アメブロでAIを使いたくても、「公式機能で何ができるのか」「自分の体験をどう記事にすればよいのか」と迷うことはありませんか。公式AIと外部AIの使い分けから、読者や目的の設定、体験メモの準備、記事作成に使えるプロンプト例までを整理します。さらに、資料にない記述や大げさな表現の見直し、アメブロへの貼り付け、画像・リンクの確認も紹介します。AIに渡す情報と公開前に確かめる箇所が分かり、自分の発信内容に沿って下書きを仕上げられます。
アメブロの公式AIと外部AI
アメブロでAIを使うときは、公式の編集支援機能と、記事の下書きに使う外部AIを区別すると、作業を選びやすくなります。公式機能には、公開済みの記事から検索表示タイトルを提案する機能や、画像の説明文を自動で追加する機能があります。一方、体験メモを文章にしたり、読者の疑問から記事案を考えたりする場面では、外部の対話型AIに材料と指示を渡します。
まずは、進めたい作業と必要な材料を次の表で確認してください。
| 種類 | 使う材料と用途 | 確かめること |
|---|---|---|
| 検索表示タイトルの生成 | 公開済みの記事を基に、検索結果向けのタイトル候補を作る | 対象記事が表示されるか、候補が本文の内容に合っているか |
| 代替テキストの自動追加 | 記事に挿入した画像の内容を説明する文章を作る | 設定項目があるか、投稿後の説明が画像と合っているか |
| 外部AIでの本文作成 | 自分のメモや確認済みの情報から、記事案や下書きを作る | 入力情報の取り扱いと、利用する機能やプランの条件 |
外部AIで作った文章は、アメブロの投稿画面で仕上げます。下書きが生成された時点で、ブログへ公開されるわけではありません。
また、アメトピの記事選定にもAIが使われていますが、これは運営側が記事を選ぶための仕組みです。ここでは、投稿者が自分の記事を準備・編集するための機能を扱います。
検索表示タイトルのおまかせ生成
「検索表示タイトル」は、記事ページに表示するタイトルとは別に、検索結果向けに設定する項目です。「おまかせ生成」を使うと、公開済みの記事内容から候補を作れます。設定しても、記事ページのタイトルや本文の見た目は変わりません。
一括設定の対象は、過去30日以内に検索結果で1回以上表示された記事のうち、管理画面で案内される記事です。まず対象の記事があるかを確認しましょう。対象記事がない場合は、一括設定へ進むための案内が表示されません。
- ブログ管理の「詳細な検索流入数を見る」を開き、表示されたバナーから一括設定画面へ進みます。
- アプリでは「おまかせ生成」をタップし、パソコンでは同名の切り替えをONにします。
- 候補を本文と照合し、必要に応じて編集します。パソコンでは「候補から選択」で3案を確認できます。
- 内容を決めたら「設定して次へ」を選びます。
利用にはAI機能利用規約への同意が必要です。対応環境はパソコンとAmebaアプリで、アプリのバージョンはiOS版19.28.0以上、Android版26.17.0以上が条件です。スマートフォンのブラウザ版は対象外です。
候補に本文で扱っていない効果や数字が入っていないかも確かめてください。設定した文言がそのまま検索結果に表示されることや、順位の上昇は保証されません。
画像の代替テキストの自動追加
画像の代替テキスト(alt)は、画像の内容を文字で伝える説明です。画像を表示できないときの代わりになるほか、画面読み上げソフトが内容を伝える際にも使われます。AIによる自動追加は、記事に挿入した画像にこの説明文を付ける機能です。
アプリでは、記事作成後の「次へ」で開く投稿設定の「アクセシビリティ」から、「代替テキスト(alt)の自動追加」をONにします。パソコン版では、記事の編集画面にある「アクセシビリティ」から設定します。初回は利用規約への同意も必要です。
- 一部の利用者向けのおためし版のため、全員の画面に設定項目があるとは限りません。
- 説明文は投稿完了後に追加され、反映まで時間がかかることがあります。公開前の画面だけでは生成結果を確認できません。
