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アメブロのアカウント削除ガイド|手順7つ・注意点・連携解除と再登録を解説

アメブロのアカウントを本当に削除しても大丈夫か——迷った時に役立つ“実務ガイド”です。本記事では、削除で消える項目と影響範囲、事前バックアップ、PC/スマホ別の退会フォーム手順、連携サービスや課金の整理、削除後の確認とトラブル対処、代替策と再登録の注意点までを順に解説していきます。

 

アカウント削除の基礎と注意点

アメブロのアカウント削除は「退会=アメーバIDの利用終了」を意味し、ブログ記事や画像・コメント履歴などの関連データが基本的に復元できなくなります。

削除は数分で申請できますが、反映には時間差があり、検索エンジンやキャッシュ上に一時的に情報が残ることもあります。

 

さらに、同じID名の再取得はできない前提で考えた方が安全です。課金系サービスやコイン残高、他のAmebaサービス(占い・マンガ等)の契約状況にも連動するため、「退会操作の前」に必ず整理しましょう。

迷っている段階では、非公開設定・一時休止・コメント受付停止・通知のオフといった代替策も検討できます。

いずれの選択でも、まずはバックアップと連携解除、そして削除後の連絡手段(読者への案内)を準備するのが実務的です。

 

下の表とチェックを使い、後戻りのない作業を抜け漏れなく進めてください。

確認項目 ポイント/リスク
データ消去 記事・画像・コメント・フォロワー等は復元不可。必要なものは事前保存
ID/再登録 同一IDは再取得不可の想定。メールは再利用可でも引き継ぎは不可
課金/コイン 未解約・残高は消滅の恐れ。先に解約/消費を完了
他サービス Ameba連携サービスもアクセス不可に。各サービスで別途手続き
反映遅延 削除申請後もしばらく表示される場合あり。時間差を考慮

 

削除前に必ず行う3点
  • データの保存(記事・画像・メッセージの必要分)
  • 契約/コイン/外部連携の解約・解除
  • 読者への告知(移転先・連絡先・最終更新の案内)

 

削除で消える項目と影響範囲の整理

アカウント削除は、ブログ運営の基盤データだけでなく「つながり」や「履歴」も消去します。

対象は広範囲で、ブログ本文・画像・下書き・コメントやいいね履歴、フォロワー/フォロー一覧、メッセージ、テーマやタグ設定、アクセス解析の履歴などが含まれます。

 

また、Ameba共通IDを停止するため、同IDで使っていた他サービスへもログインできなくなります。課金やコイン残高がある場合、退会後に確認・返還ができないことがあるため、事前処理は必須です。

検索結果に出続けるのは多くが「検索エンジンのキャッシュ」によるもので、時間経過で解消しますが、急ぐ場合は各検索エンジン側の削除申請が必要です。

 

以下を参考に、削除の影響を「機能別」に整理しておくと、準備の優先度がつけやすくなります。

項目 削除/影響の内容
記事/画像/下書き ブログ本文・固定ページ・画像/動画・未公開の下書きも消去
コミュニケーション コメント・いいね履歴・メッセージ・フォロワー/フォロー一覧が消去
設定/カスタム テーマ・ウィジェット・タグ・解析履歴・各種連携設定が失われる
他Amebaサービス 同IDでのログイン不可。月額/購入履歴の閲覧も不可になる恐れ
外部検索 検索結果は一時残存(キャッシュ)。時間経過または申請で除外

 

注意点(復元できない代表例)
  • 記事本文・画像・コメント履歴・メッセージ
  • フォロワー/フォロー一覧・下書き・解析履歴
  • ID自体(同名での再取得は不可想定)

 

事前バックアップと確認事項のチェック

削除前の準備は「保存→解約/消費→解除→告知」の順で進めると抜け漏れが減ります。まず、残したい記事はコピー保全(ローカル)し、画像はフォルダ単位でまとめて保存。

やり取りが必要なメッセージは画面保存(スクリーンショットやPDF化)でも構いません。

 

