「AI×アメブロ集客」を今すぐ無料で始める >

アメブロのアクセス数に自分が入ってる?正確に把握する方法を徹底解説

「アメブロのアクセス数には自分の閲覧も含まれているのでは…?」と疑問に思っていませんか?かつてはアメブロが独自のカウント方式を採用しており、自分の訪問数まで含まれているケースがありましたが、リニューアル後はその仕組みが大きく変化しました。とはいえ、特定の環境や初回アクセスの場合には、自分の閲覧が混在することもあるため注意が必要です。

本記事では、アメブロが自分のアクセスをどのように扱うのか、実際に確認するための方法、そして正確なアクセス解析の活用ポイントを徹底解説します。正しいデータを把握することは、今後のブログ運営や集客戦略を練るうえで欠かせない要素。ぜひ参考にして、より正確なアクセス解析を行いましょう。

 

アメブロのアクセス数に自分も含まれるのか?

アメブロを運営していると、アクセス数の変化が気になることは多いでしょう。特に、急にアクセス数が伸びたときに「もしかして自分の閲覧回数も入っているのでは?」と疑問を抱く人は少なくありません。実際には、アメブロは2018年4月のアクセス解析リニューアルを機に、自分のアクセスがカウントされないようフィルターを導入した経緯があります。

しかし、すべてのケースで自動的に除外できるわけではなく、ネット回線や端末の使用状況次第では自分の閲覧が混在する可能性があるのです。そうした例外的なケースも踏まえて、自分のアクセス数が入り込んでいないかをチェックする術を知ることは、正確な分析を行ううえで非常に重要と言えます。

 

たとえば、ブログの内容を充実させるために記事を何度も編集・プレビューし、その都度自分のページにアクセスしていたとします。以前のアメブロだと、このような自分自身による閲覧もアクセス数に含まれていたため、「実際にどのくらいの人が記事を読んでいるのか」がわかりにくかったのです。

ところが、リニューアル後のアメブロは、自分のログイン状態や端末情報をトラッキングして「本人からのアクセス」であると判断できる仕組みを導入し、可能な限りそれを排除する方針を打ち出しました。これにより、多くのユーザーが「アクセス解析での数値がより実際の読者数に近づいた」と評価するようになったのです。

 

とはいえ、アメブロが複数端末で閲覧されることも珍しくありません。スマホやタブレット、職場のPCなど、普段使っていないネット回線やデバイスを利用すると、アメブロ側が「自分のアクセス」と判別できずに、新しい訪問者としてカウントしてしまうケースがあります。

たとえば、旅行先や友人宅のWi-Fiに接続した端末からログインせずに自分のブログを閲覧すると、アメブロは「未知のユーザーが記事を見にきた」と判断し、アクセス数に含めるかもしれません。そのため「普段はカウントされていないはずのアクセスが、あるとき急に増えてしまった」という現象が起こり得るのです。

自分のアクセスが含まれる可能性のある主なパターン
  • 未ログイン状態でブログを閲覧した(初めて使う端末や回線)
  • 会社・カフェなどの共有Wi-Fi経由でアクセスした
  • 友人や家族の端末から自分のブログをチェックした

 

このように、原則としてリニューアル後のアメブロは「自分のアクセスを含まない」仕様になっていますが、例外的に含まれることもある点に注意しましょう。正確なアクセス解析を行うには、できれば同じ端末と回線、ログイン状態を保って投稿やプレビューを確認するほうが無難です。

あるいは、Googleアナリティクスを導入してアクセスの詳細を突き合わせることで「アメブロ側は除外しているのに、アナリティクスでは自分のアクセスが残っている」といった差異を発見しやすくなります。

 

結局のところ、アクセス数を精度高く把握するには、アメブロ独自の解析だけに頼らず、運用状況によっては自分の閲覧が混ざるかもしれないという前提を理解し、必要に応じて他のツールと比較検証することが肝心です。

次項では、リニューアル前のアメブロと現在の仕組みをさらに詳しく比較しながら、自分のアクセスが本当に排除されているのか、もしくは混在しているのかをより深く探っていきます。

