アメブロでアフィリエイトはできる?結論、Ameba Pick以外のアフィリエイトリンクは原則NGで、収益化はAmebaPick活用が前提です。ただし例外として「楽天ROOM」「ポイントサイトの友達紹介リンク」は利用可と案内されています。
Googleアドセンスの設置は不可です。本記事は、禁止と許可の境界線、NG事例10、PR表記の基準、AmebaPickの導線設計、違反時の初動〜再開フローまでを実務手順で解説。安全に収益化したい方の必携ガイドです。
外部アフィリエイト禁止と許可範囲
アメブロでは、外部ASP(A8.net・もしもアフィリエイト・バリューコマース等)を利用したアフィリエイトリンクの掲載はできません。
公式ヘルプでも「他社アフィリエイトの利用はできません」と明示され、アメブロ内で収益化を行う場合は公式アフィリエイト機能「AmebaPick」の利用が前提です。
まずは「外部ASPリンクは不可」「AmebaPickは可」という大枠を押さえたうえで、投稿内容はPRの透明性や権利配慮(画像・商標・引用)を守ることが重要です。
なお、Googleアドセンスの設置は不可です。Amebaでは外部スクリプト等の禁止タグ(script/iframe等)が投稿時に弾かれ、ページにはAmeba側の自動挿入広告が適用されます。
クリック型広告を運用する場合は、独自ドメインの自社サイト等で実装してください。
アメブロ内では、AmebaPickの範囲で商品紹介→読者が購入→報酬発生という仕組みを組み立て、PR表記やレビューの根拠を明確にして信頼性を高めましょう。公式ヘルプとAmebaPickのガイドを定期的に確認し、仕様変更に備えてください。
禁止と許可の境界線と基本
禁止の中心は「外部ASPによる成果計測リンク」をアメブロ本文やプロフィール等に設置する行為です。A8.net・もしも・バリューコマース等で発行したURLやバナー、ウィジェットコードは掲載不可です。
短縮URLで伏せても、結果として外部ASPのトラッキングへ誘導していれば同様にNGとみなされます。一方、許可されるのはAmebaPick経由の商品紹介です。
編集画面からAmebaPickを挿入し、対象アイテムを選び、紹介文に実体験や注意点を添える運用が基本です。
効能の断定や虚偽表現、広告主NG事項、権利侵害はAmeba/AmebaPick双方の規約で禁止されているため、PR表記を明示しつつ、事実ベースの説明に徹しましょう。
外部サービスの決済・会員登録へ直接誘導する場合も、アフィリエイト要素を含む導線は不可です。
判断に迷うときは、Amebaヘルプの「ビジネス/商用利用」項目とAmebaPickのNG集・利用規約を確認し、グレーな表現は避けてください。
- 外部ASPのリンク・コード→不可。
- AmebaPickの商品リンク→可(PR表記・規約順守)。
- 断定表現・権利侵害・広告主NG→不可。
Ameba内の許可機能と利用範囲
AmebaPickは、アメブロ公式のアフィリエイト機能で、管理画面から対象商品を検索→カード化して貼り付け→購入で成果計測される仕組みです。
審査通過後に利用でき、成果は「.money(ドットマネー)」など規定の方法で受け取ります。
運用時は、①記事の主旨と商品の関連性、②PR明示、③過度な効果主張の回避、④画像・ロゴ等の権利配慮、を徹底しましょう。
AmebaPickには案件別の掲載条件・禁止事項(NG)があり、薬機法等に関する注意喚起も公式で提示されています。該当ページを参照し、表現・出稿方法(リスティングNG等)を順守してください。
アメブロ内では、自動挿入の広告以外に外部の広告タグ・スクリプトは使えず、禁止タグエラーの対象にもなります。
収益化は「AmebaPick中心+PRの透明性+比較/選び方の情報提供」で構成し、クリック後の体験(価格・返品・注意点)を事前に本文で補足すると、離脱を抑えやすくなります。