次に、Ameba内の月額・購入系は解約/消費を先に実施し、コイン残高はゼロ化を目指します。外部SNS連携やログイン連携(X/Instagram/Google等)は、各サービス側でも権限解除を行いましょう。

最後に、移転先URL・連絡先・最終更新日を記事やプロフィールで案内しておくと、読者の離脱を最小化できます。チェックは以下を使い、完了したら退会手続きへ進みます。

 

【削除前チェックリスト】

  • 記事/画像/下書きの保存は完了している
  • メッセージ・取引連絡等が必要なら保存済み
  • 月額・購入系は解約済み、コイン残高は処理済み
  • 外部SNS/ログイン連携の権限解除を完了
  • 移転先や連絡先をプロフィール/記事で周知

 

準備項目 実務ポイント/ヒント
データ保存 重要記事はテキスト+画像で二重保存。画像は日付/カテゴリで整理
契約整理 解約の締日/次回課金日を確認し、余剰分の扱いも把握
権限解除 外部SNS/ログイン連携はAmeba側と外部側の両方で解除
周知 最終投稿で移転案内。サイドに「はじめての方へ」導線を一時設置

 

バックアップのコツ(すぐ実行できる範囲で)
  • 重要ページはHTML表示でコピー+画像を別保存
  • 画像は長辺・年月・カテゴリでフォルダ分けし再利用しやすく
  • メッセージはPDF化 or スクショ連番で時系列を残す

 

退会フォームからの削除手順(PC/スマホ)

アメブロのアカウント削除(退会)は、基本的に「退会フォーム」で行います。PCでもスマホでも流れは同じですが、表示や遷移が異なるため、端末別に手順を分けて確認すると安全です。

前提として、退会はアメーバID全体に影響し、ブログ記事・画像・コメント・フォロワー情報などが復元できません。必ずバックアップ・課金やコイン残高の整理・外部連携の解除を済ませてから着手してください。

 

作業は、①ログイン状態の確認→②退会フォームへ遷移→③本人確認(パスワード/二段階確認など)→④退会理由の選択と最終確認→⑤完了メール確認、の順が基本です。

端末ごとの操作差は「フォームの見つけ方」「確認画面の配置」「メールアプリへの遷移」程度なので、落ち着いて画面の指示に従えば問題ありません。

 

以下にPCとスマホの具体手順、確認項目、つまずきやすい点の回避策を整理しました。

段階 要点
事前準備 バックアップ・解約/残高処理・外部連携解除・読者への告知
アクセス 必ずログイン状態で「退会(アカウント削除)」フォームへ
確認 対象ID/ブログ名・退会理由・注意事項のチェック
本人認証 パスワード再入力・必要に応じて二段階コード入力
完了 完了メールのリンク確認。反映は時間差の可能性あり

 

作業前に必ずそろえるもの
  • ログイン情報(ID/パスワード)と受信可能なメール
  • 二段階認証の端末/アプリ(設定している場合)
  • 退会後の連絡先や移転先URL(読者告知用)

 

PCブラウザでの退会手順と確認項目

PCは画面が広く、フォームの項目が一度に見えるため最も確実に進めやすい方法です。まず、利用中のブラウザでアメーバにログインした状態にします。トップや管理画面のフッター/ヘルプから「退会(アカウント削除)」への導線を開き、退会フォームへ遷移します。

フォームでは、表示されているアメーバID(ブログ名/プロフィール名など)を確認し、誤アカウントでないかを必ず点検してください。

 

続いて、注意事項を読み、退会理由を選択→パスワード再入力→(設定していれば)二段階認証コードの入力→最終確認の順に進みます。完了後は、登録メールに届く確認メールを開き、記載のリンクで確定すると手続きが完了します。

