この記事ではアメブロのアクセス数が減った時によくある原因と調査方法について解説していきます。
アメブロのアクセス数が減ったことで更新を止めてしまっていませんか?確かに、ある日突然、アクセス数が減っているのを見ると気分が落ち込むかもしれません。しかし、アクセス数が落ちた理由があるはずなので、今後のためにも分析しておくことが賢明です。ここでは原因と調査方法についてご紹介していきます。
目次
アメブロのアクセス数が急に減った原因
アメブロのアクセス数が急に減ったのは「ブログのファンが減ったから」と思い込みがちですが、必ずしもそうとは限りません。アメーバブログの訪問数が急激に減った時、確認したいのが、次の2つの原因です。
- アメブロのアクセス解析がリニューアルされた
- SEOの順位が下がってしまった
アメーバブログのアクセス解析は、パソコン版が2018年、スマホアプリ版が2022年にリニューアルされています。
それによって、巡回ロボットなどの不要な訪問数が排除されるようになり、急激にアメブロのアクセス数が減ったと考えられます。
次に、SEOの順位がランクダウンしたケースです。SEOは、検索エンジン最適化を意味するSearch Engine Optimizationのことで、略してSEOと言われています。
検索エンジン最適化とは、キーワードで検索をした後の検索結果ページにて、上位表示するための対策のことです。よく検索されるキーワードをテーマに、答えとなる優良な記事を書くほど上位に表示されます。
しかし、様々な影響で順位が変わり、ランクダウンする恐れがあるため、常にアクセス動向の変化をキャッチしておくのが理想的なのです。
アクセス解析リニューアル内容とアクセス数への影響
以前のアメーバブログのアクセス解析は、実際のアクセス数よりも多い数が表示されていました。しかし、2018年のリニューアル後からは、アクセスが減ったとの声が増えています。
この違いについては、アメブロのアクセス解析のリニューアル内容を理解することで明快になるはずです。ここでアメーバブログのアクセス解析のリニューアル内容とアクセス数への影響について、詳しく解説していきます。
アメブロのアクセス解析リニューアルの内容
2018年以降のアメーバブログのアクセス解析リニューアルでは、以下の点が変更されました。
- 今日のアクセス数
- 昨日のアクセス数
- 表示期間の変更
- 期間ごとのアクセス数(または訪問者数)のグラフ推移
- アクセス数と訪問者数の切り替え
- アクセスのリンク元
- アクセスのデバイス元
リニューアルによって、以前よりも当日や1日前のアクセス数がすぐに把握できるようになり、期間ごとの訪問者数も見やすくなったため、間近のアクセス状況を分析できるようになりました。
さらに、どこからアメーバブログにアクセスをしたか、どんな端末で閲覧しているかもわかるようになったので、訪問者数の急激な変化の原因を追求しやすくなっています。
また、リニューアルではこれまで問題になっていた不要なアクセスの排除も実施し、以前よりも正確なアクセス数が表示されるようになりました。
具体的には、次のような点が改善されています。
- 巡回ボットやクローラーのアクセスの排除
- 自分自身のアクセスの除去
巡回ボットやクローラーとは、主にGoogleなどの検索エンジンの巡回プログラムのことです。検索エンジンの巡回ボットやクローラーは、インターネット上に存在するウェブサイトやブログなどのテキストや画像などのコンテンツを把握して、検索結果に反映させるために巡回しています。
改善前のアメーバブログのアクセス解析では、巡回ボットやクローラーのアクセスが入っており、巡回に来たタイミングで急激に訪問数が増えるケースが多発していました。
同時に、自分でアメーバブログを閲覧した時のアクセスもカウントされており、本来のアクセス数より高い数値が表示されていたのです。
この問題がリニューアルのタイミングで解決されたため、アメブロの訪問者数が急に減った理由のひとつになっていると考えられます。
アクセス数への影響を調べる方法
アメーバブログのアクセス解析の改善がアクセス数の減少に影響しているかの調査として、アメブロのアクセス解析とGoogleアナリティクスのデータを比較する方法が挙げられます。
Googleアナリティクスとは、Googleが開発した無料のアクセス解析ツールで、アメブロをはじめ、様々なブログやホームページなどで利用できます。
Googleアナリティクスのデータは、かなり細かく表示される上に数が正確です。そのため、Googleアナリティクスのアクセス数を基本とし、アメーバブログのアクセス解析のデータと照らし合わせることで、アメーバブログのアクセス数が正確であるかを確かめる手段がおすすめです。
具体的な確認方法をご説明します。
- Googleアナリティクスのアクセス数を見る
- アメブロのアクセス解析のアクセス数と照らし合わせて違いがないかを見る