- 外部広告タグやウィジェットの貼り付け。
- 効果の断定・誤認を与える表現。
- 出典不明の画像・ロゴの無断使用。
外部リンクの定義と判断ポイント
ここでの「外部リンク」とは、アメブロ外のサイトへ移動させるURL全般を指します。
通常の参考リンク自体は直ちに違反ではありませんが、「外部ASPで発行された成果計測リンク(パラメータ付与やリダイレクトを伴うもの)」はアメブロ内に掲載できません。短縮URLで中身を隠しても、実体が外部ASPの計測リンクならNGです。
また、フリープラグインやHTMLパーツに外部広告タグを貼ると、禁止タグエラーで保存不可となるケースがあります。判断に迷ったら、次の観点で切り分けると安全です。
【外部リンクの見分け方】
- ASP管理画面で発行されたURL/コードかどうか。
- URL先にアフィリエイト計測用のドメイン・パラメータが含まれるか。
- 短縮URLの展開先が外部ASPになっていないか。
Googleアドセンスの設置も一般に不可のため、クリック型広告を検討するなら独自ドメイン運用で対応しましょう。アメブロ内はAmebaPickに限定し、外部は自社サイトで自由度を確保する二本立てが現実的です。
違反予防のセルフチェック
公開前に「リンクの性質」「表現の透明性」「権利配慮」をセットで点検すると、凍結や記事削除のリスクを大きく下げられます。
まず、本文・プロフィール・固定ページ・コメント欄に外部ASPのURLやバナーが紛れていないかを確認します。
次に、AmebaPickのカードにはPR表記を添え、体験談は事実と条件(使用期間・環境など)を明確にします。
医療・健康・投資などのセンシティブ領域は、断定や誇大表現を避け、根拠や注意点を記載します。画像・ロゴは権利元を確認し、引用は要件(出典明記・必要最小限)を満たしましょう。
技術面では、見慣れないスクリプトを貼ると「禁止タグ」エラーが出ることがあるため、テキストで書き直す・AmebaPick機能で代替するのが安全です。
最後に、Amebaヘルプ/AmebaPickのNG集を月次で見直し、仕様や禁止事項の更新に追随してください。
- 外部ASPリンクが本文・プロフィール等にない。
- PR表記・注意点・引用出典が明確。
- AmebaPickで差し替え可能な箇所は置換済み。
外部アフィリエイトの種類一覧とNG理由
アメブロでは、外部のアフィリエイトサービス(ASP)を使った計測リンクや広告タグの掲載は原則できません。これは、アメブロ内の表示安全性や読者保護、規約に沿った運用を維持するためです。
具体的には、外部ASPが発行するリンク(成果計測用のリダイレクトやパラメータ付きURL、スクリプトやウィジェット、バナータグなど)は掲載対象外と考えるのが安全です。
クリック型広告(例:アドネットワークの自動表示枠)も、アメブロの投稿画面やプロフィール等にユーザー側で埋め込むことは想定されていません。
収益化を行いたい場合は、アメブロ公式の「AmebaPick」を使い、記事の主旨と整合する商品を紹介するのが基本です。
なお、参考資料や根拠への通常リンク(非アフィリエイト)自体は直ちに違反とは限りませんが、外部ASPのトラッキングが含まれるリンクは避けてください。
迷ったら「AmebaPickに置き換えられるか」を基準に判断し、PR表記・レビューの根拠・画像の権利など、読者が誤解しない説明を徹底しましょう。
| 種類 | 代表例 | NG理由・代替 |
|---|---|---|
| 外部ASP | A8.net/もしも/バリューコマース等 | 外部計測リンクやタグの埋め込み不可→AmebaPickで代替。 |
| クリック広告 | 自動配信型の広告タグ | ユーザー設置の広告タグは不可→自社サイトで運用。 |
| 短縮URL | 短縮で中身がASP計測 | 実体がASPならNG→AmebaPickまたは非アフィリの参考リンク。 |
- 外部ASPの「計測」が絡む導線は避ける。
