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アメブロ×Pinterest連携の基礎|設定・シェア・ピン作成・計測までを解説

アメブロ×Pinterest連携で“画像検索からの新規流入”を狙いましょう。本記事は、ビジネスアカウントへの切替基準、ピン種別とリッチピンの考え方、推奨比率に沿った画像作成、アメブロ側の共有導線整備、キーワード設計、ボード設計、計測と改善までを一気通貫で解説。最短ルートでPVと指名流入の底上げを目指せます。

 

アメブロ×Pinterestの基礎

アメブロの記事とPinterestのピンは、役割が異なります。アメブロは検索・長文・回遊に強く、Pinterestは画像検索からの“発見”に強いプラットフォームです。

両者をつなぐ基本の流れは、①アメブロで伝えたい要点を明確化→②その要点を一目で理解できる縦長ビジュアルに要約→③ピンのタイトル・説明・リンクで記事へ導線を作る、の3段階です。

集客の目的がレシピ・DIY・美容・インテリア・ECなど視覚重視の分野であれば、Pinterest経由の新規読者獲得の相性が高くなります。

 

運用上のコツは、“画像で結論を先に見せ、詳細はアメブロで読む”という分担を徹底することです。

ピンは保存されるほど後日も露出が続くため、季節語や定番テーマは定期的に作り直し、検索語に合うタイトルへ調整します。

 

下の表を目安に、役割と成功要素を押さえておくと、ムダのない設計になります。

項目 内容
目的 画像検索から新規を呼び込み、詳細はアメブロで深掘り
役割分担 Pinterest=発見と保存/アメブロ=理解と回遊・CTA
成功の鍵 縦長で要点を可視化、キーワード整備、リンクの一貫性
向く業種 飲食(レシピ・手順)/美容(ビフォーアフター)/EC(着用・使用例)

 

ビジネスアカウント切替の基準

Pinterestの分析・露出を本格活用したい場合は、個人ではなくビジネスアカウントへの切替が目安になります。

切替のメリットは、ピンの表示回数・保存・クリックなどの指標が見られること、プロフィールにブランド要素をまとめられること、将来の広告活用やリーチ拡大の準備ができることです。

 

反対に、個人のメモ的な使い方やテスト段階なら、まずは現行のままでも構いません。アメブロとの運用では、ブログ名・アイコン・説明文・リンク先をPinterest側と一致させ、ブランド表記をそろえると検索・指名の認識が高まります。

なお、サイト側の高度な設定(ドメイン認証や専用タグ埋め込み)が難しいテーマの場合でも、プロフィールにブログURLを明記し、各ピンのリンクを記事URLへ統一するだけで、送客導線は十分に機能します。

 

  • 分析で“保存率・クリック率・検索語”を把握したい→ビジネス切替が有利
  • ブランド統一(名称・アイコン・説明・URL)で指名検索の取りこぼしを減らす
  • 検証段階は既存のまま開始→運用が回り始めてから切替でもOK
  • アメブロ側で高度設定が難しい場合は、プロフィールとリンク統一でカバー

 

ピン種別とリッチピンの把握

Pinterestのピンは、主に〈画像ピン〉〈動画ピン〉〈カルーセル〉と、サイトのメタ情報を反映する〈リッチピン(記事/商品/レシピ)〉に大別できます。画像ピンは最も扱いやすく、縦長1枚で要点を伝える“結論先出し”が向いています。

動画ピンは施術やレシピの“手つき”など、静止画では伝わりにくいニュアンスを補えます。カルーセルはステップやビフォーアフターの比較に最適です。

リッチピンは、リンク先ページに所定のメタ情報がある場合にタイトルや概要が自動反映される形式ですが、ブログ側のテンプレートや編集権限によっては設定が難しいケースもあります。

 

その場合は、ピンのタイトル・説明文を丁寧に作り込み、記事タイトルや要点・キーワードを明示して“半リッチ”のつもりで補完します。

美容はビフォーアフターの連続性、飲食は完成写真+主材料、ECは着用・使用シーンというように、業種ごとに“保存される画”を意識すると成果が安定します。

 