 

リニューアル前のイメージと現在の仕組み

リニューアル前のアメブロは、アクセス解析が非常にシンプルかつ粗いため、読者の閲覧数だけでなく運営者本人のアクセス数やクローラーによる巡回なども含まれやすい傾向がありました。

これはアメブロ利用者の多くが「自分のアクセス数まで加算されていて、本当の読者数がわからない」「急にアクセス数が跳ね上がったが、それが本当に読者なのか疑問」といった不満を抱く原因になっていたのです。

 

実際、以前は「記事の編集プレビューで何度もリロードするだけでアクセス数が増えていく」という笑えない状況が起こっていました。

  • 編集画面とプレビューを往復→閲覧1回としてカウント
  • 同じ端末・同じ回線であってもログインが認識されず「新規訪問」とみなされるケース
  • クローラーやボットからの巡回も訪問者数に含まれる

 

しかし、2018年4月に行われたアクセス解析のリニューアルでは「本人のアクセス数排除」と「クローラー検出」を重視する方針が打ち出されました。これにより、特にログイン状態の自分が記事を閲覧した場合は自動的に除外される仕組みが整ったのです。

さらに、Googleなどの検索エンジンクローラーの判定精度が上がり、通常のアクセス解析画面にカウントを混ぜないようにフィルタリングする改善も行われました。その結果、多くのユーザーが「アクセス数が以前より現実に近づいた」と実感するようになったわけです。

リニューアル後の改善点
  • 本人のアクセスやクローラー訪問を極力排除
  • 細かい時間帯分析や記事別PVなどの精度が向上
  • 編集プレビューでアクセスが増える問題が大幅に減少

 

ただし、完璧にすべての自分アクセスを除外することは難しく、先述のようにログアウト状態や異なる端末・回線からの閲覧は引き続き「新規訪問者」として扱われる可能性があります。また、スマホやタブレットをリセットしたり、cookieが削除されたりした場合にも同じ現象が起こることがあり、すべてのケースでリニューアル後の仕組みが機能するわけではありません。

こうした特性を理解せずにアクセス数の増減を見ていると、「リニューアル後は正確になったはずなのに、どうして数字が合わないの?」という混乱が起こりがちです。

 

最終的には、アメブロのアクセス解析を利用するメリット(手軽さや細かい記事別分析機能)と、デメリット(例外的に自分のアクセスが含まれる可能性、クローラー検出の精度)がある程度あることを踏まえた上で、必要に応じて他のツールとの比較検証を行うのが賢明と言えるでしょう。

次のセクションでは、実際に「自分の閲覧が混在するケース」や具体的な注意点を挙げ、正しくアクセス解析を理解するためのヒントを提供します。

 

自分のアクセスが混在するケースと注意点

リニューアル後のアメブロでは本人アクセスを基本的に除外するフィルターを導入していますが、それでも「絶対に自分のアクセスが加算されない」というわけではありません。

前述したように、さまざまな原因で「新規訪問者」として扱われてしまう場合があるため、アクセス解析を見ていて「数字が合わない」と感じるシーンが出てくるかもしれません。自分のアクセスが混在するケースをいくつか挙げながら、その際の注意点を整理してみましょう。

自分のアクセスが混在する主なケース
  • 初めて使う端末・ネット回線からアメブロにアクセスした
  • ログアウト状態やCookieが削除された端末で閲覧した
  • スマホ・タブレットのブラウザを変更したりリセットしたりした
  • 共有Wi-Fi(公共施設や友人宅など)を介して自分のブログをチェックした

 

これらのケースでは、アメブロが「本人による閲覧」という判断を行えず、結果的に新規訪問やユニークユーザーの一部として数えられる可能性があります。

たとえば、自宅のPCからは常にログイン状態を保っている場合、ほとんど自分のアクセスは除外されるかもしれませんが、外出先のスマホや会社のPCから「アカウントにログインせず」にアクセスしたらどうなるでしょう?アメブロ側は「誰だろう?」と判断しきれず、記録するケースがあるのです。

