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アメブロ有料プラン(プラス・ライト)比較ガイド|機能・料金・広告非表示を解説

アメブロの有料プラン(プラス/ライト)を、機能・料金・広告非表示の範囲まで一気に整理します。画像容量やトップ拡張の共通点、固定アナウンスなどの違い、申込方法や課金サイクル、目的別の選び方と費用回収の考え方までを端的に解説し、失敗しない判断材料を提供します。

 

アメブロ有料プランの仕様

アメブロの有料プランは、現行では「プラス」と「ライト」の2種類で提供されています。いずれも月額のサブスクリプション型で、初回申込なら30日間の無料トライアルが用意されています。

プランの大枠は共通(高画質画像アップロード、画像フォルダ容量の無制限、ブログトップのカスタマイズ、有料プランバッジ、メッセージ保護など)で、ライトのみが〈広告非表示・固定アナウンス・オンラインレッスン(アーカイブ視聴含む)〉を追加で持つ構成です。

 

支払いは有料プラン設定から行い、決済完了日が継続課金の基準日になります。更新日前の解約がなければ自動継続され、解約しても次回更新日までは機能が使えます。

旧「スタンダード」はライトへ統合済みのため、比較時は現行2プランを前提に検討すると迷いが減ります。

 

項目 内容
現行プラン プラス/ライト(2種類)
共通機能 画像10MB・総容量無制限/トップ拡張/有料バッジ/メッセージ保護
ライトのみ 広告非表示/固定アナウンス/オンラインレッスン(アーカイブ視聴)
更新 決済日基準の月次更新(解約しない限り自動継続)

 

新プラン(プラス/ライト)の把握

新プランは「プラス(月額のベーシック)」「ライト(集客強化向け)」の2本立てです。どちらも画像アップロードの上限が1枚10MBかつ総容量が無制限になり、ブログトップではカバー画像・SNS/外部リンク・注目エリアなどのカスタマイズが使えます。

違いはライトのみが〈広告非表示〉と〈固定アナウンス〉を搭載し、ブログ全記事のファーストビューをすっきりさせながら、告知や申込ボタンを一括で固定表示できる点です。

 

さらにライトは〈オンラインレッスンの見放題〉(アーカイブ視聴含む)に対応し、運営ノウハウをいつでも補強できます。

趣味・作品公開が中心ならプラスでも十分ですが、集客・収益化の導線を整えたい場合はライトを前提に検討すると効果が出やすいです。

 

  • 共通:画像10MB・総容量無制限/トップ拡張/有料バッジ/メッセージ保護
  • ライトのみ:広告非表示/固定アナウンス/レッスン見放題(アーカイブ)
  • 用途目安:作品展示=プラス/集客・CV強化=ライト

 

スタンダード廃止とライト統合の注意点

旧「スタンダード(月額2,490円)」は、提供内容の見直しによりライトへ統合されました。

旧スタンダード利用者は、管理画面の有料プラン設定からライトへのダウングレードを行うと、実質的な機能差なく月額を抑えられます(レッスンのアーカイブ視聴や広告非表示、固定アナウンスなどはライトで継続可能)。

 

注意点は二つ。第一に、変更の反映は「ダウングレード=次回更新日」になるため、更新サイクルを確認したうえで手続きを行うこと。

第二に、固定アナウンスや広告非表示の挙動はデザインにより見え方が異なるため、テーマ変更時やプラン切替後はプレビューで表示位置や崩れを必ず点検します。

統合後は、比較対象が「プラス/ライト」に一本化されたため、費用対効果の判断がシンプルになりました。

 

統合後の実務チェック
  • 有料プラン設定でライトへ変更→反映は次回更新日
  • 固定アナウンスの位置・改行、広告非表示の反映をプレビュー確認
  • 更新日前後の告知用記事は一時的にCTAを本文にも重ねておく

 

30日無料トライアルの対象と条件

初めて有料プランを申し込むアカウントは、決済完了日から30日間の無料トライアルが適用されます(過去に登録経験がある場合は対象外)。

無料期間中でも機能はフルで開放され、広告非表示・固定アナウンス・トップ拡張・レッスン視聴(ライト選択時)を実環境で試せます。

料金発生を避けるには、有効期限の24時間前までに解約が必要です。トライアルを最大限活かすには、開始日に基準日(更新日)をメモし、〈速度・滞在・離脱〉〈固定アナウンスCTR〉〈問い合わせ/成約〉を簡単に記録しておくことが重要です。