用途別の使い分けヒント
  • 画像ピン:結論を1枚で提示→詳しくはブログへ
  • 動画ピン:手順・動き・質感の補足→短く要点だけ
  • カルーセル:ステップ・比較・素材→順序を番号で示す
  • リッチピン:難しい場合はタイトル・説明で確実に補完

 

推奨比率と画像要件の確認

Pinterestは縦長が基本です。一般的に2:3の縦比(例:1000×1500程度)が見やすく、過度な“縦長すぎ”はトリミングや表示縮小で読みにくくなることがあります。

文字を載せる場合は、スマホで判読できるサイズとコントラストを確保し、要点は7〜10語程度に圧縮します。

写真は“結論に直結する1枚”を主役にし、余白に補助要素(矢印・小アイコン)を最小限で添えます。

 

著作権・商用利用の観点から、自分で撮影・制作した画像か、利用許諾を得た素材だけを使いましょう。

仕上げは業種で優先点が変わります。飲食は湯気・艶・器の色で温度感、美容は光源と肌色の自然さ、ECは着用距離(全身+寄り)とサイズ感の伝達です。

最後に、タイトル・説明・代替テキスト(画像の説明)で検索語を自然に入れ、リンク先のアメブロ記事タイトルとキーワード軸をそろえると、クリック率が安定します。

 

項目 内容
比率の目安 縦長2:3が基本。極端な長尺は可読性・トリミングに注意
文字の扱い スマホ基準で大きく/高コントラスト/要点は短く
写真の主役 “結果が分かる1枚”を中央へ。補助記号は最小限
権利・品質 自前画像か許諾素材のみ。露出・色味は自然に調整
検索要素 タイトル・説明・代替テキストに主要語を自然に含める

 

共有と連携の方法/公式準拠

アメブロ×Pinterestの送客は「アメブロ側の共有導線」と「Pinterest側の保存行動」を組み合わせるのが基本です。まず、アメブロ標準の共有メニューを整え、記事末やアイキャッチ付近から自然に誘導します。

次に、Pinterest側では“保存したくなる画像”を用意し、タイトル・説明・代替テキストに検索語を入れておくと、ユーザーがブラウザの保存機能からピン化した際にも発見されやすくなります。

 

環境差(アプリ/ブラウザ、テーマ、閲覧者の端末設定)により表示項目は変わるため、1つの導線に依存しないことが安心です。

特に、アメブロは外部スクリプトの設置に制限があるため、Pinterest公式のスクリプト型ボタンに頼らず、標準の共有メニュー+ブラウザ拡張の併用を前提に設計します。

 

  • 記事末と冒頭の両方に共有導線の案内を置き、回遊の取りこぼしを防ぐ
  • 画像は縦長・要点入りで“保存価値”を明確化→保存→再訪を狙う
  • 代替テキスト・説明に検索語を自然に含め、Pinterest側の検索性を担保
  • 外部スクリプトに依存せず、複数導線(共有/拡張/テキスト案内)で補完

 

「この記事を共有」での送客整備

アメブロ標準の「この記事を共有」は、記事単位でシェアを促せる最も安全な導線です。テーマや閲覧環境によって表示アイコンは異なるため、Pinterestアイコンの有無に関わらず“保存を想起させる”仕掛けを記事側で足します。

まず、アイキャッチの直下と記事末に“画像で要点をひと目で伝える図版”を置き、保存する動機を作ります。

 

次に、共有ブロックの直前に短い文言で「画像はPinterestでも保存できます」と記し、読者の保存行動を後押しします。

最後に、見出しやキャプションへ主要キーワードを自然に入れておくと、保存後の検索露出にもつながります。

 

  1. アイキャッチ直下に要点入りの縦長画像を配置(保存の動機づけ)
  2. 本文末の共有ブロック前に“保存できる”旨を短く案内
  3. 見出し・キャプションに主要語を自然に含め、保存後の検索に備える
  4. 同記事内に類似画像を増やしすぎず、保存先を迷わせない構成にする

 

保存拡張(ブラウザボタン)導入の把握

読者側がPinterestの「保存」ブラウザ拡張(Save Button)を入れていると、ページ上の画像に保存アイコンが重なるか、右クリックやツールバーからピン化できます。