  • アクセス解析上では急に訪問者が増えたように見える
  • 時間帯分析で「この時間帯に何度もアクセスされている」となり、後から気づく
  • 検索経由やSNS経由ではなく「その他」リンク元として計上される場合がある

 

自分のアクセスが混在していることに気づかず、純粋な読者数が増えたと勘違いすると、戦略の誤りや今後の対策の混乱につながります。

そのため、アクセスがいつものペースより急激に増えたと感じたら、まずは自分自身が新たな端末や回線でアクセスしていないかを振り返ってみると良いでしょう。もし心当たりがあれば、それは単に自分の視聴回数がカウントされていただけという可能性が高いです。

 

加えて、アメブロのアクセス解析だけではなく、Googleアナリティクスなど他の解析ツールも併用するのがおすすめです。

アナリティクス側でIPアドレスやCookieを用いた除外設定を行えば、自分のアクセスを厳密に除外することも可能になります。こうした工夫を施すことで、より正確に読者の行動やブログの実際の人気度を把握できるでしょう。

混在アクセスへの対応策
  • できるだけ同じ端末・ログイン状態でプレビューや閲覧を行う
  • 公共のWi-Fiやログアウト状態での閲覧を控える
  • Googleアナリティクスで自分のIP除外設定を行う

 

結論として、リニューアル後のアメブロは本人アクセス除外を基本としているものの、さまざまな要因で自分の閲覧が計上されるリスクはゼロではありません。「おかしいな」と思ったら、まずはこれらのケースを疑い、必要に応じて他ツールの解析や自分なりの除外設定を行ってデータの精度を上げましょう。

次項では、アクセス数が増減した時にどう捉えるか、クローラーなど外部要因を除外するフィルタリングの考え方などを踏まえ、さらに深い分析のヒントをお伝えします。

 

自分のアクセスが含まれているかを確認する方法

アメブロのアクセス数が「自分の閲覧も混ざっているかもしれない」と疑問に思ったら、まずはどのように自分のアクセスを確認すればいいのかを知っておきましょう。基本的に、リニューアル後のアメブロは「本人ログイン状態での閲覧」を除外する設計ですが、新しい端末やネット回線でアクセスした場合、アメブロが自分だと認識できずに数値に加わる可能性があります。

そんなときには、アメブロ独自のアクセス解析とGoogleアナリティクスを併用するのがおすすめです。両者のデータを突き合わせることで、自分の閲覧分が含まれているかどうかをより正確に把握できるでしょう。ここでは、具体的な手順を2つの方法に分けて解説していきます。

 

アメブロ独自のアクセス解析では、基本的なリンク元情報や時間帯別のアクセス数をチェックできますが、詳細なフィルタ機能や本人アクセス除外設定は細かく行えません。

一方、Googleアナリティクスなら自分のIPアドレスを除外設定したり、他の分析機能を活用したりできるため、2つを併用することで「アメブロで確認した結果」と「Googleアナリティクス上の数値」の相違から、自分の閲覧が混在しているかを推測できるのです。

 

確認時の重要ポイント
  • アメブロとアナリティクスのデータを同じ時間帯で比較する
  • 自分が意図的にアクセスした回数を把握しておく
  • 外部要因(クローラーなど)の影響もあるので数値には若干の誤差が出る可能性

次項では、まず「アメブロ独自のアクセス解析だけでどこまで確認できるか」を具体的に説明し、続いて「Googleアナリティクスを併用してさらに正確な判断を行う方法」をご紹介します。両者を使いこなせれば、自分のアクセスが混ざっているかどうかをかなりの精度で見極められるでしょう。

 

アメブロ独自のアクセス解析で確かめる

アメブロは、2018年4月のアクセス解析リニューアルで表示されるデータが大幅に細かくなりました。以前のように「大雑把なPV数だけ」ではなく、リンク元や時間帯別のアクセス状況などもある程度確認できます。