反映は即時のこともあれば時間差が生じる場合もあるため、当日は再ログインを試みず、しばらく待ってから表示や検索結果の残存を確認しましょう。

 

【PCでの確認項目】

  • 表示中のID/ブログ名が削除対象そのものである
  • 注意事項(復元不可・関連サービス影響)をチェック済み
  • メール受信環境が整っていて、確認メールを開ける
  • 二段階認証アプリ/端末が手元にあり、コード入力が可能

 

つまずき箇所 回避策/ヒント
対象IDの取り違え 別ブラウザ/シークレットで「対象IDのみ」でログインして実行
確認メールが届かない 迷惑メール/フィルタを確認。@ドメインの受信許可設定を追加
二段階認証で詰まる 時刻同期・SMS遅延に注意。再送/コード更新を試す

 

PC実行時の注意点
  • 複数タブ/複数IDの同時ログインを避ける(誤操作防止)
  • 途中でブラウザを閉じない。最終メールのリンクまで確認
  • キャッシュで古い画面が出る場合はハードリロードで更新

 

スマホアプリ/ブラウザでの退会手順

スマホは「アプリからヘルプ→退会へ遷移(ブラウザ起動)」が基本です。

アメブロアプリを開き、プロフィール/設定メニューから「設定・ヘルプ」→「退会について」などの案内をタップすると、端末のブラウザで退会フォームが開きます(アプリ内完結ではなくブラウザ遷移になることが多いです)。

 

以降はPC同様に、対象IDの確認→注意事項の確認→退会理由の選択→パスワード再入力→必要に応じ二段階認証→最終確認→完了メールのリンクで確定、の順で進めます。

モバイルは通信や画面タップの誤操作が起きやすいので、Wi-Fiの安定した環境で、画面をスクロールして未読の注意文がないか丁寧に確認してください。

 

フォーム入力中にアプリへ戻るとセッション切れを起こす場合があるため、退会手続き中は他アプリの通知に反応しないのが安全です。

完了後はメールアプリへ自動遷移することがあるため、受信トレイを即時確認し、リンクの有効時間内に手続きを終えましょう。

 

【スマホでのポイント】

  • アプリ→「設定・ヘルプ」→退会案内→ブラウザでフォームを開く
  • モバイル通信が不安定ならWi-Fiへ切替。自動ロック/省電力を一時OFF
  • メールアプリを事前に開いておき、確認リンクにすぐ対応
  • 端末キーボードの自動補完でID/パスワードに余分な空白が入らないよう注意

 

よくある事象 対処
フォームが途中で閉じる 他アプリ起動を避ける/自動ロック時間を延長/再度ログインして続行
入力欄が見切れる 画面縮小/端末を横向きに/ブラウザをChromeやSafariに切替
確認メールが開けない モバイルデータ→Wi-Fiへ切替。迷惑フォルダも確認

 

スマホ実行のミニ手順(再確認)
  • アプリの「設定・ヘルプ」から退会案内へ→ブラウザでフォームを開く
  • 対象ID・注意事項・退会理由→パスワード/二段階認証を入力
  • 完了メールのリンクで確定→24時間以内の表示残存は様子見

 

連携サービス・課金の整理手順

アカウント削除の前に必ず行うのが「連携サービス(Ameba内/外部)と課金の整理」です。退会=アメーバIDの停止となるため、Amebaマンガや占い、コイン残高、アプリ課金などが未処理だと、退会後に確認も返金もできません。

実務の順序は、①Ameba内の月額・チケット・コイン残高の確認→②App Store/Google Playなど“決済元”での自動更新オフ→③外部SNS連携・ログイン権限の解除→④領収書・購入履歴の保存、です。

 

特にモバイルのサブスクは「Ameba内を解約しても、ストア側で自動更新が残る」ケースが典型的なつまずきです。

退会後は同じIDでの再ログインができないため、今のうちに契約・残高・連携の証跡を画面保存しておきましょう。

 