- AmebaPick中心に設計し、PR表記を明確にする。
- 通常の参考リンクは計測要素の有無を確認する。
Googleアドセンス掲載不可の理由
Googleアドセンスは、サイト運営者が自サイトに広告コード(JavaScript等)を設置して配信する仕組みです。
アメブロはプラットフォーム側がページ表示を管理しており、ユーザーが投稿に外部の広告タグやスクリプトを自由に埋め込むことは想定されていません。
結果として、アドセンスの広告コードを記事やプロフィールに貼る運用はできず、クリック型広告で収益化したい場合は独自ドメインの自社サイトでの運用が必要になります。
アメブロ上で無理にアドセンス枠を疑似的に作るために、外部ウィジェットやiframe的な仕組みを持ち込むと、表示崩れ・禁止タグエラー・セキュリティリスクにつながりやすく、アカウントの健全性も損ないます。
アメブロでの収益はAmebaPickを前提に、比較・選び方・レビューの情報価値を高めることで、クリック後の満足度と継続的な信頼を積み上げる方が長期的に有利です。
- アドセンスの広告コードを本文やプロフィールに貼る。
- 外部小パーツで広告タグを読み込ませる抜け道探し。
【代替の考え方】
- クリック型広告は自社サイトで実装→アメブロは情報発信・ファン化に特化。
- アメブロではAmebaPick中心→比較表→選び方→商品導線の型を整備。
外部ASPリンクNGの整理
外部ASP(A8.net、もしも、バリューコマース等)が発行するアフィリエイトリンクは、成果計測のために中継ドメインやパラメータ、リダイレクトを含むのが一般的です。
アメブロでは、こうしたリンクやバナー・ウィジェットの設置は想定されておらず、掲載しないのが原則です。短縮URLで一見わかりにくくしても、展開先がASP計測リンクであれば同様に不適切と判断されます。
また、コメント欄・プロフィール・固定記事・画像キャプションなど、本文以外の箇所に忍ばせるのも避けてください。
実務では、外部ASPリンクが混在していないかを記事公開前に点検し、該当箇所はAmebaPickに置き換えます。
AmebaPickが用意されていない商品を紹介したい場合は、自社サイト側でレビューを掲載し、アメブロからは参考情報として非アフィリエイトの通常リンクを示すなど、規約に抵触しない導線へ切り替えるのが安全です。
- 本文・プロフィール・固定記事にASP発行URLがない。
- バナーやウィジェットのコードを貼っていない。
- 短縮URLの展開先がASP計測でないことを確認。
URL短縮・誘導表現のNGパターン整理
短縮URLそのものが直ちに禁止とは限りませんが、実体が外部ASPの計測リンクであればNGです。特に、短縮で中継ドメインやパラメータを隠す手法は、読者の透明性を損ない、誤クリックや不信感の原因になります。
また「詳しくはここから→」など、リンク先の性質(広告・アフィリエイト・販売ページ)を曖昧にする誘導文は避けましょう。
レビューでも、効果を断定する過度な表現や、アフィリエイト目的を伏せた文面は不適切です。安全運用の基本は、リンクの目的・遷移先の内容・広告/PRの有無を明示し、読者が自分で選べる状態を保つことです。
短縮が必要なときは、非アフィリエイトの参考資料に限定し、展開先が公的・公式情報であることを本文で補足します。AmebaPickのリンクは、そのままの表示でカード化されるため、短縮する必要はありません。
- 「内緒のリンク→」など中身を隠す表現。
- 「絶対に効く」「必ず稼げる」などの断定。
【実装のコツ】
- リンク前に「PR」「商品リンク」など性質を明記。
- AmebaPickカード+短い選び方の一文でクリックの納得感を高める。
外部決済・LP誘導の注意点
外部の決済ページやランディングページ(LP)への誘導自体は、アフィリエイト計測を伴わない通常リンクであれば直ちに違反とは限りません。
