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アメブロカテゴリーとは?失敗しない設定と見せ方の手順【20選】

「アメブロのカテゴリー=何を指す?」をモヤっとさせないために、公式用語“テーマ”との違いから、作り方・名前付け・並び順(0〜100)・削除条件、公式ジャンルの役割までをやさしく整理。

サイド表示や固定記事、内部リンクとGSCでの確認方法も押さえ、回遊と露出を無理なく高める実践手順をまとめます。

 

用語整理と公式仕様の基礎知識

アメブロで一般に「カテゴリー」と呼ばれがちな機能の公式名称は「テーマ」です。テーマは各記事に付ける“記事の分類”で、読者はテーマごとの記事一覧(テーマ別ページ)からまとめ読みができます。

いっぽうで「公式ジャンル」はブログ全体が属する大きな枠で、露出面の整理に使われます。

さらに「タグ」は記事内で扱ったキーワードを示す補助情報で、同一テーマ内でも複数付与できます。用語を混同すると、設定場所や見直しの優先順位を誤りやすくなります。

 

本記事では、まず用語の対応関係と公式の考え方を整理し、次の章で追加・名前・並び順・削除といった“日々の運用”に進みます。

最初に「自分のブログはどの公式ジャンルか」「主要テーマは3〜5本か」「タグは重複していないか」を確認すると、後の導線設計がスムーズです。

 

項目 内容
テーマ 記事ごとの分類(記事側で付与)。テーマ別ページに一覧表示
公式ジャンル ブログ全体の所属枠。露出面や読者への見え方に影響
タグ 記事内容のキーワード。検索・関連性の把握に補助的に使用

 

アメブロは「テーマ」が正式名称

アメブロの管理画面や公式ヘルプでは、記事の分類は一貫して「テーマ」と表記されています。記事作成時に指定するのもテーマであり、読者に提示される「テーマ一覧」や「テーマ別ページ」もこの用語で統一されています。

一般のCMSに親しみがあると「カテゴリ」と言い換えたくなりますが、設定場所やガイドの文言はテーマ基準で組まれています。

 

初心者の方は、まず“記事に付ける名前=テーマ”と覚えるのが最短です。既存記事の整理では、重複や似た名前をまとめて、主要なテーマを3〜5本に絞ると読者が迷いにくくなります。

テーマ名は短く具体的にし、長すぎる名詞連結は避けます。シリーズ化したい場合は、テーマ名の先頭を揃えて可読性を上げると、テーマ別ページでも見通しが良くなります。

 

  • 用語統一→記事の分類は「テーマ」で管理
  • 読者導線→「テーマ一覧」「テーマ別ページ」から回遊が生まれる
  • 整理の第一歩→主要テーマを3〜5本に集約して重複を解消
  • 名前づけ→短く具体的・先頭語を揃えて一覧性を高める

 

一般サイトの「カテゴリ」との対応関係

WordPressなど一般的なサイト運用で使う「カテゴリ」は、概念的にアメブロの「テーマ」に相当します。

ただし、設定階層や表示の細部はサービスごとに異なります。アメブロでは、記事作成時にテーマを1つ選ぶ運用が基本で、読者はテーマ単位で記事一覧へ移動します。

WordPressの「カテゴリ+タグ」モデルに慣れている方は、アメブロでも“テーマ=主分類/タグ=補助情報”と対応づけると混乱が減ります。

 

移行や併用を考える場合は、テーマ名をカテゴリ名に、タグ名はそのままタグに写し替えると齟齬が生じにくいです。

なお、WordPressのような親子階層カテゴリの柔軟度はアメブロと同一ではないため、階層を深く設ける前提の設計は避け、読者が一目で理解できる粒度に揃えることをおすすめします。

 

一般CMS アメブロでの対応 運用のヒント
カテゴリ テーマ 主分類を3〜5本に絞り、名称を短文で統一
タグ タグ 固有名詞・機能名など補助的に付与し過剰付与は避ける
カテゴリ階層 (階層は前提外) 階層化前提の設計は避け、読者が迷わない粒度へ

