この記事では、アメブロと外部サービスを組み合わせてアクセスや収益を強化する方法を解説していきます。初心者でも取り入れやすいHTMLブログパーツの活用や、主要SNSとの連携ポイントなどをまとめました。
複数のツールを使うことで拡散力が一気に高まり、読者満足度の向上も期待できます。外部サービスを導入するときの注意点も含めてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
アメブロで利用可能な外部サービスの種類とは?
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アメブロでは、さまざまな外部サービスを連携させることで、ブログの機能や見た目を大幅に強化できます。たとえば、HTMLコードを貼り付けてショップ機能やSNSのタイムラインを埋め込むことで、一歩進んだ情報発信ができるようになります。
もともとアメブロは、初心者でも扱いやすい管理画面が特徴ですが、外部サービスとの連携を活用すると、さらに高い集客力やユーザーの利便性を実現できる点が大きな魅力です。
具体的には、SNSのウィジェットをサイドバーや記事内に貼り付け、閲覧者をフォローやシェアへ誘導する方法があります。これによって、ブログへ訪れた人がSNSでも活動をチェックしやすくなるため、アクセスアップやファン獲得のチャンスが広がるのです。
また、画像や動画をより見やすく表示してくれる外部サービスと連動すれば、単なるテキスト中心の記事からビジュアル重視のメディアへと変貌させることも可能です。さらに、商品販売や予約受付に対応したサービスを導入することで、読者がその場で申し込みや購入ができるため、ビジネスの拡張性がぐんと高まります。
こうした連携は、HTMLや埋め込みコードのコピー&ペーストといった簡単な操作で実現できるケースが多いため、必ずしもプログラミングの専門知識が求められるわけではありません。
ただし、アメブロの利用規約やサポート対象外の範囲には注意が必要で、外部サービスが提供するコードの内容によっては、レイアウトが崩れたりブログが正しく表示されなくなったりするリスクもゼロではありません。
ですから、導入前にはそのサービスの評判や安全性を確認し、少しずつテストしながら本番のブログへ反映するのが安心です。
こうした外部サービスの導入ノウハウを学んでいけば、アメブロを単なる日記ブログにとどめず、用途に合わせて多彩な表現や機能を盛り込めるメディアへと成長させることができるでしょう。
HTMLブログパーツでできること
HTMLブログパーツとは、外部サービスが提供する埋め込み用のコードをコピー&ペーストするだけで、さまざまな機能やデザインをアメブロに取り込むことができる仕組みを指します。これを利用すれば、アクセスカウンターや天気予報、SNSのタイムライン、さらにはアンケートフォームなどを手軽に設置できるようになります。
たとえば、商品レビュー記事を書いている場合、ECサイトのアフィリエイトリンクや商品画像を動的に表示するウィジェットを貼り付けることで、読者がワンクリックで購入ページへ移動できるようにすることも可能です。これによって、記事を読んだ人がそのまま購入してくれれば、収益の向上につながるチャンスが生まれます。
一方で、HTMLコードを使ったパーツは種類が豊富な反面、動作やデザインがうまく噛み合わないケースも考えられます。たとえば、スマホ表示に最適化されていないパーツを貼り付けてしまうと、レイアウトが崩れて読みにくくなるリスクがあるため、必ずプレビューを確認してから公開するようにしましょう。
アメブロでは比較的簡単にHTML編集画面へアクセスできますが、初心者の方は「どこに貼り付ければいいのか分からない」と戸惑うこともあるかもしれません。その際は、アメブロの公式ヘルプや外部サービス側のマニュアルを参照して、具体的な手順を確認してみてください。
- コードをコピー&ペーストするだけなので、作業がシンプル
- アクセスカウンターやSNSボタンなど、機能の幅が広がる
さらに、HTMLパーツを設置する場所によっても効果が変わります。たとえば、記事下部にSNSシェアボタンを置くと、読了後にすぐシェアしてもらいやすくなる一方、サイドバーの上部に配置すれば、ページを訪れた瞬間に目に入りやすくなります。
また、設置するパーツが増えすぎるとブログがゴチャゴチャしてしまうため、どの機能が本当に必要かを検討し、読者が使いやすいかどうかを常に意識することが大切です。
