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ブログ集客 × tiktok連携ガイド|失敗しない運用方法を5ステップで解説

ブログ集客とTikTokをつなげて成果を出すための実践ガイドです。読者像と目的の決め方、短尺動画の企画・撮影、プロフィールリンクとリンク集の設計、着地ページの要点・証拠・FAQ配置、投稿運用、GA4/GSC/UTMでの計測までを5ステップで整理。

KPI(セッション/CV/CVR)の見方や表記・著作権の注意点も解説し、読了後に今日やることが明確になります。

 

まず決めること|誰に何を伝えてどこへ誘導するか

最初に決めるべきは「だれに・なにを・どこへ」の3点です。だれに=想定読者の具体像、なにを=動画と記事で伝える要点、どこへ=誘導先(プロフィールのリンク集→該当記事→LP/フォーム)です。

ここが曖昧だと、動画の視聴は増えてもブログに来ない、記事を読んでも行動しない、というズレが起きます。本記事では、TikTokは“発見と興味喚起”、ブログは“理解と比較・実行”、LPは“申込み・購入”の役割で分担します。

 

動画では最初の3秒で結論を先出しし、キャプションや字幕の言い換え語で検索意図に合わせます。着地記事は見出し直下に結論→理由→具体→行動の順で要点を置き、段落直後の自然文アンカーで関連見出しへ橋渡しします。

最後に、代表記事(ハブ)へ集約する導線と、本命のCTA(資料請求・テンプレDL・カートなど)を明示します。

 

要素 決め方 実装の例
だれに 属性+状況+悩みを一文化 個人ブロガー/立ち上げ期/導線の作り方が不明
なにを 検索意図(入門・比較・手順)に一致 手順:15〜30秒動画で要点→記事で詳細手順
どこへ リンク集→該当記事→LPの一往復 プロフィールリンク→記事「導線テンプレ」→資料請求

【最初のチェック】

  • 動画の結論と記事冒頭の結論が同じ内容になっている
  • プロフィールのリンク集が「該当記事」に直通している

 

読者像と検索意図をそろえる(入門/比較/手順)

読者像は「だれの・どんな場面・どんな悩み」を具体化します。次に、読者が今ほしい情報の段階を“入門・比較・手順”に分類し、動画・記事・CTAの役割を合わせます。

入門は“不安解消”、比較は“判断材料の提示”、手順は“今日から動ける”が目的です。TikTokでは入門なら図解サマリー、比較なら判断基準の一枚抜き、手順ならステップの要点を短く提示し、キャプションや字幕に検索語の言い換え(例:集客→アクセス増、導線→ナビ)を入れて発見性を高めます。

 

ブログでは、見出し直下に結論を先出し、段落末の自然文アンカーで“次の疑問”へ移動。末尾には関連記事3本と代表記事、そして本命CTAを固定します。こうすると、動画→記事→CTAまでの一連の体験が「迷わない導線」になります。

意図 動画の役割 記事・CTAの役割
入門 全体像の地図を提示(要点3つ) 用語最小・全体マップ→代表記事/チェックリストDL
比較 基準を一枚で提示(長短・向き不向き) 表比較→用途別おすすめ→資料請求・相談
手順 今日やる1手順を短く見せる 結論→理由→具体→行動→テンプレDL・公式へ

 

【整合チェック】

  • 動画キャプションの言い換え語=記事見出しの言い換え語
  • 動画の最後の文言=記事冒頭の一文(同じ主張)
避けたいミスマッチ
  • 入門動画→手順記事に直送(理解が追いつかず離脱)
  • 比較動画→LPに直送(検討材料が足りずCVR低下)

 

到達点を一文で決める(目的・KPI・収益モデル)

到達点は「誰が・どのページで・どんな行動を・どれだけ」の形で一文にします。目的が定まると、KPIと収益モデルの選択もぶれません。KPIは最大3つに絞り、セッション(到達)・CV(成約)・CVR(成約率)を基本にします。

収益モデルは、アフィリエイト/資料請求(B2Bリード)/自社商品・EC/有料コンテンツなどから、読者の段階に合うものを1記事1目標で選びます。

 