自分のアクセスが含まれているかを簡単に確かめるときは、この「リンク元」と「時間帯」をチェックすると良いでしょう。特に、自分がブックマークやメールなどからアクセスした場合は「その他」として表示されやすいため、下記の手順で状況を把握できます。

アメブロ独自解析での確認手順
  • あらかじめ自分のアメブロを別の端末・回線からブックマークし、数回アクセスする
  • 2〜3時間後にアメブロ管理画面の「アクセス解析」→「リンク元」タブへ進む
  • その日の時間帯データを見て「その他」やいつもと違うリンク元が急増していないかチェック

 

もし「その他」という項目が異様に伸びていたり、目立ったリンク元が増えていた場合には、自分のアクセスが混在している可能性があります。とくに、会社やカフェなど公共のWi-Fi経由でアクセスすると、アメブロが「新規訪問者」とみなしてしまうケースも少なくありません。

  • 「その他」リンク元が突然増えたとき→自分や知り合いのアクセスの可能性大
  • 「検索」や「SNS」リンク元が増えた→純粋に外部からの訪問か、クローラー巡回が増えた可能性

 

この方法は、あくまでも「どの程度自分のアクセスが含まれているか」をざっくり把握するためのものです。

もし複数回アクセスした時間帯と解析結果の数字がリンクしていれば、自分のアクセスが増分として記録されていると推測できます。しかし、詳細なIP判別やボットの除外などはできないため、誤差の範囲を理解して使うことが大切です。

 

Googleアナリティクスと併用して正確に調べる

アメブロ独自のアクセス解析だけでは、自分のアクセスがどの程度混ざっているのかを厳密に見極めるのは難しい面があります。そこで利用したいのが「Googleアナリティクス」です。

無料の高性能ツールであるGoogleアナリティクスをアメブロに導入すると、IPアドレスやCookieをもとに自分のアクセスを除外設定したり、時間帯別の詳細な数値を確認できたりと、解析精度が一気に高まります。

  • Googleアナリティクスでプロパティを作成し、トラッキングコードをアメブロ側に設定
  • 自分のIPアドレスを除外するフィルターを作成しておく
  • アメブロのアクセス解析と数値を突合することで差異を把握

 

具体的には、前日に1時間ほど集中して自分のブログへアクセスし(例:19時〜20時の間に10回アクセス)、翌日、アメブロのアクセス解析とGoogleアナリティクスの同時間帯データを比較するという方法があります。

もしGoogleアナリティクスで「自分のIPアドレスは除外」設定をしていて、アメブロ側にはログインしていない(または初めて使う端末)状態でアクセスした場合、自分の閲覧のみがアメブロでだけカウントされるかもしれません。

 

すると、アナリティクスとアメブロのデータに差が生じ、自分のアクセスが計上された分だけアメブロの数字が上乗せされていることを確認できるわけです。

Googleアナリティクス導入の注意点
  • アメブロの外部サービス連携からGoogleアナリティクスIDを設定する必要がある
  • トラッキングコードを正しく貼り付けないと計測されない
  • アメブロ側でコードを入力する欄がユニバーサルアナリティクス(UA)対応のみの場合あり

 

このように、Googleアナリティクスを併用すれば自分のIPアドレス除外など高度なフィルタが使え、アメブロ独自の解析だけに頼らずに正確なデータを突き合わせてチェックできます。

たとえば、「アメブロでは昨日の19時台に20PV増えていたが、アナリティクスでは自分のアクセスを除外した結果10PVしか記録されていない」という具合に数字が食い違えば、その増分はほぼ自分の閲覧によるものと判断できるでしょう。こうした二段構えの解析を行うことで、自分のアクセスが混ざっているかどうかを高い精度で見極められるようになります。

 

アメブロのアクセス数が増減したときの考え方

アメブロを運営していると、ある日突然アクセス数が大きく増えたり、逆に急に落ち込んだりすることがあります。こうしたアクセス数の変動が起こると、「自分が原因なのか、クローラーなど外部要因なのか」「ユーザーの興味が離れたのか」など、いろいろな要因を推測してしまいがちです。