- スマートフォンのブラウザ版の記事編集画面には対応していません。
投稿後は編集画面で説明文を見直し、写っている物や動作の取り違えがないかを確かめます。画像内の文字を伝える必要がある場合は、その内容も照合しましょう。説明に不要な宣伝文句や検索キーワードを足す必要はありません。
自動追加を使えない場合や、公開前に説明を確定したい場合は手動で入力できます。アプリの手順は次のとおりです。
- 画像右下の「編集」から「写真の説明を編集」を開きます。
- 「追加する」を選び、説明文を入力して「完了」をタップします。
パソコンの最新版エディタでは、画像を選択し、画像オプション内の「代替テキスト(alt)」欄に入力します。
本文作成に外部AIを使う場面
書きたい内容はあるものの順序が決まらない、メモが短くて文章につながらない、といった段階では、ChatGPTやGeminiなどの外部AIを下書き作成に使えます。AIに入力する依頼文を「プロンプト」と呼び、目的や材料、希望する仕上がりを文章で伝えます。
たとえば、制作中につまずいた箇所と工夫したことをメモしておけば、その範囲から体験記事の構成を考えてもらえます。商品紹介なら確認済みの仕様、募集告知なら開催日時や参加条件が材料です。「アメブロの記事を書いて」とだけ頼むより、手元の情報から何を作るかを指定します。
利用できる入力方法や機能は、サービスとプランに応じて確認します。まずは、入力欄に自分のメモを貼り付けて文章を依頼する方法から始められます。下書きの作成にアメブロのログイン情報を渡す必要はありません。
なお、アメブロでは自動化ツールを介したサービス利用が認められていません。外部AIは文章の準備に使い、投稿は自分で操作する流れにしてください。
AIに渡す記事の材料をそろえる
AIへ依頼する前に、記事1本分の材料を短いメモにまとめます。長い資料をまとめて渡すよりも、何を根拠に書き、どの条件で文章を作るかを区別しておくと、内容を確認しやすくなります。最初から整った文章にする必要はなく、事実や考えを短く書き留めた状態で構いません。
参考用の過去記事は文体を見るため、募集要項は条件を伝えるため、というように資料の用途も添えてください。
- 依頼の条件:誰に向けて、何を伝え、どの形式で出力してほしいか
- 記事の材料:自分の体験メモ、確認済みの商品情報、募集要項、文体の見本など
- 確認待ちの情報:未定の条件や不足している資料。本文へ補わず、質問してほしい内容
同じ情報が複数の資料にある場合は、どれを使うかを先に決めます。たとえば、過去の告知文と今回の募集要項を一緒に渡すなら、日程や料金は今回の要項を使うと明記します。古い文章の表現を参考にしても、条件まで引き継がないようにするためです。
資料が多いときは、いきなり本文を求めず、AIに読み取った内容と不足情報を整理してもらいます。その整理結果を原本と照合し、別の記事の条件が混ざっていないかを確認してから執筆へ進みましょう。資料を追加した際も、変更した条件が反映されているかを確かめます。
読者と記事の目的を伝える
対象読者は、年代や職業だけでなく、今どのような場面で困っている人かまで伝えます。「初心者向け」だけでは、知りたいことの範囲が広いためです。記事を読んだ後に何を理解し、どの行動を判断できればよいかも一緒に決めます。
たとえば、刺しゅう体験会の持ち物を案内する記事なら、次のように入力条件を具体化できます。これは読者と目的の設定例です。
| 項目 | 入力例 |
|---|---|
| 対象読者 | 刺しゅうに興味があり、道具を持たずに体験会へ参加できるか知りたい人 |
| 解決する疑問 | 材料は用意されるか、自分で何を持参すればよいか |
| 読後の行動 | 持ち物と参加条件を理解し、募集案内を読むか判断する |
一つの記事に、基礎知識の説明、商品比較、申込みの後押しを詰め込みすぎないようにします。まず解決する疑問を一つ選び、その回答に必要な情報を優先してください。申込みが目的でも、読者が判断するために知りたい条件を省かないようにします。