 

飲食や美容の予約導線、ECのカートや問合せフォームなど、“次の一歩”がある記事で効果を測ると差が明瞭に出ます。

無料期間のうちに数値改善の手応えが得られれば継続、弱ければ構成を見直して再計測という判断がしやすくなります。

 

確認項目 内容
対象 初回申込のアカウント(過去登録ありは対象外)
期間 決済完了日から30日間/24時間前までの解約で課金なし
計測 表示速度・離脱、固定アナウンスCTR、問い合わせ・成約数
実施例 美容:予約ボタンのCTR/EC:商品詳細のCV/士業:資料請求の到達率

 

機能と料金の比較

アメブロの有料プランは「プラス」「ライト」の2本立てで、機能は大枠が共通しつつ、集客やCV(問い合わせ・購入など)を強化したい人向けにライトが上位機能を追加する構成です。

どちらを選ぶかは、①画像品質と更新量(ビジュアル重視か)、②広告表示の要/不要(ブランド体験を最優先するか)、③全記事横断で告知を出したいか、④学習コンテンツを活用する時間が取れるか、の4観点で判断すると迷いにくいです。

料金は申込経路(Web決済か、アプリ内課金か)で差が生じる場合があるため、費用対効果は「使う機能×利用時間×想定CV増」で見積り、申込前に実施したい施策(固定アナウンスでの誘導、トップ拡張での導線整備、画像差し替え)をリスト化しておくと、無料トライアル中の検証効率が上がります。

 

観点 比較の目安
画像・更新量 両プランとも高画質/容量無制限に対応。作品・商品写真が多いならどちらでも可
広告表示 ライトは自ブログの広告非表示に対応。ブランド重視・CV重視なら恩恵が大きい
全記事告知 ライトは固定アナウンスで一括掲出可。プラスは本文設置で個別運用
学習コンテンツ ライトはオンラインレッスン(アーカイブ視聴を含む)で運営力を補強
料金差 申込経路で差が出る場合あり。Web決済のほうが抑えやすい傾向

 

画像容量・ブログトップ拡張の共通点

両プランの共通コアは「高画質対応」と「トップ拡張」です。まず画像は1枚あたりの上限が引き上がり、総容量は実質無制限になるため、料理の手順写真、ビフォーアフター、ECの着用/ディテールなどを劣化なしで掲載できます。

長期運用でも容量を気にせず、記事アーカイブが“資産”として積み上げられます。次にトップ拡張。カバー画像やSNS/外部へのリンク、注目エリアを配置でき、初見の読者に「誰が、何を提供しているブログか」を一目で伝えられます。

 

飲食ならメニュー・予約、美容なら施術メニュー・予約、ECなら新着・カテゴリ、士業・クリニックなら相談導線・対応分野など、目的別のCTAを常設して回遊を設計しましょう。

共通機能でまず土台(画像品質・第一印象・導線の基本)を整え、差が出る領域(広告・全記事告知・学習)を次に検討する流れが効率的です。

 

  • 高画質×無制限で“作例・手順・比較”の可視化が進む
  • トップ拡張で「誰に何を提供するか」を即提示
  • 目的別CTA(予約・問い合わせ・カテゴリ)を常設し回遊を設計

 

広告非表示・固定アナウンスの違い

ライトとプラスの最も大きな差は「広告非表示」と「固定アナウンス」です。広告非表示は自ブログ閲覧時の広告枠をなくし、ファーストビューの視線奪取を防げます。

結果として、読み込み時の視覚的なズレ(CLS)の発生源が減り、スマホでの読みやすさと信頼感が向上します。

固定アナウンスは全記事に共通の告知/ボタンを出せる機能で、キャンペーン・予約・資料請求・ライン登録など“ブログ横断の最重要CTA”を統一設置できます。

 

プラスでは広告が残り、固定アナウンスも使えないため、同等の導線を作るには本文末やヘッダーで個別に案内する運用が必要になります。判断の目安は「ブランド整合性とCVの一貫性を最優先するか」。

予約や問い合わせが主目的ならライトの効果が出やすく、写真展示中心で費用を抑えたいならプラスでも十分です。

 

