「アメブロのアフィリエイトは本当に禁止?」――結論は、公式のAmeba PickならOK、他社ASPやアドネットワークはNGです。本記事では、可否と禁止範囲の整理、違反になりやすいパターンの回避策、安全に収益化する3手順(設計→配置→検証)と、投稿エラー時の切り分けまでやさしく解説していきます。
公式の可否と「禁止」範囲を正しく理解
アメブロの収益化は「公式に許可された手段でのみ実施」が基本です。
現行の一般的な運用では、アフィリエイトはアメブロ公式のAmeba Pick(以下、Pick)経由に限って認められ、他社ASPの直接リンクやアドネットワーク(クリック報酬型を含む)の設置は不可と考えるのが安全です。
禁止範囲に入るのは、外部ASPの成果計測リンク(例:a_id、afidなどの専用パラメータが付いたURL)、短縮URLやリダイレクトでアフィリエイト先を隠す行為、スクリプト型の広告タグ、過度な外部誘導(連絡先・販売LPへの直接誘導を量産)などです。
これらはシステム側で投稿エラー・非公開化・警告の対象になり得ます。まずは「Pickで作成したリンク以外は広告として使わない」を運用の起点に置き、参考リンク(一次情報・メーカー公式等)は“非広告の出典リンク”として最小限にとどめると安全度が高まります。
| 区分 | 安全運用の考え方 |
|---|---|
| 許可の軸 | アフィリエイト=Pick経由のみ/広告以外の参考リンク=最小限 |
| NG例 | 外部ASP直リンク・短縮URLでの隠し誘導・JS広告タグ・大量の外部誘導 |
| 投稿前チェック | リンク先ドメインとパラメータを確認→Pick生成以外の計測タグは撤去 |
- 収益目的のリンクはPick一本化
- 参考リンクは出典に限定し、広告色は出さない
Ameba Pickのみ許可の根拠と基本ルール
Pickはアメブロ公式のアフィリエイト機能で、管理画面から商品を検索→リンク(カード/テキスト)を生成→記事に貼付という流れで使います。
公式機能ゆえ、計測・報酬(ドットマネー等)の受取動線がAmeba内で完結し、規約準拠の担保が取りやすいのが最大の利点です。
基本ルールはシンプルで、①収益目的のリンクはPickで生成したURLのみ使用、②広告であることが分かる表現(「PR」「広告」などの明示)を心がけ、誤認誘導を避ける、③商品選定はブログのテーマ・読者像に適合させ、過度な連投をしない、④リンクは文脈に自然に挿入し、記事の価値(情報/体験/比較)を主役に据える――の4点です。
とくにステマ規制の観点でも“広告の明確化”はリスク低減に有効です。
- 導線設計→本文の「結論直後」に1リンク、「比較表の直下」に1リンク、「まとめ前」に1リンクが目安
- 表示形式→強調したい一本はカード、補助はテキストで自然に
- 投稿前→リンクの長押し(スマホ)/ホバー(PC)でPickドメインを再確認
- 広告明示なしで販売色を強く出す
- 本文の情報が薄くリンクだらけになる
他社ASP・アドネットワークが不可となる理由
他社ASPの直接リンクやアドネットワークのタグがNG扱いとなる主因は、①プラットフォーム外での計測・配信管理が介在し、品質管理やユーザー保護と衝突しやすい、②スパム的誘導やセキュリティ・表示崩れの温床になりやすい、③アメブロ内の収益スキーム(Pick)と競合する――といったプラットフォーム上の整合性です。
実務上は、外部ASPのパラメータ付きURL(例:a_id、afid、sid、adgroup等)や、クリック報酬型のスクリプトを貼ると、編集画面でエラーや保存不可になる、公開後に非表示・警告となるリスクがあります。
「nofollowを付ければ可?」という誤解も見ますが、nofollowは検索評価の話で、プラットフォーム規約の可否とは別問題です。