確認対象 やること/注意点
Ameba内の月額/チケット 各サービスのマイページで解約。締日と課金タイミングを確認
コイン/ポイント 残高を使い切る/失効日を確認。退会後の返還は原則不可
アプリ決済(iOS/Android) ストア側で自動更新オフ。Ameba内解約だけでは止まらない場合あり
外部SNS連携/ログイン Ameba側の解除+SNS側の権限取り消しの両方を実施

 

整理の進め方(順序のコツ)
  • 決済元ごとに区分(Ameba内/ストア/カード直請求)→順に停止
  • 残高は使ってゼロへ→返金期待で残さない
  • 証跡はスクショ保存→日付・IDが分かる形で保管

 

Ameba各サービス解約とコインの処理

Ameba内の有料サービスは、退会前にサービス単位で“解約→残高処理”を完了させます。

マンガの月額読み放題、占いの定期メニュー、ピグ関連の有料機能などは、それぞれのマイページや購入履歴から解約操作を行い、更新日(次回課金日)を必ず確認します。

 

iOS/Androidアプリから申し込んだサブスクは、App Store/Google Playのサブスクリプション管理で自動更新を止めるまで課金が続くことがあるため、Ameba内の解約と“二重で”実施してください。

コイン/チケットは退会後に消滅し、原則として返金・振替はできません。未使用があれば退会前に使い切るのが安全です。

領収書や購入履歴、月額の締め日・解約完了画面は、後日の照会に備えてスクリーンショットで保存しておきます。

 

【解約・残高処理のチェックリスト】

  • サービスごとの解約完了画面を保存(日時/IDが見える状態)
  • 次回課金日の前日までに手続き→日割り・当月扱いの規定に注意
  • コイン・チケットはゼロへ(プレゼント不可の残は消滅前提)
  • 返金ポリシーの有無を各サービスの規約で確認

 

対象 実務ポイント
マンガ/占い系月額 マイページ→購入/継続の管理→解約。更新タイミングに要注意
コイン/ポイント キャンペーン等の付与分も含め残高確認→退会前に消費
ストア課金 App Store/Google Playで自動更新を停止(Ameba内だけでは不十分)

 

よくあるつまずきと回避策
  • 「Ameba内は解約済み」でもストア側が継続→ストア自動更新を停止
  • 残高を残したまま退会→消滅。使い切ってから退会へ
  • 証跡未保存→請求照会が難航。画面保存をルール化

 

外部SNS連携とログイン権限の解除

X(旧Twitter)/Instagram/Google/Appleなどの外部アカウント連携は、「Ameba側の連携解除」と「SNS側のアプリ権限取り消し」の“両方”が必要です。

Ameba側で連携解除しても、SNS側の許可が残っていると、将来の誤認証やセキュリティリスクにつながります。

 

まずAmebaの設定/ヘルプ内で各SNS連携をオフにし、次にSNS側の設定(アプリとウェブサイト/連携アプリ/セキュリティ)からAmebaへのアクセス権を削除してください。

自動投稿・シェア連携を使っていた場合は、外部サービス(IFTTT等)やブログカードの埋め込みも停止・削除しておくと確実です。

最後に、パスワード再利用を避けるため、SNS側のパスワード/二段階認証も見直し、メールアドレスの使い回しがないかを点検しましょう。

 

【連携解除の手順(概要)】

  • Ameba側:設定/連携からX・Instagram・Google等を「解除」
  • SNS側:設定→アプリ/連携→「Ameba/アメブロ」を取り消し
  • 自動投稿系:IFTTT/Zapier等のレシピを停止・削除

 

プラットフォーム 確認場所(例)/ポイント
X(旧Twitter) 設定→セキュリティとアカウントアクセス→アプリとセッション→Amebaを取り消し
Instagram 設定→セキュリティ→アプリとウェブサイト→アクティブ→Amebaを削除
Google/Apple Googleアカウントの「セキュリティ→第三者アプリ」/Apple IDの「パスワードとセキュリティ→Appでサインイン」から取り消し

