2023年3月27日の「REQU by Ameba」サービス終了に伴い、多くのユーザーがスキルシェアの行き先を探している状況です。楽しみながら収益化できるプラットフォームだっただけに、「次はどこでサービスを販売しよう?」と悩む方も少なくありません。
本記事では、REQU終了の背景や注意点を整理しつつ、同様のスキルシェアが可能な代替サービス4選をご紹介します。今後も自分の得意をお金に換えたい人のために、移行時に気をつけたいポイントや、独自サイトでより大きな利益を狙う方法も解説。これを機に、新しいプラットフォーム選びや販売戦略を見直して、あなたのスキルをより多くの人に届けてみませんか?
目次
REQUサービス終了の背景と影響

2023年3月27日、アメーバが提供していたスキルシェアサービス「REQU by Ameba」が突如として終了を迎えました。これは、2018年のサービス開始から約5年という比較的短いスパンでの幕引きとなり、多くのユーザーに衝撃を与えました。
REQUは、自分の得意分野や知識を商品化して手軽に販売できるスキルシェアリングプラットフォームとして機能していただけに、終了のアナウンスを受けて「今後はどこでサービスを提供すればいいのか」と戸惑う人も少なくありません。アメブロとの連携が容易で、ブログ読者を自然に集客へつなげられる点も評価されていたため、収益手段として活用していたユーザーが多数いたのです。
サービス終了の理由に関しては、運営側から具体的な詳細が大々的に語られたわけではありません。しかし、市場の競争激化やユーザーニーズの変化など、様々な要因が重なり今回の判断に至ったと推測されています。特に近年は、クラウドソーシングやスキルシェア系のプラットフォームが乱立しており、利用者の流動性も激しくなっています。
そうした市場動向の中で、サービスの継続が難しくなった可能性があるでしょう。一方で、利用者からすれば準備してきたコンテンツや築き上げた顧客とのやり取りが突然ストップしてしまうため、売上金の受け取りや移行先での活動再開など、多くの対策を早急に講じる必要が出てきます。
- 初心者でも簡単にスキルを商品化できる仕組みを提供
- アメブロとの連携により、読者を自然に顧客化しやすかった
- サービス購入・決済のシステムをワンストップで利用できた
こうした機能がなくなることで、アメブロをメインに活動していたユーザーには大きな痛手とも言えます。代替プラットフォームへの移行が不可欠になり、サービス停止後の混乱を最小限に抑えるためには売上金の引き出しやデータの保存、契約解除などを抜かりなく行うことが求められます。
また、REQUで蓄積してきた顧客との関係をいかに別サービスへ移行するかが大きな課題となり、そこで失敗すればこれまでの実績や信頼を失うリスクも考えられます。
今後はクラウドワークスやランサーズ、ココナラ、noteといった代替え候補が挙げられますが、それぞれ特徴や手数料、集客方法などに違いがあるため、利用者自身がどのプラットフォームと相性が良いのかを見極める作業が欠かせません。
さらに、アメブロを活用していた人は「ブログ上でのお知らせ」や「メルマガでの案内」などを通じて、顧客に移行先をしっかりと伝えておくことが重要です。プラットフォームが変わると使い勝手や決済方法が異なるケースが多いので、スムーズな誘導を行わないとユーザーが離れてしまう恐れがあります。
特に、REQUが使いやすかったという声は少なくないため、代替え候補の紹介だけでなく、アフターフォローの仕方も含めた対応策を準備することが大切でしょう。
いずれにせよ、本記事では「2023年3月27日に終了したREQUのタイムライン」から「サービス停止が利用者に及ぼすリスク」、さらに「代替えプラットフォームの具体例」や「移行時の注意点」までを総合的に解説します。時間や手間をかけずに安全に移行を成功させ、あなたのスキルや商品を今後も存分に活かせるようにしましょう。
2023年3月27日に終了
