アメブロAI集客支援|3日間無料プランを試す >

LINE公式アカウントの費用はいくら?3つの料金プラン・無料枠・追加料金を解説

LINE公式アカウントを導入したいものの、「無料でどこまで使えるのか」「有料プランはいくらかかるのか」「友だちが増えると費用も上がるのか」と迷う方もいるでしょう。料金はプランごとの月額だけでなく、無料で配信できるメッセージ通数や追加配信の有無によって変わります。3つの料金プラン、メッセージ通数の数え方、追加料金、無料で使える範囲、月額以外の費用まで整理し、自社に合うプランを判断できるように解説します。

 

3つの料金プランを比較する

LINE公式アカウントには、「コミュニケーションプラン」「ライトプラン」「スタンダードプラン」の3つの基本料金プランがあります。主な違いは、月額固定費と1カ月に配信できる無料メッセージ通数、無料通数を超えた追加配信の可否です。

2026年9月時点では、コミュニケーションプランは月額0円で200通、ライトプランは月額5,000円で5,000通、スタンダードプランは月額15,000円で30,000通まで無料メッセージを配信できます。ライトプランとスタンダードプランの月額料金は税別です。

 

基本的な機能を使えるかどうかだけでプランを選ぶのではなく、「何人へ、月に何回メッセージを送る予定か」を基準にすると判断しやすくなります。

プラン 月額固定費 無料メッセージ通数
コミュニケーション 0円 200通/月
ライト 5,000円(税別) 5,000通/月
スタンダード 15,000円(税別) 30,000通/月

また、コミュニケーションプランとライトプランは無料通数を超えた追加メッセージを配信できません。30,000通を超えて配信したい場合は、スタンダードプランで追加メッセージを利用する形になります。

 

コミュニケーションプランは月額0円

コミュニケーションプランは月額固定費0円で利用できるプランです。1カ月に200通までメッセージを無料で配信できるため、LINE公式アカウントを初めて使う場合や、友だち数がまだ少ない段階で試したい場合に利用しやすいプランです。

ただし、200通を超えて追加メッセージを購入することはできません。たとえば、配信対象が100人なら、全員へ月2回配信すると「100人×2回=200通」となり、無料通数に達します。

 

一方、個別のLINEチャットや応答メッセージなど、メッセージ配信の課金対象に含まれない機能もあります。そのため、「200通を超えるとLINE公式アカウントが使えなくなる」という意味ではありません。

 

コミュニケーションプランが合いやすいケース
  • まず無料でLINE公式アカウントを試したい
  • 友だち数が少なく、配信回数も多くない
  • 一斉配信よりチャット対応を中心に使いたい
  • 本格運用前に配信内容や導線を整えたい

 

友だち数が増えると、同じ配信頻度でも必要な通数は増えます。無料で始める場合も、現在の友だち数だけでなく今後の増加を見ながらプランを見直しましょう。

 

ライトプランは月額5,000円

ライトプランは月額5,000円(税別)で、月5,000通まで無料メッセージを配信できます。コミュニケーションプランでは配信通数が足りないものの、30,000通までは必要ない事業者が検討しやすいプランです。

たとえば配信対象が1,000人の場合、全員へ月5回配信すると5,000通です。反対に2,500人へ月2回配信しても5,000通になります。このように、同じライトプランでも友だち数によって配信できる回数は変わります。

 

注意したいのは、ライトプランでは5,000通を使い切った後に追加メッセージを購入できないことです。月途中でさらに配信したくなった場合は、残り通数を確認しながら配信対象を調整するか、必要に応じてプラン変更を検討することになります。

配信対象 5,000通で配信できる回数の例
500人 月10回で5,000通
1,000人 月5回で5,000通
2,500人 月2回で5,000通
5,000人 月1回で5,000通

実際には毎回すべての友だちへ送るとは限りません。対象者を絞って配信する場合もあるため、過去の配信実績や今後の予定から必要通数を計算すると選びやすくなります。

 

スタンダードプランは月額15,000円

スタンダードプランは月額15,000円(税別)で、月30,000通まで無料メッセージを配信できます。さらに、30,000通を超えて配信する場合は、追加メッセージを従量課金で利用できます。

友だち数が多い店舗や企業、月に複数回まとまった配信を行う場合に検討しやすいプランです。たとえば5,000人へ月6回配信すると30,000通になるため、無料メッセージ通数の範囲に収まります。