収益目的の誘導はPickへ統一し、外部ASPは他プラットフォーム(自社サイト等)で運用するのが安全策です。
| 検出されやすいパターン | 例 | 対処の考え方 |
|---|---|---|
| 計測パラメータ | ?a_id= / ?afid= など | 撤去しPickリンクへ置換 |
| 短縮URL多用 | bit.ly / t.co 経由でASPへ | 短縮は使わず、Pickリンクを可視で |
| スクリプト広告 | アドセンス等のタグ | 貼らない(規約上の禁止対象) |
例外扱い(楽天ROOM・紹介リンク)の位置づけ
「楽天ROOMはOK?」などの“例外”は、常に最新の一次情報で確認すべき領域です。一般論として、アフィリエイト目的のリンクはPick経由が原則で、楽天ROOMは公式ヘルプで“利用可”と明記されています(ポイントサイトの友達紹介リンクも同様)。
ただし、アフィリエイト計測パラメータの混在や短縮URLによる隠匿は避け、出典リンクとの区別・PR明示を徹底してください。
一方で、広告ではない参考リンク(メーカー公式、法令・一次情報の出典など)を最小限に示すこと自体は、情報提供の範囲として運用されるケースがあります。
ただし、この“参考リンク”にアフィリエイトタグやリダイレクトが含まれていないことが絶対条件です。
【安全確認の手順(パターン2:本文+箇条書き)】
- リンクを長押し/ホバー→ドメインとパラメータを確認
- 「a_id/affiliate/afid」等の計測語があれば撤去
- 収益目的なら必ずPickで作り直す
- “収益が発生する可能性があるか”→YesならPickへ統一
- “出典リンクか広告か”→広告なら表示明確化+Pickで作成
| ケース | 可否の目安 | 安全運用 |
|---|---|---|
| ROOMリンクを記事に直貼り | 収益目的=NGリスク高 | Pickに同等商品があれば置換 |
| メーカー公式への出典リンク | 広告でなければ可の余地 | 1記事数本まで・広告色の文言は避ける |
| 自サイトへの誘導 | 商用色が強いとリスク | 誘導は最小限/詳細は自サイト側で展開 |
- “例外”は仕様や告知で変化し得る→最新ヘルプで最終確認
- グレーに見えるものは広告扱い前提でPickへ
違反になりやすいパターンと回避ポイント
アメブロで収益化を進める際に「つい」やってしまいがちなパターンがあります。代表例は〈外部ASPへの直リンクや短縮URLでの誘導〉〈スクリプト/iframe等の広告タグ貼付〉〈広告色の強すぎる表現〉〈医薬品や健康食品の効能を断定〉の4系統です。
いずれも“読者保護”と“プラットフォーム内の品質維持”の観点から制限されやすく、投稿時エラーや非表示、最悪の場合はペナルティにつながります。
まずは「収益目的のリンク=Ameba Pickに一本化」「広告はPRと分かる明示」「根拠のない断定は避ける」という3原則で運用を組み立てます。
記事公開前にリンク先ドメイン・URLパラメータ・埋め込みタグの有無・文言のトーンを点検し、グレーに感じた箇所は大胆に削るのが安全です。
| リスク領域 | よくあるNGと回避策 |
|---|---|
| 外部誘導 | 短縮URLでASPへ→Pickリンクへ置換/出典リンクは最小限 |
| 広告タグ | script/iframe/アドネットワーク→貼らない。画像+テキストで代替 |
| 表現 | 「絶対」「必ず」等の断定→根拠と条件を添えた中立表現へ |
| 効能 | 医療/健康の断定→体験談は個人の感想として限定・根拠提示 |
- 収益リンクはPickのみ/URLに計測パラメータがないか確認
- 広告はPR表記+過度な煽りや断定を削除
外部直リンク・短縮URL・リダイレクトのNG例