REQUは2018年より本格運用が始まり、アメーバ運営が手がけるスキルシェアリングサービスとして注目されていました。
ところが、公式からの発表によると2022年末に終了告知が行われ、最終的に2023年3月27日をもって完全にサービスを停止したとのことです。ユーザーは順次、以下のスケジュールに従って移行や手続きの対応をする必要がありました。
- 2022年11月30日:新規商品の販売停止
- 2022年12月19日:既存商品の購入停止
- 2023年2月28日:売上金の自動振込開始
- 2023年3月27日:すべてのサービス提供が終了
このタイムラインが示すように、利用者が新商品を登録したり顧客が商品を購入するタイミングが順次制限されていきました。そのため、サービス停止間近になると、実質的に新しい取引は成立しにくい状態になったのです。
特に、2023年3月27日以降はサーバー自体がダウンして閲覧不可となったため、過去に登録していた情報や顧客リストなどが参照できず、連絡先の確保を怠っていた方は混乱するケースも少なくありません。
- 販売者としては、サービス終了前に在庫商品のPRや販売促進を行う余地がほとんどなかった
- 購入者としても、ギリギリまで商品を買うことができず、欲しいスキルやコンテンツを手に入れられなかった
- もし売上金が残っていても、出金申請を忘れると振り込みタイミングが遅延する可能性があった
こうした要素が重なった結果、多くのユーザーが急いで代替サービスを探したり、売上金を引き出す手続きを行う羽目になりました。
忙しい時期に重なってしまうと、出金手続きを失念したりデータのバックアップを取りそこねたりというリスクもあり得ます。そのため、終了直前のアナウンスを見落としたユーザーはさらなる混乱に陥ることが予想され、一部ではSNS上で混乱や苦情の声が上がったのも事実です。
それでも、運営側は告知と同時にフォローとして「売上金の自動振込を段階的に行う」などの措置を打ち出しており、最低限の被害を抑える努力は見られました。いずれにしろ、2023年3月27日の終了を受けて、今後はREQUのサービス管理画面にアクセスできない状態となっており、過去のやりとりを閲覧したり、商品ページを再利用することは不可能になっています。
依存度の高かったユーザーにとっては厳しい結果ですが、後述する代替え案のプラットフォームに移行して活動を続けることで、スキル販売やコンテンツ配信を継続できる可能性は十分あるでしょう。
サービス停止が利用者に及ぼすリスクとは?
REQUのサービスが終了したことで、利用者にはいくつかのリスクが浮上しています。最もわかりやすいのは「売上金や取引先との連絡が滞ったままになってしまう」ことです。特にサービス終了直前で商品を売ったユーザーや、顧客と継続的なやりとりをしていたユーザーほど、この影響は大きいでしょう。
- 売上金の未引き出しで資金が凍結される恐れ(実際には自動振込対応があるが、設定不備で遅延の可能性)
- 顧客リストや過去の取引履歴が参照できなくなり、リピート誘導が困難になる
- サービス終了後は投稿したコンテンツや商品説明なども削除され、再利用ができなくなる
- アメブロ連携で利用していた特典リンクなどが無効化され、閲覧者がアクセスできない
さらに、サービス停止のタイミングでユーザー同士のやり取りが途切れてしまうと、せっかく育ててきた顧客との信頼関係が一夜にして消えるリスクも考えられます。そのため、終了アナウンスを受け取った段階で「今後は◯◯のプラットフォームに移ります」と顧客に連絡しておくことが理想的でした。
また、アメブロに記事を掲載して集客していた方は、記事内のリンクを代替サービスのページへ書き換えるなど、滞りなく誘導路を整備しなければ購読者が迷子になる危険があります。
- 顧客リストを別の場所(メルマガやLINEなど)で管理し、連絡手段を確保しておく
- アメブロ記事で新プラットフォームのリンクを案内し、移行先を明記
- 終了間際に慌てることのないよう、早めに売上金や退会手続きを済ませておく