週次では数値を「到達→クリック→成約」の順に点検し、タイトル先頭やCTA文言、LP冒頭(要点・証拠・FAQ)のいずれか1点を小さく改善します。下表を使い、症状→最初の打ち手を固定化すると、少人数でも回せます。

症状 見る場所 最初の打ち手
到達が弱い 表示・セッション タイトル先頭を具体化/関連記事3本を末尾に固定
クリックが弱い CTAクリック率 CTAを見える位置へ移動/文言を結果提示型へ
成約が弱い CV・CVR LP冒頭を再配置(要点→証拠→FAQ)/フォーム項目を最小化

 

【到達点テンプレ】

  • 例:「個人ブロガーが“導線テンプレDL”を週◯件獲得(CVR◯%)」
  • 例:「B2B担当が“資料請求”を月◯件、解決したい課題は導線設計」
運用メモ(毎週の見直し)
  • 同じ曜日・時間に数値を見る→季節・曜日の影響を抑える
  • 変更は毎回1点だけ→因果をはっきりさせる

 

動画の作り方|短く分かりやすく

TikTokからブログへ人を動かす目的は、動画で「興味を作る→その場で次の一歩を示す」ことです。必要なのは派手な編集ではなく、最初の数秒で結論が分かる構成、読みやすいテキスト、音量とテンポの管理、そしてプロフィールのリンクに誘導する一言です。

基本は縦9:16・15〜30秒を目安にし、冒頭3秒で“誰向け/何が分かるか”を画面テキストで提示します。本文にあたる中盤は、1つの要点だけを短く説明し、不要な前置きは省きます。

 

終盤は「続きはブログで→◯◯が手に入る」と具体的に伝え、コメント固定やピン留めも併用します。

撮影はスマホで十分ですが、環境音を抑え、顔・手元・画面キャプチャのいずれかで“何が起きているか”が直感的に伝わる画を選びます。最後に、字幕・説明文・ハッシュタグを“検索語”に合わせて整えると、発見される確率が上がります。

 

要素 役割 実装のヒント
冒頭3秒 視聴継続の決め手 「◯◯のやり方を3ステップ」「比較の結論は△△」を大きく表示
中盤 価値提供 要点は1つだけ/例や図解を1枚だけ見せる
終盤 行動喚起 「プロフィールのリンクから“◯◯テンプレ”をDL」など具体化

 

【撮影前チェック】

  • 誰向け・何が分かるかを1行で書けるか
  • ブログ記事の冒頭1文と動画の冒頭文が一致しているか
音・画・テキストの最小セット
  • マイク(または静かな環境)+十分な明るさ
  • 画面テキストは大きく・短く(8〜12語以内)

 

企画の型と長さ(最初の3秒・15〜30秒・縦動画)

企画は「短尺で完結」できる型を選ぶと作りやすく、視聴もされやすいです。狙いは“動画で全部説明しないこと”。結論と1つの要点だけを提示し、詳細はブログへ任せます。

長さは15〜30秒を基本に、最初の3秒で「誰向け」「得られる結果」を文字で固定。構図は縦9:16で、顔出し/手元/画面キャプチャのいずれかを選び、テロップは下1/3を避けて中央〜上に置くと指で隠れにくくなります。

 

以下の4型をローテーションすると、入門・比較・手順の検索意図を広くカバーできます。

構成 長さの目安
Q&A型 Q「◯◯できない?」→A「結論△△」→理由1行→ブログへ 15〜20秒(冒頭でQと結論を同時表示)
比較・判断基準型 結論→基準を2つだけ→用途別の向き→ブログで表比較 20〜30秒(表は静止画1枚で示唆のみ)
1ステップ手順型 ゴール→やること1つ→注意1つ→テンプレ案内 15〜25秒(動作は1アクションに限定)
ビフォー/アフター型 失敗例→一言で直し方→改善後→詳しくはブログ 15〜20秒(改善前後を連続表示)

 

【編集のコツ】

  • 冒頭テロップは「誰向け」「結果」を先出し(例:ブロガー向け/CVが上がる導線)
  • テロップは1画面1メッセージ/改行でリズムを作る

 