外部ASPの直リンクや短縮URL(bit.ly、t.co 等)での誘導、複数回のリダイレクトを経てアフィリエイト先へ到達させる手法は、読者からリンクの実体が見えにくく、プラットフォームの審査上もリスクが高いです。
短縮URLは安全な用途でも使われますが、収益リンクに重ねると“隠し誘導”と受け取られやすく、投稿時エラーや非表示の原因になります。
記事の整備では、まず全リンクを長押し/ホバーで確認し、計測パラメータ(例:a_id、afid、sid 等)や不必要なリダイレクトの有無を点検します。
収益目的であれば必ずAmeba Pickでリンクを作り直し、表示形式は本文の文脈に馴染むテキスト、または要所のみカードで視認性を確保します。
参考・出典リンクは広告ではない一次情報(メーカー公式、公的機関等)に限定し、数も控えめにすると安全です。
| リンク形態 | NGになりやすい例 | 安全な置換・対策 |
|---|---|---|
| 直リンク | 外部ASPの計測URLをそのまま貼付 | Pickで同等商品を検索→生成URLに置換 |
| 短縮URL | bit.ly経由でASPへ誘導 | 短縮を使わない→Pickリンクを可視のまま掲載 |
| 多段リダイレクト | LP→計測→再リダイレクト | リダイレクトを排除→1クリックで遷移 |
- チェック手順→リンク長押し/ホバー→ドメインとパラメータ確認
- “出典か広告か”で判断→広告ならPick、出典なら最小限
禁止タグと広告色の強すぎる表現に注意
scriptやiframe、アドネットワークの広告タグ(クリック報酬型を含む)は、表示崩れや追跡の問題、ユーザー保護の観点から禁止・非推奨に該当しやすい領域です。タグを貼らず、画像+テキストの説明とPickリンクで代替しましょう。
また、表現トーンにも注意が必要です。「絶対にお得」「100%稼げる」「誰でも必ず痩せる」など、誤認や過度な期待を煽る文言は避け、条件や根拠を明示した中立表現に置き換えます。
価格訴求をする場合も「今だけ」「最安」などの断定は控え、引用元や比較範囲を明記して誤認を防ぎます。
カードの連投やボタン風の装飾を多用すると広告色が濃く見えるため、1画面1カード・本文は情報価値を主役にするバランスが有効です。
- 「絶対にお得」→「◯◯の条件では割安に感じられます」
- 「誰でも簡単に稼げる」→「◯◯の準備ができる人には取り組みやすいです」
| 領域 | NG例 | 回避ポイント |
|---|---|---|
| 埋め込み | script/iframe/アドタグ | 貼らない。画像+説明+Pickで代替 |
| トーン | 誇大・断定・煽り | 根拠と条件を提示/比較範囲を限定 |
| 配置 | カード連投・ボタン乱用 | 1画面1カード/本文価値を主役に |
医療・効能の断定表現など表記ルールの基礎
健康食品・美容・ダイエット・医療周辺のテーマは、表現一つで“効能の断定”と受け取られやすく、違反や炎上リスクが高い領域です。
基本は〈疾患名+治療・予防の断定〉〈効果の保証(必ず/100%)〉〈ビフォーアフター画像で効果を誇張〉〈医師・専門家の推薦を装う〉といった表現を避け、体験談は「個人の感想」であること、効果には個人差があることを明記します。
数値や根拠を示す場合は一次情報(公的機関・学術情報)を出典として提示し、文脈を誇張しないことが重要です。
美容機器・サプリ等の紹介では、用法・注意点・対象外条件を併記し、Pickリンクは“検討の出発点”として自然に配置します。
| NG表現 | 理由 | 安全な言い換え |
|---|---|---|
| 「◯◯が治る」 | 治療・効能の断定 | 「◯◯が気になる方のための情報です」 |
| 「必ず痩せる」 | 効果保証 | 「生活習慣により効果には個人差があります」 |