さらに、スキルシェアリングに依存している稼ぎ方をしていた場合、他のプラットフォームへ移行しても「手数料や仕組みがREQUと違う」などの理由で収益が落ちることがあり得ます。
そこで、次章ではクラウドワークスやランサーズ、ココナラ、そしてnoteといった代替え候補を紹介し、それぞれの特徴やメリットに触れていきます。REQUの良さをできるだけ引き継ぎながらスムーズに移行したい方や、新たなスタイルでリブランディングを図りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
REQUの代替サービスおすすめ4選

REQUのサービスが終了した今、スキルシェアリングで収益を得ていたユーザーは「どこに移行すればいいの?」と頭を抱えているかもしれません。実は、同じように自分の得意や技術を売り込んで稼ぐことができるプラットフォームは多数存在し、その中でも特に注目されるのがクラウドソーシング系とスキルマーケット系のサービスです。
これらは、単発の案件から長期の依頼、はたまたコンテンツ販売に至るまで幅広いスタイルをサポートしているため、自分のスキルやペースに合わせて仕事を見つけやすいのが魅力といえます。
REQUが使いやすかった理由として「出品感覚で商品を販売できた点」が挙げられますが、代替候補のクラウドワークスやランサーズ、ココナラ、さらにはコンテンツ販売に強いnoteなども、ユーザー数が多く、多彩な職種に対応しているため、スキルシェアで稼ぎたい方には十分なポテンシャルがあります。
とはいえ、各サービスには利用手数料や案件の傾向、ユーザー属性などに違いがあるため、どれか一つに絞る前に特徴をしっかり理解するとよいでしょう。ここでは「クラウドワークス」と「ランサーズ」を中心にご紹介し、続く見出しではココナラとnoteも取り上げます。自分にマッチするサービスを選んで、REQU終了後もスキルを活かして収益を安定化させましょう。
- 取り扱い案件のジャンルと数(自分のスキルに合うか)
- 利用手数料や報酬の受け取り方法
- ユーザー層と競合の状況(初心者でも参入しやすいか)
- サポート体制やトラブル対処の仕組み
クラウドワークス|幅広い案件で安定的に稼ぐ
クラウドワークスは、国内最大級のクラウドソーシングサイトとして知られています。ライティングやデザイン、プログラミング、データ入力など、実に多種多様な案件が日々更新されており、初心者から上級者まで自分に合った仕事を探しやすいのが特長です。
REQUで扱っていたような「スキルを商品化して販売する」方式とは若干異なりますが、自分のプロフィールや過去の実績を充実させることで、クライアントから直接依頼が来たり、応募した案件を獲得しやすくなるというメリットがあります。
クラウドワークスは、仕事に応募するたびにクライアントからの審査を受けるイメージなので、REQUのように「商品を並べて待つ」というスタイルよりもアクティブに仕事を取りにいく場面が多いでしょう。しかし、これには以下の利点があります。
- スキルや実績を具体的に示しやすく、案件内容に合わせて提案できるため、単価の高い仕事を掴みやすい
- 継続案件や長期契約を結べば、収入が安定する
- カテゴリごとの検索機能が充実しており、自分が得意な仕事をピンポイントで探せる
もちろん、契約時の注意としては、手数料が発生する点や、クライアントとのコミュニケーションに時間を要する場合があることが挙げられます。REQU時代は集客や決済を一括管理できていたかもしれませんが、クラウドワークスではクライアントとの信頼関係が築けないと仕事獲得が難しい部分があります。
とはいえ、大手プラットフォームならではのサポートや安全策(仮払い制度など)が整っているため、仕事をするうえでのリスクは比較的少なく済むのも利点でしょう。
- プロフィールをしっかり記入して自分のスキルを明確化
- 実績の少ないうちは単価よりも評価を重視し、実績を積むことで単価アップを狙う
- チャット機能などを通じて円滑にコミュニケーションを取り、クライアントとの信頼を構築