これはアメブロ側の改修なしで機能するため、外部スクリプト設置が難しい環境でも“保存経由の流入”を取り込めます。制作者としては、拡張を使う読者に配慮し、画像の判読性・代替テキスト・説明文を整えておくのが実務です。

さらに、縦長の要点画像を記事冒頭と末尾の2か所に置いておくと、拡張から保存された際に検索面での刺さりが良くなります。

 

観点 押さえるポイント 運用ヒント
表示 拡張有無で保存UIが変化(環境差を想定) 保存先候補が多すぎないよう画像点数を整理
検索 代替テキスト・説明に主要語を含める 記事タイトルと語彙をそろえ、紐づきを強化
画像 縦長・高コントラスト・簡潔な要点 冒頭と末尾に“保存向き”画像を用意

 

「保存」ボタン設置の可否と代替

アメブロは外部スクリプトの埋め込みに制限があり、Pinterest公式のスクリプト型「保存」ボタンをテーマ全体に設置できない場合があります。そのため、設置可否に依存しない代替導線を初期設計に組み込みます。

具体的には、(1)標準の共有メニューを“目に触れる位置”へ誘導する文言を追記、(2)保存価値の高い縦長画像を要点入りで提示、(3)画像キャプションや本文中に「画像はPinterestでも保存できます」と明示、(4)ボード名を想起させるキーワードをタイトル・説明・代替テキストへ入れておく、の4点で十分に補完可能です。

設置が可能な環境であっても、1つの仕組みに頼らず複線化しておくと、テーマ変更や閲覧環境の差で導線が消えるリスクを避けられます。

 

ボタン非設置時の代替(実務要点)
  • 共有ブロック前に“保存案内”の一文を配置(視認性を上げる)
  • 保存向きの縦長画像を冒頭と末尾に用意(迷わず保存)
  • キャプション・代替テキストに主要語とボード想起語を含める
  • 導線は複線化(共有/拡張/テキスト案内)→環境差に強い構成

 

ピン作成と検索露出/基本

Pinterestでの露出は「画像のわかりやすさ」と「検索語の適合度」の積み重ねです。まず、アメブロの記事ごとに“検索で拾われたい言葉”を一つに絞り、その言葉を軸にタイトル・説明・代替テキスト・画像内テキストを統一します。

次に、画像はスマホ前提で視認性を最優先にし、縦長比率で要点を10秒以内に理解できる構成にします。料理なら完成写真+主材料、美容ならビフォーアフター+施術名、ECなら着用カット+サイズ感といった“保存される画”を主役に据えるのが基本です。

 

ボードは記事テーマの束ね役です。検索意図に合わせて細分化し、同じ語彙をボード名・ピンのタイトル・アメブロ見出しに通わせると紐づきが強まります。

最後に、保存やクリックのデータを見て、タイトル語の入れ替え・画像差し替え・再投稿を繰り返すと、アメブロへの誘導が安定します。

 

要素 基本方針
狙う検索語 記事ごとに一つに集約→タイトル・説明・画像内テキストを統一
画像設計 縦長・高コントラスト・要点を10秒で理解できる構成
業種別主役 料理=完成+材料/美容=ビフォーアフター/EC=着用+サイズ感
ボード役割 検索意図で細分化→同語彙をボード名・見出しに通す

 

タイトル・説明のキーワード基準

タイトルと説明は“検索で見つかる入口”です。最初に、記事の主題語(例:時短レシピ、骨格ストレート コーデ、ハンドメイド ピアス 作り方)を一つ決め、語尾や助詞を変えた近縁語を控えにします。

タイトルは主題語+具体語(材料名、季節、対象、サイズ感など)で構成し、説明は「誰の、どんな悩みに、何がわかるか」を一文で補います。キーワードは詰め込みすぎると可読性が落ちるため、主題語1つ+具体語2つ程度が目安です。

 

画像内テキスト、代替テキスト、アメブロ記事タイトルの語彙をそろえると、保存後の検索でも一貫性が出ます。

ECなら品番やサイズ表記、料理なら分量・時間、美容なら施術名・部位といった“検索で選ばれる具体語”を優先し、装飾語より実用語を重視します。

 