| 極端なBefore/After | 誇大・誤認の恐れ | 使用感の一例+条件(期間/併用)を明示 |
- 疾患名+断定表現はないか→言い換え・削除
- 効果保証・再現性の暗示はないか→条件と個人差を明記
安全に収益化する3手順(Ameba Pick活用)
Ameba Pick(以下、Pick)での収益化は、〈手順1:登録・初期設定〉→〈手順2:記事設計とリンク配置〉→〈手順3:レポート確認と差し替え〉の三段で回すと安全かつ効率的です。
最初に、利用規約を確認しつつアカウント連携・本人確認・支払(ドットマネー受け取り)周りを整えます。
次に、記事の主役はあくまで「情報価値」である前提で、テーマと読者に合う商品だけを選び、文脈に自然な位置へPickリンクを配置します。
最後に、クリックや成果の推移を見ながら、文言・位置・形式(カード/テキスト)を小さく入れ替える“差し替え運用”を続けます。
この三段はどれか一つでも欠けると効果が鈍るため、公開前チェックと公開後の定点観測をセットにし、グレーな外部リンクや断定的表現を避けるルールを記事テンプレに組み込みましょう。
| 手順 | 目的と要点 |
|---|---|
| 1.初期設定 | 規約順守・本人確認・受取設定・広告表記の基準づくり |
| 2.記事設計 | 読者課題→解決情報→比較→必要箇所のみPickリンク |
| 3.差し替え | レポートで位置/文言/形式を最適化→在庫切れ時は置換 |
登録・審査と初期設定のチェックリスト
Pick開始時は“設定を整えるほど安全に回せる”と考え、最初の30分で土台を固めます。アカウント情報は氏名・メール・電話などの連絡先を最新化し、報酬受取のドットマネー連携を確認。
広告・PR表記は記事テンプレに固定文を用意し、毎回迷わない形にします。商品選定ポリシー(テーマ適合・価格帯・レビュー水準)を簡単に決め、記事末に記す「免責(価格や在庫は変動する旨/効果は個人差など)」の表現を統一。
承認制コメントや画像認証を併用すれば、スパムや誘導コメントの影響を受けにくく、記事の信頼性を保ちやすくなります。
【はじめに整えるチェック】
- アカウント情報と通知先の確認(メール不達・SMS不可を防止)
- ドットマネー受取の有効化と残高/交換先の事前確認
- 広告・PR表記の固定文(例:本記事には広告を含みます)をテンプレ化
- 商品選定基準:テーマ適合・実用性・在庫/レビューの安定
- 免責・注意書きの統一(価格変動・個人差・使用上の注意)
| 項目 | 設定のポイント |
|---|---|
| プロフィール | 何のテーマを発信する人かを一文で明示→読者の期待を統一 |
| 受取設定 | ドットマネー連携→交換先メモ→月末に残高/失効予定を確認 |
| 表記ルール | PR明示を見出し直下へ。誇大・断定は避け、中立に |
- 記事テンプレに「PR明示・免責・内部リンク位置」を含める
- 商品選定のNGリスト(医療断定・外部ASP直リンク等)を作る
記事設計とリンク配置の実践テンプレ
売り込み感を出さずに成果を伸ばす鍵は、記事の「骨格→配置→言い回し」。骨格は〈読者の悩み→解決の全体像→比較・判断軸→使い方/注意点→まとめ〉の順が基本です。
配置は三点:導入直後に“解決へ進む1リンク”、本文途中(用語解説や比較直後)に“理解を深める1リンク”、まとめ前に“本命1リンク”。強調したい一本はカード、補助はテキストで文脈に馴染ませます。
言い回しは「誰に/何のため/どこが違うか」を名詞中心で短く。画像直下に20〜40字の補足(使いどころ・サイズ選び等)を置くと既読率とクリックが同時に伸びます。
| 位置 | 狙い | 文例(短く具体) |
|---|---|---|