実際、アクセス解析リニューアル後のアメブロは以前より正確にPV(ページビュー)を計測できるようになったものの、100%の精度でクローラーや自分の閲覧を除外しているわけではありません。さらに、SNSでの拡散や季節的要因、検索アルゴリズムの変動など、アクセス数が増減する背景にはさまざまな要素が絡んでくるのです。

 

まず、アクセス数の増加に焦点を当てると、「SNSや外部サイトでブログ記事がシェアされ、急激に閲覧者が増えた」「クローラーやボットの巡回が一時的に集中した」などが考えられます。読者が本当に増えている場合は、いいねやコメント、フォロー数などの指標も同時に伸びるはずです。

もしPVだけが突出して増えて、反応が伴っていないようであれば、クローラーや自分のアクセスが混在している、あるいはスパム的な自動ツールの巡回が入っている可能性が高いでしょう。

 

一方、アクセスが急に減少してしまったケースでは、アメブロ側の仕様変更や検索エンジンのアルゴリズムアップデート、記事更新の頻度低下などが影響している場合があります。

ユーザーの需要や季節的要因でキーワード検索数自体が落ち込んでいることもあるため、単純に「記事の質が落ちた」とは限りません。こうした増減の原因を見誤ってしまうと、不必要に記事をリライトしたり無意味なSEO対策を行ったりして労力を浪費してしまう可能性があります。

 

そこで重要なのが、自分のアクセスやクローラーといったノイズを極力除外しつつ、「実際に来ている読者の行動」を把握するためのフィルタリングと、アクセスデータを活用した対策です。

たとえば、Googleアナリティクスで自分のIPを除外しておく、クロールが頻発している時間帯を調べるなどの方法で、純粋なユーザーのアクセス推移を掴むようにしましょう。アクセス数の増減を見極めることで、誤った判断を避けながら、コンテンツの改善や集客施策の強化に活かすことができます。

 

また、アクセス数が上下した際には「本当にユーザーが増えた(減った)のか」だけでなく、「狙ったターゲットからの訪問かどうか」や「記事への滞在時間、直帰率などの行動指標はどう変化しているか」を確認するのがポイントです。

時間帯やリンク元、検索クエリを照らし合わせることで、どんな読者が増えている(減っている)のかをより正確に掴めます。こうして得たデータを総合的に分析していくと、単なる数値の増減を超えた「読者のニーズや興味の変化」を読み取り、次のアクションに結びつけることが可能になるでしょう。

アクセス増減をチェックする際のポイント
  • いいねやコメントの増減も併せて見て、実際のユーザー数かを判断
  • Googleアナリティクスと連携し、除外設定(自分アクセス・クローラー)を行う
  • リンク元や検索キーワードの変化からターゲットの動きを推測

 

結局のところ、アクセス数が増えたからといって必ずしも読者が増えたとは限りませんし、急に減少したからといって記事の質が落ちたとも言い切れないのが実情です。

クローラーや自分の閲覧を除外しながら、ユーザーの行動を正しく解釈することで、アメブロの運営をより戦略的に行うことができるようになります。次のセクションでは、クローラーや他の要因をフィルタリングする方法と、ユーザーの行動を深く理解して対策に活かす具体的なステップについて、さらに詳しく紹介していきます。

 

クローラーや他要因を除外するためのフィルタリング

アクセス解析において、クローラー(検索エンジンのロボット)やボットなどが混在すると、本当のユーザー数が見えにくくなります。特に、アメブロをリニューアル前から利用している方は「アクセス解析にクローラーまで含まれていて、急にPVが上がった」といった経験があるかもしれません。

リニューアル後は一定のフィルタリングが行われるようになりましたが、それでもすべてを除外できるわけではありません。たとえば、新たに登場したクローラーや海外発のボットなどはアメブロ側の認識に入っていないことがあるのです。

フィルタリング不完全な例
  • 海外からの連続アクセスによりPV数が急増
  • 最新のクローラーがアメブロのフィルターをすり抜けてPV加算
  • 一度も見たことがないリンク元からの瞬間的な大量アクセス

 