 

セキュリティを保つ小さな習慣
  • 連携解除後にSNS側のパスワードと二段階認証を再設定
  • 使い回しメール/パスワードを棚卸し→変更・統合
  • 削除後1週間は不審通知/ログイン履歴を定期確認

 

削除後の確認とトラブル対処

アカウント削除を申請しても、表示や検索結果はすぐに消えない場合があります。Ameba側の反映・各種キャッシュ・検索エンジンのインデックスが段階的に更新されるためです。

削除完了メールを受け取ったら、まずは「ログイン不可」を確認し、その後は一定の時間軸で“消えるべき情報が計画どおり消えているか”を点検します。

 

最短でも数時間〜24時間程度はブログの一部が閲覧できることがあり、画像CDNやSNSのOGPキャッシュはさらに長く残りやすいです。

急ぎの非表示が必要な場合は、検索エンジン側の一時削除(後述)やキャッシュ更新の申請を併用します。

加えて、連携サービス・通知メール・外部プロフィールに古いURLが残っていないかの“外部痕跡”も同時に洗い出しましょう。

 

下表のタイムラインとチェックリストを使い、「待つだけ」で終わらせず、能動的に残存を減らすのが安全です。

時期 想定される状態 行うこと
0〜2時間 削除完了メール到着。表示が部分的に残存 再ログイン不可の確認/ブラウザのキャッシュ削除・シークレットで確認
〜24時間 ページ・画像の一部が閲覧可のケース 検索キャッシュ対策の準備/SNSカードの再取得準備
〜72時間 検索結果にはタイトル断片が残存 検索エンジンの一時削除申請/外部導線のリンク差し替え
〜30日 断続的に古いサムネ・OGPが表示 SNSデバッガで再取得/新アカウントや告知先を整備

 

削除後の基本フロー(短縮版)
  • 再ログイン不可 → ブラウザ・端末を変えて二重確認
  • 検索・SNSのキャッシュを段階的に更新申請
  • 外部プロフィールやリンク集のURLを一括点検・差し替え

 

反映遅延と検索キャッシュ対応手順

反映遅延は珍しくありません。まずは端末側のキャッシュ要因を排除します。シークレットウィンドウでアクセスし、表示が消えているか確認。次に検索エンジンのキャッシュ対策です。

Googleは「Search Console の一時的な削除(URL の一時非表示・キャッシュのクリア)」を使うと、検索結果から短期的に隠しつつキャッシュも消去申請ができます(ドメイン所有確認が必要)。

 

Bing も同様にツールから削除申請が可能です。ブログ全体を消した場合でも、個別URL単位での申請を一定数まとめて行うと効果が早く可視化されます。画像やOGP(サムネイル)は特に残りやすいため、SNS側のキャッシュ更新も併用しましょう。

X(旧Twitter)はカードバリデータ、Facebook/Instagram はシェアデバッガでURLを再取得させると、新しい状態(404/非公開)が反映されやすくなります。

 

外部へ広がった導線にも対応が必要です。自分のプロフィールリンク集、他SNSの紹介欄、名刺サイト、リンクツリー系、古いプレスリリース等に貼られたURLが残っていないかを洗い出し、差し替え・削除を依頼します。

どうしても第三者サイト上での修正が難しい場合は、検索エンジンの「問題のあるページの報告」を使い、プライバシーや安全性の観点からの削除要請を検討します。

最後に、検索結果ページ上での確認は「site:ドメイン」「intitle:ブログ名」などの検索演算子で漏れなく見つけ、1〜2週間は間隔をあけて再点検すると取りこぼしを減らせます。

 

対象 更新/申請のポイント 補足
Google Search Consoleの一時削除でURL/キャッシュを申請 所有確認が必要。多数URLは優先度の高い順で
Bing 削除ツールで非表示申請 Googleと並行運用で早期安定
OGP/SNS 各デバッガで再取得(カード/シェアの更新) 画像CDNは反映が遅いことがある

