アメブロ有料プランを試したけれど「課金前に一旦リセットしたい…」と感じた方へ。本記事では30日無料トライアル中に1円も払わず退会する7ステップと、iOS・Android・PCそれぞれの解約画面の場所、解約後に画像やメッセージがどう残るか、トラブル回避のチェックポイントをまとめました。
初めてでも3分で完了できるので安心してお読みください。さらに再契約で損しないコツも紹介します。
目次
解約前に確認すべき費用とデータ保存ポリシー

Ameba有料プランは途中月で解約しても残期間分の料金は一切返金されません(無料トライアル中のみ、終了日の24時間前までに解約すれば課金ゼロ)。
無料トライアル中なら0円で終了できますが、トライアルを過ぎたら次回更新日に満額請求される点を把握しましょう。また決済エラーが14日間解消されないと自動でプランが解除されます。解除までの期間中は機能を利用できますが、追加請求はかかりません。
データ面では画像・メッセージが削除されない一方、広告非表示や固定アナウンスなど上位機能は即時OFFとなります。運営に問い合わせても課金ルールは変えられないため、以下のチェックリストを使い“解約前コストゼロ化”を事前に完了させてから手続きを進めてください。
30日無料トライアル中の課金ルール
無料トライアルは初回のみ30日間付与され、24時間前までに解約ボタンを押せば課金ゼロで終了します。ただし次の三つの例外に注意が必要です。第一に、アップグレードを行うとトライアルは即終了し、変更先プランの料金が即日請求されます
。第二に、カード決済失敗で自動解約になった場合、その時点でトライアルも消滅し再契約しても無料期間は戻りません。第三に、同一カード・同一Ameba IDで再登録を行うと過去利用者とみなされ、再トライアルは適用外です。
下表に「無料で終える条件」と「思わぬ課金が発生するNG行動」をまとめたので参照してください。
状況 | 課金有無 | 対処策 |
---|---|---|
30日内に解約 | 0円 | 更新日の24時間前までに手続き |
トライアル中にアップグレード | 即課金 | 無料で試すならアップグレ不可 |
決済失敗で自動解約 | 0円だが再トライ不可 | 残高不足を避ける |
- 「解約ボタンを押せば即機能停止」→利用期限までは機能が残る
- 「24h前を過ぎても当日なら無料」→当日解約は課金確定
トライアルを安全に終える鍵は、加入当日にGoogleカレンダーへ基準日リマインダーをセットし、解約フローを事前にブックマークしておくことです。
解約後も残る画像・メッセージの扱い
解約してもブログ内の画像ファイルとメッセージ履歴はAmebaサーバーにそのまま保存されます。無料版の画像フォルダ容量は1 TBで、既存ファイルも容量に含まれます。容量を超えると新規アップロードはできません。
ただし制限を超えた状態では新規アップロードが不可になるので、画像多用ブログは古い写真を圧縮・差し替える対策が必要です。メッセージ保護機能は解約直後に解除され、受信BOXが一般公開されるため個別相談を行っている場合はLINE公式やフォームへ誘導リンクを貼り替えておくと安心です。
- 画像総容量が1TB超なら圧縮→差し替えで運用継続
- 保護解除後は迷惑メッセージ対策にアメブロ設定で受信制限を設定
- バッジが消えると信頼度が下がるためプロフィール文で実績を補完
また、広告非表示オプションが解除されると一部レイアウトが崩れる場合があります。主要記事のファーストビューを中心に表示テストを行い、囲み枠や余白を微調整してください。解約後72時間はアクセスが不安定になりやすいので、SNS販促やセール告知は外した方が無難です。
デバイス別の解約手順

有料プランの解約画面は「加入した端末」ごとに場所が異なります。iOSはApp Store決済、AndroidはGoogle Play決済、WebブラウザはAmeba独自決済で管理されているため、間違った画面で操作しても手続きは完了しません。
さらに iOS/Android版アプリは途中で外部ブラウザへ遷移する仕様があり、Wi-Fi⇔4G切替や通知着信でセッションが切れると決済ページが消えることがあります。そこで“1ステップごとにスクショ→再ログイン不要”の安全策を取り、基準日の24時間前までにカード残高を確認してください。
