この記事ではアフィリエイトの始め方と仕組みについて初心者でも分かりやすいように5つのステップで解説していきます。
アフィリエイトに興味があるけど始め方がわからないせいで、躊躇していませんか?始めたところで、どんな仕組みで報酬が発生するのかも気になり、なかなか始める気になれないかもしれません。
そのような不安を取り除くためにも、アフィリエイトの内容や仕組み、始め方を詳しく解説していきますので、これからアフィリエイトを始めたい方はぜひ参考にしてみてください。
目次
アフィリエイトとは?
アフィリエイトは副業におすすめなのはわかっていても、どんな稼ぎ方をするのかが分からなければ、なかなかスタートできないはずです。
そこで、アフィリエイトの内容や仕組みを詳しくご説明します。
アフィリエイトは成果報酬型広告
アフィリエイトとは成果報酬型の広告をブログなどに貼って収益を得る手法のことです。ブログやサイトなどのメディアに広告を貼って収益化する場合、次の2種類の広告があります。
- 成果報酬型広告:訪問者が広告をクリックしてから購入や申し込みに至ると報酬が発生
- クリック報酬型広告:訪問者が広告をクリックすると報酬が発生
そのうちアフィリエイトといわれているのは、成果報酬型広告を用いた収益化です。2つの広告の違いは、報酬が発生するタイミングにあります。
また、報酬の金額相場も異なり、クリック報酬型広告よりも成果報酬型広告の方が高い傾向にあります。
アフィリエイトで稼ぐ仕組み
アフィリエイトは、次の4者によって成り立ちます。
- 広告主:広告を出稿する企業や店舗
- ASP:広告配信や仲介をするサービス
- メディア運営者:広告を貼って収益化するブログやサイトの運営者
- メディア閲覧者:ブログやサイトの訪問者
自社の商品やサービスを宣伝したい企業や店舗は、成果報酬型広告を管理するASPに自社広告を出稿します。一方で、ブログなどに成果報酬型広告を貼って収益化したいメディア運営者は、掲載する広告を入手するためにASPに登録をします。
メディア運営者が広告をブログに貼り付けた後に、メディア閲覧者が広告をクリックして購入や申し込みをすると、広告主が定めた報酬額がメディア運営者のもとに入る仕組みです。
つまり、ASPは広告主とメディア運営者をつないで、広告配信から報酬支払いまでの取引をサポートする仲介サービスなのです。
4者で成り立つアフィリエイトを利用することによって、それぞれが得られるメリットは、以下のとおりです。
- 広告主:宣伝費を抑えた上で自社商品やサービスを広くPRできる
- ASP:アフィリエイト取引の仲介役をすることで広告主より利益を得られる
- メディア運営者:ブログやサイトに広告を貼って収益化できる
- メディア閲覧者:探していた商品やサービスに出会いやすくなる
メディア運営者に入る報酬は、商品やサービスの売り上げの何割かの金額が一般的で、広告主によって金額設定が異なります。
ASPで扱われている広告のジャンルは幅広く、美容やファッション、グルメ、金融、日用品などから自由に選べます。
アフィリエイトのメリット
運営するメディアにてアフィリエイトをするメリットは数多くあり、その内容を知れば、すぐにでもアフィリエイトを始めたくなるでしょう。アフィリエイトのメリットをまとめました。
- 費用をかけずに始められる
- 軌道に乗れば不労所得が得られる
- 頑張ればどんどん報酬が上がる
- 自分の好きなテーマを選べる
- リスクが少ない
- 企業からオファーがあるかもしれない
アフィリエイトのスタートアップの費用は基本的にかかりません。例外として、独自ドメインやサーバーを借りてWordPressを運営する場合は少し費用がかかってきます。
独自サイトの場合、開設当初はアクセスが集まりにくい傾向で収益化が難しい傾向にあります。軌道に乗ると放置しておいても稼げるようになるのもメリットがありますが、高度な知識とスキルが必要になります。
その点、アメブロが提供しているAmebaPickは集客がしやすい傾向にありますので、収益化も期待することができるでしょう。その際に、アメブロアクセスupサービス(ランキング上位表示最適化)を利用することでスムーズに集客が可能です。