 

公式ジャンルとタグの違い把握

「公式ジャンル」はブログ全体が属する枠で、テーマやタグとは役割が異なります。テーマが“記事を束ねる導線”であるのに対し、公式ジャンルは“ブログの看板”です。

タグは記事単位で付けるキーワードで、検索・関連性の補助に使います。設定や見直しで混同が起きやすいのは、露出に関する期待値です。

露出はジャンル選定だけで劇的に伸びるものではなく、テーマ別ページの見やすさや内部リンク、更新の一貫性が土台になります。

 

ジャンルを変更する場合は、既存読者の期待とのズレが出ないかを事前に確認し、告知で補うと安心です。

タグは多すぎると意味が薄くなるため、記事の要点に沿う3〜5語程度を目安に選び、固有名詞や製品名など具体語を優先します。

 

混同しないための着眼点
  • 公式ジャンル=ブログ全体の所属枠(看板)
  • テーマ=記事の主分類(導線)
  • タグ=記事内容の補助キーワード(具体語を優先)
  • 露出はジャンルだけで決まらない→テーマ導線と更新の一貫性が土台

 

テーマ別ページの見方の基本

テーマ別ページは、同一テーマの記事だけを一覧できる読者導線の要です。まず、自分のブログの主要テーマごとにテーマ別ページを開き、タイトルの並び・サムネイルの有無・抜粋の読みやすさを確認します。

記事間の関連が弱い場合は、各記事の冒頭や末尾に「同テーマのおすすめ記事」への内部リンクを設置すると回遊が改善します。

テーマ名が抽象的で伝わりにくいと感じたら、短く具体的な名詞に差し替えを検討してください。

 

さらに、人気記事・定番記事をテーマ内で固定的に見せたい場合は、固定記事やまとめ記事を用意し、テーマ一覧から最短で辿れる位置に配置します。

スマホ表示でのスクロール量やボタンの押しやすさもあわせて見直し、1テーマあたりの“入口→おすすめ→定番→最新”の流れを意識しましょう。

 

  • 一覧の確認→タイトル/サムネ/抜粋の見やすさをチェック
  • 内部リンク→冒頭/末尾に「同テーマおすすめ」誘導を設置
  • 名称見直し→抽象的なら短く具体的な名詞へ変更
  • スマホ前提→入口→おすすめ→定番→最新の流れを整える

 

テーマの追加・名前・並び順の基礎

アメブロでいう「カテゴリー」に相当する正式名称は「テーマ」です。運用の出発点は、①どの画面から追加するか、②読者が一目で分かる名前か、③並び順(表示順)をどう管理するか、の3点をそろえることです。

追加はアプリ/PCどちらからでも可能ですが、作業途中の下書きがある場合は先に保存してから設定を触ると安心です。

 

名前は短く具体的に、同じ意味の言い換えを避けて重複をなくすと、テーマ別ページの見通しがよくなります。

並び順は数値(0〜100)で管理でき、小さい数字ほど上に表示されます。まずは“主力の3〜5本を上位、その他は番号で下位”という大づかみの設計から始め、公開後にスマホ表示で並びを確認→必要なら番号を微調整します。

 

  • 追加前に下書きを保存→設定変更で内容を失わないようにする
  • 主力テーマを3〜5本に絞る→名前は短く具体的に統一
  • 並び順は0〜100の数値で管理→小さい数字が上位表示の目安
  • 公開後はスマホで確認→番号を小刻みに調整して整える

 

追加手順(ホーム→設定→テーマ)

テーマの追加は、手順を一度型にしてしまうと迷いません。アプリでは「Amebaホーム→ブログ管理→設定・管理→テーマ」から、PCでは管理画面の「テーマ編集」画面から進みます。