  • 主題語は記事ごとに一つ→近縁語は説明で補助
  • タイトル=主題語+具体語(材料/季節/対象/サイズ感)
  • 説明=「誰の/何がわかる」一文で要点提示
  • 画像内テキスト・代替テキスト・記事見出しの語彙を統一
  • 実用語優先(分量・時間・サイズ・施術名)で検索適合を高める

 

縦長レイアウトと文字載せのコツ

縦長2:3比率を基本に、視線の流れを「結論→要点→行動」で縦に並べます。結論は大きな見出しで“画像だけで伝わる言葉”にし、要点は3箇条以内で短く、行動は「詳しくはブログへ」といった誘導語を最下部に控えめに置きます。

背景と文字は高コントラストを守り、可読性の低い細字や装飾過多は避けます。写真は“結果が伝わる1枚”を主役に、余白でタイトルの視認性を確保します。

料理は湯気や艶が出る角度、美容は光源と肌色の自然さ、ECは全身+寄りの2カットでサイズ感を補完すると保存率が安定します。ロゴは小さく隅に置き、内容の可読性を優先します。

 

レイアウト最適化のチェック
  • 上:結論(大見出し)/中:要点3つ以内/下:行動の一言
  • 背景×文字は高コントラスト+スマホ判読サイズ
  • 主役写真を中央に、余白でタイトルを読みやすく
  • 装飾は最小限、ロゴは小さく隅に配置

 

ボード分解とテーマ設計の決め方

ボードは“検索意図のフォルダ”です。広すぎる一括(例:レシピ、ファッション)ではなく、「時短レシピ 10分」「低糖質 スイーツ」「骨格ストレート 仕事コーデ」「春の入学式 セレモニー」など、ユーザーの探し方に合わせて細分化します。

各ボードは主題語をボード名に含め、説明欄で対象・場面・成果を一文で補うとクリック率が上がります。

 

アメブロ側のカテゴリと1対1で対応させると投稿運用が楽になり、記事更新→対応ボードへ即保存の流れが定着します。

運用後は保存数・クリック数・検索語を見て、成果の薄いボードを統合、伸びるテーマはさらに分割といった“棚卸し”を月1で行います。

季節行事やセール時期に合わせた期間限定ボード(母の日ギフト、夏のUV対策など)を用意すると、短期のトレンドと長期の定番を両取りできます。

 

設計観点 実装のポイント 運用ヒント
主題語 ボード名に検索語を含め、説明で対象と成果を一文補足 アメブロのカテゴリ名と語彙をそろえ紐づけ強化
細分化 用途・季節・体型・価格帯などで分ける 保存・クリックの多い軸はさらに分割して深掘り
棚卸し 月1で保存数・クリック・検索語を確認 弱いボードは統合、強いテーマは期間限定で強化

 

アメブロ誘導と計測/実践

Pinterestからアメブロへ確実に誘導するには、「ピンで約束した価値」を記事冒頭で即提示し、記事内の導線を“上・中・下”に分散するのが基本です。

最初のスクロール内で結論と要点を見せ、本文の中盤に関連見出しと内部リンクの束、末尾に明確なCTA(問い合わせ・商品・関連記事)を置くと離脱が減ります。

 

スマホでは“見出し→図→結論→CTA”の順で短サイクルに情報を回すと、Pinterest経由の読者が“画像で抱いた期待”をスムーズに回収できます。

さらに、記事タイトル・アイキャッチ・冒頭の1段落をピンと同じ語彙でそろえると、読者は「来るべき場所に来た」という安心感を得て、回遊が伸びやすくなります。

 

  • 冒頭で結論と要点→ピンの約束を即回収
  • 中盤で内部リンク束→関連の深掘り口を複数用意
  • 末尾でCTA明確化→問い合わせ・商品・関連記事へ誘導
  • 語彙をピンと統一→“来訪の納得感”で滞在を延ばす

 

記事内リンクとCTA配置の比較

Pinterest経由は“画像→要点→詳細”の順で理解が進むため、記事内のリンク設計は入口位置で効果が変わります。

 