集客対策を突き詰めていけば、月に数万〜数十万円の収益も夢ではなく、自分の好きなテーマでの記事執筆のため、続けるほどに楽しくなるでしょう。
仮に、失敗をしたとしても、費用をかけずに始められるのでリスクが極めて少ないのが特徴です。また、メディアが有名になり成果報酬型広告の成果が上がるほどに、広告主の企業や店舗から注目されるようになると、広告主から直接オファーをもらう機会が増えるかもしれません。
企業と直接取引をするインフルエンサー的な活動ができるようになると、一般的なアフィリエイトよりも収益額が跳ね上がります。
アフィリエイトの始め方【5ステップ】
アフィリエイトを始める手順は、以下の5ステップで進めていきます。
- ネット環境を整える
- メディアを開設する
- ASPに登録する
- 広告を選んで広告主と提携を交わす
- 記事に広告を貼り付ける
ネット環境を整えた上で、具体的にアフィリエイトを始める流れを詳しく解説していきます。
1ステップ:アフィリエイトを始める前に準備するもの
アフィリエイトを始めたいと思ったら、まず準備するべきものがあります。大きく分けると「ネット環境」「メディア開設」「広告管理」の3つに必要なものを準備しなければいけません。
アフィリエイトを始める前に準備するものを解説していきます。
ネット環境に必要なもの
アフィリエイトを始めるためには、基本としてネット環境の準備が必要です。ネット環境を整えるために必要なものは、次の3点です。
- インターネット回線
- パソコン
- スマホ、またはタブレット端末
インターネット回線はパソコンやスマホ、またはタブレット端末を繋ぐときに必要です。すべてのデバイスのインターネット回線を同種類にする必要はありません。
デバイスを使う場所に合わせて、光回線やWi-Fiなどのインターネット回線のタイプを選択しましょう。
メディア開設に必要なもの
広告を掲載するメディアサイトの開設に必要なものも数種類あります。
どのようなメディアサイトを立ち上げるかによって必要なものが少し異なりますが、WordPressでメディア開設をする場合は、以下の3点が必要です。
- レンタルサーバー
- 独自ドメイン
- メールアドレス
無料のブログサービスを利用してブログを開設する方法もあります。
レンタルサーバーの「サーバー」とは、WordPressの情報を管理するために必要なスペースのことです。サーバーを借りて利用するため、レンタルサーバーと呼んでいます。
WordPress以外の一般的な無料ブログではレンタルサーバーとブログが一体になっているため、改めてレンタルサーバーを借りる必要がありません。
独自ドメインとは、簡単に言うと世界で唯一無二の自分だけが所有できるURLです。無料のブログサービスや独自ドメインを使わないWordPressを使用すると、誰かの独自ドメインを分けて使う共用ドメインが発行されます。
例えば、アメーバブログですと「https://ameblo.jp/ユーザーID」といった形式のURLが発行され、「https://ameblo.jp/」の部分がアメーバブログの独自ドメイン、後に続く自分のユーザーIDを加えて共用ドメインとして使用できる仕組みです。独自ドメインの取得には費用がかかりますが、そんなに高い金額ではありません。
最後にメールアドレスはレンタルサーバーや独自ドメイン、ワードプレスの契約に必要です。
連絡を受け取ったり、ユーザーIDとして使用することが多いため、専用メールアドレスの用意を推奨します。WordPressを利用する場合、「独自ドメイン」「メールアドレス」が必要です。共用ドメインで無料ブログサービスを利用するのであれば、「メールアドレス」のみで開設可能です。
広告管理に必要なもの
アフィリエイト広告を選んだり、広告主との提携やブログに貼り付けるためのタグ入手は、全てASPで行います。
ASPに会員登録をしなければ、広告掲載ができないため、必ず必要なものになります。もちろん、ASPの会員登録は無料ででき、以下の3点が必要です。
- 銀行口座
- メールアドレス
- 運営メディア