差が出るのはこの2点
  • 広告非表示→ファーストビューの集中と読みやすさを確保
  • 固定アナウンス→全記事で同一CTAを一括掲出し取りこぼし減

 

オンラインレッスン(アーカイブ含む)の範囲

ライトにはオンラインレッスンの視聴(アーカイブ含む)が含まれ、運営者の“自走力”を底上げできます。

内容はブログ改善や集客・コンテンツ企画などの基礎/応用が中心で、リアルタイム参加が難しい人でもアーカイブで追いつけるのが利点です。

活用のコツは、①月初に視聴テーマを決める、②視聴直後に3つだけ実装タスクを抜き出す、③翌週に数字(PV・滞在・CTR)で変化を確認する、のループを作ること。

 

飲食なら「予約導線の見直し+写真差し替え」、美容なら「メニュー構成とビフォーアフターの整備」、ECなら「カテゴリ回遊とアイキャッチ統一」など、業種別に“今すぐ効く一手”へ落とし込むと成果が出ます。

レッスンの視聴時間を確保できない場合は、ライトの学習優位は活かしきれないため、まずはプラスで土台を固め、運用が回ってからライトへ切り替える段階戦略も有効です。

 

活用ステップ 実装のポイント 計測の目安
視聴計画 月初にテーマ選定→週1枠を確保 視聴完了率より“実装件数”を重視
落とし込み 直後に3タスクへ分解し当週実装 記事別PV・中盤到達・CTAクリック
検証 翌週に差分を記録→必要なら追補 改善前後の比較で継続/撤回を判断

 

広告非表示と表示範囲

ライトプランの広告非表示は「あなたのブログ内ページ」に適用される機能です。具体的には、記事ページ・トップ・カテゴリ一覧など自ブログの主要画面で、アメブロ側が挿入するバナーやレクタングルが表示されなくなります。

一方で、他者のブログや外部サービス、検索結果やSNS内プレビューなど“あなたの管理下にない場所”の広告は対象外です。

また、同じ自ブログでもデザイン(テーマ)やウィジェット構成によって、広告枠の有無や表示位置が異なっていた履歴があるため、切り替え後はスマホ・PCの両方で「ファーストビュー」「本文直下」「記事末」の3か所を中心に見え方を確認します。

 

広告が消えると読み込み中の視覚的なズレが減り、本文やCTAに早く到達しやすくなりますが、実際の改善幅は画像の重さや目次・埋め込み数にも左右されます。

以下のポイントを抑え、広告非表示“だけ”に期待しすぎず、画像圧縮や導線の再配置も同時に行うと効果が安定します。

 

  • 対象は「自ブログ内の広告」。外部・他者ページの広告は対象外
  • 切り替え後はスマホ/PCで主要3位置(FV/本文直下/記事末)を確認
  • 効果はページ総重量やレイアウトにも依存→並行で最適化
  • 目標は「読みやすさ」と「CTA到達率」の同時改善

 

自ブログ限定・デザイン差の注意点

広告非表示は“自ブログ限定”で効くため、同じアカウントでも別ドメインの外部LPや、過去に設置した外部ウィジェット内のプロモーション表示には影響しません。

また、アメブロのテーマやパーツ構成によって、過去に広告が差し込まれていた位置が微妙に異なることがあります。

 

たとえば、本文内見出しの直前に広告枠が入っていたテーマでは、非表示化後にそのスペースが縮まり段落の並びが変わるケースがあるため、見出し間や目次下に余白を確保して読みやすさを担保します。

画像の上下でキャプションが詰まり過ぎると可読性が落ちるので、広告が消えた分の余白を“目次・要約・比較表”に置き換える発想が有効です。

 

店舗や士業のブログでは、広告非表示によりブランドの一貫性が担保され、連絡先や予約導線への集中が高まりますが、ナビゲーションが不足すると回遊が減ることもあります。

広告領域が消えた後の視線の流れを意識し、ヘッダーのグローバルナビやサイドの固定ボックスでカテゴリへ誘導しましょう。

 

確認箇所 切り替え後の見直しポイント
ファーストビュー 見出しが詰まらないよう余白調整/要約・目次を前出し
本文直下 広告跡に要点ボックス・比較表を配置して離脱を防止
記事末 固定アナウンスと本文CTAの重複を整理→押す先を1つに