 

スタンダードプランの特徴は、無料通数を超えても追加配信できる点です。ただし、追加メッセージには別途料金が発生するため、「月額15,000円を払えば無制限に配信できる」という料金体系ではありません。

 

スタンダードプランで確認したいこと
  • 月30,000通を超える可能性があるか
  • 追加メッセージの従量料金を予算に含めているか
  • 友だち数の増加で配信通数がどの程度増えるか
  • 必要のない一斉配信が増えていないか

 

配信規模が大きいほど、月額固定費だけでなく追加メッセージ料金の影響も大きくなります。スタンダードプランを利用する場合は、配信予定と費用を一緒に管理しましょう。

 

メッセージ通数で費用が決まる

LINE公式アカウントの費用を考えるうえで、最も理解しておきたいのがメッセージ通数です。月額料金だけを比較しても、自社がどのプランに合うかは判断できません。

基本的には、「メッセージを送った回数×送信した友だち数」で通数を計算します。たとえば1,000人へ月4回一斉配信すれば4,000通です。2,000人へ同じ月4回配信すれば8,000通になります。

 

なお、LINE公式アカウントでは1回のメッセージ配信で最大3つの吹き出しを設定できます。この場合、3つの吹き出しをまとめて1回の配信として送れば、3倍の通数として計算するわけではありません。

配信人数 月の配信回数 必要な通数
100人 月2回 200通
500人 月4回 2,000通
1,000人 月5回 5,000通
5,000人 月6回 30,000通

友だち数だけで料金が自動的に上がるわけではありません。実際に何人へ、何回の課金対象メッセージを配信するかによって必要な通数が決まります。

 

無料通数はプランごとに異なる

各料金プランには、月額固定費の範囲で配信できる無料メッセージ通数が設定されています。コミュニケーションプランは200通、ライトプランは5,000通、スタンダードプランは30,000通です。

この「無料メッセージ」は、料金プランの月額固定費とは別に無料枠が追加されるという意味ではなく、そのプラン料金に含まれる月間配信通数と考えると分かりやすいでしょう。

 

また、無料通数は翌月へ繰り越して使う前提ではなく、その月の配信量を基準に考えます。そのため、普段は少ないもののキャンペーン月だけ大量配信する事業では、月ごとの予定を見ておく必要があります。

 

プランごとの無料メッセージ通数
  • コミュニケーションプラン:200通/月
  • ライトプラン:5,000通/月
  • スタンダードプラン:30,000通/月

 

特にライトプランは5,000通を超えた分だけ追加購入する仕組みではありません。上限を超える配信が必要になるなら、スタンダードプランとの費用差も含めて検討しましょう。

 

配信人数と回数から通数を計算する

プラン選びでは、「友だちが何人いるか」だけでなく、「そのうち何人へ何回配信するか」を計算します。基本式は「配信対象人数×配信回数」です。

たとえば友だちが3,000人いても、すべての配信を全員へ送るとは限りません。1,000人だけを対象にした配信を月3回行えば3,000通です。一方、3,000人全員へ月3回配信すれば9,000通となり、ライトプランの5,000通には収まりません。

 

配信予定を考えるときは、次の順番で計算すると整理しやすくなります。

 

  1. 実際に配信する友だちの人数を確認する
  2. 1カ月の配信予定回数を決める
  3. 人数と配信回数を掛けて必要通数を計算する
  4. 無料通数に収まる料金プランを確認する

 

一度計算して終わりではなく、友だち数が増えたときや配信頻度を変更するときに再計算しましょう。集客が進んで友だちが増えるほど、同じ月4回配信でも必要通数は増えていきます。

 

チャットなどは通数に含まれない

LINE公式アカウントから送るすべてのメッセージが、料金プランの無料メッセージ通数としてカウントされるわけではありません。

課金対象となる代表的なものは、通常のメッセージ配信、絞り込み配信、ステップ配信などです。一方、LINEチャットの送受信、応答メッセージ、あいさつメッセージなどは、料金プランの無料メッセージ通数には含まれません。

種類 料金プランの通数カウント
メッセージ配信 カウントされる
絞り込み配信 カウントされる
ステップ配信 カウントされる
LINEチャット カウントされない
応答メッセージ カウントされない
あいさつメッセージ カウントされない