しかし、実態としてASP計測を含む導線であればNGです。また、読者の不利益につながる誤解を招く表現(料金の不明瞭さ、返品条件の不提示、過度な煽り文句)は避けてください。
安全に設計するには、アメブロ内ではAmebaPickで関連商品の情報提供を行い、LPへ誘導する場合も「価格・特徴・注意点」を本文で事前に要約し、読者が判断しやすい状態を作ります。
さらに、医療・健康・投資・法律などセンシティブ領域では、効果の断定や将来の利益保証を避け、根拠や注意喚起を明示します。
決済や申込みが絡む導線は、プロフィールや固定記事のCTAと文言・行き先を統一し、クリック後の体験に一貫性を持たせると信頼が高まります。
- アフィリエイト計測の有無を確認→疑わしきは掲載しない。
- 価格・返品・サポート等の要点を本文で先に説明。
- CTAの文言とリンク先を記事内・プロフィールで統一。
AmebaPickで収益化設計
AmebaPickはアメブロ公式のアフィリエイト機能です。外部ASPの計測リンクを使わず、管理画面から商品カードを挿入して紹介できるため、規約面のリスクを抑えながら収益化を進められます。
まず大切なのは「読者の悩み→解決手段→商品」の順にストーリーを作ることです。記事の主旨と商品の関連性が弱いと、クリックはされても離脱が増えます。
そこで、記事冒頭で結論を示し、中盤で比較・選び方を整理、末尾で商品カードとFAQを提示すると納得感が高まります。
PR表記は読者がひと目で分かる位置に置き、レビューは事実ベース(使用条件・注意点・向いていない人)まで記載します。
計測・改善は、クリック率だけでなく「プロフィール到達」「次記事の回遊」まで含めて週次で確認し、タイトルや導線文言を1点ずつテストしましょう。
- 読者課題の明確化→解決手順の提示→商品で補完。
- 本文中:比較表→選び方→商品カードの順で配置。
- PR表記・注意点・返品条件の要約を本文で事前提示。
提携先と商品選定の考え方
商品選定は「読者の利用シーン」と「提示できる根拠」で決めます。価格やポイントよりも、記事テーマとの一貫性と、使用上の注意やデメリットまで説明できるかが重要です。
欠品や在庫変動が激しい商材は離脱を招きやすいため、代替候補を用意し、カード差し替えで維持管理できる体制を整えます。
レビューは実際の使用条件(期間・頻度・端末/サイズなど)を書き、メリットと同時に「向かない人」も示すと信頼が高まります。センシティブ領域(健康・投資など)は断定を避け、一般的な注意喚起を添えます。
| 評価観点 | 具体チェック | 実装ヒント |
|---|---|---|
| 関連性 | 記事テーマと商品用途が一致 | 見出し直下で「なぜ合うか」を1文で説明 |
| 信頼性 | 基本情報・注意点を提示可能 | 使用条件・向かない人を併記 |
| 継続性 | 在庫/価格の変動が緩やか | 代替候補カードを下書きで用意 |
| 体験価値 | 読者の不安を事前に解消 | Q&A形式で疑問に先回り |
【選定のコツ】
- 「入門向け」「機能重視」「コスパ」など役割でラインナップ化。
- レビューは数値や写真など客観情報を優先。
- 欠品時は事前に代替リンクへ置換できる運用を準備。
PR表記と紹介文の作り方と注意点
PR表記は読者が広告と認識できる位置(冒頭や商品カードの近く、本文末の再掲)に置きます。文言は簡潔にし、レビューでは体験と事実を分けて記載します。効果や将来の利益を断定せず、条件や個人差に触れることで誤解を防げます。
紹介文は「結論→理由→具体例→注意点→適する人/適さない人」の順で短段落にし、クリック前に判断材料を提供します。画像・ロゴは権利に配慮し、引用は出典を明示します。
- 「絶対」「必ず」などの断定語。
- 不明確な実績や比較優位の強調。
- 広告である事実を曖昧にする表現。
【紹介文テンプレ(活用例)】
- 結論:◯◯で迷う人にはAが便利です。