こうしたノイズを取り除くには、Googleアナリティクスなど外部解析ツールの導入が不可欠です。Googleアナリティクスには、ボットフィルタリングのオプションやIPアドレス除外設定を用いて、あらかじめクローラーのアクセスを省くことができます。

たとえば、Googleが認識している既存のクローラーは自動的に除外対象にするほか、自分が把握している怪しいIPアドレスをブロックするなど細かなカスタマイズが可能です。

  • Googleアナリティクスの「管理」→「ビューの設定」で「既知のボットやスパイダーを除外する」にチェック
  • 特定のIPアドレスからのアクセスを「フィルタ」で排除
  • リアルタイムレポートで挙動を見て、明らかに不自然なアクセスがあれば即ブロック

 

アメブロ側とGoogleアナリティクスの数値を比較しながら、フィルタリング前後のデータを突き合わせると「この部分はクローラーだった」「ここの急上昇は海外ボットの巡回かも」といった推測がしやすくなります。

そのうえで、実際のユーザー行動のみを抽出したデータを参考に記事改善や施策を検討すれば、より的確な対策が取れるはずです。

 

また、SNSで過度に拡散された結果、一時的に大量のアクセスが発生するケースもあります。これ自体はクローラーではなく実際のユーザーですが、多くの人がタイトルだけ見てすぐ離脱する「読み飛ばし」になりがちです。

こうした急激な増減にも慌てず、ユーザーがどのくらい記事をスクロールしたか(ページ滞在時間など)を指標に判断すると良いでしょう。

フィルタリングを活用するメリット
  • ノイズを排除して本当のユーザー数を掴める
  • クローラーやボットの巡回頻度を把握しやすい
  • 自分アクセス含めた誤差を最小限に抑え、施策判断が正確になる

 

最終的に、クローラーや他の要因を除外するフィルタリングは「アクセス数の真実」を知るための基礎作業です。記事ネタの旬やSNSトレンドなど一時的なアクセス急増を把握しつつ、クローラーや自分のアクセスを極力排除することで、読者の実像に近いデータを得られます。

次項では、そうして手に入れた正確なアクセス解析を「ユーザー行動の理解」にどう活かし、今後の対策につなげるべきかを見ていきましょう。

 

ユーザー行動を理解して今後の対策に活かす

クローラーや自分のアクセスを除外し、なるべく正確な数値を得たら、次にやるべきは「ユーザーが実際にどう行動しているか」を深く理解することです。アメブロでもGoogleアナリティクスでも、アクセス解析を行うと時間帯別のPV数やリンク元、閲覧されている記事のランキングなどが表示されます。

これらのデータは「どの記事が人気なのか」「読者がどんな悩みを抱えてやって来たか」「滞在時間が長い記事はどれか」を示す重要なヒントとなり、今後のコンテンツや集客戦略を考える土台になります。

  • アクセス数が高いのに直帰率も高い記事→タイトルや導入部を強化し、読者を引き留める施策
  • 平均滞在時間が長い記事→読者の興味・関心を満たしている可能性大
  • リンク元がSNS中心→SNSでの拡散をさらに狙い、記事のシェアボタンを目立たせる

 

特に、アメブロで集客を目指すなら「どのキーワードで検索されているか」を知りたいところですが、アメブロ公式解析だけでは細かい検索クエリまでわからない場合があります。

そこで、Googleアナリティクスやサーチコンソールを組み合わせれば「特定のキーワード検索から来ている読者が多い」「SNS経由が思いのほか少ない」など、具体的な流入経路を把握することが可能です。こうした知見をもとに、記事タイトルの付け方を変えたり、記事のカテゴリーを再整理したりしていけば、次第に読者数を伸ばす施策が洗練されていきます。

ユーザー行動分析のポイント
  • 時間帯分析:読者が多いタイミングに合わせて記事を公開や更新
  • 離脱ページの確認:どのページで読むのをやめる人が多いか把握
  • 記事別のPVランキングを見て、人気テーマを深堀り

 