先に追加してから記事を作る方法と、記事作成時にテーマを新規作成する方法のどちらでも運用できますが、誤記や重複を避けるため、最初に“空のテーマ”を用意しておくのがおすすめです。

追加直後は反映に時間差が出ることがあるため、アプリの再起動やページ再読み込みをセットで行い、テーマ一覧に出ているかを確認します。

 

  1. アプリ:ホーム→設定→テーマ→「追加」を選び、テーマ名を入力して保存します(必要なら並び順の数字も入力)。
  2. PC:管理画面のテーマ編集を開き、「新規作成」にテーマ名を入力→保存します。
  3. 記事側で選択:記事作成画面を開き、テーマのプルダウンから作成したテーマを選びます(見当たらない場合は再読み込み)。
  4. 表示確認:ブログのトップやテーマ一覧を開き、名称と並び順が意図どおりかをスマホ/PCで確認します。
  5. 誤入力対策:同音異字や似た表記を避けるルールをメモに残し、次回以降の追加で再利用します。

 

短く分かる名前と重複回避の基準

テーマ名は“読者の目線で理解できるか”が最優先です。抽象語や内輪用語は避け、名詞を主体に15文字前後で要点を言い切ると一覧で読みやすくなります。

似た意味の言い換え(例:コツ/ノウハウ/ハウツー)を同居させると重複が増え、テーマ別ページの価値が薄くなります。

 

複数シリーズを運用する場合は、先頭語を統一して検索性を上げます(例:レビュー—A/レビュー—B)。

作成前に“既存テーマとの被りチェック→OKなら登録→一覧で位置確認”の順にするだけで混乱を防げます。

 

基準 良い例 注意点
短く具体 アメブロ設定の基本/画像トラブル対処 抽象語(運用/雑記)は避け、何が分かるかを明記
表記統一 レビュー—アプリ/レビュー—デザイン 先頭語を統一→一覧で探しやすくする
重複回避 「コツ」「ノウハウ」はどちらかに統一 同義語の乱立はNG→登録前に被り確認

 

並び順は0〜100の番号で管理

テーマの表示順は数値(0〜100)で管理できます。基本は“小さい数字ほど上に表示”と覚えておくと、後からの整列が簡単です。

まず主力テーマに0〜20台の小さい番号を割り当て、準主力は30〜60、アーカイブ的なテーマは70〜100へ配置します。

 

番号を詰めすぎると後から差し込む余地がなくなるため、10刻みを目安に“間”を用意しておくと拡張に強くなります。

保存後は、スマホ表示でサイドやメニューの見え方を確認し、必要なら数値を±5程度で微調整します。

 

  • 上位表示→主力テーマに小さい番号(例:0/10/20)
  • 拡張性→10刻みで空きを確保(後から差し込める“間”を作る)
  • 微調整→保存後にスマホで確認し、±5で並びを整える
  • 一括変更は避ける→1テーマずつ変更→表示確認の順で安全に

 

反映タイミングと表示確認の要点

テーマの追加・名称変更・並び順の保存は、環境によって反映に時間差が出る場合があります。

保存直後に一覧へ出ないときは、アプリの完全終了→再起動、ブラウザの再読み込み、別端末/別回線での確認を行い、キャッシュや表示遅延を切り分けます。

 

名称変更はテーマ別ページにも反映されるため、リンク文言や内部案内の表記ゆれがないかを同時に点検します。

新設テーマは“空のまま”にせず、まず1本だけでも代表記事を割り当てると、読者が一覧から迷わず移動できます。

 

  • 保存後の差→アプリ再起動/ブラウザ再読み込みで解消を確認
  • 環境差→別端末/別回線で差分チェック→遅延と断定しない
  • 表記ゆれ→内部リンクや案内文も同じ表記に統一
  • 空テーマ回避→代表記事を1本割り当て→一覧の回遊性を確保

 