たとえば、個別問い合わせへのチャット返信が多いからという理由だけで、一斉配信の通数が同じように増えるわけではありません。

料金を試算するときは「LINE上で送ったメッセージ全部」を数えるのではなく、課金対象となる配信だけを分けて確認することが大切です。

 

追加メッセージ料金を確認する

無料メッセージ通数を超えて配信したい場合は、利用しているプランによって対応が異なります。コミュニケーションプランとライトプランでは追加配信ができず、追加メッセージを利用できるのはスタンダードプランのみです。

また、2026年9月時点では追加メッセージの料金体系が段階制になっていますが、2026年10月1日から料金が改定されます。この記事を公開・更新する時期によって適用される料金が異なるため、この変更は特に注意が必要です。

プラン 無料通数超過後 追加料金
コミュニケーション 追加配信不可 設定なし
ライト 追加配信不可 設定なし
スタンダード 追加配信可能 従量課金

スタンダードプランを利用する場合は、「無料枠を超えても送れる」という点だけでなく、超過した通数に応じて月額費用が増えることまで含めて予算を考えましょう。

 

追加配信できるのはスタンダード

月間の無料メッセージ通数を超えて追加配信できるのは、スタンダードプランです。コミュニケーションプランは200通、ライトプランは5,000通を超えた部分だけ従量課金で送ることはできません。

そのため、たとえばライトプランで月5,000通を使い切った後に、急きょキャンペーン情報を全員へ配信したい場合、そのまま追加料金を払って配信する仕組みではありません。

 

反対にスタンダードプランなら、30,000通の無料メッセージを超えた分を追加メッセージとして配信できます。

 

追加配信を前提にする場合
  • スタンダードプランを利用する
  • 30,000通を超える予定数を確認する
  • 追加メッセージ分の料金を予算に入れる
  • 不要な一斉配信を減らせないかも検討する

 

配信対象を分けられる場合は、必要な人だけへ情報を届けることで通数を抑えられることもあります。追加料金だけでなく、配信設計も合わせて見直しましょう。

 

追加料金は配信量で変わる

2026年9月30日までの現行料金では、スタンダードプランの追加メッセージ料金は、追加配信数に応じて単価が段階的に変わる仕組みです。

最初の50,000通までは1通3円、50,001~100,000通は1通2.8円、100,001~200,000通は1通2.6円となり、さらに配信量が増えると段階的に単価が下がります。すべて税別です。

 

たとえば追加メッセージを200,000通配信する場合は、すべてを一律2.6円で計算するのではなく、各段階の料金を積み上げます。

追加配信数 現行の単価
~50,000通 3.0円/通
50,001~100,000通 2.8円/通
100,001~200,000通 2.6円/通
200,001通以上 配信量に応じてさらに段階的に変動

少量の追加配信であれば月額15,000円に追加費用を加えて考えますが、大量配信では追加料金が月額固定費を大きく上回ることがあります。配信予定数から事前に試算しておきましょう。

 

料金改定の時期と内容を確認する

LINE公式アカウントでは、2026年10月1日に日本向けの追加メッセージ料金が改定されます。月額固定費や無料メッセージ通数ではなく、スタンダードプランで無料通数を超えて配信する「追加メッセージ」の料金が変更対象です。

2026年10月1日以降は、追加メッセージが月20万通まで1通3円、20万通を超えた部分は1通2.5円となります。金額はいずれも税別です。

追加メッセージ数 2026年10月1日以降の料金
月20万通まで 3円/通(税別)
月20万通超過分 2.5円/通(税別)

たとえば追加メッセージを50万通配信する場合、最初の20万通が3円、その後の30万通が2.5円で計算されます。

 

料金記事で特に注意したい点
  • 2026年9月30日までと10月1日以降で追加料金が異なる
  • 変更対象はスタンダードプランの追加メッセージ料金
  • 月額固定費と無料メッセージ通数は別に確認する
  • 実際の契約時は最新の公式料金を確認する

 

料金は事業の運用コストに直接関わります。特に追加配信が多いアカウントでは改定の影響を受けやすいため、過去の配信通数から新料金での費用を計算し直しておくと安心です。

 