過剰な装飾や誤った場所への貼り付けは、ページ表示速度の低下やレイアウト崩れにつながる可能性があるため、定期的に整理・見直しを行いましょう。
このように、HTMLブログパーツの導入はアメブロの可能性を広げてくれますが、使い方を誤ると読者にとってストレスの原因にもなるため、設置後のプレビューと適切なメンテナンスを忘れずに行ってください。
連携できる主要SNSやツール
アメブロは、多くのSNSや外部ツールと連携しやすい点も大きな特徴です。まず代表的なのがTwitterやInstagramなどのSNSで、公式の埋め込みコードを使えば、投稿タイムラインやハッシュタグ検索結果をブログ内に表示させたり、フォローボタンを設置したりすることが可能です。
これによって、普段SNSをメインに使っているユーザーもアメブロへスムーズに誘導できるほか、ブログからSNSアカウントへのフォロワー獲得にも期待が持てます。また、YouTubeの動画やSpotifyのプレイリストなどを貼り付ければ、文章だけでは伝えきれない臨場感やエンタメ性をプラスし、読者の滞在時間を伸ばす効果も狙えるでしょう。
表形式で見ると、主要SNSやツールとアメブロの連携例は以下のようになります。
外部サービス | 連携内容 |
---|---|
公式ウィジェットを利用してタイムラインやフォローボタンを設置 | |
埋め込みコードで投稿を表示、画像やストーリーズハイライトへ誘導 | |
YouTube | 動画リンクを貼ることで、ブログ内で直接再生可能に |
Spotify | プレイリスト埋め込みで音楽を手軽にシェア。BGM活用なども |
このほかにも、Googleカレンダーを用いたイベント管理や、オンラインショップ機能を提供するECサービスとアメブロを組み合わせる例も少なくありません。たとえば、商品の画像をブログ記事で紹介して、リンク先のオンラインショップで決済ができるようにしておくと、読者は興味を持ったタイミングでそのまま購入まで進みやすくなります。
さらに、外部のフォーム作成ツールを使ってアンケートを実施したり、メールマガジン配信サービスを連動させたりすることで、読者とのコミュニケーションも深まります。
- サービスごとの利用規約やガイドラインを確認する
- 不具合が起きた場合、アメブロ運営側ではサポート対象外となる可能性がある
SNSやツールを連携する際には、読者が使い慣れているサービスを優先的に導入すると効果が高いです。TwitterやInstagramの利用者が多ければ、それらのウィジェットをわかりやすい場所に配置し、閲覧者が簡単にフォローやいいねをしやすい仕組みを整えましょう。
逆に、あまり利用者のいないサービスを全面に押し出しても、スペースが無駄になるケースもあるため、運営目的や読者層との相性をしっかり見極めることが大切です。こうした主要SNSや外部ツールをうまく活かすことで、アメブロを普通のブログ以上のメディアに成長させ、幅広い層とのつながりを築くことができるでしょう。
外部サービス連携に必要な設定方法
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アメブロで外部サービスを連携するときは、基本的に「HTMLコードをコピー&ペーストして貼り付ける」という方法が一般的です。アメブロは、初心者向けにデザインカスタマイズがしやすい作りになっているため、ほとんどの場合はコードを指定の場所に挿入するだけで外部の機能を導入できます。
たとえば、主要SNSのウィジェットや埋め込みコード、商品紹介用のブログパーツなどを利用することで、文章だけでは伝えきれない情報を手軽にプラスすることができるのです。特にSNSとの連携では、読者がフォローやいいねをしやすい仕組みを用意することで、アクセス数アップはもちろん、ファン化も促しやすくなるのが大きな魅力といえます。
ただし、外部コードを貼り付ける際には、アメブロの管理画面やデザイン編集ページに慣れていない方も多いでしょう。そういった場合は、まずはAmebaヘルプの「HTML編集を使ったカスタマイズ方法」を参考にしながら進めるのがおすすめです。
誤った箇所へコードを貼り付けてしまうと、レイアウトが崩れたりページの読み込み速度が低下したりする可能性もあるため、テスト用記事を作るなどの慎重なアプローチで安全性を確かめながら導入してみてください。