- 理由:△△が一度で完了し、××の手間を省けます。
- 具体例:通勤中のスマホ操作でも□□まで完了。
- 注意点:初回は設定に◯分、サイズはMのみなど。
- 向き/不向き:簡便性重視には向くが、細かな調整派には不向き。
比較表→選び方→商品導線の型
クリック前の納得感を作るには、いきなり商品を並べず「比較軸→選び方→該当商品」の順に導線を設計します。
比較表では、誰向けか・特徴・留意点を1行で把握できるようにし、その直後に「こんな人はこれを選ぶ」の基準を短く提示します。
最後に商品カードを配置し、価格や返品、サポート窓口など、クリック後に読者が確認すべき点を本文で要約してからリンクすると離脱が減ります。
| 対象 | 特徴 | 留意点 |
|---|---|---|
| 初心者向け | 設定が簡単・基本機能が充実 | 拡張性は低め→将来の要件に注意 |
| 機能重視 | 多機能・細かな調整が可能 | 初期設定に時間→サポート確認 |
| コスパ重視 | 最低限機能で価格が抑えめ | サポートや保証が限定的な場合あり |
- 比較表→選び方の基準→商品カードの順に配置。
- 各カードの直前に「この人に向く/向かない」を1文で記載。
クリック後体験と離脱防止の工夫
離脱は「クリック前の期待」と「クリック後の体験」のズレで起きます。そこで、本文中でリンク先の概要(価格帯・サイズ/カラー・返品/サポート)を簡潔に伝え、読者が先に納得できる状態を作ります。
リンク文は「商品名+用途+ベネフィット」の順で書き、矢印→で行き先の価値を補足します。カードは本文の文脈に沿う位置(比較→選び方の直後)に置き、複数カードは役割の違いが一目で分かれるように並べます。
クリック後に迷わせないため、FAQや注意点の要約をカード近くに添え、同じ文言・同じ行き先のCTAをプロフィールや固定記事にも統一して、体験の一貫性を保ちます。
- 商品カードだけを突然並べる配置。
- リンク先で初めて価格・条件が分かる構成。
- 記事内とプロフィールでCTAの文言や行き先が不一致。
【運用のコツ】
- 週次で「クリック後の滞在/回遊」を確認→導線文言を1点だけ改善。
- 欠品時の代替カードを準備→差し替えで機会損失を回避。
- QA・返品条件は本文で先出し→安心感を担保。
PR表記と広告表現の注意点
PR表記は「広告であることを読者が一目で理解できる位置と文言」で明示することが基本です。
特にAmebaPickを用いた紹介は、本文の冒頭・商品カードの直前(または近接)・本文末の再掲という三点配置にすると見落としが起きにくくなります。
表記の文言は簡潔にし、提供の有無や関係性(提供・招待・割引コード付与など)がある場合は、その旨を短く添えます。
体験レビューでは、実際の使用条件(期間・頻度・環境)を提示し、個人差や注意点をあらかじめ示すと、誤解や過度な期待を防げます。
比較やランキングを行う場合は、比較基準(価格・機能・サポートなど)を明記し、評価の根拠を本文で説明してください。画像・ロゴ・引用については権利に配慮し、出典やクレジットを明示します。
最後に、リンクの性質(PR/商品リンク/参考情報)をラベルで揃え、プロフィールや固定記事のCTAと文言・行き先を統一して、クリック後の体験に一貫性を持たせると信頼が高まります。
- 冒頭:本記事はAmebaPickを利用したPRを含みます。
- 商品カード近く:PR/提供の有無を再掲。
- 本文末:注意点・個人差・問い合わせ先を再掲。
PR・提供・広告の明示位置と文言基準
PRの明示は「位置・頻度・文言」の3点で考えると迷いません。位置は、記事冒頭(導入文のあと/目次の前)が最優先です。次に、商品カードや比較表の直前に短いPR表記を重ね、本文末でもう一度まとめます。
頻度は、長文でカードが複数ある場合に限り、セクションごとに軽く再掲すると親切です。文言は短く、読者が推測しなくてよいように具体化します(例:提供の有無、紹介で報酬が発生する仕組み)。