検索から初めて訪れる人を想定するなら、常連読者だけに通じる呼び名や省略を避けることも伝えましょう。AIが出した案の対象が広すぎるときは、「初参加を検討し、持ち物を確認したい人」のように状況を絞り直します。
体験メモと確認済み情報を用意
体験記事の材料は、実際に起きたことと、自分が感じたことを分けて用意します。「作業中に手が止まった」は出来事、「準備が足りなかったと感じた」は自分の受け止め方です。AIには区別を保って書くよう伝え、個人の感想が一般的な事実として扱われていないかを確認します。
- 場面:いつ、どのような目的や状況で行ったことか
- 行動と結果:自分が実際にしたことと、確認できた変化
- 感想:そのときに感じたことや、自分なりに気付いたこと
- 確認資料:商品やサービスの情報、適用条件、資料名、確認日
途中までしか試していないことは、その範囲を明記します。結果が出ていない段階なら、実施した内容と現時点で分かっていることだけを渡してください。
商品情報や募集要項を参照するときは、対象の商品・プラン・開催回が合っているかを確認します。過去の価格や別プランの機能を混ぜず、本文で使う範囲の情報と確認日をそろえましょう。
URLを入力しただけで資料全体を読めたと判断せず、必要な記述を確認できたかを確かめます。直接貼り付ける場合も、入力してよい情報を必要な範囲に絞ってください。確かめていない点は「要確認」と区別し、推測で埋めずに質問するよう伝えます。
自分の過去記事で文体を示す
自分らしい文章に近づけたいときは、自分が書いた過去記事の一部を文体の見本として渡します。全文を大量に入れるより、普段の言葉遣いや段落の区切り方が分かる数段落を選ぶと、何を参考にしてほしいかを伝えやすくなります。
見本には「文体の参照用」と添え、今回の記事の事実関係を示す資料とは区別します。そのうえで、文章のどの特徴を取り入れるかを言葉にしてください。次の表は、見本に添える指示の例です。
| 見る部分 | 指示の例 |
|---|---|
| 言葉遣い | です・ます調を使い、読者への呼びかけは控えめにする |
| 段落の作り方 | 一つの段落では一つの話題を扱い、話が変わる箇所で区切る |
| 装飾の程度 | 絵文字や強い感嘆表現を増やさず、見本に近い落ち着いた表現にする |
過去記事にある商品名、料金、体験談は、文体と一緒に引き継がせないようにします。今回の材料にない事実やエピソードは使わず、言い回しの特徴だけを参考にする、と指定してください。
見本は、その依頼で文体を伝えるための資料です。以後の依頼にも同じ条件が反映されると決めつけず、新しく記事を作るときも必要な見本や条件を添えましょう。
個人情報を除いて入力する
顧客からの相談や体験談を材料にするときは、記事化に不要な個人情報を入力前に取り除きます。本名を「Aさん」に変えるだけでは、勤務先、詳しい地域、相談日などの組合せから本人が分かることもあります。名前以外の情報も見直してください。
- 顧客の氏名、電話番号、メールアドレス、住所などの識別情報
- 勤務先や詳しい場所、日時など、組み合わせると個人が分かる情報
- 写真や画面の写しに含まれる宛名、予約番号、アカウント情報
- 業務上の非公開資料など、利用するAIへの入力が認められていない情報
利用するAIの規約とプライバシー設定では、入力内容が学習に使われるか、保存や人による確認が行われるかをそれぞれ確かめます。学習への利用を停止できても、それだけで保存や確認の対象から外れるとは限りません。個人向けと業務向けの条件を混同せず、実際に使う契約や設定を確認しましょう。
入力する内容は、相談者の情報を含む原文から、記事に必要な論点へ絞れます。たとえば「初参加を検討する人が、何を持参すればよいか迷っている」のように整理すれば、誰の相談かを伝えずに記事案を依頼できます。
アメブロ記事を作るプロンプト例
プロンプトは、記事の準備状況に合わせて選びます。テーマが決まっていない段階では記事案を広げ、伝える内容が決まってから本文の下書きを依頼してください。商品紹介と募集告知では必要な情報が異なるため、それぞれに合う入力欄を使います。
次の表で作業に合う例を選び、手元の資料を入れて使ってください。