導入に成功すれば、SNSのタイムラインや商品のリンクがダイレクトに表示され、読者が積極的に行動を起こせる環境を簡単に整えられます。
最終的には、アメブロ記事の魅力と外部サービスの利便性を組み合わせた「かゆいところに手が届く」体験を提供できるよう、継続的な見直しやアップデートを心がけてみてください。
アメブロ編集画面でのHTML挿入手順
アメブロに外部サービスのコードを挿入する際は、管理画面で「HTML編集」を使ってカスタマイズする方法が主流です。具体的には、以下の手順で作業を進めるケースが多いです。
- 外部サービス側の管理画面などで、埋め込みコード(HTMLコード)をコピーする
- アメブロの「ブログを書く」または「デザイン・レイアウト編集」画面にアクセスする
- HTML編集モードに切り替え、コードを貼り付けたい箇所へペーストする
- プレビュー画面でデザインが崩れていないか、正常に機能しているかを確認する
- 問題がなければ、公開または保存して作業完了
- 改行やスペースを間違えないよう、コードは必ず一括で選択
- 不要なタグが混ざっていないか、念のためメモ帳などでチェック
作業ステップ | 内容 |
---|---|
1.コード取得 | 外部サービス(SNSやショップ機能など)側で「埋め込み用コード」をコピー |
2.アメブロ編集 | 「ブログを書く」画面か「デザイン編集」でHTMLモードに切り替え |
3.貼り付け | 貼り付けたい箇所へペーストし、プレビューで表示を確認 |
このプロセスで重要なのは、プレビューでの確認とコードの貼り付け位置を正しく見極めることです。たとえば、サイドバーにコードを入れるなら「プラグイン追加」でHTMLを編集する選択肢もありますし、記事本文内に挿入する場合は記事投稿画面のHTMLタブを活用するとスムーズです。
慣れてくると、色々なパーツを並行して導入したり、デザイン要素を少しずつカスタマイズしたりできるようになりますが、最初のうちは一つのサービスを導入→動作チェック→デザイン崩れがないか確認、という流れで進めるほうが安全です。また、スマホ表示とPC表示ではレイアウトが異なる場合も多いので、両方のデバイスで確認してから公開する習慣をつけると安心して運営できます。
埋め込みコードやウィジェット導入の注意点
さらに、導入するパーツが増えすぎるとページの表示速度が遅くなり、読者が離脱してしまうリスクも高まります。アメブロは比較的表示速度が速いといわれていますが、スマホユーザーが増えた現在では、読み込みが数秒遅れるだけでも訪問者が不便を感じるかもしれません。
そこで、あまり使われていないパーツは思い切って削除したり、軽量版のウィジェットや画像圧縮ツールを活用して負荷を減らすなどの工夫が求められます。
- 外部サービス側の規約・ライセンスを把握する
- 不要なパーツは消して表示速度を最適化
また、セキュリティ面にも目を向ける必要があります。信頼できないソースから取得した埋め込みコードを貼ると、ブログ内に悪意あるスクリプトが仕込まれる可能性があります。SNS公式が提供するウィジェットや、有名ECサイトのアフィリエイトリンクなど、実績や評判があるサービスを優先するのがおすすめです。
さらに、導入後も定期的にプレビューや動作確認を行って、ウィジェットが正常に機能しているか、レイアウトが崩れていないかをチェックしましょう。何らかの不具合が見つかった場合には、すぐにコードを削除・修正して被害を最小限に抑えることが大切です。
導入前には「どんな効果を狙って外部サービスを採用するのか」を明確にすることも重要です。単純に「面白そうだから」「みんなが使っているから」といった理由で取り入れると、ブログの目的やコンセプトと合わずに中途半端な機能になってしまうこともあります。
読者が本当に求めているものは何か、ビジネス的にプラスになるかどうかを検討したうえで、本当に必要なパーツを厳選して貼り付けましょう。結果として、適切なコードを導入して、レイアウトやUX(ユーザー体験)を整えられれば、アメブロでの集客や収益化がさらに加速することでしょう。
外部サービスを活用したアクセス&収益アップのコツ
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外部サービスをうまくアメブロに組み合わせると、単なる情報発信ブログから「集客や売上につながるビジネスツール」へと進化させることができます。特にSNSとの連動や決済システムの導入は、アクセスを伸ばすだけでなく読者が感じる利便性や購買意欲を高めるうえで大きな効果を発揮します。