【例:使える短文テンプレ】
- 本記事にはAmebaPickを利用したPRを含みます。
- 当該リンクは紹介料を受け取る場合があります。
- 商品提供あり/自費購入。使用条件:◯日・◯回/環境:スマホ・室内。
- 比較条件:価格(税込・送料別)・主要機能・サポートの有無で評価。
実務では、PR表記を見えにくい位置に置く/言い換えで曖昧にするのが最も避けたい点です。AmebaPickのカードはPRの明確化と相性が良いため、カード近くに簡潔な説明文を添えましょう。
プロフィールや固定記事にも「AmebaPickを用いた商品紹介を行う」旨を短文で記載しておくと、読者との期待値が揃います。
- PRを末尾だけに書く/折り畳みの中に隠す。
- 「一部リンクはパートナー先です」など曖昧な表現のみ。
- 提供の有無や関係性をぼかす言い換え。
体験談と効果表現の許容範囲と例
体験談は「自分の体験」に留め、一般的な効果を断定しないのが安全です。使用条件(期間・頻度・体格・環境など)を具体化し、合わない可能性や注意点もセットで記載します。
比較やおすすめは、基準(価格・機能・サポート・互換性など)を先に示し、主観だけでなく客観情報(仕様・サイズ・返品条件)を併記すると誤解が減ります。
健康・美容・金融などのセンシティブ領域では、将来の利益保証や効果の断定を避け、「個人差」「条件次第」の一文を添えましょう。
【OKの書き方(例)】
- 私は◯日間、◯◯の用途で使用。◯◯の場面では便利でしたが、△△の場面では不向きでした。
- 比較基準は価格・重量・サポート。Aは軽量で屋外向き、Bは保証が手厚く初心者向きです。
- 注意点:初回設定に約◯分、対応端末はiOS◯以上。返品期限は受取後◯日です。
- 「絶対に痩せる」「必ず稼げる」などの断定。
- 根拠不明のNo.1、最安、効果比較。
- PRであることを伏せた“体験を装った”宣伝文。
レビュー内でネガティブ要素(向かない人・注意点)を併記すると、読者が自分に合うか判断しやすく、結果的に信頼と満足度が高まります。
画像・ロゴ使用と引用ルールの整理
画像・ロゴ・文章の扱いは「自分で作成したもの」か「他者の権利物」かで大きく異なります。自分で撮影・作成した画像は自由度が高い一方、他者のロゴや商品画像、サイト文章・レビューの転載は、権利者の許諾や引用要件の充足が必要です。
引用は「主従関係(自分の解説が主)」「必要最小限」「出典明記」が基本で、画像転載は引用に当てはまりにくい点に注意してください。
公式が配布する素材(プレスキット等)は、配布条件の範囲でのみ利用します。スクリーンショットは、個人情報・注文番号などをマスキングし、利用目的を本文で説明すると誤解が生じにくくなります。
| 素材 | 基本ルール | 実務ヒント |
|---|---|---|
| 自分で撮影 | 自由度が高い | 商品名・型番をキャプションで補足 |
| ロゴ・商品画像 | 原則は権利者の許諾が必要 | 公式提供素材や利用規約の範囲で使用 |
| 文章引用 | 主従・最小限・出典明記 | 要約+出典URL/出典名を明示 |
| 画面キャプチャ | 個人情報の除去が必須 | 意図を本文に明記し過度な転載を避ける |
【チェックの観点】
- 画像の出所と利用条件を確認→不明なら使用しない。
- 引用は必要最小限→自分の解説・検証が主。
- キャプションで出典・補足説明を簡潔に明示。
景表法等の配慮と表現チェック
広告表現で特に注意したいのは、虚偽・誇大・不明確な表示です。比較・ランキング・最安などの表現は、条件(対象範囲・調査期間・比較項目)を示せない場合は避けます。
値引や二重価格の表示は、基準価格・実施期間・条件を明確にし、誤認を招く書き方をしないでください。定期購入・サブスク型の商品は、回数縛り・解約条件・総支払額を本文で先に伝えます。