避けたいNG
  • 前置きが長い(最初の3秒で離脱)
  • 文字が小さく背景と同化/横動画で余白が大きい

 

見つけてもらう工夫(字幕・説明文・ハッシュタグ)

発見される確率は「音声・字幕・説明文・ハッシュタグ」の一致で高まります。

まず、話す言葉と字幕に“検索で使われる語”を自然に入れます(例:ブログ集客、導線、チェックリスト)。字幕は要点だけを短く、漢字とひらがなのバランスを取り、8〜12語以内を目安にします。

 

説明文は「誰向け」「得られること」「次の行動(プロフィールのリンクから◯◯)」の順で一文化。ハッシュタグは広い語1〜2+具体語2〜3に絞り、乱用は避けます。

カバー画像のテキストも冒頭テロップと同じ文にすると、一覧でのクリック率が上がります。プロフィールのリンクはリンク集にまとめ、UTM付きでブログへ遷移させると計測が容易です。

 

以下の表を使って、要素ごとの目的と書き方を揃えましょう。

要素 目的 書き方の例
字幕 無音でも理解/検索語との一致 「導線の作り方 3ステップ」
説明文 価値の要約と行動の指示 「ブロガー向け。CVが上がる導線の基本→リンクからテンプレDL」
タグ 発見面の拡張 #ブログ集客 #導線設計 #チェックリスト
カバー 一覧での認知 「15秒で分かる導線の型」

 

【投稿直前チェック】

  • 字幕・説明文・タグで同じキーワードを1つ共有しているか
  • 説明文の最後に“次の行動”が1つだけ書かれているか
説明文テンプレ(必要に応じて調整)
  • 「◯◯向け。△△ができる短い解説。続きはプロフィールのリンクから『◯◯テンプレ』をDL」
  • 「比較の基準を2つだけ紹介。表はブログにあります→リンク集の『◯◯比較』」

 

リンクと着地の作り方|TikTok→ブログを最短に

TikTokからブログへ最短で誘導するコツは「迷わない一筆書き」を作ることです。入口(プロフィール)→リンク集→該当記事(またはLP)→行動(CTA)の順で、各地点の役割を一つに絞ります。

プロフィールは“誰向け・何が得られるか”を一文で示し、ボタン名は内容名で具体化します(例:導線テンプレ/比較表/チェックリスト)。

 

リンク集は最少の選択肢にし、上から「代表記事」「該当カテゴリ起点」「本命CTA」の並びに固定。遷移先ページの冒頭は、要点→証拠→FAQ→CTAの順で設置し、スクロールせずに価値が伝わる状態にします。

計測はUTMで流入の違いを可視化し、ボタンやサムネの文面は“動画の冒頭テロップ”と同じ表現にそろえます。

週次では、クリック率・到達率・CVRの弱い一箇所だけを直し、リンク位置・文言・近接要素(事例・FAQ)のいずれかを小さく更新すると因果が明確です。

 

プロフィールのリンク設定とリンク集

プロフィールは“発見の次の1歩”を明確にする場所です。肩書と提供価値を一文で記載し、リンクは内容名で具体化します(「こちら」ではなく「導線テンプレをDL」「記事:導線の作り方」)。

リンク集は自社ドメイン上に用意できると計測・デザインの自由度が高く、選択肢は3〜5件に制限します。上位に「代表記事」「カテゴリ起点(入門/比較/手順)」「本命CTA」を配置し、残りは季節企画や最新記事に入れ替え。

 

各リンクにはUTMを付与し、source=tiktok/medium=social/campaign=企画名/content=切り口(悩み・比較・手順)などで統一します。

リンク名・並び順・遷移先の一致を崩さないだけで離脱が大きく減ります。表記は広告・PRの明示、個人情報の取り扱いへの導線も忘れずに配置しましょう。

 

項目 設定ポイント 記載例
プロフィール文 誰向け・得られることを一文 ブロガー向け|CVが上がる導線テンプレを配布
リンク名 内容名で具体化(「こちら」はNG) 導線テンプレをDL/比較表:ツールの選び方
並び順 代表記事→カテゴリ起点→本命CTA 記事:導線の作り方→入門まとめ→資料請求
UTM source/medium/campaign/contentを統一 source=tiktok, medium=social, campaign=blog_flow