アメブロは初心者にも優しい操作画面と多彩なカスタマイズが可能な点が魅力ですが、それだけにとどまらず、外部サービスの埋め込みやコードの活用を覚えることで、より洗練された運営が期待できます。たとえば、SNSの公式ウィジェットを貼り付ければ、記事を読んだユーザーがそのままフォローやシェアをしやすくなり、一気に拡散力が高まります。
また、予約フォームやオンライン決済を組み込めば「興味を持ったら即購入・申し込み」といったスムーズな導線を作れるため、読者が余計なステップを踏まずに行動しやすいブログに仕上げられます。
こうした外部サービスの活用は、コピー&ペーストによるHTMLコードの挿入など、比較的簡単な作業で実現できるものも多いため、プログラミング知識のない初心者でも着手しやすいのが利点です。大切なのは「なぜそのサービスを導入するのか」をはっきりさせておくこと。
単に流行っているからと導入するのではなく、アクセス増や収益アップといった具体的な目的と照らし合わせることで、読者のニーズに合った機能を優先的に取り入れることができます。
結果として、テキストだけでは補いきれないサービス面を強化しながら、アメブロのポテンシャルを最大限に引き出す運営が可能になるでしょう。
SNS連動による拡散効果とSEOメリット
ただし、SNSとの連携を効果的に行うには、アメブロ側でも拡散しやすい仕組みを作る必要があります。具体的には、各記事下部にシェアボタンを設置しておき、読み終わった読者が自然と投稿を広められるように工夫するとよいでしょう。
併せて、サイドバーやプロフィール部分にSNSアカウントへのリンクやフォローボタンを目立たせて配置すれば、記事だけでなくSNS自体のフォロワー増加にもつながります。
- 読者がシェアしやすいボタンを記事下やサイドバーに設置
- アメブロプロフィールや記事内からSNSアカウントへリンクを誘導
SNS | 特徴 |
---|---|
拡散力が高く、短文で記事の魅力を伝えやすい。ハッシュタグを活用すると検索にも有利 | |
ビジュアル重視で、写真やイラストの多いブログとの相性が良い。ストーリーズ誘導も可能 | |
コミュニティ機能が充実。個人同士のシェアで意外な拡散を狙える |
さらに、SNSからの流入が増えると、検索エンジンからの評価も上がりやすくなる可能性があります。いわゆる「ソーシャルシグナル」と呼ばれる要因ですが、SNS上で話題になっているコンテンツは自然と被リンクやアクセスが増えるため、結果的にSEOにもプラスに働くことが考えられます。
もちろん、直接的にSNSの「いいね」や「リツイート」が検索順位を決定するわけではありませんが、シェアやコメントをきっかけに被リンクが獲得できたり、記事タイトルが多くの人の目に触れたりすることで、認知度とアクセス数が連動して伸びていくケースは十分にあり得ます。
こうした拡散効果とSEOメリットを同時に狙うためには、SNSへの投稿内容も工夫が必要です。単に「ブログ更新しました」だけではなく、記事の要点や魅力を短い文言でまとめたり、話題性のあるハッシュタグを選んだりすると、思わぬユーザー層からのアクセスを呼び込めます。
結果として、SNSを窓口にした多角的な集客が可能になり、アメブロの成長を加速させる大きな原動力となるのです。
決済・予約システム導入で集客力と利便性を高める
具体的には、PayPalやStripeなどのオンライン決済をサポートしているツールの埋め込みコードを取得し、アメブロ側のHTML編集画面に貼り付けることで「今すぐ購入ボタン」や「カートボタン」を設置できます。
これにより、読者はブログの画面から離れずに決済プロセスを完了できるため、購買意欲を高めやすいです。また、講座やイベント募集を行う場合は、Googleフォームなどの予約フォームを埋め込むか、予約管理システムと連携したカレンダーを表示する方法も考えられます。
- 利用規約に反しない範囲でコードを貼り付ける
- 不具合やメンテナンスがあった場合、サポートは外部サービス側に依存する
ツール例 | 機能 | メリット |
---|---|---|
PayPal | オンライン決済 | クレジットカード・銀行支払いに対応しやすく、国際的にも認知度が高い |
Stripe | オンライン決済 | 開発者向け機能が豊富で、定期購読やサブスク展開も可能 |