テーマの変更・移動・削除の注意点

テーマの見直しは、読者の回遊と検索意図の整理につながる一方で、誤操作があると「一覧から消えた」「リンク先が分かりにくくなった」などの混乱を招きます。

安全に進めるコツは、変更前に“現在の構成を見える化”し、移動先テーマ・並び順・名称をあらかじめ決めておくことです。

作業は〈付け替え→並び確認→0件化→削除〉の順に、小さく段階的に行います。特に、記事が1件でも残るテーマは削除できない仕様ですので、先に付け替えで0件にします。名称変更はテーマ別ページや内部案内の表記ゆれも同時に直すと、導線の断絶を防げます。

 

以下の表を“作業シート”として活用し、各手順の目的と確認事項をセットで運用するとミスが減ります。

作業 目的 確認
付け替え 記事を移動先テーマへ集約 件数が想定どおりか/重複付け替えがないか
並び確認 主力テーマが上位に出る状態へ スマホ表示で順序/サイド表示の見え方
0件化 削除対象テーマの空化 対象件数0件の表示を目視で確認
削除 不要テーマの整理 名称・説明の取り違えがないか最終チェック

 

記事があるテーマは削除不可

アメブロの仕様として、記事が1件でも残っているテーマは削除できません。まずは削除候補のテーマに紐づく記事数を確認し、すべてを移動先テーマへ付け替えて0件にします。

テーマを空にしても一覧に名前が残ることがあるため、反映の時間差やアプリ再起動も含めて慎重に確認します。

 

固定的に案内している記事(まとめ記事・固定リンクを想定した案内文)がある場合は、案内文を先に書き換え、読者の流れを切らさない配慮が大切です。

削除前には“名称が似た別テーマと取り違えていないか”“移動先に重複や過密が起きないか”も点検します。

 

削除前に必ず見るポイント
  • 記事件数→1件でも残っていれば削除不可(先に付け替え)
  • 案内文→該当テーマを参照する内部リンクを先に更新
  • 反映差→アプリ再起動・ページ再読み込み後に0件を再確認
  • 取り違え防止→似名テーマの存在を一覧で確認してから実行

 

記事のテーマ付け替え手順

付け替えは「移動先の事前決定」と「小分け実行」が鉄則です。いきなり大量に動かすと並び順や案内の整合が崩れるため、まずは対象を小さく区切って検証します。

移動先テーマは主力3〜5本のどれかに寄せ、名称の粒度を揃えるとテーマ別ページの一覧性が上がります。

付け替え後は、テーマ別ページで時系列・サムネ・抜粋の見え方を必ずチェックし、意図しない混在がないかを確認します。

 

  1. 移動先を決める:主力テーマのどれに入れるかを明確化(例:レビュー系へ集約)。
  2. 小分けで付け替え:対象記事を少量ずつ移動→表示と並びを都度確認。
  3. 内部案内を更新:記事冒頭/末尾の案内や固定記事のリンクを新テーマへ差し替え。
  4. 表示確認:スマホでテーマ別ページを開き、一覧の見やすさと順序を確認。
  5. 記録:付け替えた本数・旧テーマ名・新テーマ名をメモし、取り違いを防止。

 

0件化してから削除する流れ

0件化→削除は、手順を定型化すると安全です。0件表示の反映にはわずかな時間差が出ることがあるため、再読み込みやアプリ再起動をはさみ、実際に“0件”になっていることを目視で確認してから削除します。

削除直後に同名テーマを再作成する場合は、表記ゆれと並び順の再設定を忘れないようにします。

 

段階 操作の要点 確認事項
付け替え 移動先テーマへ記事をすべて移行 対象テーマの記事数=0になるまで繰り返す
反映確認 再読み込み/アプリ再起動を実施 テーマ別ページ・一覧とも0件表示か
削除 0件を目視確認後に削除を実行 似名テーマと取り違えていないか最終チェック
整合 内部リンク・固定記事・案内文を更新 旧テーマ名の残存表記を検索して修正

 