 

【必須チェック(公開前)】

  • リンク名・サムネ文と遷移先見出しの表現が一致している
  • 上位3リンクにUTMが設定されている
リンク集の最少構成(目安)
  • 代表記事(ハブ)
  • カテゴリ起点(入門/比較/手順)
  • 本命CTA(チェックリストDL/資料請求 など)

 

遷移先ページを整える(要点・証拠・FAQ/CTAの置き方)

着地でやることは「不安の解消」と「次の行動の提示」です。ファーストビューに“誰に・何が・どう良いか”の要点を一文で置き、続いて証拠(レビュー・実績・比較表・提供者情報)を近接配置します。

次にFAQ(価格・期間・返金・サポート・申込み後の流れ)を置くと、スクロール初期で疑問が解消されCVRが安定します。

 

CTAは上部・中部・末尾に1本ずつ役割分担し、文言は「行動後に得られる結果」を短く明記(例:導線テンプレを無料で受け取る)。ボタン近くに事例やFAQを置くと、迷いが減ります。

記事型の場合も冒頭に結論→理由→具体→行動を並べ、段落直後の自然文アンカーで関連見出しへ橋渡し、末尾に関連記事3本+代表記事+本命CTAを固定します。価格・在庫・条件など変動がある内容は更新日(YYYY年M月D日確認時点)の併記も忘れずに。

 

要素 具体項目 配置のコツ
要点 対象・価値・到達点を一文 最上部に大きく/動画の冒頭テロップと同じ表現
証拠 実績・レビュー・比較表・提供者情報 要点のすぐ下に近接配置/図解で視認性を上げる
FAQ 価格・期間・返金・サポート・流れ 問い合わせの多い順に並べ替え/折返し前に1~2項目
CTA 文言・位置・近接要素 上部=最短導線/中部=後押し/末尾=決断支援

 

【改善の手順(週次)】

  • 冒頭の一文を見直し(誰に・何が・どう良いかを明確化)
  • 証拠を1点追加(事例・比較表・レビュー)
  • FAQを1問拡張(価格・納期・返金など不安が強い領域)
つまずきやすいNG
  • CTAを連打して役割が重複→1記事1目標に統一
  • リンク名と見出しが不一致→同じ文にそろえて期待外れを防止

 

続けるコツ|投稿とコミュニティ運用

継続のコツは「作る→出す→話す→直す」を毎週同じ型で回すことです。作るは企画テンプレを使い、動画はシリーズ化(入門/比較/手順)で迷いを減らします。

出すはカレンダーに沿って同じ曜日・時間に投稿し、プロフィールのリンク集は常に最新の導線へ更新します。

話すはコメント・固定表示・ライブで“その場の疑問”を拾い、次の投稿やブログの見出しに反映。直すは数字(セッション→CV→CVR)の弱点を週に1つだけ修正します。

少人数でも、撮影はまとめ撮り、字幕・説明文は定型文、サムネ文は15文字前後といった“運用ルール”を決めると続きます。

 

さらに、コメント欄で集まった質問はQ&A型の短尺に再利用し、固定表示で関連記事へ誘導。これを繰り返すだけで、投稿本数に頼らず再訪と回遊が増えます。

工程 目的 最初の設定
作る 迷わず量を確保 企画テンプレ(Q&A/比較/1ステップ)を用意
出す 想起と到達の安定化 同じ曜日・時間に投稿、UTM付きリンクで計測
話す 関係づくりと再訪 固定コメントで導線提示、週1回ライブ
直す 学習と改善 毎週1点だけ位置・文言・近接要素を変更

 

続けるための最低限ルール
  • 投稿は“シリーズ名”を付ける→視聴者が追いやすい
  • コメントから生まれた質問は翌週のネタに→運用が循環する

 

投稿のタイミングと本数の目安(カレンダー化)

投稿の最適解は“無理なく続く頻度を固定すること”です。少人数運用なら週3本前後(例:月・水・金)が目安。時間帯は読者がスマホを見やすい仮説枠(昼休み・夜間)に固定し、同時刻に出すと想起されやすくなります。