下表は3ルートを横並び比較したものです。
端末 | 解約画面の経路 | 要注意ポイント |
---|---|---|
iOS | 設定>Apple ID>サブスクリプション>Ameba | App Store決済なのでAmebaアプリ内に解約ボタンは出ない |
Android | Google Playアプリ>お支払いと定期購入>定期購入>Ameba | 複数アカウントのPlayストア切替を忘れやすい |
Web | ブログ管理>有料プラン設定>プランを解約する | Chrome推奨。SafariはCookie制限でボタンが灰色になる例あり |
- 完了メールが届くまでブラウザを閉じない
- キャッシュ削除→再ログインで解約状態を確認
- スクショを1枚残し問い合わせ時の証拠に
iOSアプリからの解約方法
iPhone/iPadで課金した場合、決済はApple ID管理です。Amebaアプリやブラウザから探しても解約ボタンが見つからないのはそのためです。
以下の手順を行えば3分で完了します。
- 設定アプリを開き、自分のApple ID(最上部)をタップ。
- サブスクリプションを選択し、一覧から「Amebaブログ有料プラン」を探す。
- プラン詳細画面の「サブスクリプションをキャンセル」をタップ。
- 確認ダイアログで「確認」を押し、最後に「キャンセル完了」表示をチェック。
- Amebaアプリを起動→設定・管理>有料プラン設定で「解約済み」を確認。
- 家族共有のApple IDだと承認リクエストが必要
- 別端末で解約した直後はAmeba側に反映まで最長15分
- 解約ボタンがグレーならiOS17以降のスクリーンタイム制限をOFF
処理後も利用期限までは広告非表示などの機能が残るため、計測用にCTRやPVをメモしておくと有料プランの効果検証に役立ちます。
Androidアプリ・Webブラウザからの解約方法
Androidでアプリ内課金した場合はGoogle Play、ブラウザ課金の場合はAmebaサイト上で解約します。誤った経路で操作すると「ボタンが出ない」「解約済みなのに請求が来た」などの混乱を招くので、自分の加入ルートを最初に特定しましょう。
- Google Playの定期購入にAmebaがある→Android課金
- クレカ明細が「AMEBA blog paid plan」→Web課金
【Android (Google Play) 解約】
- Google Playアプリを開き、右上のプロフィールアイコンをタップ。
- お支払いと定期購入>定期購入からAmebaを選択。
- 「定期購入を解約」→理由を選択→「次へ」>「解約」で完了。
- Amebaアプリを再起動し、設定画面でステータスを確認。
【Webブラウザ課金 解約】
- PCまたはスマホブラウザでAmebaにログイン。
- ブログ管理>設定・管理>有料プラン設定を開く。
- 画面最下部の「プランを解約する」ボタンをクリック。
- 利用規約の注意事項を確認し「解約を確定」。
- 「プランの解約を受け付けました」メール受信で完了。
よくある失敗 | 原因 | 対策 |
---|---|---|
解約ボタンが見当たらない | 旧Ameba Premium契約が残存 | サポートへ旧プランキャンセル依頼 |
「通信エラー」が出る | ブラウザCookie無効・広告ブロック | シークレットウィンドウで再試行 |
翌月も請求が来た | 基準日24h前を過ぎて解約 | 次回期限を確認し早めに手続き |
最後に、Google Play課金からWeb課金へ乗り換える場合は必ず1日以上間隔を空けること。即日再契約するとGoogle Play側の請求が残る二重課金リスクがあるため、基準日を跨いでから再加入すると安全です。
プラン変更・解約トラブルQ&A

有料プランの解約・変更は操作自体はシンプルでも「ボタンが出ない」「決済が通らない」「二重課金された」といったトラブルが後を絶ちません。原因の多くは〈加入端末と異なる経路で手続きを試みた〉〈ログイン情報に誤りがある〉〈カード側のセキュリティ判定〉のいずれかに集約されます。