Googleアナリティクスとアメブロのアクセス解析のアクセス数を照らし合わせて、あまり違いがないのであれば、アメブロのアクセス解析のデータも正しくなっていると言えます。つまり、リニューアルによる改善が反映されていると考えられるため、アクセス数が急に減ったのはリニューアルが関係している可能性が高いです。
より正確な分析のためには、アクセス数の比較を1週間程度続けてみることです。一定期間、アクセス数の照らし合わせを実施し、同じ程度の数値が表示されたならば、現在のアメブロのアクセス解析のデータが正しいと捉えてよいでしょう。
SEO検索順位の内容とアクセス数への影響
SEO検索順位は検索エンジンのアップデートに伴い、定期的に変動するものです。たとえ、検索上位10位以内に入ったとしても、それがずっと続くとは限りません。
そのような定期的な変動に伴い、アメブロのアクセス数も大幅に変わります。ここで重要なのは、SEO検索順位の影響でアクセス数に変化が起こっているのかを把握することです。
SEO検索順位が影響しているのであれば、順位を上げるための対策を練りなおさなければいけません。ここで、SEO検索順位の内容とアクセス数への影響について、詳しくご説明します。
SEO検索順位の内容
SEO検索順位とは、Googleなどの検索エンジンに調べたいキーワードを入れて検索をした時に、検索結果として表示される順位のことです。検索結果の順位は、キーワードの関連性の高さとページや記事の質で決まります。
検索結果の順位が高いほど、検索したユーザーがクリックして訪問する確率が高くなるため、アクセス数が上がります。SEO 検索順位はいくつかの影響により変動的なので、 ランクの上がり下がりが激しいです 。
例えば、 次のような影響で検索順位が変わる可能性があります。
- アップデートで検索上位表示の基準が変わった
- 競合に追い抜かれた
- そのキーワードで検索するユーザーが減った
この中で最も多いのが、SEO 検索順位の定期的な見直しによる順位の変動です。検索エンジンは、できるだけ検索ユーザーに正確な検索順位を表示するため、定期的に検索順位の基準の見直しをしています。
そのため、アメブロの記事で一時的に検索結果の上位にランクインをしたとしても、ずっと上位に表示されるとは限りません。また、同じキーワード で SEO 対策をしている競合に追い抜かれるケースもあり、順位は変動的です。
キーワードによってはシーズンによって検索数の上がり下がりが激しく、キーワードの検索数が減ってアクセスが下がってしまう場合もあります。しかし、一度ランクが落ちたからといって、もう二度と上位に表示されないわけではありません。
再度、記事の内容を見直して修正するなどのSEO対策をすれば、上位に表示される可能性は大いにあります。また、SEO検索順位のダウンがアメブロのアクセス数が減った原因になっているかを早めに知り、再び検索上位表示を目指すのが集客にとって大切なのです。
アクセス数への影響を調べる方法
アメブロのアクセス数の減少にSEO検索順位が影響しているかを確かめたい時、アメーバブログのアクセス解析の活用が最適です。簡単な分析ですぐに調査できるので、アクセス数に大幅な変動があった際に、是非活用していただきたいです。
アメブロのアクセス解析で、SEO検索順位が影響しているかについて調べる方法をご説明します。
【SEO検索順位について調べる方法】
- アクセス解析の期間を3ヶ月前に設定する(現在が11月であれば8月に設定)
- アクセス解析のページの上部にある「リンク元」を開く
- リンク元の情報を見て「Google.co.jp」「Google.com」の記載があるかを確かめる
- アクセス解析の期間を2ヶ月前に設定する(現在が11月であれば9月に設定)
- アクセス解析のページの上部にある「リンク元」を開く
- リンク元の情報を見て「Google.co.jp」「Google.com」の記載があるかを確かめる
- アクセス解析の期間を1ヶ月前に設定する(現在が11月であれば10月に設定)
- アクセス解析のページの上部にある「リンク元」を開く
- リンク元の情報を見て「Google.co.jp」「Google.com」の記載があるかを確かめる
この手順で調査した時、各月ごとのリンク元の情報に「Google.co.jp」「Google.com」がない場合は、SEO検索順位はアメブロのアクセス数に影響していません。
一方、「Google.co.jp」「Google.com」の記録がある場合は、期間が間近になるほどに数がどうなっているかを確かめましょう。結果、「Google.co.jp」「Google.com」の数が減っている場合は、SEO検索順位が影響していると考えられるため、対策を見直す必要があります。
まとめ
アメブロのアクセス数が減った時に、よくある原因と調査方法についてご説明しましたが、いかがでしたか?
読者の減少によるアクセス数ダウンのスピードは緩やかなはずです。急激にアクセス数が減った時は慌てずにじっくりと原因を追求し、前向きに対策方法を見出していきましょう。