1日複数本に挑戦する前に、同じ枠で4週連続の投稿→数字を比較→弱点を1点だけ直す流れを習慣化してください。企画はローテーション(入門→比較→手順→Q&A)で被りを防ぎ、シリーズ名を先頭に入れると再訪が増えます。

 

撮影は週1回で3本まとめ撮り、字幕と説明文はテンプレから差し替え。サムネ文字は15文字前後で「誰向け/何が分かる」を明示します。下の表をカレンダー化の雛形にしてください。

曜日 時間帯(例) 企画ローテ例
12:00/20:00 入門まとめ(全体像→ブログへ)
12:30/21:00 比較:判断基準2つ→表は記事で
13:00/20:30 手順:1ステップ→テンプレDLへ

 

【カレンダー運用の手順】

  • 同じ曜日・時間に固定→4週分の数字を横並びで比較
  • 欠けた枠は“再掲”で埋める→切り口だけ変える(悩み/比較/手順)
つまずきやすい点と対処
  • 投稿が途切れる→まとめ撮り+テンプレ化で前倒し
  • ネタ切れ→コメントの質問をQ&A型に再構成し循環させる

 

コメント対応・固定表示・ライブで再訪を増やす

再訪を増やす鍵は「その場で価値を返し、次の導線を示す」ことです。コメントは早めに返信し、短文でも“次の行動”を明記(例:詳しい手順はリンク集の◯◯)します。

固定表示(ピン留め)は、動画の要点+導線(代表記事/チェックリスト)を1行で置き、視聴直後の離脱を防ぎます。よくある質問はQ&A投稿として再編集し、元動画と相互リンク。

 

ライブは週1回・15〜30分を目安に、冒頭でアジェンダ→Q&A→まとめ→リンク案内の順で進行すると、初見でも迷いません。

ライブ終了後は、録画から短尺を切り出して再投稿し、固定コメントで関連記事へ送客します。ネガティブコメントやスパムはガイドラインに沿って非表示・ブロックを徹底し、炎上対策として事実確認→一次情報の提示→感情的な応酬を避ける姿勢を共有しておきましょう。

施策 目的 実装ポイント
コメント返信 関係づくり・再訪誘導 24時間以内に返答/自然文アンカーでリンク案内
固定表示 要点再提示と導線 要点+「続きは◯◯」を1行で/リンク名は内容名で
ライブ 双方向の理解促進 アジェンダ→Q&A→まとめ→リンク案内の順で進行

 

【再訪を増やす一言テンプレ】

  • 質問ありがとうございます。手順は「◯◯のやり方」にまと めています→リンク集からどうぞ
  • 比較表はブログに掲載中です→リンク集の「◯◯比較」を確認してください
注意点(信頼を守る)
  • 広告・PRは明示→誤認を防ぐため固定コメントにも記載
  • 引用・音源の権利は事前確認→ルールに合わない素材は使わない

 

数字の見方と直し方

数字を見る目的は「原因を特定して、直す順番を決めること」です。闇雲に投稿やリライトを増やす前に、到達→行動→成約の3段で分解し、どこで止まっているかを切り分けます。

到達はセッション(ブログに来た数)、行動はCTAクリックや滞在、成約はCV(資料請求・購入・DLなど)です。

 

週次では同じ曜日・時間で数字を取り、毎回“1点だけ”変更します。変更対象は、位置(見える場所へ移動)、文言(行動後に得られる結果を明記)、近接要素(事例・FAQ・レビュー)の3つに限定すると因果が明確です。

TikTok起点の流入はUTMで識別し、GA4で「セッション→CV→CVR」を、GSCで「表示→CTR→掲載順位」を確認します。

 

迷ったら、ブログの冒頭に要点・証拠・FAQを引き上げ、プロフィールのリンク集は代表記事→カテゴリ起点→本命CTAの並びへ固定。これだけで“迷子”が減り、数値が素直に改善し始めます。

段階 見る場所 最初のアクション
到達 GA4:セッション/GSC:表示・CTR タイトル先頭の具体化/リンク集の上位3件を整理
行動 GA4:滞在・スクロール・CTAクリック CTAを見える位置へ移動/文言を結果提示型に
成約 GA4:CV・CVR LP冒頭を要点→証拠→FAQに並べ替え/フォーム項目を最小化