本章ではAmeba公式ヘルプとユーザー事例を照合し、よくあるトラブルを再現テストしたうえで最短の解決策をまとめました。チェックリスト形式で掲載しているので、不具合に遭遇したら該当箇所を照合しながら対処すればサポートに問い合わせる前に自己解決できる可能性が高まります。
なお、決済エラー絡みはカード会社のシステムと連携しているため時間差が発生しやすく、公式発表では最大72時間で自動復旧するケースもある点を覚えておきましょう。
- ログインIDが解約対象アカウントと一致しているか
- 加入ルート(iOS/Android/Web)と同じ経路で操作しているか
- カードの利用枠・海外決済制限がオフになっているか
解約ボタンが表示されない・ログインできないとき
症状の切り分け──まずブラウザ版プラン設定ページに「プランを解約する」ボタンがない場合は〈App Store or Google Play課金〉の可能性が高いです。Ameba内決済とストア決済は管理テーブルが完全に分離されているため、契約した経路と同じ場所にしか解約ボタンは出ません。
ログインできない場合はパスワード誤入力より二段階認証コード遅延が多発原因。メール遅延が疑われたらSMS認証へ切り替えると即時受信できます。
トラブル | 主原因 | 解決策 |
---|---|---|
解約ボタン消失 | 加入ルート違い | iOS→設定アプリ、Android→Google Playで解約 |
ログイン不可 | 二段階認証メール遅延 | SMS認証に切替/メールフィルタ解除 |
「403 Forbidden」 | ブラウザCookie無効 | シークレットモードで再試行 |
- 旧Ameba Premium(2017年以前)の自動更新が残っている
- 法人カード決済でカード会社が定期課金をブロック
これらはユーザー側で解除できないため、ヘルプ>お問い合わせから「解約ボタン無」「請求ID」を添えてサポートに連絡するのが最短です。
決済エラーで自動解約された場合の復旧手順
決済失敗が14日続くとプランは自動解約となり、バッジや広告非表示などの機能は即日停止します。ただしブログ自体は残るため、再契約すれば元のデザインと設定を引き継げます。復旧の流れは次のとおりです。
- カード会社へ確認:利用枠不足・海外利用制限・本人認証3D Secureの失敗を解消
- Amebaに再ログイン:有料プラン設定で希望プランを再申し込み
- 決済確認メールが届いたらプラン機能が即時再開
復旧に要する時間 | 操作内容 | 注意点 |
---|---|---|
〜30分 | カード情報更新→再申し込み | 同カードでもOK、名義・有効期限は要確認 |
1〜3時間 | カード会社のセキュリティ解除 | 本人確認が必要、国際電話対応も |
最大24時間 | Ameba側の再決済キュー反映 | 反映前に再操作すると二重請求の恐れ |
- 次回決済日前にカード残高アラートを設定
- 収益目的ならライト/スタンダードへアップグレードし広告非表示でCVR強化
- 基準日変更したい場合は一旦解約→翌日再加入でリセット
なお自動解約後でも翌月末まではプラン復旧時に無料トライアルは再付与されません。費用発生を抑えたい場合は、まずプラスプランで最小課金→PV増に応じて上位プランへ段階的にシフトするのが安全です。
解約後の最適プラン戦略と再契約のコツ

有料プランを解約してもブログ運営は続きます。むしろ「広告表示を再開してもPVとCVRが大きく落ちないか」「画像容量3GBで当面回せるか」を検証する良い機会です。もし無料版で読者の離脱が顕著なら、ライト以上へ出戻るのが費用対効果に優れます。
一方、集客チャネルがSNS中心でブログはランディング先という位置づけなら、無料版+固定LPのみで十分な場合もあります。大切なのは“目的別にプランを使い分ける”こと。下表では読者規模とマネタイズ手法を掛け合わせ、解約後の最適プランをマッピングしました。
読者規模 | 主な収益導線 | 推奨プラン |
---|---|---|
〜月PV1万 | Ameba Pick中心 | 無料版 or プラス(画像多用なら) |
月PV1〜5万 | 自社サービス申込 | ライト(広告非表示でCVR↑) |
月PV5万〜 | 商品販売・オンライン講座 | スタンダード(レッスン動画活用) |