以下は代表配置の比較目です。

配置 向く目的 実装のポイント
冒頭直下(折りたたみ前) 速報・セール・申込など“今すぐ行動” ピンと同語彙の一文CTAを短く。ボタンは1つに絞る
本文中盤(見出し間) 比較・関連ノウハウ・事例回遊 見出しの直後に内リンク束。3件以内で迷わせない
本文末(まとめ直後) 深読後のコンバージョン 主CTA→代替CTA→関連記事の順で“次の一歩”を明示
サイド/固定ボックス 常時見える案内(相談・メルマガ) スマホ視認性を最優先。冗長な文は避け要点のみ

 

Pinterest流入が多い記事は、冒頭CTAのクリック率が高くなりがちですが、説明不足だと離脱も増えます。

冒頭CTAは1件に限定し、中盤では“比較・Q&A・手順”など理解を補うリンクを置いてから、末尾で主CTAを再提示すると、納得して押されやすくなります。

 

アナリティクス指標の把握

効果検証は「Pinterest側の発見→保存→クリック」と「アメブロ側の滞在→回遊→CTA」の二段で見ます。Pinterestではインプレッション(表示回数)、保存(リピン)、リンククリック、保存率(保存÷表示)、クリック率(クリック÷表示)を確認します。

保存率が高いのにクリックが低い場合は、画像は魅力的でも“記事で得られる具体価値”が伝わっていないサインです。

 

アメブロ側は記事別アクセス、流入元(Pinterestドメインの割合)、平均滞在、スクロール到達、内部リンク到達、CTAクリックなどを追い、冒頭での離脱や中盤リンクの未到達を把握します。

両者を結ぶために、主要ピンには同じ語彙を使い、記事のH2/H3・キャプション・代替テキストと統一します。

 

見るべき数字(目安)
  • 保存率・クリック率(Pinterest)→画像と訴求の合致度
  • 平均滞在・到達率(アメブロ)→冒頭回収と中盤リンクの効き
  • CTAクリック・問い合わせ率→誘導文の具体性と位置

 

データ起点の画像差し替え改善

数値が示すボトルネックに応じて、画像と記事を小刻みに差し替えます。保存率が低いなら「縦長2:3」「高コントラスト」「結論を大きく」「要点3箇条に圧縮」を徹底。

クリック率が低いなら「画像内で“何がわかるか”を明記」「行動語(詳しくはブログへ)を下部に」「リンク先の冒頭に同語彙で結論提示」を行います。

 

滞在が短いときは、記事冒頭をピンの要約に合わせて“結論→手順→メリット”の順へ再配置し、中盤に比較・Q&A・関連の束を追加します。

季節語やセール語を含むピンは、期日入りで再投稿→終了後に常設版へ差し替えると評価が残りやすいです。

 

  1. 指標を確認(保存率/クリック率/滞在・到達)→課題を一つに特定
  2. 画像の再設計(比率・コントラスト・語彙統一・要点短縮)を実施
  3. 記事冒頭の“約束回収”を強化→中盤リンク束と末尾CTAを整備
  4. 再投稿・差し替え→1〜2週間後に同指標で再評価

 

注意点とトラブル/確認

Pinterest連携は“画像で惹きつけてアメブロで深掘り”という強力な流れを作れますが、運用上の落とし穴を先に知っておくと無駄な手戻りを防げます。まず、画像・ロゴ・人物の扱いは著作権や肖像権の配慮が欠かせません。

次に、クリックが伸びない時はデザイン以前に“仕様面の不適合”が原因であるケースが多く、比率・可読性・リンクの一貫性・ページ側の読み込み遅延などを順に疑います。

さらに、共有導線が表示されない・押しても反応しない等の不具合は、テーマ・拡張機能・端末差が絡み合うため、複数環境での確認が近道です。

 

下表の観点を事前チェック表として運用し、月1の棚卸しで弱点をつぶすと、継続的に成果を積み上げやすくなります。

観点 確認内容の要点
権利 自作または許諾済み素材のみ使用/人物・ブランドの露出に配慮
仕様 2:3の縦長比率・高コントラスト・リンク一貫性・ページ表示速度
導線 共有ボタンの視認性・代替導線(文言案内/ブラウザ拡張)を複線化
環境差 アプリ/PC/別ブラウザでの表示・操作を相互確認