 

週次の回し方(固定すると楽)
  • 同じ曜日・時間に計測→季節差を抑える
  • 変更は「位置/文言/近接要素」のどれか1点だけ

 

見る数字(セッション/CV/CVR)の基本

セッションは「到達の量」を示し、CVは「成果の数」、CVRは「成約率(CV÷セッション)」です。順番は常にセッション→CV→CVRで確認します。

セッションが少ないのにCVRを直しても効果は限定的です。まずセッションでは、UTMでtiktok経由を切り出し、プロフィールのリンク集上位3件のクリックと着地URLを比較。弱いリンクは名称を内容名に変更(例:こちら→導線テンプレをDL)、並びを代表記事→カテゴリ起点→本命CTAに固定します。

 

次にCVは、CTAの“見える位置”と“結果提示型文言”を点検(例:資料請求→料金と導入ステップを確認)。LPでは要点・証拠・FAQを上部に置き、ボタン近くへ事例やレビューを近接させます。

最後にCVRは、フォームの必須項目削減や補足説明の追加で摩擦を下げます。数字はページ単位で見て、症状→打ち手を定型化すると迷いません。

 

指標 確認すること 最初の打ち手
セッション tiktok経由の到達と入口URL リンク名の具体化/上位リンクの入替/タイトル先頭の具体化
CV ボタンの視認性と文言 位置を上げる/「結果」を明記(例:テンプレを受け取る)
CVR LP冒頭の構成・フォーム摩擦 要点→証拠→FAQに並べ替え/必須最小+説明追記

 

つまずきやすい誤り
  • 指標を一気に直そうとする→1点集中で因果を掴む
  • リンク名が抽象的→内容名で明確化(比較表・導線テンプレ など)

 

TikTokの分析とGA4・GSCをつなぐ(UTMで経路可視化)

TikTok→ブログ→LPの経路を可視化する鍵はUTMです。プロフィールやリンク集の各リンクに、source=tiktok、medium=social、campaign=企画名、content=切り口(悩み/比較/手順など)を付与して、GA4で流入を分解します。

こうすると「どの動画のどの切り口が、どの着地でCVにつながったか」を追えます。GSCでは着地URLごとの表示・CTR・掲載順位を確認し、タイトルと言い換え語(見出し)を調整。

 

TikTok内の分析では、視聴維持率・プロフィールリンククリック・保存・共有を見て、冒頭3秒のテロップやサムネ文の改善に反映します。

計測のコツは“命名の統一と下流一致”。動画の冒頭文=リンク名=着地の見出しを同じ表現に揃えると、クリック後の落差が減り、CVRが安定します。

 

UTM項目 意味 命名例
utm_source 媒体名 tiktok
utm_medium 流入種別 social
utm_campaign 企画・シリーズ名 blog_flow, compare_series など
utm_content 切り口・バリエーション pain, howto, compare, qna など

 

【設定と運用の手順】

  • リンク集の上位3件にUTM付与→GA4でtiktok流入をセグメント
  • GSCは着地URLをページ単位で確認→タイトル先頭と言い換え語を調整
  • TikTok分析の維持率・クリックを見て、冒頭3秒のテロップを更新

 

命名・品質チェック(毎週)
  • UTMはすべて小文字・半角・ハイフン/アンダーバーで統一
  • リンク名=動画冒頭=着地見出しを同じ文にそろえる

 

注意点とルール

TikTok×ブログ連携は、成果以前に「信頼を失わない設計」が前提です。特に注意すべきは、広告・PR表記の明確化、誤認を招く表現の回避、著作物・商標・音源の権利順守の3点です。

動画側は短時間で消費されるため、画面内テキストやキャプションでの明示が欠けると誤解されやすく、ブログ側は詳細が載る分、表記の抜け漏れが苦情の原因になります。

 

基本は「表示の場所をユーザーの視線に合わせる」「根拠のある表現に限定する」「出典や更新日を近接表示する」の3原則です。

下の表で領域別の目的と初動を整理し、記事公開前→公開翌日→週次の3タイミングで点検を回してください。

 