| 今の作業 | 求める出力 |
|---|---|
| 記事案を広げる | 読者の疑問、仮タイトル、扱う範囲、追加で必要な資料を整理した案 |
| 体験を記事にする | 実際の出来事と感想を基にした、タイトル案と本文の下書き |
| 商品を紹介する | 確認済みの特徴、購入前に確かめる条件、案内文 |
| 募集内容を伝える | 告知タイトル、内容の説明、募集要項、申込方法 |
【対象読者】などの括弧部分を、自分の記事の情報へ差し替えます。入力欄に該当する内容がなければ「なし」、まだ決まっていなければ「未定」と記載し、例のまま残さないようにしてください。資料は、内容と用途が分かる見出しを添えて貼り付けます。
AIから不足情報を尋ねられたときは、その点を確認してから執筆へ進みます。とくに日時、料金、申込方法など、読者の判断に関わる条件を推測させないようにしましょう。
出力を受け取ったら、依頼した形式と扱う範囲になっているかを確認します。記事案の段階なら、採用する案を明示してから本文を依頼してください。
読者の疑問から記事案を広げる
記事案を考えるときは、読者の疑問と、自分が根拠を持って説明できる内容を組み合わせます。実際に寄せられた質問と、自分が想定した悩みは区別して入力してください。想定した内容を、顧客からの声として扱わないためです。
アメブロに投稿する記事案を考えてください。読者の疑問と、私が説明できる内容が重なる範囲から提案してください。
対象読者:【誰が、どのような場面で困っているか】
質問・悩み:【実際の質問と、想定している悩みを区別したメモ】
説明できる内容:【自分の経験や、確認済みの情報】
既存記事:【公開済みの記事タイトルと、それぞれの要点】
条件:資料にない体験、実績、検索需要の数値は作らないでください。既存記事と扱う範囲が同じ案は避けてください。提案に必要な材料が足りなければ、先に質問してください。
出力:記事案を3案、「読者の疑問/仮タイトル/扱う内容/追加で必要な資料」の表にしてください。本文はまだ書かないでください。
案を選ぶときは、タイトルの目新しさだけでなく、自分の材料で回答できるかを見ます。既存記事との違いも、言葉の違いではなく、解決する疑問と説明する範囲で判断してください。資料が足りない案は、必要な情報を集めるか、手元の情報で答えられる範囲へ絞ります。
体験メモから本文の下書きを作る
体験記事では、読みやすさを整えるための文章と、実際に起きた出来事を区別します。途中でやめたことや、まだ結果が分からないことも、そのまま材料にできます。メモにない成果を足して、成功談にする必要はありません。
以下の体験メモを基に、アメブロ用の記事の下書きを作ってください。
対象読者:【誰に読んでほしいか】
伝えたいこと:【この体験から伝えたい内容】
体験メモ:【場面、実際の行動、確認できた結果、自分の感想】
文体見本:【自分の過去記事の一部。なければ希望する文体】
希望する分量:【本文のおおよその文字数】
条件:メモにない行動、会話、感情、数字、成果は加えないでください。推測を出来事として書かず、未完了の体験は未完了のまま扱ってください。文体見本は言葉遣いだけを参考にし、そこにある事実やエピソードは使わないでください。
出力:タイトル案1つと本文。出来事の流れに沿い、伝えたいことが分かる段落にしてください。執筆に必要な情報が足りなければ、本文を書く前に確認の質問を出してください。
下書きができたら、特に行動と結果のつながりをメモと照合します。工夫した後に変化があったとしても、原因を確かめていないなら、その工夫だけの効果と断定しないようにしてください。自分が感じたこととして書く箇所と、確認できた出来事を分けて整えます。
商品紹介文を事実に沿って作る
商品紹介は、確認済みの仕様と自分の使用経験を分けて依頼します。使っていない商品の紹介文に、使い心地や満足したという感想を入れないよう、使用の有無も伝えてください。
| 材料の状態 | 文章にできる内容 |
|---|---|
| 使用済みでメモがある | 確認済みの仕様に加え、実際に記録した使い方や自分の感想 |