銀行口座は報酬支払いの受け取り、メールアドレスはASPの会員登録に必ず必要になります。また、大半のASPでは会員登録時に審査を実施しており、広告掲載の許可をしてよいかの判断の一つとして、運営メディア情報が必要です。
審査基準が厳しいASPもあり、運営歴がある程度ないと審査落ちする事例もあります。しかし、アフィリエイト初心者に優しいA8ネットは、運営メディアがなくても申請できるほど審査基準がゆるめなので、これからメディアを用意する予定の人におすすめです。
2ステップ:メディアを開設する
まず、アフィリエイト広告を貼るメディアのブログを開設します。WordPressでメディアの立ち上げをするケースが多い中で、構築などの必要がないブログサービスの利用も初心者に人気です。
例えば、WordPressでメディアを開設する手段では、次のような流れで準備して行きます。
- レンタルサーバーの契約
- 独自ドメインの購入
- WordPressのインストール
- WordPressの構築
- 独自ドメインの設定
WordPressの構築では、主に次の作業を行います。
- テーマの決定
- 基本設定
- プラグインの追加(必要であれば)
テーマとは、一般的なブログサービスでいうところのブログデザインのようなものです。WordPressのテーマは無料と有料があり、有料のものはデザイン性はもちろんのこと、集客に役立つシステムの組み込みや様々なデバイスでの表示への対応など、機能性も優れています。
基本設定ではブログ名やロゴ作成、背景の変更、記事カテゴリー、メニューボタンなどを設定していきます。最後に、プラグインはスパム対策、バックアップ作成、サイトマップ表示、画像表示高速化などの機能のことです。
一般的なブログサービスではプラグインのような機能がオールインワンでパックされていますが、WordPressでは必要機能だけを追加して自由にカスタマイズできます。WordPressには細かい設定システムがあり、今後の集客活動においても有利ですが、初心者には設定や操作が難しいかもしれません。
一方で、一般的なブログサービスでは基本設定のみですぐに開設が可能です。どちらにも、メリットとデメリットがあるので、最適なものを選びましょう。ブログの設定が終わったら、独自ドメインの設定をします。独自ドメインの強みは、SEO対策(検索上位対策)に強いことです。
しかし、最近はSEO対策以外での集客方法もメジャーになってきているため、一般的なブログサービスの共用ドメインでの運営が増加傾向にあります。
3ステップ:ASPに登録して広告を選ぶ
ブログの設定が終わったら、広告管理をするASPに会員登録をします。会員登録では、以下の内容が必要です。
- 名前や連絡先などの基本情報
- 運営メディアの情報
- 振り込み銀行口座の情報
現時点で、運営メディアが用意できていなくても登録できるASPもありますので、状況に応じて最適なASPを選びましょう。
4ステップ:広告を選んで広告主と提携を交わす
会員登録手続きの後に審査をクリアすると、ASP内で広告を選んでメディアに貼り付けられるステップへと進めます。広告を選んでメディアに貼り付けるまでのステップは、次のとおりです。
- ASPに登録の広告から好きなものを選ぶ
- 広告を選んだら広告主に提携申請を送る
- 広告主より提携許可されたら広告の貼り付けタグをコピー
- 広告のタグをメディアに貼り付ける
ASP内で広告を選ぶだけでは、広告の貼り付けができません。各広告の広告主に広告貼り付けの許可を得るために、提携申請をする必要があります。
5ステップ:記事に広告を貼り付ける
提携申請後に広告主から広告貼り付けの許可が下りたら、貼り付けのタグをコピーしてブログなどに貼り付ける流れです。
設置した広告経由で申し込みなどが入れば事前に決められている一定の報酬を受け取ることができます。
まとめ
アフィリエイトの始め方について解説してきましたが、いかがでしたか?
一般的なアフィリエイトではブログ開設後にASPに登録しなければ、アフィリエイトをスタートできません。選択するブログによっては、レンタルサーバーや独自ドメインの設定も必要なので、ご紹介した内容を参考に、ぜひトライしてみてください。