修正点”を示すことです。以下のテンプレートをベースに300〜400字でまとめましょう。

 

メールテンプレート
  • 件名:削除記事(entry-12345678)の再審査依頼
  • 本文:
    ①削除通知受領日時
    ②想定違反項目と修正内容
    ③再発防止策(チェックリスト導入など)
    ④連絡先(AmebaID/メール)

 

送付先は「[help@ameba.jp](mailto:help@ameba.jp)」または削除通知メールの返信アドレスです。メール送信後は3営業日以内に一次回答が届くケースが多く、追加情報を求められたら24時間以内に返答することで審査が早まります。

  1. 再審査OK → 公開設定が「下書き」状態で戻る→内容確認→全員公開
  2. 修正不足 → 追加リライト→再申請
  3. 非承認 → 旧URLは使えないため新記事として再公開

 

【成功率を高めるコツ】

  • 薬機法・景表法関連は第三者資料(厚労省サイト等)を引用し修正根拠を示す
  • 外部ASPタグ削除は「対象コードを全文」と「削除後キャプチャ」を添付

 

よくあるNG
  • 「削除は不当だ」と感情論だけを述べる → 審査が長引く
  • 修正文書を添付せずURLだけ送る → 再修正要請でタイムロス

異議申し立てが認められなくても、本文回収に成功していれば新URLで再公開し、Search Console「URL変更ツール」でリダイレクト申請を出すことで検索評価の目減りを最小限に抑えられます。

 

再発防止とバックアップ&リライト戦略

いったん記事が削除されると検索順位・SNS拡散の勢いが止まり、復旧までの空白がそのまま機会損失になります。したがって「削除されない運営フロー」を平時から整えることが、アメブロを長く資産化する唯一の近道です。

ポイントは ①定期バックアップで“消えても戻せる”状態を作る ②公開前チェックとリライトテンプレで“そもそも違反を出さない”体制を敷く ——この二本立てです。

 

まずバックアップで物理的リスクをゼロにし、次にガイドライン準拠の文章設計で法的・運営的リスクを最小化するイメージです。

施策 目的 推奨サイクル
自動下書き複製 誤削除・上書きミス防止 投稿ごと
ローカルで保存 サーバートラブル対策 月1回
キーワード違反スキャン 薬機法・誇大表現回避 記事公開前
半年ごとのリライト 最新ガイドライン反映 半年ごと

 

再発防止の鉄則
  • 複数の保存先(Ameba下書き+ローカル+ローカル保存後にクラウドにアップ)を持つ
  • 公開チェックリストをEvernoteやNotionでテンプレ化

 

月次バックアップと自動保存ツールの活用

バックアップの基本方針は「多重化」と「自動化」。とくに月間30本以上更新するブロガーの場合、手動エクスポートでは抜け漏れが発生しやすいため、次の3段階をセットで運用することを推奨します。

  1. 下書き複製運用
    記事公開前に「複製」ボタンを押し、編集前の状態を残してから公開。Amebaの自動下書きは5分間隔なので、公開後の誤削除にも対応できます。
  2. ローカル保存
    記事をPCローカルのメモ等に保存。Googleドライブに年月ごとフォルダを作り、自動同期をオンにしておけばPC故障にも備えられます。
  3. 全文RSS+IFTTT自動保存
    Amebaの全文RSSをIFTTTに連携し、記事公開ごとにEvernoteへ自動アーカイブ。画像も含めて保管されるため、テキストのみのHTMLエクスポートより復元が簡単です。

 

【おすすめ自動化ツール】

  • IFTTT:RSS→Evernote/Google Drive連携が無料枠で可
  • GitHub Copilot CLI:ローカルMarkdownをコミットし差分管理
  • Wayback Machine Save Page Now:公開直後にURLを送信し即保存

 

バックアップ注意点
  • ZIP内の画像はリンク切れを起こすため、画像フォルダも同時保管
  • Evernote無料版は月60MB制限。大容量画像が多い場合はGoogle Drive併用

 

ガイドライン準拠のリライトテンプレート

削除リスクを減らす最短ルートは、投稿前に「違反スクリーニング→置換→根拠追加」を自動化することです。以下のテンプレートは薬機法・景表法の観点でのチェック項目です。

チェック項目 NG例 修正テンプレ
薬機法ワード シワが消える 「シワが目立ちにくくなったと感じる方も」
誇大広告 確実に稼げる 「成果には個人差がありますが、平均○%が収益化」
著作権 画像直貼り SNS埋め込み or Pick画像

 

【リライト実践フロー】

  1. WordやGoogleドキュメントで「シワが消える|絶対稼げる」などNGワードを正規表現検索
  2. 根拠がない断定表現には統計や一次資料を追記し限定・根拠化する
  3. 引用・画像には必ず出典URLを脚注形式で付ける
  4. 公開前に「プレビュー→HTML表示」でscript/iframeが残っていないか確認

 

リライトチェックリスト
  • 断定表現→体験談+限定表現へ置換
  • 外部ASPタグ→削除or自社LP経由に変更
  • 著作権画像→埋め込みorフリー素材へ差し替え

テンプレートをチームで共有すれば、複数ライターが参加するブログでも品質基準を統一できます。チェック項目を随時アップデートし、法改正やAmeba規約更新にも素早く対応しましょう。

 

まとめ

アメブロ記事が消えたら〈削除通知の種類を確認→違反箇所を特定→キャッシュや下書きから本文を回収→異議申し立て〉の順に対処することが最短復旧の鍵です。

復旧後は外部ASPリンクや誇大表現など規約違反ポイントをリライトし、月次バックアップと自動保存ツールを導入して再発を防止しましょう。