 

RSS・他者記事の広告対象外の把握

広告非表示は、あなたのブログを閲覧している時の画面に限って適用されます。よって、RSSリーダーやメール配信、外部アプリ内のインライン表示、検索エンジンのキャッシュ表示など“アメブロ外の閲覧体験”には反映されません。

さらに、他者のアメブロ記事を読む際は、相手の設定や閲覧環境が優先されるため、広告が表示されるのは自然な挙動です。

 

埋め込みコンテンツ(動画プレーヤー・外部SNSタイムライン)に付随する広告も、配信元の仕様で出ることがあります。

集客やブランドの統一感を重視する場合は、自ブログ内の導線で勝負しつつ、外部面から訪れた読者が“すぐ本文に到達できる”よう、記事冒頭に結論と目次を置き、リンク先の階層を浅くする工夫が有効です。

RSS経由の読者が本文を開いた瞬間に体験を損なわないよう、冒頭の画像重量や埋め込み数を見直し、読み込みを阻害しない設計を心がけます。

 

対象外ケースの整理
  • RSSリーダー・メール内表示・外部アプリ内プレビュー
  • 他者のブログ閲覧時(相手側の設定が優先)
  • 外部プレーヤーやSNS埋め込みに付随する広告

 

UX/CLS改善とCVへの影響の基準

広告非表示は、視線の逸れと読み込み時のレイアウト移動(CLS)の主因を1つ減らす効果が期待できます。

ただし、体感改善はページ全体の設計に左右されるため、効果検証は“広告以外の要素”も同時に測るのが前提です。

基準の置き方はシンプルで、①初期表示(LCP)とCLSの数値、②目次到達率と本文到達率、③固定アナウンス/本文CTAのクリック率—の3系を、切り替え前後で比較します。

 

改善が鈍い場合は、サムネイルの容量削減、折り返し前の要約前出し、目次リンクの視認性、本文中盤の内部リンク束の質を見直します。

飲食や美容では予約や問い合わせの最短到達を、ECではカートまたは商品一覧への導線を、士業では資料請求や相談フォームへの誘導を主指標に置くと判断が早まります。

効果の目安としては、CLSの低下と目次・本文への到達率の上昇が同時に見られたとき、CV改善に寄与していると判断できます。

 

  • 比較軸:LCP/CLS・到達率・CTAクリック率を前後比較
  • 広告以外:画像容量・要約・目次・中盤リンク束も同時最適化
  • 業種別:予約/カート/資料請求など“次の一歩”を主指標に
  • 判断基準:CLS低下+到達率上昇→CV改善の可能性が高い

 

申し込み・変更と課金サイクル

アメブロ有料プランの申込みは「Web決済」と「アプリ内課金(iOS/Android)」の二系統があり、課金サイクル(請求日・解約窓口・反映のタイミング)が異なります。基本は、申込完了日が毎月の基準日となり、解約しない限り自動更新です。

変更(アップ/ダウン)は同じ管理画面から行えますが、反映のタイミングが異なるため注意が必要です。

 

アップグレードは原則即時反映、ダウングレードは次回更新日から反映が一般的です。無料トライアル中でも課金サイクルの考え方は同じで、終了24時間以上前の解約手続きがリスク回避の基本です。

Web決済は料金を抑えやすく、領収・経費管理がシンプルなのが利点。アプリ内課金は手軽さが強みですが、解約窓口がストア側になるため運用ポリシーに合わせて選びます。

 

次の表で、よく混同しがちな“どこで申し込むと、どこで解約するか、いつ請求が走るか”を整理しておきましょう。

項目 Web決済 iOSアプリ課金 Androidアプリ課金
料金傾向 抑えやすい ストア手数料相当で高め傾向 ストア手数料相当で高め傾向
解約窓口 アメブロのプラン設定 AppleIDの定期購読 Google Playの定期購入
請求基準日 申込完了日 申込完了日 申込完了日
トライアル終了 24時間以上前の解約で課金回避 同左(ストア側で操作) 同左(ストア側で操作)

 

Web決済とアプリ課金の料金差の把握

同じプランでも、アプリ内課金はストア手数料相当が上乗せされるぶん、Web決済より月額が高めになる傾向があります。長期利用や複数ブログで経費計上したい場合は、Web決済のほうが総コストと管理の両面で有利です。