 

キャッシュ対応でつまずく原因と解決
  • 所有確認未実施→Search Console の登録・認証を先に完了
  • URLの表記ゆれ→http/https・www有無を統一して申請
  • 画像だけ残る→SNSデバッガ再取得+時間経過での自然更新を待つ

 

通知メールと残存情報の最終点検

削除完了後も、通知メールや外部の残存情報がしばらく届く/残ることがあります。まずは「削除完了メール」を保管(削除日・対象IDの記録)し、以降に届くAmeba関連の通知は配信停止を実施。

購読・メルマガ・お知らせ系は配信元が複数あるため、メールフッターの解除動線から個別に止めます。

 

次に、外部プロフィールやSNSの自己紹介欄に残った旧URLを差し替え、リンク集サービスやQRコード付きの名刺サイトも更新します。

RSSリーダーやキュレーションサービスに登録していた場合、フィードがキャッシュされて記事が“読めるように見える”ことがあるため、登録を解除してもらう/自分で停止する対応が必要です。

 

また、端末・ブラウザ・アプリに保存されたログイン情報/オートフィル/パスワードの削除も忘れずに。

パスワード管理アプリを使っている場合は、当該IDのエントリをアーカイブまたは削除し、再登録時の混乱を防ぎます。外部SNSのアプリ連携履歴にAmebaの権限が残っていないかも再確認(連携解除はAmeba側とSNS側の両方)。

最後に、検索結果・SNSカード・他サイトの紹介ページのリンクが一定期間残るのは通常の挙動です。期日を区切って再点検(例:1週間後・2週間後)し、未解消分は追加申請やサイト管理者への依頼を行いましょう。

 

項目 確認場所 対処
通知メール 受信箱/プロモーション/迷惑フォルダ 配信停止/差出人ごとに解除、完了メールは保管
外部プロフィール X/Instagram/リンク集/名刺サイト 旧URL削除・新導線の追記
RSS/キュレーション 購読サービス/アプリ 登録解除依頼または自分で解除
保存情報 ブラウザ・端末・パスワード管理アプリ 自動入力/保存IDの削除・整理

 

最終点検チェックリスト(保存用)
  • 完了メールを保管(削除日・対象ID)
  • 通知/メルマガは配信停止、外部プロフィールのURL差し替え
  • RSS・連携アプリ・ログイン情報の整理を完了
  • 1〜2週間後に検索・SNSカードを再点検し追加対応

 

代替策と再登録の考え方

「完全削除」は戻せない最終手段です。運用を止めたい・露出を下げたい・一時的に休みたいだけなら、まずは代替策を検討しましょう。

具体的には、記事の非公開(下書き化)や限定公開、コメント/メッセージ受付の停止、予約投稿の解除、プロフィール/サイドの導線整理(リンク削除・固定表示の見直し)などで十分に目的を満たせることがあります。

 

検索露出を抑えたい場合は、過去記事のタイトル/冒頭を中立化し、内部リンクを最小にするだけでも流入は鈍化します。

将来ふたたび運用する可能性があるなら、完全削除ではなく「段階的に撤収→休止→残したい資産だけ保存」という順で、負荷とリスクを最小化するのが実務的です。

再開が見込めるなら「最終記事で休止宣言+問い合わせ先の明記」を行い、読者の迷子を防ぎましょう。

 

目的 推奨アクション
露出を下げる 過去記事の非公開/下書き化、内部リンク削減、プロフィール導線の整理
荒らし・誹謗対策 コメント/メッセージ受付停止、モデレーションの強化、連絡先の一本化
一時休止 休止告知の固定表示、予約投稿の停止、月1点検のリマインド設定

 

削除前に“試す価値がある”代替策
  • 記事の非公開/下書き化+コメント受付停止で静的化
  • プロフィール/サイドのリンクを外して流入を抑制
  • 最終記事で休止告知と連絡先/移転先を明記