誤削除防止と復旧の基本

誤削除を防ぐ最大のコツは、「前後比較できる記録を残す」ことです。作業前にテーマ一覧のスクショと、対象テーマ配下の記事一覧(先頭数件)を保存し、削除後に表記や並びを照合します。

似た名前やシリーズ名は紛らわしいため、先頭語の統一や接頭辞の付与で見分けやすくしておくと事故が減ります。

 

もし誤って削除してしまった場合は、まず内部案内や固定記事に“臨時の誘導”を置き、読者が迷わないようにした上で、同名で再作成→記事側の付け替えで復旧します。

復旧後は、原因(名称の似通い/一括操作/確認不足)を記録し、次回からの手順に反映させます。

 

誤削除を防ぎ、早く戻すための型
  • 事前記録→テーマ一覧/記事一覧のスクショを保存
  • 名称設計→先頭語を統一し、似名を作らない(例:レビュー—◯◯)
  • 小分け実行→一括ではなく少量単位で検証→整合が取れてから拡大
  • 復旧手順→臨時案内→同名再作成→記事付け替え→内部リンク再点検

 

公式ジャンルの設定と運用の基礎

アメブロには、記事ごとの「テーマ」とは別に、ブログ全体の看板となる「公式ジャンル」があります。

公式ジャンルは“このブログは何について書かれているか”を読者とプラットフォーム双方に示す役割を持ち、プロフィールやブログ情報の設定画面から選択・変更できます。

 

いっぽう、日々の更新で読者がたどる導線は主に「テーマ」側で作られます。つまり、ジャンル=看板/テーマ=棚の並べ方、という分担を理解しておくと迷いません。

運用の基本は、①主目的に合うジャンルを1つ選ぶ、②記事の多くがそのジャンルに合致する状態を保つ、③変更時は読者への告知とテーマ導線の見直しを同時に行う、の3点です。

 

下の表を“言葉の地図”として、設定前に立ち位置をそろえましょう。

項目 内容
公式ジャンル ブログ全体の所属。プロフィール/ブログ情報の設定で選択し、看板として表示
テーマ 記事単位の分類。読者はテーマ別ページからまとめ読み
タグ 記事内容の補助キーワード。固有名詞や機能名などを少数付与

 

公式ジャンルの設定手順の把握

ジャンル設定は「今のブログを一言で表すと?」を決める作業です。操作はシンプルなので、先にブログの主題を明文化してから触るとスムーズです。

設定画面でジャンルを選んだ後は、プロフィールやトップに表示される肩書き・紹介文がジャンルと矛盾していないかを同時に確認します。

反映には時間差が出ることがあるため、保存後はアプリの再起動やブラウザの再読み込み、別端末での目視確認まで行うと安心です。

 

  1. 主題の確認:直近の更新内容を見返し、「一言テーマ」を決めます(例:子育て、料理、美容など)。
  2. 設定を開く:プロフィールまたはブログ情報の設定画面にある「ジャンル」欄へ進み、最も合う項目を選択します。
  3. 保存と再表示:保存後、アプリ再起動/ページ再読み込みで反映を確認。プロフィールやトップの表記も合わせて点検します。
  4. 整合チェック:固定記事や自己紹介文にジャンル名と矛盾する表現がないかを見直します。
  5. 記録:設定日と選択ジャンルをメモし、翌週にアクセスの変化と読者からの反応を確認します。

 

変更・削除の操作と注意点

ジャンルは後から変更できますが、頻繁な変更は読者の期待と表示の整合を崩します。変更する場合は、理由(主題の転換・長期企画の開始など)を明確にし、固定記事やプロフィールで短文の告知を添えると混乱を防げます。

削除は「未選択状態に戻す」のではなく、基本は“別ジャンルへ変更する”イメージです。保存直後に表示が切り替わらない場合は、キャッシュや反映遅延の可能性があるため、時間を置いた再確認と別端末での照合を行います。

 