| 未使用で資料のみ | 確認済みの仕様や購入条件。使い心地や体験談は含めない |
価格を載せる場合は、対象の商品、販売条件、確認日も資料に含めます。
以下の資料を基に、アメブロ用の商品紹介文を作ってください。
対象読者:【商品の何を知りたい人か】
商品情報:【商品名、確認済みの仕様や特徴】
価格・販売条件:【掲載する情報と確認日。載せない場合は「記載しない」】
使用経験:【使用済み・未使用の別と、実際の使用メモ】
案内先:【読者に確認してほしい商品情報やページの内容】
条件:資料にない効果、口コミ、人気、他商品より優れているという評価は追加しないでください。未使用なら使用感を書かず、個人の感想を全員に当てはまる効果へ広げないでください。不明な価格や条件を埋める必要があれば、先に質問してください。
出力:短い導入、読者に関係する特徴、購入前に確かめる条件、案内文の順にしてください。
「おすすめ」という結論を先に決めず、どの条件が読者の用途に合うかを説明できているか確かめます。割引期間や対象条件がある場合も、紹介文から抜けていないかを元の情報と照合しましょう。
募集条件を伝える告知文を作る
募集告知では、読み手が参加できるか判断するための条件をそろえます。内容の魅力を伝える前に、日時、提供方法、料金、申込みの手順を確定させてください。定員と残席は別の情報なので、定員だけを渡して残席数を作らせないようにします。
以下の募集要項だけを基に、アメブロに掲載する告知文を作ってください。
募集内容:【企画名と、実際に提供する内容】
対象・参加条件:【参加できる人と、必要な準備】
開催日時・会場・提供方法:【確定した日時、場所、対面・オンラインなどの形式】
料金と含まれる内容:【無料・有料の別、金額、別途必要な費用】
定員・受付期間:【確定した人数と受付開始・終了の条件】
申込先・手順:【申込みに使う窓口と必要な操作】
条件:未記載の特典、実績、残席、締切、キャンセル条件は補わないでください。定員から残席を推測したり、参加による成果を保証したりしないでください。開催日時、料金、申込方法が未確定なら、告知文を書く前に確認の質問を出してください。
出力:告知タイトル、内容の説明、募集要項、申込方法の順にしてください。資料にない情報は本文へ入れないでください。
下書きと募集要項を照合し、会場や参加条件が省略されていないかを確かめます。料金に含まれないものがある場合は、その説明も残してください。未定の項目があるときは、条件が決まってから情報を追加し、読者が申込みを判断できる状態に整えましょう。
AI原稿の誤りと違和感を直す
AIの下書きができたら、元の資料と照合して内容を確定し、その後に文体を整えます。文章が自然につながっていても、入力していない体験や条件が加わっていないかは別に点検してください。確認用に、入力したメモ、AIの下書き、修正後の原稿を見比べられる状態にしておきます。
読みながら気付いた箇所は、次のように扱いを決めます。残すべき情報と、根拠を確かめる必要がある記述を分けてから修正します。
| 原稿の状態 | 修正時の扱い |
|---|---|
| 資料と内容が一致 | 事実は残し、必要な箇所だけ言葉遣いや文章の長さを整える |
| 根拠をまだ確認していない | 原資料を確かめるまで保留し、確認できた内容で書き直す |
| 裏付けを用意できない | 該当する記述を削り、手元の情報で説明できる範囲へ戻す |
修正事項は「この段落の結果を確認する」「この一文の断定を削る」のように、場所と理由を組み合わせて残します。単に「もっと自然に」と頼む前に、何が事実の問題で、何が表現の問題なのかを分けましょう。
最後に、タイトルで約束した内容が本文に残っているかを確かめます。根拠のない説明を削った結果、読者の疑問に答えられなくなったなら、必要な資料を追加するか、タイトルと記事の範囲を調整してください。
メモにない事実や体験を点検する
原稿の数字、固有名詞、日付、自分の行動を示す文に着目し、それぞれの根拠を元のメモや資料から探します。特に「試しました」「分かりました」「好評でした」などは、文章の流れだけで採用せず、誰が何を確認した内容なのかを確かめてください。