| 導入直後 | 離脱抑制&期待形成 | 「比較表はこちら」「最安の選び方を見る」 |
| 本文途中 | 理解直後の回遊拡張 | 「サイズ表の確認」「使用例を写真で見る」 |
| まとめ前 | 意思決定の後押し | 「○○の最新価格を確認」「在庫の有無をチェック」 |
- 1画面1カード、段落は1リンクが目安→誤タップを防止
- PR明示は見出し直下/断定・煽りは避け、条件と注意点を併記
- 内部リンクで「入門→比較→レビュー」へ三段誘導
- カード連投・ボタン乱用で広告色が濃くなる
- 「絶対」「100%」「誰でも」などの断定語
レポート確認と差し替え運用の進め方
公開後は「測る→直す→増やす」を最小単位で回します。見るべきは、リンクのクリック(位置別)、成果の有無、在庫・価格変動の3点。クリックが低い場合はアンカーテキストを具体語に変更し、結論直後へ1リンクを追加。
クリックはあるが成果が出ない場合は、商品ミスマッチ(価格/用途/信頼性)やリンク位置の遠さを疑い、別商品や別位置に差し替えます。
在庫切れ・価格乖離が起きたら、似た用途の代替商品に置換し、本文の記述も更新して整合性を保ちます。変更は一度に一つだけ行い、同期間で効果を比較すると学びが残ります。
| 症状 | 原因の仮説 | 差し替えアクション |
|---|---|---|
| クリックが低い | 文言が抽象的/位置が遠い | 具体語へ変更+結論直後に再配置 |
| 成果が出ない | 商品ミスマッチ/価格・在庫 | 類似の高評価品に置換/比較表を上に |
| 離脱が多い | 広告色が強い | カード→テキストへ/情報量を増やす |
- 位置別クリックの確認→一箇所だけ文言or位置を変更
- 在庫/価格のズレを点検→代替に差し替え
- 変更ログは「日付/記事名/変更点/結果」を1行で残す
- 勝ちパターン(文言・位置・形式)は記事テンプレへ反映
運用トラブル対処と問い合わせの動線
収益化の運用では、リンク差し替え漏れや投稿エラーなどの“小さなつまずき”が成果を大きく落とします。対処は〈一次対応→原因特定→恒久対策→問い合わせ〉の順で進めるのが安全です。
一次対応では、問題のある記事を非公開にせず“下書き更新で待避”し、読者導線を止めない配慮をします。原因特定では、リンクの実体(ドメイン・パラメータ)や禁止タグの混入、広告表現のトーン、在庫切れ等を切り分けます。
恒久対策は、記事テンプレへの反映(PR明示・リンク配置の型・NG語句のチェック)と、週次の棚卸しルーチン化が要点です。
最後に、どうしても解決しない場合は、スクショと再現手順を添えて公式ヘルプから問い合わせます。
以下の表は、現場でよくある“詰まり”を、初動と恒久対策で整理したものです。
| 症状 | 初動(読む数分で実施) | 恒久対策(再発防止) |
|---|---|---|
| 成果急落 | 在庫/価格の乖離確認→代替商品へ暫定置換 | 週次の在庫点検・比較表の上位配置 |
| リンク動作不良 | 長押し/ホバーでドメイン・リダイレクト確認 | Pick生成URLのみ使用・短縮URL禁止を徹底 |
| 広告色が強い | カード連投を削減→テキスト主体へ | 1画面1カードのルールをテンプレ化 |
- スクショ(画面全体+URL+日時が入るもの)
- 再現手順(何を押して何が起きたか)
- 環境情報(端末/OS/ブラウザ/アプリ)
- 対象記事URLと問題リンクの原文
既存記事の棚卸しと一括差し替え手順
既存記事の棚卸しは、成果の“漏れ”を塞ぐ即効策です。コツは、〈抽出→優先順位→一括差し替え→整合性チェック〉を同日内で一気に回すこと。
まず、記事一覧やテーマ別ページで“収益記事候補”を洗い出し、本文のリンクを長押し/ホバーしてドメインとパラメータを確認します。