アプリ内課金は“その場で手続きできる手軽さ”がメリットですが、解約・変更の操作がストア管理となる点を理解しておきましょう。

運用ミスを防ぐには、申込み経路と解約窓口を統一し、社内・家族メモに「支払い方法/更新日/解約窓口」を一行で残しておくと安心です。

 

  • 料金は概ね「Web ≦ アプリ」。長期ほど差が積み上がる
  • 領収書・経費管理はWeb決済が一元化しやすい
  • アプリ課金は解約窓口がストア側→操作手順を事前に共有
  • 申込経路・更新日・窓口をメモ化→リマインダー登録で失念予防

 

アップグレード即時・ダウングレード翌更新の確認

プラン変更は「上げる(アップ)」と「下げる(ダウン)」で反映時期が違います。アップグレードは原則即時で、申込み直後から上位機能(広告非表示・固定アナウンス等)が使えます。

ダウングレードは次回更新日に反映され、それまでは現行機能が継続します。告知や導線が関わるため、反映前後の“見え方”もセットで確認しましょう。

たとえばダウン後は広告が再表示されるため、固定アナウンスとの位置関係や本文内CTAの優先順位を再設計しておくと安全です。

 

変更前後に必ず行う運用メモ
  • アップ:切替直後に広告非表示・固定アナウンスの表示位置を確認
  • ダウン:更新日前に広告再表示を想定→CTA/レイアウトを事前調整
  • どちらも:スマホ/PCでFV・本文直下・記事末の3点チェック

 

解約期限と請求タイミングの注意点

無料トライアルや更新の“請求トリガー”は基準日ベースで動きます。課金を回避したい場合は、終了の24時間以上前に解約手続きを済ませるのが基本です。

Web決済ならアメブロのプラン設定から、アプリ課金なら各ストアの定期購入画面から解約します。締切を過ぎると次回分の請求が自動で発生し、原則として日割り・部分返金はありません。

請求失敗(カード認証エラーなど)が続くと機能が停止するため、3Dセキュアや名義・有効期限を事前に確認しておきましょう。

 

実務では、次の表の“ケース別ポイント”を使って基準日管理と導線の保全を行うと、トラブルを避けられます。

ケース やること 注意点
トライアル終了前 基準日−24hで解約判断→継続なら何もしない 解約はWeb/ストア各窓口で。締切超過は翌月請求
更新日前の解約 基準日−24hまでに解約→当月末まで機能利用可 日割り返金なし。レイアウト崩れに備え事前プレビュー
決済エラー カード情報更新・3Dセキュアを有効化 連続失敗で機能停止の恐れ→早めに再試行

 

リスクを減らすコツは、基準日をカレンダーに登録し、解約・変更は営業日内に余裕をもって行うことです。

特に導線が絡むサイト運用では、切替当日の確認作業を“タスク化”しておくと安心です。

 

目的別の選び方と費用回収の目安

アメブロの有料化は「何を達成したいか」で最適解が変わります。写真やイラスト、レシピなど“作品をきれいに残す場”を作りたいのか、予約・資料請求・商品購入など“行動”を増やしたいのかで、投資の優先順位が異なるからです。

前者は高画質アップロードとトップ拡張の恩恵が大きく、コストを抑えながら見映えを底上げできるプランを選ぶと満足度が高まります。

 

後者は広告非表示で読みやすさを確保し、全記事に同一CTAを出せる仕組みが効果の肝になります。

さらに、運営スキルを継続学習できるか(オンラインレッスンの活用余地)も回収速度に影響します。

 

下の比較表を使い、「目的」「現状のPV・広告収益」「導入後に増やしたい成果」の3点から、初期はどちらで始め、どの条件で切り替えるかを決めておくと、無料トライアル中の検証がぶれません。

判断軸 目安・考え方
主目的 作品展示・記録中心→見映えと更新のしやすさ/集客・CV中心→読みやすさと共通CTA
現在の収益 広告収益が小さいほど広告非表示の恩恵が大きい(機会損失が小さい)
運営リソース 学習時間が確保できるならレッスン活用で改善サイクルが加速
切替条件 PV・CTR・成約率の目標を事前設定→達成次第で上位プランへ

 