点検例として、メモが「説明書を読んだ」までなのに、下書きに「手順どおりに作業を終えた」と書かれていれば、実施したという情報が加わっています。実際に行ったか確認できなければ、読んだ範囲の説明に戻します。
商品やサービスの説明は、名称だけでなく、対象プランや適用条件まで照合します。一部の条件で使える機能が全員に使える説明になっていないか、価格に含まれる範囲が省かれていないかも見てください。
AIが根拠として資料名を挙げても、実際の本文に該当する記述があるかを確認します。AIへ再質問するだけで確認を終えず、原資料と一致しない記述は修正または削除してください。確認できていない内容を、「場合があります」と付けて残す対応も避けます。
文体と大げさな表現を見直す
事実関係を整えた後は、普段の文体から離れた敬語、繰り返しの呼びかけ、意味の重なる強調を見直します。普段使わない言い回しは、自分が説明するときの言葉に置き換えます。「重要です」「おすすめです」が続く場合は、必要な説明を一度にまとめ、読者が何をすればよいかを直接書きます。
次は、案内する内容が本文にあることを前提とした修正例です。成果の断定を、実際に説明できる内容へ戻します。
| 見直す表現 | 修正前の例 | 修正後の例 |
|---|---|---|
| 回りくどい表現 | 持ち物を確認することが可能です | 持ち物を確認できます |
| 成果の断定 | 必ず予約が増える方法です | 申込みに必要な条件と手順を案内します |
| 強い催促 | 今すぐ申し込まないと損です | 参加条件を確認し、希望する場合はお申し込みください |
根拠のない成果は、「期待できます」と弱めるだけで残さないようにします。一方、確認できた料金や参加条件は、文章を柔らかくするために曖昧にしないでください。短く整えた後も、対象者や利用条件が抜けていないかを読み直しましょう。
直す箇所を指定して再生成する
修正をAIに依頼する場合は、対象の段落と直す理由を指定します。記事全体を書き直す前に、問題のある部分だけを切り出してください。変更しない名称や条件も添え、差し替える文章だけを出してもらいます。
次の段落を、指定した内容に沿って修正してください。
対象段落:【修正する段落を貼り付ける】
照合する資料:【根拠になるメモや商品情報】
修正内容:【削る記述、短くする表現などを具体的に指定】
変更しない情報:【確認済みの名称・日付・金額・参加条件】
条件:資料にない事実、体験、成果は追加しないでください。指定した問題に必要な修正だけを行い、記事全体は書き直さないでください。判断に必要な情報が足りなければ、先に質問してください。
出力:差し替え用の段落だけにしてください。
再生成後は、修正前の段落と並べて、指定した問題が直ったか、残す情報が変わっていないかを確かめます。採用した段落を本文に戻したら、前後のつながりと説明の重複も確認してください。
AI原稿をアメブロに投稿する
修正を終えた原稿は、アメブロのタイトル欄と本文欄へ分けて入れ、画像やリンクを設定して仕上げます。ここからの操作例は、パソコンの最新版エディタを使う流れです。「ブログを書く」から新しい記事を開き、採用したタイトルと本文を用意してください。
AIの返信には、記事そのものに加えて、タイトル候補、執筆時の補足、確認を求める質問が含まれることがあります。返信全体をまとめてコピーせず、読者に見せる部分を選びます。採用していない候補や、作業用の説明は投稿原稿から外してください。
- タイトル欄:採用した記事タイトルを一つ入力する
- 本文欄:修正済みの文章を入れ、見出しや段落を整える
- 画像・リンク:「ここに写真」「申込先」などの指定を、実際の素材や案内先へ置き換える
AIの画面で見えていた太字や表が、貼り付け後も同じ見た目になると決めつけず、アメブロ側で仕上がりを確認します。文章を入れる作業と、装飾やリンクを設定する作業を順に進めると、どの段階で表示が変わったかを見直せます。