外部ASPの計測パラメータ(例:a_id、afid、sid など)や短縮URL、リダイレクト多段は置換対象です。
次に、PV×直近成果の高い順で優先順位をつけ、Pickで同等商品のリンクを生成して置換。カードは“まとめ前の本命1点”、途中はテキストリンクで自然に挿入し、PR明示は見出し直下に固定します。
差し替え後は、在庫・価格・本文の記述が一致しているかを再読し、画像直下の補足(20〜40字)も最新化します。
【棚卸し→差し替えの実務フロー】
- 抽出:テーマ別に収益記事をリスト化(PV/直近成果もメモ)
- 判定:リンクを長押し→計測パラメータ/短縮/多段リダイレクトをマーク
- 置換:Pickで同等商品を検索→カードは1画面1点、他はテキスト
- 整合:在庫・価格・本文記述・画像補足の4点を同期
- 記録:変更ログ(日時/記事/変更点/理由)を1行で保存
| 要確認パターン | 見つけ方 | 安全な置換 |
|---|---|---|
| 外部ASP計測URL | URLに a_id / afid / sid 等 | Pickリンクへ全置換(同等商品を選定) |
| 短縮URL | bit.ly / t.co など | 短縮を排除→Pickの可視URLを直貼り |
| 多段リダイレクト | クリック後に複数遷移 | 1クリックで遷移するPickリンクへ |
- カードを増やし過ぎる→広告色が濃くなる
- 本文の価格/在庫の書き換え忘れ→不整合で離脱増
投稿時エラー表示の原因切り分けと解決策
投稿・保存時の「エラーが発生しました」「保存できません」は、原因を範囲別に切り分けると早く解けます。
まず“コンテンツ起因”(禁止タグ/断定表現/リンク形式)、次に“システム起因”(一時障害/セッション切れ/通信不安定)、最後に“アカウント・設定起因”(権限・認証・下書き衝突)の順で確認します。
コンテンツ起因は、script/iframe/アドネットワークのタグや、外部ASPの計測パラメータ付きURL、短縮URL、極端な煽り・効能断定が典型です。
システム起因では、長時間の編集でセッションが切れていることや、画像一括貼付のサイズ超過が原因になりがちです。解決は“禁止要素の削除→Pickへ置換→文言の中立化→再ログイン/回線切替→小分け保存”の順で試します。
| 症状 | 主な原因 | 解決策 |
|---|---|---|
| 保存できない | script/iframe、外部ASP直リンク、短縮URL | 禁止タグを削除→Pickリンクへ置換→再保存 |
| プレビュー不可 | 多段リダイレクト・リンク切れ | 1クリック遷移に修正/出典リンクの再確認 |
| エラー多発 | セッション切れ・画像サイズ超過 | 再ログイン・画像を圧縮し小分け貼付 |
| 反映が遅い | 一時障害・混雑 | 時間をずらして再保存/下書き保持 |
【問い合わせの動線(準備→提出)】
- 準備:スクショ(エラー画面全体)・記事URL・再現手順・端末/ブラウザ情報
- 提出:アプリ内「設定→ヘルプ/お問い合わせ」またはWebのヘルプ窓口から送信
- 追記:改善のために試したこと(タグ削除・リンク置換・再ログイン等)を明記
- 禁止タグの有無→削除
- 収益リンク→Pickに統一
- 断定・煽り表現→中立化
- 再ログイン→通信切替(Wi-Fi⇄モバイル)
- 小分け保存→画像サイズを圧縮
まとめ
アメブロでの収益化は「公式の可否を理解→NG行為を避ける→Ameba Pickで運用」の順が安全です。まずはジャンルと読者に合う商品を選定し、自然な位置へリンクを設置。
公開後はレポートで結果を確認し、文言・配置を差し替えて改善を回しましょう。迷ったら公式ヘルプを確認し、リスクを最小化して安定運用へ。





