 

著作権・商用利用の注意点

ピンは“画像そのもの”が拡散されます。無断転載や二次配布が疑われる画像、他者のロゴ・人物の大きな露出は、後から差し替えが難しく、信用低下にも直結します。

基本は自作撮影・自作デザインを軸にし、素材を使う場合は商用利用可・再配布不可などの条件を必ず確認します。

 

クレジット表記が求められるライセンスでは、画像内ではなくアメブロ本文側での帰属明示を検討すると、ピンの可読性を損ないません。

商品・サービスを扱う際は、価格・効能の断定表現を避け、体験談と一般情報を分けて記載します。アフィリエイトや提供を受けた紹介は、読者に誤解がないよう明示しておくと信頼を保てます。

 

  • 自作画像か、使用条件が明確な素材のみを採用
  • 人物・ロゴの大きな露出は許諾の有無を確認(モザイク・トリミングで回避)
  • 体験談と一般情報を分け、過度な断定や誇大表現を避ける
  • 提供・アフィリエイト等はわかる形で明示し、読者の誤解を防止

 

クリック低迷時の仕様チェック

保存数はあるのにクリックが伸びない時は、デザインの前に“仕様のミスマッチ”を点検します。最初に、比率が極端な長尺・横長になっていないか、スマホで文字が読めるかを確認します。

次に、画像内で“何がわかるか/誰向けか”が即読できるかを再評価し、主題語+具体語(時間・材料・サイズ感など)を強調します。リンクはピン・説明・アメブロ記事で一貫させ、記事冒頭でピンの約束を即回収する構成にします。

 

ページの初期表示が遅いと直帰が増えるため、画像の軽量化・折り返し前のテキスト要約・CTAの視認性も見直します。

最後に、ボードのテーマとピンの主題がずれていないか、シンプルなボードへ移動して再投稿すると露出が回復することがあります。

 

低クリック時の是正ポイント
  • 2:3縦長・高コントラスト・スマホ判読サイズに修正
  • 主題語+具体語で“何がわかるか”を画像内に明示
  • リンク先の冒頭で約束回収→中盤で比較/Q&A→末尾CTA
  • 画像軽量化・要約の前出しで初期離脱を抑制

 

共有導線が出ない時の設定確認

「この記事を共有」やシェア系UIが見当たらない、押せない、という相談は環境差が理由のことが多いです。

まず、閲覧側のブラウザ拡張(広告ブロック等)がアイコンを隠していないか、プライベートモード・JavaScript無効が原因でないかを確認します。

 

次に、テーマ・レイアウトの表示設定で共有ブロックが非表示になっていないか、記事末の位置に十分な余白があるかを点検します。

アプリとPCで見え方が異なるため、両環境での再現性を記録して比較すると切り分けが早くなります。

代替としては、共有ブロックの直前に“保存できます”の一文を追記し、保存向きの縦長画像を冒頭と末尾に置いて、ブラウザの保存拡張からのピン化を促します。

 

チェック項目 確認ポイント 代替策
閲覧環境 拡張機能/プライベートモード/JS設定 別ブラウザ・別端末で再確認
表示設定 テーマで共有ブロックが非表示になっていないか 本文中に“保存案内”を追記し導線を補完
レイアウト 記事末の余白・改行崩れで押しづらくなっていないか 縦長画像を冒頭・末尾に設置し保存行動を促進

 

導線が見えないときは“複線化しておく”のが最も堅実です。標準の共有ブロック+テキスト案内+保存向き画像の三点セットを基本形にすれば、環境差に強いPinterest送客が実現できます。

 

まとめ

要点は「整える→作る→届ける→測る→直す」の循環です。まず連携前提(ビジネス切替・共有導線)を整え、縦長で分かりやすいピンをキーワード入りで作成。

ボードを細分化して保存されやすくし、データでクリック・検索語・保存率を確認。伸びた要素を記事と画像に反映し、定期的に再投稿と差し替えで精度を高めましょう。