また、アメブロ独自の機能である「いいね」や「コメント」の数を合わせて見ることで、記事の魅力や読者との相性を推測できます。アクセス数が多いのに反応が少ない記事は「タイトルに釣られて訪問したものの内容が期待ハズレだった」可能性があるため、リライトや内容改善が必要かもしれません。

逆にPVはそれほど多くなくても、コメント数が多い記事なら、コアなファンがしっかり読んでくれている可能性が高いので、テーマを拡張した続編記事を書いてファン層を広げる戦略が考えられます。

 

最終的に、正確なアクセス数(自分のアクセスやクローラーを除外したデータ)をベースに「読者がどんな記事を好み、どんなキーワードやSNS経由で来ているのか」を体系的に理解すれば、記事更新計画や宣伝方法をより効果的に組み立てられるでしょう。

たとえ一時的なアクセス急増が「自分の閲覧やクローラーの影響だった」としても、それを踏まえて対策を打てるようになれば、ただやみくもに数値に振り回されることなく安定したブログ運営を目指すことができます。

 

正しいアクセス解析でブログ集客力をアップするコツ

アメブロのアクセス数を正確に把握することは、ブログ運営において非常に重要です。自分のアクセスやクローラーの巡回などのノイズを取り除き、純粋な読者数と行動を知ることで、記事内容や運営方針を適切に調整できます。

さらに、ユーザーの動きがわかれば、導線改善やコンテンツ強化などの施策にも具体的に着手しやすくなるでしょう。たとえば、「自分やクローラーが除外されたうえで、ある記事のPVが伸びている」のであれば、そのテーマや関連キーワードを深掘りする価値があると判断できますし、「直帰率が高い記事が特定の時間帯に集中している」なら、その原因を探って改善策を講じられます。

 

また、アメブロでは記事に対する「いいね」や「コメント」を通じてコミュニケーションが比較的活発に行われる傾向があるため、アクセス数だけではなく読者のリアクションも合わせて見るのが得策です。アクセス解析で「ユーザーが実際にどのくらいの記事を読んでいるか」を把握しつつ、「どんな投稿が多くの反応を得ているか」を見極めれば、次に作成すべき記事の方向性や人気ジャンルが見えてきます。

アクセス解析とコメント・いいね数といったフィードバックの両面から、より精度の高いブログ戦略を立てられるのです。以下では、得られたデータを用いて誤差を減らし、改善策を導く方法と、継続的な分析・記事更新の重要性について詳しく説明していきます。

正しいアクセス解析で得られるメリット
  • 本当のユーザー数や行動を把握し、的確なコンテンツ改善が可能
  • 自分アクセスやクローラーを排除することで誤差を減らし、数値に振り回されにくい
  • 長期的な視点で記事の方向性やブログ運営の最適化に繋がる

 

誤差を減らしたデータから改善策を導く方法

アメブロのアクセス数を正確に把握するための第一歩は、「自分のアクセスやクローラーを極力排除し、残った純粋なユーザー行動を分析すること」です。これを実践するには、アメブロのアクセス解析だけでなく、Googleアナリティクスなどの外部ツールを併用し、自分のIP除外設定を行ったり、ボットフィルタリングを有効にしたりする必要があります。

そうした取り組みで「ある程度誤差の少ないデータ」を手に入れた後は、それをもとに記事内容・運営方針の改善へと繋げていくのが理想的です。

  • 記事別のPV(ページビュー)や滞在時間をチェックし、人気記事と不人気記事を区別
  • 不人気記事の原因を分析(タイトルが魅力的でない、検索ニーズに合わないなど)
  • 人気記事が多いカテゴリーを強化し、新たに関連するキーワードで記事を追加
  • 読者が多い時間帯に更新を行うなど、配信スケジュールを工夫

 

たとえば、正確なデータをもとに「アクセスが伸び悩んでいる記事A」のタイトルや冒頭部分をリライトしてみると、その記事の閲覧時間やいいね数が増えるかもしれません。もし改善が見られた場合は、同じパターンを他記事にも適用することでブログ全体の質を向上できるでしょう。