クラウドワークスは、REQUのように「商品を並べて待つ方式」ではなく「自分で案件を探して応募する方式」に重きを置いていますが、その分「自分に合う案件を獲得できる確率が高い」「継続案件による安定収入を期待できる」といったメリットがあります。特に文章作成が得意な方や、デザイン・プログラミングなど明確なスキルがある方にはおすすめでしょう。
ランサーズ|初心者向け案件から専門業務まで多彩
ランサーズはクラウドワークスと並んで有名な国内クラウドソーシングサイトです。扱っている仕事ジャンルも非常に幅広く、初心者向けの簡単なタスク(データ入力、文字起こしなど)から、ハイレベルな専門案件(ウェブ開発、コンサルティング業務など)まで豊富に揃っています。
REQUのように「自分のスキルを商品登録する」スタイルではありませんが、プロフィール作成や案件応募のフローがわかりやすいため、初めてこうしたプラットフォームを使う人にも取り組みやすいと言えます。
- タスク形式の案件は初心者でも取り掛かりやすく、数をこなして実績を積める
- プロジェクト形式で大きな案件を請け負えば、一度にまとまった収入を得るチャンスがある
- ランサーズ内のコミュニティに参加することで、他のフリーランサーやクライアントとの繋がりが作りやすい
ランサーズ独自の特長としては、「初心者歓迎」「急募」などのタグがついている案件が見つけやすい点が挙げられます。そのため、REQUからの移行直後で実績が少なくても、まずは簡単な仕事で慣れてからステップアップできるという流れが作りやすいでしょう。
報酬の支払いには仮払い制度を導入しており、クライアントが先に報酬をデポジットしておくことで、未払いトラブルのリスクを軽減しているのも安心材料です。
- ジャンル・キーワードで検索を活用し、自分がこなせる仕事を的確に絞り込む
- 過去の類似案件の募集内容や提案文を参考にして、提案の質を高める
- タスク形式の仕事で数をこなすうちに、「プロジェクト形式」の高単価案件にも挑戦する
ランサーズでは一つひとつの案件と契約を結ぶ形になるため、REQUのような「ひとつの商品を作って売る」という感覚とは異なりますが、「どんな仕事をすれば需要があるか」を学び、実績を増やしていく過程で自分の専門性を確立しやすいメリットがあります。
もしREQU時代に提供していたスキルが明確であれば、似たような案件をランサーズで検索してみると、割とすんなり成約に繋がる可能性が高いでしょう。また、REQUで販売していたノウハウや資料を、ランサーズの仕事の一部として活かすなど、工夫次第で大きな収益源に変えていくことも夢ではありません。
ココナラ|得意を商品化して手軽に販売
ココナラは、REQUに近い「スキルや知識を商品化して販売する」というスタイルを得意とするプラットフォームの代表格です。自分の得意分野や好きなことを出品し、購入者が興味を持てばその場で取引を成立させられるので、レッスン、占い、イラスト制作、文章添削など実に多彩なジャンルで売上を伸ばせます。
出品者側が自由に価格設定やサービス内容を決められる点が魅力であり、REQUから移行してきたユーザーでも似た感覚で使い始められるでしょう。
- 【出品例】デザイン作成、動画編集、悩み相談、占い、カウンセリング、英会話レッスンなど
- カテゴリが幅広く、日常的な「ちょっとした依頼」も数多く見つかる
- 初心者からプロレベルの出品者までが混在しており、自分のレベルに応じて価格帯を決めやすい
- 購入側は、その場で比較検討しやすく、レビュー機能もあるため選ばれやすい出品者を目指せる
ココナラの大きな利点は、販売ページ(出品ページ)を作成するだけで自分のサービスを明確に示し、興味のある購入者を待つことができる点です。REQUを使っていた頃と近い感覚で、「得意なスキル」をサービスとしてUPし、アピールするだけで取引が可能になるでしょう。
また、同じジャンルの出品者が多いので、ライバルの価格設定やサービス内容を参考にしながら自分の出品を微調整することができます。これにより、相場感をつかみやすく、初心者がいきなり高単価をつけてしまう失敗を避けることも容易です。