 

非公開設定と一時休止での代替策

完全削除の前に「見え方」をコントロールする施策を選ぶと、資産(記事・画像・コメント履歴)を保持したまま、露出だけを下げられます。まず、残したい記事と残さない記事を仕分けし、残さない記事は非公開(下書き化)へ。

残す記事もタイトルや冒頭の「釣り要素」を抑え、内部リンクを削って外部・内部からの流入を鎮めます。

 

コミュニケーションの停止が目的なら、コメント/メッセージ受付をオフにし、プロフィールに「現在は返信していません」と明記。

予約投稿はすべて解除し、固定表示の休止告知に「再開予定」「問い合わせ先」「移転先」をセットで掲載します。

 

読者の迷子を防ぐため、サイドの人気記事/最新記事/カテゴリも最小構成に絞り、不要な導線を撤去。

検索経由の流入をさらに抑えたい場合は、公開中の記事内で固有名や時事語を一般表現へ置き換え、サムネイルを落ち着いた画像に差し替えるだけでもクリック率が下がります。

将来の再開に備え、現在のプロフィール/構成/導線をスクリーンショットで保存しておくと復元が簡単です。

 

施策 具体例/ポイント
非公開化 不要記事は下書きへ。残す記事も内部リンクを間引き
受付停止 コメント/メッセージをオフ。返信停止の一文をプロフィールに
休止告知 固定表示で休止理由・期間・移転先・連絡先を明記

 

代替策で起こりがちな失敗と回避
  • 非公開漏れ→一覧からの一括操作後に目視点検
  • 休止告知が埋もれる→固定表示+プロフィールにも重ねて明記
  • 導線が残存→サイド/フッター/過去記事の相互リンクも削る

 

再登録の注意点とデータ移行の考え方

完全削除後に再開したくなった場合は「別IDで新規登録」が前提です。同一ID名の再取得はできない想定で計画し、旧IDの資産(記事・画像・コメント・フォロワー等)は戻らないと考えましょう。

移行を見越すなら、削除前に必ずバックアップを取り、最小限の「再公開用セット」を作っておくと再立ち上げが速くなります。

 

具体的には、主力10〜20本の記事について①タイトル/導入/要点(見出し直下3行)②本文の骨子(h2/h3構成)③使用画像(長辺統一)をパッケージ化。

公開初期は“総合ガイド(ハブ)→基礎→応用→事例”の順に再掲し、1記事1目的・1枠1リンクの導線で回遊を再構築します。

 

フォロワーの再獲得は、旧ブログ最終記事や各SNSのプロフィールで新IDを告知し、1〜2週間は同時告知を継続。

検索面では、主キーワード×要点語×数字の題名ルールを踏襲し、初期の5〜10本は同曜日・同時刻で公開して初動を比較すると立ち上がりが安定します。

 

項目 削除前に準備 再登録後の運用
データ 主力記事のテキスト/画像をパッケージ化 ハブ→基礎→応用の順に再公開
導線 移転告知文・リンクを作成 1記事1目的・1枠1リンクで回遊を再設計
告知 SNS/プロフィールに新ID案内を準備 2週間の同時告知→旧案内のクローズ

 

再立ち上げを速くする3ポイント
  • 主力記事を“骨子+画像”で再利用できる形に保全
  • 初期10本は同条件で公開→良型をテンプレ化
  • SNS・旧サイトから新IDへの導線を集中的に配置

 

まとめ

アカウント削除は“戻せない”操作です。まず消えるデータと影響範囲を把握し、記事・画像・連携・課金を整理→PC/スマホの退会フォームで手続きを実行→削除後は反映と検索キャッシュを確認。

迷う場合は非公開・一時休止という代替策も検討しましょう。必要になれば新規IDでの再登録とデータ再構築に備えるのが安全です。