逆に、誤差が大きいデータをもとに闇雲にリライトを繰り返しても、狙った効果が得られず手間ばかり増えてしまう可能性が高いです。データの精度を上げることで、「ここを直せば確かに効果があるはず」と根拠を持って施策を打ち出せるようになるわけです。

データ活用の流れ
  • 自分アクセスやクローラーを除外した数値を定期的に取得
  • 人気記事と不人気記事、各カテゴリーの成果などを比較
  • 原因分析→リライトや新規記事作成→再度数値計測で効果を検証

 

重要なのは、記事や広告配置など一つひとつの変更を行ったら、「変更前と変更後でどのように数値が変化したか」を追うことです。

自分アクセスが入っていない状態でPVが増えた・減った場合には、「実際に読者が増えた・離れた」と判断してよい可能性が高くなります。このプロセスを繰り返すことで、読者ニーズに合ったコンテンツ作りと効率的な集客を実現することができるでしょう。

 

継続的な分析と記事更新で安定したアクセスを目指す

ブログ運営で成功するには、一時的にアクセスを増やすだけでなく、「安定したアクセス数を保ちつつ、徐々に伸ばしていく」ことが重要です。アクセス解析によるデータ分析も、1回きりで終わりではなく、定期的に確認しながら改善を重ねることで真価を発揮します。

たとえば、週に1回や月に数回など、ある程度のペースで数値をチェックし、記事の更新状況やリライト内容と照らし合わせて成果を評価していくわけです。

  • 週に1回はGoogleアナリティクスを確認し、トップ記事や直帰率を把握
  • 月に数回、アメブロのアクセス解析と突き合わせて差異を見極める
  • リライトする記事を選ぶ基準や新規記事のテーマを明確化し、計画的に更新

 

更新頻度を保ちつつ、記事ごとに仮説を立てて(例:「このキーワードでアクセスを狙えるのではないか」「ターゲット層は20〜30代女性を想定」など)、実際に記事を公開し、アクセスや読者反応を再度分析する──こうしたサイクルを回すことで、安定的な集客力が育まれます。

過去の記事にも継続的にアクセスが入るようになると、季節やイベント時期を狙った企画記事、レビュー記事などが長く読まれて常に一定のPVを確保する「資産ブログ」に近づいていくでしょう。

継続的運用のメリット
  • トレンド変動や季節要因に合わせて記事を微調整できる
  • 読者ニーズを逐次把握し、需要に応じたコンテンツを追加
  • 検索エンジンからの評価が高まり、上位表示されやすくなる

 

また、ブログを続けているとアクセス解析やSNSの反応を通じて、「こんな記事が欲しい」「あのテーマをもっと深掘りしてほしい」という読者の声が見えてくるはずです。それをキャッチして記事の内容をアップデートしていけば、新規ユーザーだけでなく既存の読者も離れにくくなります。

データに基づいた改善策を打ち、さらに定期的な更新でコンテンツを充実させる――このサイクルを継続することで、アメブロのアクセス数は徐々に安定し、最終的には自分アクセスやクローラーの影響を気にしなくても常時一定以上のPVを獲得できるブログへと成長していくはずです。

最終的に、「自分のアクセスを混在させないこと」「クローラーの影響を最小化すること」「定期的にデータを分析・更新すること」の3点を意識しながらブログ運営を行えば、アメブロでも精度の高い運用が可能となり、信頼される情報発信の場として成長を続けるでしょう。

 

まとめ

自分のアメブロにアクセスしたとき、現在の仕組みでは基本的に自分の閲覧数はカウントされないようになっていますが、初めて使う端末や回線を通じたアクセスでは混在する可能性があります。誤差を減らすには、アメブロのアクセス解析に加えてGoogleアナリティクスを併用し、データを突合するのが有効です。

正しいデータを得ることで、クローラーや外部要因を除外した純粋なアクセス数を見極められ、ユーザー行動をより深く理解できます。結果として、コンテンツ改善や集客力アップにもつながるはず。ぜひ今回の方法を参考に、アメブロのアクセス解析を最大限に活用してみてください。