Googleフォーム | 予約・申込みフォーム | 簡易的なアンケート・予約フォームが無料で作成可能。集計も自動化 |
こうした決済・予約システムを導入することで、「ブログ記事を読んだ後の行動」を明確に示すことができます。たとえば、セミナー詳細記事の最後に「ここからお申し込みできます」ボタンがあれば、読者は余計なページ移動をせずに即時予約してくれるかもしれません。
結果として、申し込み率や購買率の向上につながり、収益面でも大きなプラスが期待できます。さらに、読者目線からすると「このブログは訪れるだけで商品の購入や申し込み、イベント予約まで完結できる」と感じられるため、信頼度の向上にも寄与します。
ただし、外部サービスの機能停止やメンテナンスの影響を受ける可能性がある点は、常に念頭に置いて運用する必要があります。定期的にリンクが正常に動作しているかを確認し、メンテナンス情報や利用規約の変更には目を配るようにしましょう。
うまく取り入れれば、アメブロを「読まれるだけの場所」から「読者がリアルにアクションを起こせる場」へと格上げすることができ、集客力と利便性を大きく高められるでしょう。
外部サービス利用時に知っておきたい注意点
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アメブロと外部サービスを組み合わせて活用すると、ブログの可能性を大きく広げられます。しかし、一方で外部コードやパーツの導入にはリスクや注意すべきポイントも存在します。
たとえば、外部サービス側が仕様を変更したり、突然サービスを停止したりすると、アメブロの表示が崩れたり正しく機能しなくなる可能性があります。
特にHTMLパーツやウィジェットの貼り付けは、ブログ全体のレイアウトやページ読み込み速度に影響を与えるため、むやみに追加しすぎると読者がストレスを感じる要因になるかもしれません。
また、外部サービスがアップデートやメンテナンスを行った際には、その影響がアメブロにも及ぶことがあるので、常に最新情報をチェックしておくことが大切です。
加えて、外部コードを設置した結果、アメブロ自体の利用規約に抵触してしまうケースも考えられます。アメブロでは、第三者の著作権や肖像権を侵害するようなコンテンツを禁止しているのはもちろん、外部リンクや広告の貼り付けにもある程度の制限があります。
たとえば、アダルト系コンテンツや過度に公序良俗に反するサイトへの誘導、その他規約で禁止されている行為を行うコードを貼り付けると、最悪の場合はアカウント凍結のリスクにもつながりかねません。したがって、外部サービスを導入する際には、そのサービスの提供元が信頼に足るものかどうか、利用規約はアメブロの規約と相反していないかをよく確認したうえで判断することが重要です。
さらに、外部サービスが提供する機能の中には、アメブロとは相性が悪いものも存在します。たとえば、スマートフォン表示に対応していないウィジェットをそのまま貼り付けると、スマホ閲覧時に見切れや文字崩れが生じる恐れがあります。こうした問題を回避するには、実際に設置したコードをプレビューでチェックし、スマホとPCの両方で画面がどう表示されるかを確かめる習慣をつけることが大切です。
あわせて、読み込みが遅くなるほど容量の大きいパーツを導入した場合、離脱率の増加やSEO評価の低下につながる可能性もあるため、不要なサービスは思い切って削除するなどの整理も必要になります。
これらの注意点を踏まえつつ、外部サービスを適切に活用できれば、アメブロの魅力を大きく向上させることができます。ブログ記事内で動画や音楽プレーヤーを直接再生できるようにしたり、SNSのタイムラインを埋め込んでリアルタイムの情報を発信したりと、多様な価値を読者に提供できるため、結果的にアクセス数やファンとのコミュニケーションが増えるでしょう。
ただし、導入するサービスを増やせば増やすほどメンテナンスの手間も大きくなる点は意識しておくべきです。月に一度や大幅なデザイン変更のタイミングなど、ある程度定期的にコードやリンク先をチェックし、不具合がないかを確かめておくと安心です。
もし不明点やトラブルが生じた際は、アメブロ公式のヘルプや外部サービスのサポート窓口を活用して、早めに解決に努めるとよいでしょう。
このように、外部サービスの導入はリスクを伴う側面もありますが、それ以上に得られるメリットが大きいため、正しい知識とメンテナンスを心がけながら上手に活用するのがおすすめです。