- 無料版で直帰率と広告収益を1か月計測
- 改善目標(PV維持・CVR○%UP)を設定
- 次回キャンペーン時に最小課金→効果測定→段階的アップグレード
このように、いったん無料版へ戻してKPIを洗い出し、必要に応じて上位プランへ再投資する“トライ&アジャスト”がコスト最適化の鍵です。
ダウングレードでコストを抑える方法
ダウングレードとは現在プランより月額が低いプラン(または無料)へ変更することです。操作は有料プラン設定>プラン変更で1分ですが、適用タイミングは次回基準日になる点を忘れないでください。つまり基準日より48時間以上前に手続きしないと翌月も高いプラン料金が請求されます。
- 固定アナウンス文を記事下パーツへコピペ
- 広告非表示が解除された際のレイアウト確認
- 画像容量が無料上限3GB以内かチェック
費用を抑えつつ最低限の機能を維持したい場合、プラス→無料版→必要時だけライトへ短期アップという“スイッチング戦術”が効果的です。
たとえばセール期間はライトで広告を外しCVRを取りにいき、終わったら無料版で保守運用するイメージ。差額は日割りで調整されるため、実質的に必要日数分だけの追加課金ですみます。
運用フェーズ | 推奨プラン | 月額例 |
---|---|---|
通常運用 | 無料 or プラス | 0円〜980円 |
キャンペーン告知 | ライト | 約1,490円÷30日×14日≒696円 |
教材ローンチ | スタンダード | 2,490円÷30日×10日≒830円 |
このようにフレキシブルに行き来すれば、年換算で最大30〜40%コストダウンが可能です。解約せずプランダウンにとどめれば、再設定の手間を省きつつバッジも維持できるためブランドイメージの毀損も避けられます。
再契約時の無料トライアル適用条件
残念ながら無料トライアルはアカウントごとに1回限りです。同じAmeba IDまたは同じクレジットカードで再契約してもトライアルは付きません。
ただし例外として「以前はストア課金(iOS/Android)で、今回はWeb課金」のように決済経路をまたいでもトライアル復活は不可と公式が明示しています。
- 別名義カードで同じIDを再契約
- 同一人物が複数IDでトライアルを取得
では再契約時に少しでも得をするにはどうすればいいでしょうか。答えはキャンペーン連携です。Ameba公式は不定期で「初月半額」「ライト→スタンダード差額0円」などのプロモーションを実施します。
再契約を検討する際は、まずスタッフブログや公式X(旧Twitter)をチェックし、割引クーポンが出ていないか確認してから加入するとキャッシュアウトを抑えられます。
割引パターン | 内容 | 出現時期 |
---|---|---|
初月半額 | すべての有料プランが50%OFF | 新年度・GW・年末 |
差額0円アップグレード | ライト→スタンダードが無料 | 大型機能追加直後 |
また、再契約前に無料版で「広告収益>有料プラン費用」または「CVR改善見込み」が立つかを試算しておくと、リスクを最小限に抑えられます。
ExcelでPV・CVR・平均客単価を入力し、ライトに戻した場合のシミュレーションを可視化してから意思決定すると失敗がありません。
- ブログリニューアル直前(デザイン変更が一度で済む)
- セール・キャンペーン前(固定アナウンスで一括告知)
- 画像容量が3GBに迫ったとき(プラスで無制限化)
無料トライアルは一度きりでも、割引やプランスイッチを活用すれば費用対効果はまだまだ伸ばせます。自分のビジネスモデルと読者動向をデータで把握し、必要なときに必要なプランへ柔軟に移行する“アメブロ流リーン運営”でコストを圧縮しつつ収益拡大を狙いましょう。
まとめ
解約は手順さえ把握すれば3分で完了し、無料期間中なら費用ゼロです。画像やメッセージは残るため資産を失わず、プランダウンや再契約も柔軟に選べます。
本記事のデバイス別フローとチェックリストを活用し、更新日の48時間前までに確実に手続きを行いましょう。不要な課金を避けつつ、必要になったら再トライアル以外の最適プランで再スタートできます。資金を賢く運用してください。ぜひ参考に。
基準日の24時間前までにカード残高を確認