健康や医療・投資に関わる表現は、効果や将来利益を保証しないこと、個人差があること、注意喚起を併記することが重要です。AmebaPickの紹介であっても、PRの透明性と根拠のある説明が大前提です。
- 最上級・断定語(No.1/絶対/必ず)を安易に使っていない。
- 比較やランキングに基準・期間・対象の説明がある。
- 価格・返品・定期条件を本文で先出ししている。
- 健康・投資等は個人差・注意点・免責を併記している。
【運用のコツ】
- PR表記・注意点は固定パーツ化→各記事で再利用。
- 比較表は更新日を併記→古い情報の放置を防ぐ。
- 疑わしい表現は削る→メリットは事実と具体例で示す。
この基準に沿って整えるだけで、ステマ誤解や誇大表現のリスクを下げつつ、読者にとって信頼できるレビューと導線を提供できます。
違反時の初動対応と再開フロー
違反の疑いがあるときは、感情的に反論する前に「安全停止→状況把握→原因特定→再開条件の定義」の順で進めると、無用な拡大を防げます。
まず該当記事は公開範囲を非公開に切り替え、キャッシュ表示やSNSからの流入を最小化します。次に、外部ASPリンクや禁止タグ、PR未表記、断定的な効果表現、権利物の無断使用など、想定される違反源を洗い出します。
証跡(スクリーンショット・発生時刻・URL・下書き履歴)を保存し、修正案を複数用意してから再公開の可否を判断します。
再開フローは「リンク差し替え(AmebaPick化)→PR明示→表現の修正→画像差替え→最終確認→限定公開で挙動確認→本公開」の順が安全です。
以後の再発防止に向けて、PRテンプレやリンク点検の手順を標準化し、月次での自己監査を組み込みます。
| 状況 | 初動 | 再開条件 |
|---|---|---|
| 外部ASPリンク混入 | 非公開→該当リンク削除/差し替え | AmebaPick化+PR明示+再点検完了 |
| PR未表記 | 非公開→表記追加→位置調整 | 冒頭/カード近接/末尾の三点表記 |
| 表現の誇大 | 非公開→事実ベースへ修正 | 断定削除+注意点/条件の明示 |
| 権利物の使用 | 非公開→差替え/許諾確認 | 自作画像or公式素材の条件順守 |
- 非公開→原因特定→修正案作成→限定公開で確認→本公開。
- 修正前後の差分を記録→次回のチェック項目へ反映。
投稿修正・非公開・記録整理の進め方
初動はスピードが命ですが、証跡の保存を先に行うと後工程が楽になります。まず、問題のある記事を非公開にし、現在の本文・画像・リンク・PR表記の状態をスクリーンショットで保存します。
次に、外部ASPリンク(短縮URL含む)、禁止タグ、PRの位置不足、断定表現、権利物の無断使用という観点で洗い出し、修正要否を区分します。
修正は一気に直すのではなく、リスクの高い箇所から順に対処し、限定公開で表示崩れやリンク誤跳を確認します。
記録整理では、発生日時、端末/環境、再現手順、実施した修正、再発防止策を簡潔にまとめ、同種記事に横展開できるようテンプレ化しておきます。
【修正の進め方(例)】
- 非公開→本文/プロフィール/固定記事/コメント欄のリンク総点検。
- 外部ASPリンクはAmebaPickへ差し替え→PR表記を三点配置。
- 誇大表現を事実ベースへ修正→注意点・個人差を併記。
- 権利物は自作/公式素材に差し替え→キャプションで出所明示。
- 限定公開で挙動確認→本公開→関連記事も横串で点検。
【残すべき記録】
- 修正前後の本文/画像/リンクの差分。
- 修正日時と担当、判断根拠、再発防止のメモ。
表示や導線の崩れは再炎上の原因になるため、必ず限定公開で確認してから本公開へ進めます。
問い合わせ時の提出情報と伝え方
自己解決が難しい、あるいはペナルティの通知を受けた場合は、客観情報をそろえて簡潔に相談します。要点は「事実→再現手順→実施済み対処→今後の対応案」の順で伝えることです。感情的な主張や推測は避け、担当者が判断しやすい材料を揃えます。