規約違反リスクとサポート対象外の範囲
そもそもアメブロは、外部サービスとの連携を前提としているわけではなく、独自の管理・運営ポリシーのもとに成り立っています。したがって、外部コードを貼り付けたことによって起こったエラーやレイアウト崩れ、ページ表示の不具合などは、原則としてアメブロの公式サポート範囲外となることが多いです。
つまり、「外部サービスを導入したらブログが真っ白になってしまった」「埋め込みコードが原因で記事が正常に表示されない」などのトラブルに対しては、アメブロ運営側は直接的なサポートを提供できないケースがほとんどです。
- アメブロの利用規約やガイドラインに抵触していないか
- 外部サービス側の規約・ポリシーとの不整合がないか
リスク例 | 具体的な内容 |
---|---|
規約違反 | アダルト系の広告や公序良俗に反するコードを貼り付ける |
サポート対象外 | 外部埋め込みコードによるトラブルはアメブロ側では原則対応不可 |
著作権侵害 | 他人の画像や動画を無断で表示する外部サービスを使用 |
こうしたリスクを回避するためには、まずはアメブロ公式が定める禁止事項や注意事項をしっかり読み込んでおくことが大切です。
さらに、外部サービス側でも「商用利用可否」「APIや埋め込みウィジェットの利用規約」などが明示されている場合が多いため、そちらも熟読して問題がないかを確認しましょう。特にビジネス目的でブログを運営している場合は、アフィリエイトや商品販売に関連する規定をよく理解しておかないと、思わぬ形でアカウント停止やペナルティを受ける危険性があります。
万が一、違反の恐れがある外部サービスをどうしても導入したい場合は、アメブロを利用し続けるのではなく、WordPressなど独自運営しやすい環境への移行を検討する人もいます。
このように、外部サービスの選択は「ブログの利便性を高める一方、規約やサポート面ではリスクも伴う」という点を理解したうえで、慎重に進めることが成功への近道といえます。
セキュリティ対策とメンテナンスの重要性
さらに、外部サービスは日々アップデートや仕様変更が行われることが多く、その影響はアメブロの表示や機能にダイレクトに反映されます。たとえば、SNS公式のウィジェットがバージョンアップしたことで、貼り付けていたコードが動作しなくなる可能性があるのです。
このようなトラブルを回避するには、各サービスの公式サイトやヘルプページで更新情報をまめにチェックし、自分のブログにもバージョン違いがないかを確認する習慣をつけておきましょう。
また、定期的にブログ全体のプレビューや記事リンクを確認し、表示が乱れている箇所やエラーが発生しているパーツがないかを点検するのも大切です。
- 外部サービスのアップデート情報を随時確認
- 記事内やサイドバーに埋め込んだコードの表示テストを行う
メンテナンス項目 | 具体的な対策 |
---|---|
コード更新 | 外部サービスの新バージョンが出たら、貼り付けコードを最新化 |
レイアウト確認 | PCやスマホで定期的に全ページの表示崩れをチェック |
不要パーツ削除 | 使わなくなったウィジェットやリンクを削除し、読み込み速度を最適化 |
また、セキュリティ対策の一環として、不要になったコードや使わなくなったサービスは放置せずに削除しておくことをおすすめします。多くの外部サービスを導入しすぎると読み込み速度に影響を与えるだけでなく、将来的にどれが原因でエラーを起こしているのか把握しづらくなります。
もし複数のパーツを導入する場合は、それぞれの役割とメリットを明確にして、ブログの方針やテーマにしっかりマッチしているかを再確認することが大切です。
結果として、信頼性と使いやすさの両方を兼ね備えたブログを継続運営できれば、読者からの評価も高まり、アクセス数や収益向上につながります。
外部サービスを導入する以上、セキュリティとメンテナンスに常にアンテナを張り、一度導入したパーツが本当に今も必要かどうか定期的に見直す姿勢を持つことが、長期的な安定運用の秘訣といえるでしょう。
まとめ
ここまで、アメブロで利用可能な外部サービスの種類や導入手順、そしてアクセスや収益アップにつなげるコツについて紹介しました。
HTMLコードを貼り付けるだけで機能を拡張できるのが魅力ですが、規約やセキュリティ面への配慮も欠かせません。自分のブログの目的や読者層に合ったサービスを上手に組み合わせ、アメブロ運営をさらに充実させてみてください。