- サービスタイトルにキーワードを盛り込み、検索から見つけられやすくする
- プロフィールに経歴や実績、保有資格などの強みを明記し、信頼感を高める
- プラン内容を複数用意し、低価格のお試しから高価格のプレミアムプランまでカバー
- 購入者の声(レビュー)を積み重ね、人気順や検索上位にランクインすることを狙う
ココナラでは、購入者が出品に対する評価を行う仕組みがあり、評価が高いほど検索結果で上位表示されるメリットがあります。そのため、最初のうちは実績やレビューを増やすために割安な価格設定で始めたり、丁寧な対応で好印象を残すことが重要です。
ある程度の評価が溜まれば、価格を見直しても安定した売上を狙えるようになっていくでしょう。REQUのサービス終了に伴い、同様のスタイルで「得意や知識を提供したい」という人にとっては、ココナラは非常に相性の良いプラットフォームと言えるはずです。
note-コンテンツ販売に特化
noteは文章・画像・音声・動画など、多彩な形式のコンテンツを有料販売できるサービスとして知られています。どちらかというとブログやエッセイ、電子書籍のようなコンテンツ配信に強みがあるため、REQUのように「実用的なスキル商品」を提供するサービスとは少し方向性が異なるかもしれません。
しかし、電子書籍形式の教材やノウハウを有料記事として公開し、読者に販売するスタイルはREQUが提供していた有料記事機能に近い体験が可能です。
- 【販売例】ビジネスノウハウやハウツー、レシピ集、イラスト集、写真集、研究・学習コンテンツなど
- 無料記事との併用で、見込み客に興味を持たせてから有料コンテンツに誘導できる
- ユーザー同士のフォローやコメント機能により、コミュニティづくりがしやすい
noteは一記事ごとに「無料公開」「有料公開」を切り替えられるため、サンプル記事を無料で公開して作品や文章の品質を試してもらい、本命のコンテンツを有料販売するといった使い方が盛んに行われています。REQUの有料記事機能を活用していたユーザーにとっては、「記事を売る」という点では比較的似た運用ができるはずです。
ただし、REQUがカウンセリングや個別対応型のサービスを提供していたのに対し、noteは購入者が記事を読んだり音声を再生するスタイルが主流なので、「個別アドバイスや相談に応じる」といった機能はそこまで強くありません。
- 既存のブログやSNSで記事への導線を作り、読者を誘導する
- 有料記事のクオリティやボリュームを明確に示し、購入前に興味を高める
- 定期更新や特典配布など、サブスク型の取り組みも検討(定期購読ノート)
- クリエイター同士の繋がりやイベント参加で認知度を高める
REQU時代に「有料記事を販売していた」あるいは「コンテンツやノウハウをテキストベースで届けていた」ユーザーなら、noteへの移行もひとつの手段として有効です。アメブロなど他のSNSやブログと併用して、集客はアメブロ・収益化はnoteといった使い分けをする人も増えています。
自分のコンテンツが記事や電子書籍、音声講座に向いている場合は、noteに移行して読者に有料公開し続ける形をとれば、今まで培った情報やノウハウを無駄にせずに済むでしょう。
これらクラウドワークス、ランサーズ、ココナラ、そしてnoteを駆使することで、REQUのサービス終了後もスキルシェアやノウハウ販売を続けやすくなります。
それぞれ特性が異なるので、最初は自分の得意分野や収益モデルに合う一つを重点的に試し、慣れてきたら複数のサービスを併用するのも一案です。もちろん、移行にあたっては手数料や規約、ユーザー層の特徴などを確認する必要がありますが、適切な選択と戦略でREQU終了後のビジネスチャンスをしっかりつかみましょう。
移行時に注意すべきポイント

REQUのサービス終了を受けて、代替プラットフォームへの移行を検討する際には、いくつか押さえておきたい注意点があります。