提出情報は、該当URL、発生日時、エラー文言や通知内容、利用端末/OS/ブラウザまたはアプリのバージョン、再現手順、修正前後のスクリーンショット、行った修正と再発防止策が基本です。
問い合わせフォームに入力制限がある場合は、要点を箇条書きにして添付資料で補完します。
| 項目 | 記載内容 | 例 |
|---|---|---|
| 該当URL | 記事/プロフィール/固定記事など | https://…/entry-xxxx |
| 発生日時 | 日時・タイムゾーン・回数 | ◯月◯日 ◯:◯(JST)に3回発生 |
| 再現手順 | クリック/表示までの手順 | 編集→公開→閲覧でエラー表示 |
| 実施済み対処 | 非公開・差し替え・表記追加等 | ASPリンク削除→AmebaPick化 |
- 主観や推測より事実と証跡を優先。
- 再発防止策を先に提示→改善意思を示す。
送信後は、追加依頼に備えて差分管理用のデータを保管し、同種記事の点検も並行して進めます。
再発防止の運用ルール化と監視方法
単発対応で終わらせず、運用ルールに落として継続的に監視します。まず「外部ASPリンクは不可」「AmebaPickのPR三点表記を必須」「断定表現は避ける」「権利物は条件の範囲内で使用」の4原則をチーム/自分用ガイドに明文化します。
投稿フローは、下書き→PR/リンク点検→権利チェック→限定公開→本公開→週次レビューの順で固定化し、誰が担当しても同じ品質になるようチェックリストを共有します。
監視は、月次でランダム抽出した既存記事の棚卸しと、アクセス上位記事の重点点検を組み合わせると効率的です。
リンク監査は、短縮URLの展開先と計測パラメータの有無を確認し、疑わしきは削除またはAmebaPickへ置換します。
表現監査は、最上級やNo.1、価格表示、定期条件の表現を重点的に確認し、更新日を本文や表の近くに併記します。
【ルール定着のコツ】
- PR/リンク/権利の各チェックをテンプレ化。
- 限定公開で実機確認→スマホ表示を最優先。
- 改善事例をナレッジ化→次の執筆に即反映。
日々の小さな点検を仕組みに埋め込むことで、違反リスクを恒常的に低減できます。
チェックリストと月次点検
再発防止の要は「誰が見ても同じ結論に至るチェックリスト」を持つことです。
月初に上位表示・収益寄与の高い記事を優先して棚卸しし、PR表記の位置、AmebaPick以外の計測リンクの有無、断定/誇大表現、権利物の使用、価格や返品条件の明確化を確認します。
月末には、修正履歴と指摘の傾向を振り返り、翌月の重点テーマ(例:PRの位置統一、AmebaPick差し替えの徹底など)を一つに絞って改善します。
棚卸しは数を追うより質を重視し、問題の多いカテゴリから順に深掘りするのが効率的です。
- PR表記:冒頭/カード近接/末尾の三点が揃っている。
- 外部ASP:計測リンク/禁止タグ/短縮URLの混入なし。
- 表現:断定/最上級/不明確な比較がない。
- 権利:画像/ロゴ/引用は要件と条件を順守。
- 価格/返品/定期:本文で先出しし、更新日を併記。
【運用アップデート】
- 月次点検の結果をテンプレに反映→次月の下書きから適用。
- 上位記事は四半期ごとに全面見直し→導線と表現を最新化。
- 新しい禁止/推奨事項を確認→チェックリストに追記。
この仕組み化により、単発の是正ではなく、継続的に健全性と収益性を両立する運用へと進化させられます。
まとめ
本記事は、外部アフィリエイト(AdSense・外部ASP等)の禁止と許可範囲、AmebaPick前提の収益設計、PR表記基準、NG事例、再開フローを整理しました。
まずは既存記事のリンク/表記を点検→PR明示→AmebaPickで「比較表→選び方→商品」の型を実装し、健全性を保ちながら着実に収益化を進めましょう。





