変更時の注意ポイント
  • 頻繁な変更は避ける→読者の期待と導線の整合が崩れる
  • 告知を同時に→固定記事・プロフィールで一言の周知
  • 反映差を想定→保存→再起動/再読み込み→別端末で目視確認
  • テーマ導線も同時調整→新ジャンルに合う代表テーマを上位に

 

ランキング・露出への影響把握

ランキングや露出は、ジャンル選定だけで単純に決まるものではなく、更新の一貫性、読者の反応、テーマ別ページの読みやすさなど複数の要素が重なって形になります。

実務的には、ジャンルを変えたら「何がどう変わったか」を同条件で観察するのが近道です。

 

具体的には、同曜日・同時間帯・同テーマの更新で〈PV・滞在・回遊(同テーマ内の遷移)〉を前後比較し、急激な落ち込みや偏りがあれば導線を修正します。

露出の期待値だけでジャンルを選ぶより、「主題との一致」「代表テーマの厚み」「固定記事・プロフィールの整合」を優先すると、読者の満足と数値の双方が安定します。

 

観点 前後比較のポイント 見直しの起点
主題の一致 ジャンル名と更新内容が一致しているか 固定記事/紹介文の表現をジャンル準拠に
回遊の強さ 同テーマ内の遷移率が上がったか テーマ冒頭/末尾におすすめ内部リンク
読者の反応 直帰/滞在/保存などの変化 見出し・サムネ・導入の先出しを再調整

 

テーマとの役割の違い理解

ジャンルとテーマは“看板”と“棚”の関係です。ジャンルは「店の入口に掲げる看板」で、誰に向けたブログかをひと目で伝えます。テーマは「店内の棚」で、読者が興味のある区画へ最短で移動するための分類です。

実務では、ジャンルを決めたら、テーマ側で代表3〜5本を上に並べ、各テーマの冒頭/末尾に「同テーマのおすすめ」への内部リンクを置きます。

これにより、ジャンルで呼び込んだ読者がテーマ内で迷わず回遊し、定番と最新の双方を見つけやすくなります。

 

  • ジャンル=看板→ブログ全体の主題を示す
  • テーマ=棚→記事を並べ、まとめ読みの導線を作る
  • 両輪運用→ジャンル告知+テーマ導線強化で回遊が安定
  • 見直しの順番→ジャンル決定→代表テーマの上位配置→内部リンク整備

 

回遊導線と表示・計測の整備

回遊導線は「読者が次にどこへ進めばよいか」を迷わせない配置づくりです。アメブロでは、サイドの「テーマ一覧」、ヘッダー/メニューの主要リンク、本文冒頭と末尾の内部リンクが主な入口になります。

まずは“代表テーマを上位に、定番記事を手前に、最新を見失わせない”の三原則で並べ替えます。

 

スマホ比率が高い前提で、ファーストビューに「テーマ一覧」または「おすすめ3本」への入口を置くと、直帰が下がりやすくなります。

計測はむずかしい分析ではなく、テーマ別ページのPVと、記事内リンクのクリック位置(冒頭/中盤/末尾)を週次で見るだけでも十分です。

 

下の表を目安に、表示と計測の“最低限セット”をそろえてから、細部の改善に進みましょう。

項目 内容
表示位置 サイドのテーマ一覧/ヘッダーやメニューの主要リンク/本文冒頭・末尾の内部リンク
目的 代表テーマへ最短導線→まとめ読みを増やす/定番→最新の順で迷いを減らす
指標 テーマ別ページPV/内部リンクのクリック位置(冒頭・中盤・末尾)/直帰と滞在
頻度 週次:クリック位置とPV/月次:並び順と固定記事の更新

 

サイド表示とメニュー導線の整備

サイドの「テーマ一覧」とメニューは、回遊の要となる導線です。まず代表3〜5テーマを上位に固定し、名称は短く具体に統一します。

メニューには「トップ/代表テーマ/まとめ(固定記事)/プロフィール」のように、初めての読者でも迷わない順で配置します。

 