特に、売上金の取り扱いや契約解除の手続き方法、そしてアメブロとの連携解除やデータ保存の流れを把握しておかないと、後からトラブルや損失につながる可能性があるのです。ここでは「売上金の受け取りと契約解除手続き」、「アメブロ連携の切り離しとデータ保存」の2つを重点的に解説します。
過去の類似サービス終了時にも、ユーザーが出金申請を忘れていて売上を受け取れなかったり、アカウント情報が抹消されて過去の契約履歴や顧客データにアクセスできなくなった事例が報告されています。
REQUに限らず、使っていたサービスが終わるときには十分な対策を講じ、スムーズに別のプラットフォームや自社サイトに移行する心構えが必要でしょう。
- 売上金の引き出し申請期限は過ぎていないか
- 契約解除のフォームや違約金などがないかを確認したか
- プロフィールや商品紹介データのバックアップは取れているか
- アメブロやSNSでのリンク先は変更する必要があるか
忙しい時期と重なっている方も多いかもしれませんが、これらの手続きは長引くほど面倒になりがちです。サービス終了直前は問い合わせが増えてサポートが混雑することもありますので、できるだけ早めに取りかかることをおすすめします。
売上金の受け取りと契約解除手続き
REQUが運営されていた当初は、売上金を簡単に引き出せる仕組みが整っていましたが、サービスが終了するとそのルートも閉じられるため、まだ出金されていない報酬や残高があれば速やかに受け取りの手配を行う必要があります。
多くのユーザーは「ある程度まとまってから引き出そう」と考えがちですが、終了前のタイミングだと予定通りに出金できないリスクも高まるでしょう。
- 公式アナウンスで指定された「出金申請期限」や「自動振込開始日」を確認
- 口座情報に不備がないか、過去に設定した金融機関が存続しているかを再チェック
- 万一申請を忘れても自動振込される仕組みがある場合は、振込スケジュールを把握
- 銀行口座名義とサービス登録名が異なり、振り込みがエラーになる
- 期限間際にサポートが混雑し、申請手続きが遅延する
- 海外在住の場合、為替手数料や銀行手数料が想定外に高くなる
また、契約解除に関しても、サービス終了に伴って自動的にアカウントがクローズされるケースと、ユーザーが明示的に解除手続きを行う必要があるケースがあります。REQU公式から最後に送られてきたメールやサポートページを見て、自分が解除手続きを行うべきか確認しておくと安心です。
特に、外部ASPとの連携やクレジットカード情報を登録していた場合は、そのまま放置していると不正利用リスクや不要な課金が発生する危険性があります。新たなプラットフォームへ移行する際も、重複契約にならないよう十分に注意しましょう。
アメブロ連携の切り離しとデータ保存
REQU利用者の中には、アメブロと連携してブログ上で商品を宣伝していた方が少なくありません。サービス終了によりREQUの商品ページが消えてしまうため、アメブロの記事内に貼ってあるリンクが無効化されるほか、閲覧者がリンク先で404エラーを見てしまうリスクが生じます。
放置するとユーザーの信頼を損ないかねないため、下記のポイントを抑えてアメブロとの連携を切り離し、必要な情報はバックアップを取ることが大事です。
- アメブロ記事やサイドバーに設置したREQU商品リンクをすべて確認し、削除もしくは代替リンクへ変更
- REQUの商品説明や顧客の感想などを活用したい場合は、スクリーンショットやコピペで保存しておく
- 「この商品は◯◯へ移行しました」という形で新リンクを貼り、読者が継続して購入できる導線を確保
- 商品紹介文をテキストファイルやEvernoteなどにコピー
- 顧客レビューや評価コメントがあればスクリーンショットを取る
- 移行先サービスでも参考になるよう、価格設定や利用条件なども記録しておく
特にアメブロをメイン集客源としていた方には、リンク切れが多発するとSEO評価や読者の利便性に影響を与える可能性もあります。