新しい記事の編集を中断するときは「下書き保存」を使います。別の場所で原稿を直した場合は、投稿画面にもその修正を反映してから公開してください。元原稿だけを直し、古い文章が投稿欄に残っていないかを確かめます。
書式なしで貼り付けて整える
本文は、色や太字などの書式を持たないプレーンテキストとして貼り付けます。外部からのコピーでは意図しないタグが入り、投稿エラーの原因になることがあるためです。貼り付け時に書式を除けない場合は、標準テキストを扱えるエディタを経由します。
- 採用した本文だけをコピーし、標準テキスト形式の文書に貼り付けます。
- 不要な見出し記号や強調記号、AIの補足説明を取り除きます。
- 文字をコピーし直し、アメブロの「通常表示」の本文欄へ貼り付けます。
Macの「テキストエディット」では、文書を開いて「フォーマット」から「標準テキストにする」を選ぶと書式を取り除けます。メモ用のアプリでも装飾を保存するものがあるため、経由するだけでなく、文字だけの形式になっているかを確認してください。
貼り付け後に見出し、太字、箇条書きを設定し、長い段落や不要な空行を調整します。文字だけに変換した表は、列の対応が分かるかも見直しましょう。通常の文章は「通常表示」で編集し、AIが作ったHTMLコードを使う場合とは操作を分けます。
画像と商品・申込みリンクを設定
原稿に残した画像の指定は、用意した画像へ置き換えます。パソコンでは「通常表示」の本文へ画像をドラッグ&ドロップするか、右側の画像フォルダから選んで挿入します。
写真や素材は掲載条件を確認し、人物の写り込みにも配慮します。AI画像を使う場合は、生成サービスの掲載・商用利用の条件と、第三者の権利を分けて確かめてください。既存作品との類似や、他者のロゴ・人物を無断で使っていないかも確認します。
商品紹介で成果報酬を得るアフィリエイトと、自分の企画への申込みでは、次のようにリンクを設定します。
| 案内の目的 | リンクの設定方法 |
|---|---|
| アフィリエイトの商品紹介 | 利用登録・審査を終えたAmeba Pickの「Pick」タブで商品を探し、「Pick」ボタンで挿入する |
| 自分の企画への申込み | 「リンク」で表示する文章と公開用の申込先を入力し、「リンクを挿入する」を選ぶ |
商品は名称や型番を、募集ページは今回の開催回を照合します。AIが示した案内先をそのまま採用せず、自分で開いて確かめたものを設定してください。Ameba Pickはショップごとの利用条件も確認します。販売や募集の案内には、読者が問い合わせできる窓口も用意しましょう。
差し替え漏れと表示崩れを確認
公開前は、プレビューで文章と見た目を一緒に確認します。原稿を修正した後に貼り付け直した箇所は、同じ段落の重複や、一部の欠落がないかも見直してください。
- 【商品情報】【申込先】などの未置換の欄や、「要確認」のままの記述
- 「タイトル案」「以下が下書きです」など、執筆中の説明
- 不要な記号、極端な空行、画面からはみ出す表や画像
- 画像を入れる指示だけの行や、リンクを設定していない案内文
パソコンとスマートフォンのプレビューで表示を見直し、修正後はもう一度確認します。公開範囲と投稿日時も確かめてから「投稿する」を選んでください。
スマートフォンのプレビューは実際の表示の目安です。公開後もスマートフォンで記事を開き、画像の見え方やリンク先を確認しましょう。AIによる代替テキストの自動追加を使った場合は、投稿完了後に生成された説明文も画像と照合します。表示や案内先に問題があれば、該当箇所を編集して再確認してください。
まとめ
アメブロでAIを活用する際は、公式機能の用途・利用条件を確認し、本文の下書きに使う外部AIと役割を分けて考えましょう。記事の質を整えるには、読者や目的に加え、自分の体験と確認済みの情報を入力し、生成後も元の資料と照合することが大切です。
まずは記事にしたい体験を一つメモにまとめ、プロンプトの条件を差し替えて下書きを作ってみてください。文体や表現を修正した後は、投稿画面で画像・リンク・差し替え漏れを確認して公開しましょう。