スマホではスクロールが長くなるため、本文冒頭に「同テーマのおすすめ3本」を置くと入口が近くなります。

リンク文言は“クリック後に得られるもの”を先頭に置くと押されやすく、同一記事へのリンクを何度も並べるより、「役割の異なる3本」を配置する方が回遊が伸びます。

 

  • サイド:代表3〜5テーマを上位固定→名称を短く具体に
  • メニュー:トップ→代表テーマ→まとめ→プロフィールの順で簡潔に
  • 本文冒頭:同テーマのおすすめ3本(役割違い:入門/比較/事例)を近接配置
  • 文言:成果物先頭(例:チェック表/比較表)→抽象語は避ける
  • スマホ前提:ファーストビューに入口を1つ置き、縦長でも迷わせない

 

テーマ固定記事と内部リンク改善

テーマごとに“固定的に案内する1本”を用意すると、読者は最短で定番と最新に到達できます。固定記事には、テーマの目的・対象読者・おすすめ3本(入門/比較/事例)・最新の入口・関連タグの順で最小セットを載せます。

記事内リンクは、冒頭=入門、中盤=比較、末尾=収益や長尺ガイドのように役割を分けると、クリック位置の偏りが減ります。

 

場所 目的 実装のコツ
固定記事 テーマ内の“ハブ”として最短導線を提示 目的→対象→おすすめ3本→最新→関連タグの順で簡潔に
冒頭リンク 初見の不安解消と道しるべ提示 入門記事へのリンクを1本、成果物(図解/早見)を明記
中盤リンク 比較・判断材料の補強 比較表へ誘導、同一リンクを乱発せず役割の違う記事へ
末尾リンク 次の深掘りやまとめ読みへ 長尺ガイド/事例集/まとめページへ近接配置

 

GSCとアクセスの簡単確認

細かな分析の前に、Google Search Consoleとアクセス解析で“最低限の前後比較”を回します。見るのは、クエリ(検索語)のクリック率、ページ(記事・テーマ別ページ)の表示回数と平均掲載順位、デバイス別の差の3点が基本です。

並び替えや固定記事を更新した翌週に、同曜日・同時間帯で〈表示→クリック→滞在〉の並びをチェックし、冒頭/中盤/末尾のどこでリンクが押されているかを合わせて確認します。

大きなズレが出たら、リンク文言の具体化、おすすめ3本の入れ替え、テーマ名の見直しから着手します。

 

  • クエリ:クリック率が低い語→タイトル・見出しの語順を調整
  • ページ:テーマ別ページの表示回数→固定記事の導線を強化
  • デバイス:スマホでの直帰が高い→冒頭リンクの位置・数を見直し
  • 前後比較:同曜日・同時刻で表示→クリック→滞在を並べて確認

 

月次見直しとチェック項目

月に一度、表示と回遊を“型”で見直すと、無理なく積み上がります。固定記事とメニュー、サイドの並び、内部リンクの役割分担を点検し、GSCのクエリ/ページの前後差を同条件で確認します。

ズレの原因が「入口不足」か「文言の抽象化」かを切り分け、改善は1回につき1要素だけに限定すると因果が追いやすくなります。

 

月次チェックの最小セット
  • 表示:代表3〜5テーマが上段か/固定記事が最新と定番へ導いているか
  • 文言:リンクは成果物先頭で具体か(例:比較表/図解)
  • 計測:同曜日・同時刻で〈表示→クリック→滞在〉を前後比較
  • 改善:1回1要素(位置/文言/おすすめ入替)→翌週に再確認

 

まとめ

要点は①用語の整理(テーマ=記事の分類/公式ジャンル=全体の所属)②テーマの追加・名称・並び順管理③記事が残るテーマは削除不可④サイド表示と固定記事で導線強化⑤GSCで動きを確認し月次で見直し。

まずはテーマを3〜5個に整理→番号で優先度を明確化→サイドへ表示→固定記事と内部リンクを配置→翌週に数値で確認しましょう。