この記事ではアフィリエイトの稼ぎ方について、詳しく解説していきます。
アフィリエイトは最近注目の副業の一つでもあるため、内容について気になっている人が多い傾向にあります。アフィリエイトとは、一体どのようなビジネスであり、どのような仕組みで稼げるのかを理解すれば、 すぐにでも始めることができます。ここでは稼ぐ仕組みや報酬目安などをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
アフィリエイトとは?
アフィリエイトとは、ブログなどに「成果報酬型広告」を貼ることで、収入が得られる広告手法のひとつです。
簡単に仕組みを説明すると、ブログやメールマガジンなどに貼り付けた成果報酬型広告を見て、閲覧者がクリックをし、表示されたPRページにて商品購入をしたり、申し込みをしたりすると報酬が発生する流れです。
ちなみに、アフィリエイトの始まりは1996年にスタートしたアメリカのAmazonのアソシエイトプログラムだといわれています。アフィリエイトシステムにより、得をするのは広告を貼るブロガーやアフィリエイターだけではありません。
アフィリエイト広告を出している広告主の企業や店舗も、多くのメディアでの宣伝が可能なので広告費の削減となり、なおかつ成果が上がれば、大きなメリットになるのです。近年では、在宅ワークや副業への意識が高まっており、特に個人で出来るアフィリエイトに注目が集まっています。
アフィリエイトのおすすめポイントは、次のとおりです。
- ネットがあれば初期費用がかからない
- 初心者でも始めやすい環境がある
- すきま時間に取り組める
- 本業や特技、好きなことを活かせる
インターネットの環境やパソコン、スマホなどがあれば、初期費用0円で始められるのが何よりものメリットです。さらに、初心者向けのアフィリエイト講座なども実施されているため、始めやすい環境にあります。
本業や特技、好きなことに関するテーマの記事を執筆し、関連するアフィリエイト広告を貼ることで、少しずつ収入が発生するはずです。本業や主婦業がメインでも少し空いた時間に取り組めて、日常生活の中でも比較的負担が少ないです。
アフィリエイトで稼ぐ仕組み
「広告を貼ってお金を稼ぐなんて、怪しいビジネスみたい」と思う人がいるかもしれません。しかし、アフィリエイトで稼ぐ仕組みが分かれば、少しは疑いが晴れるでしょう。
ここで、具体例も交えてアフィリエイトで稼ぐ仕組みを詳しくご説明します。
アフィリエイトの仕組み
ブログなどに広告を貼って稼げるアフィリエイトシステムは、次の4者によって仕組みが成り立っています。
- 広告主:企業、店舗など
- アフィリエイター:ブログやサイト運営者など
- ASP:広告管理者
- 購入者:閲覧者
主には広告主の企業や店舗、アフィリエイターのブログやサイト運営者によって成り立っており、広告の管理システムとしてASPが仲介する形で役割を果たしています。その流れの中で、閲覧者が購入や申し込みに至った場合、ASPを通して報酬が支払われる仕組みです。
広告主は、単独で広告を出稿するのではなく、広告管理を担うASPに依頼するのが一般的です。また、アフィリエイター側も広告主に直接交渉するのではなく、ASPを介して広告を探し、広告貼付の申請を行うようになっています。
報酬の計算や受け取りに関しても、すべてASPが管理して作業してくれるので、広告主とアフィリエイターがトラブルなく円滑に取引できます。
報酬の決め方は、広告主によって違いますが、ASPにてわかりやすく一覧されているため、報酬発生の条件も含めてしっかりと確認した上で、貼付できる環境です。
報酬例としては、以下のようになります。
- コスメ商品が1つ売れるごとに報酬800円
- 購入金額の20%が報酬
- 申し込み1件ごとに報酬3,000円
アフィリエイトで稼ぐサイトの具体例
実際に、アフィリエイトを用いて稼いでいる有名サイトが存在します。アフィリエイトで稼ぐ仕組みが分かっても、具体例がなければイメージが湧きにくいでしょう。
また、自分でアフィリエイトサイトを作る時も、見本になるサイトがあった方がブログやサイト制作がスムーズです。
- ミズコム:ウォーターサーバーの解説、口コミサイト
- 転職アンテナ:転職成功へと導くコツや体験談、転職サイトの比較
- クレジットカードの読みもの:各クレジットカードのメリットとデメリット、比較、ポイントの種類や還元率、お得な使い方
- 保険ソクラテス:各種保険の内容やメリットとデメリット、比較
このように有名なアフィリエイトサイトほど、役に立つ情報が集められており、広告色が前に出ない内容になっています。閲覧者にとってメリットになる情報を掲載し、プラスアルファとしてアフィリエイト広告を貼る形式の記事が多いです。
アフィリエイトサイトで報酬を得るために、あからさまに広告商品をお勧めしすぎると、閲覧者が離脱する原因にもなります。初訪問者をリピーターにして、何度も閲覧をしてもらった方が成約率が高まるでしょう。
そのためには、何度も読みたくなるような有益な情報を掲載するべきです。
アフィリエイトでどれくらい稼げる?