また、過去にREQUの販売ページへアクセスしていた読者が「リンク切れ」を見て「もうこの人は活動をやめたのかな?」と誤解してしまうケースが考えられるため、代替プラットフォームで同様の商品やスキルを提供する場合には告知記事を別途用意するのが望ましいでしょう。
- トップページやプロフィール欄で「REQU終了に伴い、サービス移行しました」とお知らせを掲載
- マイナス印象を回避するため、可能であれば既存顧客へメールやSNSでダイレクトに案内
- 移行先のURLを記事の冒頭に置き、読者がすぐに移動できるようにする
このように、REQUとの連携を切るだけでなく、「移行した商品やサービスをどこで購入できるか」を示してあげるのが優良顧客との関係を維持するコツです。
特に、有料コンテンツや専門スキルの提供を続ける場合、ココナラやnote、クラウドワークスなどのリンクを設定しておけば読者がスムーズに移行後のサービスを利用できるでしょう。結果的に、サービス終了というネガティブな出来事を「プラットフォーム移行のチャンス」と捉え、新たな売り場で拡販する好機を得ることが可能になるのです。
独自サイトで収益を最大化する方法

REQUのようなプラットフォームは手軽に出品・販売できる反面、サービス終了などのリスクが常につきまといます。長期的かつ安定した収益をめざすなら、自社サイト(独自サイト)を運営し、自力で集客から販売までを行う仕組みを作ることが有効です。
プラットフォーム依存から脱却し、自分のブランドを強固に確立できるという大きなメリットがあるため、将来的な売上規模の拡大を考えている方は、この機会に独自サイトの構築を検討してみてください。
ただし、独自サイトを運営するにはサーバー費用やセキュリティ対策、そして何より集客方法の習得と実行が欠かせません。WordPressなどを利用してブログを始めたり、メルマガやSNSを連携したりと、やるべきことは多岐にわたります。とはいえ、その分「広告や決済手数料をプラットフォームに取られにくい」「利用規約や仕様変更に振り回されない」などの利点が大きいのも事実です。
次の見出しでは、具体的なアプローチとして「ブログやメルマガで直接販売を始める」方法、そして「専門コンサルを導入して集客力を高める」方法をご紹介します。どちらも自社サイト運営の強みを生かし、大きな利益を得るための有力な手段となるでしょう。
- 販売手数料が抑えられ、利益率が高い
- 利用規約やサービス終了リスクに左右されにくい
- ブランドイメージを自由に打ち出し、リピーターを獲得しやすい
- ブログ記事やメルマガを通じて自社商品・サービスを幅広くアピール可能
ブログやメルマガで直接販売を始める
自社サイトを運営している方の多くが取り入れているのが、ブログやメルマガを活用した直接販売です。アメブロのような無料ブログを卒業し、WordPressなどで本格的にブログを構築していくと、SEO対策やアクセス解析などの自由度が大幅に上がります。
さらに、メルマガ(メールマガジン)を組み合わせることで、興味を持ってくれた読者と継続的にコミュニケーションを取りながら商品やサービスを案内できるのが大きな強みです。
- 【ブログ運営】
WordPressで独自ドメインを取得し、自分のブランドイメージに合わせたデザインで発信。記事内容を最適化して検索からのアクセスを狙うほか、SNSやアメブロからのリンク誘導もできるため、メディアミックス効果が期待できます。 - 【メルマガ運営】
読者登録フォームを設置し、メールアドレスを集めることで潜在顧客に継続的に情報を配信。購入特典や限定クーポンを付与すれば、商品やサービスへの興味を高めて販売につなげやすくなります。
- ブログ記事の構成を「問題提起→解決策→自社商品案内」の流れでわかりやすく
- メルマガではストーリー性や特典を交えて、購入の意欲を高める設計に
- 読者からの質問や反応をもとに記事や商品ラインナップを見直し、常に最適化
このように、ブログ・メルマガでの直接販売はリピート客の獲得にも向いており、顧客単価を高める効果も狙えます。