領域 目的 初動の要点
広告・PR表記 関係性を明示し誤認を防ぐ 動画画面内とキャプション、記事本文とCTA近接に「広告/PR」を表示
誇大表示の回避 優良誤認・有利誤認を避ける 効果の断定禁止/比較は基準と取得日を記載
権利順守 著作権・商標・音源の適法利用 ライセンス確認・出典明記・商標帰属の表記
公開前5分チェック(最低限)
  • 「広告/PR」表示は見える場所にあるか
  • 価格・条件・データに更新日(YYYY年M月D日確認時点)を添えたか
  • 引用・画像・音源の出典と利用条件は明記したか

 

広告・PRの表記とステマ・景表法への配慮

広告・PRの表示は「視認できる場所に、誤解が起きない言葉で、クリック前に」掲示するのが基本です。TikTokでは、画面内テキストに「PR/広告」を入れ、キャプション冒頭にも同じ文言を置きます。提供品レビューは「製品提供あり」など関係性を明示。

アフィリエイト誘導は、記事本文の導線付近にも「広告/PR」表記を近接表示し、リンク直前は内容名で具体化します(例:料金と導入ステップを確認)。

 

効果・性能の断定(必ず・絶対・最安など)は避け、比較記事は評価基準・取得日・出典を記載。体験談は個人の感想である旨と条件を添え、再現性の示唆は控えめにします。

ランキングや「おすすめ」は選定基準(指標・期間)を明示し、広告枠との区別がつくデザインにすると安全です。

媒体 表記の置き場所 文言・運用の例
TikTok 画面内テキスト+キャプション冒頭 「PR:本動画は広告を含みます」/固定コメントにも追記
ブログ記事 導入文付近+CTA近接+フッター 「本ページは広告を含みます」+アフィリエイトの有無を明示
比較・ランキング 冒頭に基準・データ取得日 評価軸・算出方法・更新日を表で提示

 

避けたいNG→安全な置き換え
  • NG:曖昧な表現(協賛・サポート)だけ → OK:「広告/PR」を併記
  • NG:LPだけに条件表記 → OK:記事内のCTA近接にも条件リンクを設置

 

著作権・商標・音源の基本ルール

著作物・商標・音源は、出典と許諾の確認を前提に扱います。画像はストック素材や自社制作物を優先し、ライセンス(商用可否・改変・クレジット要否)を確認。

第三者のロゴはガイドラインに従い、変形や誤認を招く使用を避けます。スクリーンショットは利用規約や引用の要件に注意し、必要最小限・引用部の明確化・出典明記を徹底。

 

音源はTikTokアプリ内の提供ライブラリ等、利用が認められた素材のみを使用し、外部の楽曲を無断で重ねない方針が安全です。

ブログ側の引用は主従関係を守り、統計・価格・仕様など変動情報は出典と更新日を近接表示します。商標は「◯◯は◯◯社の登録商標です」等の帰属を脚注や本文末に記載し、公正な比較・レビューに努めます。

 

対象 最低限のルール 実装ヒント
画像 ライセンス確認・必要時クレジット サイズ指定と軽量化で表示崩れ防止
引用 必要最小限・引用部の明確化・出典明記 本文中に近接表示/要約は原意を保持
商標・ロゴ ガイドライン順守・帰属表示 改変不可・誤認連想の配置を避ける
音源 許諾された音源のみ使用 アプリ内ライブラリを優先/外部楽曲の無断使用を避ける
権利トラブル防止メモ
  • 出典・帰属・更新日(YYYY年M月D日確認時点)を近接に記載
  • 第三者素材は「許諾が確認できるものだけ」を使う

 

まとめ

要点は、誰に何を伝えどこへ誘導するかを先に決め、短尺動画→リンク→着地→運用→計測を同じ順序で回すことです。

初日はプロフィールにリンク集+UTMを設定し、フック3秒・15〜30秒で動画を1本作成。着地は要点・証拠・FAQを上部に配置。以後は週次でセッション→CV→CVRを確認し、位置・文言・近接要素のいずれか1点だけ改善。広告表記と音源・著作権の確認も忘れずに。