アフィリエイトで稼ぐ仕組みがわかったところで、次に気になるのが稼げる金額でしょう。また、ある程度稼げるようになるまでどれぐらいかかるのかも、気になるかもしれません。
そこで、アフィリエイトで稼いだ金額と稼げるようになるまでの期間について、NPO法人アフィリエイトマーケティング協会の2022年の調査データを参考にまとめました。
- 報酬なしは運営歴1年未満(全体の6割)
- 1~3万円未満は運営歴1〜2年未満(全体の2.7割)
- 3~5万円未満は運営歴1年未満(全体の2.5割)
- 5~10万円未満は運営歴3〜4年未満(全体の2割)
- 10~20万円未満は運営歴1〜2年未満と5〜10年未満(各々全体の2割)
- 50~100万円未満は運営歴5〜10年未満(全体の3割)
- 100万円以上は運営歴5〜10年未満(全体の3.8割)
※1ヶ月あたりの報酬
調査によると、運営歴1年未満で1ヶ月に3~5万円を稼いでいるアフィリエイターが全体の2.5割も存在します。
また、全運営歴年数の中で運営歴1年未満の人の割合が一番多いため、頑張り次第で運営1年以内に、3~5万円の小遣い程度を稼げるようになると思ってもよいでしょう。
その中には、運営歴5〜10年未満で1ヶ月に100万円以上を稼いでいるアフィリエイターもいるので、一日も早く運営をスタートして地道に記事を増やしていくことが大事だと感じられます。
結論的には、お小遣い程度の収入が得られるようになるまでに1年程度かかると思っておけば、焦らずに勉強しながら運営を続けていけるはずです。
アフィリエイトの始め方
アフィリエイトに興味を持ったら、早速準備を始めましょう。
アフィリエイトで稼ぐ方法について調べているだけでは、前に進みません。実際にアフィリエイトをスタートして報酬を得るまでには、5つのステップを踏む必要があります。
【アフィリエイトの始め方】
- ブログを用意する
- ASPに登録をする
- ASPで広告を選ぶ
- ブログ記事を書いて広告を貼る
- 購入や成約があったら報酬が入る
最初のステップでは、広告を貼るブログやWebサイトを用意しなければいけません。一般的には、WordPressなどのブログを作り、まずはアフィリエイトする場所を確保する作業から始まります。
アフィリエイトの場所が決まったら、広告管理をするASPの登録作業をします。登録時にはASPによる簡単な審査があり、通過後よりASP内で掲載されている広告の貼り付けが可能になります。
国内には複数のASPが存在し、それぞれのサービスでは数多くの広告が取り扱われており、バラエティ豊かです。ASPによって得意ジャンルがある程度決まっているので、アフィリエイトブログのテーマに合わせてASPを選ぶとよいでしょう。
広告が決まったら、広告貼り付け用のタグを入手し、ブログ記事の中に貼り付けます。閲覧者にとって有益な記事を執筆し、記事中の適切な箇所に広告を張り付けることで成果率アップが見込めます。
実際に、アフィリエイト広告から購入や成約があった場合には、ASPの成果表などに反映され、報酬振込のタイミングの掲載もあるはずです。アフィリエイト成果のチェックのためにも、普段からASPの成果表をチェックするように習慣づけましょう。
まとめ
アフィリエイトの仕組みや稼ぐサイトの具体例、どれぐらい稼げるのかなどを解説してきましたが、いかがでしたか?
初心者でも始めやすく、スキマ時間に取り組めるアフィリエイトは、本業を持っている人にも最適な副業になるはずです。地道に有益な記事を増やしていくことで成約率の向上が見込めるので、 掲載した情報を参考にぜひ始めてみてください