たとえば、無料記事や無料メルマガで役立つ情報を提供し、ファン化した読者に向けて高額商品(コンサルプランや独自セミナーなど)を提案するといったアップセル戦略も容易です。REQのようなプラットフォームに代わる運営形態としては、手間と勉強が必要な面もありますが、自分のビジネスを長期的にスケールさせたい人には最適といえるでしょう。
専門コンサルを導入して集客力を高める
独自サイトを作ってブログやメルマガを導入したとしても、初めから大きな集客力を得るのは簡単ではありません。特に、SEOやSNSマーケティング、コピーライティングなどのノウハウを独学で全てマスターするには時間も労力もかかります。
そこで検討したいのが「専門コンサル」の導入です。経験豊富なコンサルタントのアドバイスを受ければ、短期間でサイトの集客導線を整備し、スムーズに売上アップへ結びつけられる可能性が高まります。
- アメブロやSNSとの連携方法を提案し、集客施策を強化
- あなたの強みを分析して、最適なキーワード選定やコンテンツ企画をサポート
- 継続的なフィードバックにより、売上3倍を目指す施策を総合的に支援
- 専属コンサルタントが1対1で伴走し、スキルレベルに合わせた提案を実施
例えば、当サイトでは「あなたの強みを活かして集客数や売上を3倍に増やす」ことを目標とし、アメブロをはじめ各種SNS連携や独自サイトの設計まで、総合的なサポートを行っています。具体的には、以下のような方におすすめです。
- 副業でビジネスをやっており、時間や知識が不足していて思うように集客できない
- 個人事業主として開業したが、ネット集客の仕組みを組み立てられていない
- ブログ初心者だが、有名ブロガーやトップアフィリエイターを目指して稼ぎたい
- 商品やサービスの見せ方がわからず、顧客が興味を持ってくれない
このような悩みや課題に対して、コンサルタントが個別にヒアリングを行い、適切な記事や広告運用、SNS戦略、メルマガ配信の計画などを提案します。
また、アメブロ初期設定やデザインカスタマイズの支援、さらにオウンドメディアをどうブランディングするかといった根本的な部分までサポートするため、施策を丸投げしてしまえるのも利点です。結果的に「限られた時間で最大限の集客成果を上げる」ことが可能になり、本業が忙しい方やスタートアップ企業にもマッチしやすいプランとなっています。
- メールサポートが無制限で、わからないことをいつでも気軽に質問可能
- 専属担当者があなたの目標に合わせて戦略を立案し、短期間で成果を引き出す
- アメブロやSNSとの連携ノウハウを伝授し、相乗効果でアクセス・売上をアップ
独自サイトを運営していても、アクセスや売上が伸び悩むケースは珍しくありません。専門コンサルタントを導入することで、その原因を早期に特定し、打開策を具体化する作業が効率よく進みます。
REQ終了により一度は収益基盤を失ったと感じるかもしれませんが、このタイミングで独自サイト運営+プロのアドバイスを取り入れることで、一層強固なビジネスを築くチャンスを得られるでしょう。コンサルを活用して最適な手法を取り入れれば、REQU時代の何倍もの売上アップも夢ではありません。
まとめ
REQU終了によって、自分のスキルやアイデアをネット上で売る場所を失ったと感じる方もいるかもしれません。しかし、クラウドワークスやランサーズ、ココナラ、noteなど、スキルやコンテンツを気軽に販売できる代替サービスは十分に存在します。
それぞれ特徴や得意分野が異なるため、自分の強みやターゲット層に合うプラットフォームを選ぶことが、収益を伸ばすカギとなるでしょう。
また、移行時に売上金や契約解除の手続きを忘れずに行い、アメブロ連携やデータ保存もきちんと対策すれば、スムーズに新たなステージへ進めます。ゆくゆくは自社サイトの構築やメルマガ活用など、プラットフォームに依存せずに稼ぐ仕組みを作るのも一案です。今回の内容を参考に、あなたのスキルをより多くの人に届ける新しいチャンスをぜひつかんでください。