作品発表・趣味運用に合うプラン基準

作品公開や日々の記録が中心で、「広告が多少あっても問題ない」「まずは低コストで見映えを整えたい」という方は、画像上限の拡張とトップ拡張だけで満足度が高いケースが多いです。

高解像度の写真を劣化なく掲載でき、カバー画像・外部リンク・注目エリアで“誰のどんなブログか”を明確に示せるため、作品ポートフォリオとしての体裁が整います。

レシピ・ハンドメイド・イラスト・旅行記など、写真点数が多いジャンルほど恩恵が大きく、容量を気にせず更新を続けられます。

 

集客やCVよりも“作る→残す→一覧で眺める”体験が主軸なら、まずはこの基盤を固めてから、必要に応じて上位機能を検討すれば十分です。

表示の快適性を補うために、画像の軽量化と目次の前出し、記事末の簡潔な関連記事リンクだけ整えておくと、趣味運用でも回遊が安定します。

 

  • 優先:高画質アップロード/トップ拡張→見映えと自己紹介の明確化
  • 画像多めのジャンルで効果大(レシピ・ハンドメイド・旅行記等)
  • 広告は許容しつつ、目次・関連記事で回遊を補強
  • 成長後に“広告のない読みやすさ”が必要になれば上位へ検討

 

集客・収益化重視でのライト推奨基準

予約・お問い合わせ・購入・資料請求など“次の一歩”を増やしたい場合は、広告非表示と全記事共通の固定アナウンスが生きる構成が軸になります。

広告が消えることでファーストビューの視線が本文とCTAに集中し、固定アナウンスでキャンペーンや予約ボタンを全記事から一括で提示できます。

特に店舗(飲食・美容)や士業、ECのように“行動の導線”が明確なサイトでは、表示の安定とCTAの一貫性がCV率に直結します。

 

オンラインレッスン(アーカイブ)を合わせて活用できるなら、タイトル改善・目次設計・内部リンク束の最適化などを学習→即実装→数値検証の短サイクルで回せる点も強みです。

収益面では、広告収益が小さいほど機会損失が少なく、非表示のメリットを取り込みやすくなります。

 

判断条件 ライト推奨の目安 導入時のチェック
目的 予約・問い合わせ・購入を増やしたい 固定アナウンスで最重要CTAを全記事に統一
広告収益 小さいほど非表示の恩恵が大きい 広告収益>非表示の効果なら据え置きも検討
運用体制 月1〜2本の改善タスクを回せる レッスン→3タスク抽出→翌週実装をルーチン化
計測 PVよりCVの増減で判断 固定アナウンスCTR/問い合わせ・購入率を記録

 

PV/CTR/成約率からの損益分岐チェック

費用回収は「非表示で失う広告収益」と「導入で増える利益」を比べれば判断できます。まず、現状の広告収益(例:月間PV×広告CTR×RPM)を把握します。

次に、固定アナウンスや読みやすさ改善で増える“追加利益”を見積もります(例:Ameba Pickのクリック単価×成約数、自社商品の粗利×注文数)。

月額料金+失う広告収益を上回れば黒字化です。無料トライアル中は、前後で〈広告表示の有無/固定アナウンス有無〉以外を変えないA/Bに近い検証にすると、効果が読み取りやすくなります。

 

分岐判断の簡易フロー
  • 現状の広告収益=月間PV×広告CTR×RPM を把握
  • 追加利益=(Pick単価×成約数)+(自社粗利×注文数)を見積もり
  • 必要利益=月額料金+失う広告収益 → 上回れば導入継続
  • 数字は固定アナウンスCTR・成約率で週次チェック→差し替えで改善

 

  1. トライアル開始時に基準日と検証指標(CTR・成約率)をメモ
  2. 記事構成は据え置きで、広告の有無と固定アナウンスだけ切り替え
  3. 1〜2週間で前後比較→不足分は画像軽量化やCTA文言で是正
  4. 黒字化が見込めなければ据え置き、改善余地があれば継続判断

 

まとめ

有料化の要点は「何に投資し、どれだけ回収するか」です。まず仕様(プラス/ライト)を把握し、広告非表示や固定アナウンスの必要性を目的別に判断。

申込・変更のタイミングと料金差を押さえたうえで、PV・CTR・成約率から損益分岐を試算し、30日無料トライアルで実測→継続可否を決めましょう。