無料プランで使える範囲を知る

LINE公式アカウントは、月額0円のコミュニケーションプランでも多くの基本機能を利用できます。無料だからアカウント作成だけしかできないわけではなく、月200通までのメッセージ配信に加え、チャット、あいさつメッセージ、応答メッセージ、リッチメニュー、クーポン、ショップカードなどを活用できます。

そのため、友だち数がまだ少ない事業者や、これからLINE公式アカウントを始める場合は、最初から有料プランを契約する必要があるとは限りません。

 

まず無料で登録導線や配信内容を整え、実際の利用状況を確認してから有料化を検討できます。

ただし、コミュニケーションプランで一斉配信できる無料メッセージは月200通です。友だちが増えれば、少ない配信回数でも上限に達しやすくなります。

確認項目 コミュニケーションプランでの考え方
月額固定費 0円
メッセージ配信 月200通まで
チャット 基本機能を利用可能
販促機能 リッチメニュー、クーポン、ショップカードなどを利用可能

無料プランか有料プランかは、使いたい機能の数だけでなく、実際に必要な一斉配信通数から判断することが大切です。

 

基本機能は無料でも利用できる

コミュニケーションプランでも、LINE公式アカウントを運用するための代表的な機能を利用できます。友だち追加後にあいさつメッセージを送り、トーク画面下部にリッチメニューを表示し、チャットで個別の問い合わせに対応するといった基本的な運用は可能です。

店舗であれば、リッチメニューから予約ページやメニュー表へ案内し、クーポンやショップカードを活用する方法があります。相談型サービスなら、プロフィールやリッチメニューからサービス詳細へ案内し、チャットで質問を受け付けるといった使い方ができます。

 

無料でも使える主な機能の例
  • 月200通までのメッセージ配信
  • LINEチャット・あいさつメッセージ・応答メッセージ
  • リッチメニューやクーポン
  • ショップカードなどの販促機能

 

一方、チャット履歴の長期保存や高度な顧客管理など、一部には別料金のオプションもあります。「無料プランだから機能がほとんど使えない」と考えるのではなく、標準機能と有料オプションを分けて確認しましょう。

 

少人数や試験運用から始める

これからLINE公式アカウントを導入する場合は、コミュニケーションプランで実際の運用を試してから有料化する方法があります。特に友だち数が少ない段階では、月200通でも配信頻度によっては十分なケースがあります。

たとえば友だちが50人なら、全員へ月4回配信すると200通です。友だちが100人なら、全員へ月2回で200通になります。まず少人数で運用すれば、どのようなメッセージが読まれるのか、予約や問い合わせへどのようにつなげるのかを確認できます。

 

試験運用では、配信数だけでなく、登録後の受け皿も整えておきましょう。あいさつメッセージやリッチメニューが未設定のまま友だちだけを増やしても、登録後に何をすればよいか分からなくなる可能性があります。

友だち数 200通で全員へ配信できる回数の例
25人 月8回
50人 月4回
100人 月2回
200人 月1回

無料で試す期間を設けることで、必要以上に高いプランを選ぶことを避けながら、自社に必要な配信頻度を把握できます。

 

配信量が増えたら有料化を検討する

友だち数が増えたり、配信頻度を上げたりすると、コミュニケーションプランの月200通では足りなくなることがあります。その段階でライトプランやスタンダードプランへの変更を検討します。

たとえば友だち500人へ月4回配信するなら2,000通なので、5,000通まで利用できるライトプランの範囲です。友だち3,000人へ月4回配信する場合は12,000通となるため、スタンダードプランを検討する必要があります。

 

ただし、「200通を超えそうだから有料化する」と機械的に判断する必要はありません。全員へ毎回送る必要があるのか、配信回数を減らせないか、対象を分けられないかも確認しましょう。

 

有料化を考えるタイミング
  • 月200通では予定している配信ができなくなった
  • 友だち数の増加で毎月の通数が安定して増えている
  • キャンペーンなどでまとまった配信が必要になった
  • 今後の配信予定から有料プランの方が運用しやすい

 

プラン料金は広告費のように「支払えば成果が増える」ものではありません。必要な人へ必要な回数だけ配信する設計と合わせて判断しましょう。

 

月額以外にかかる費用を確認する

LINE公式アカウントの運用費を見積もる際は、コミュニケーション・ライト・スタンダードの月額料金だけで考えないことも大切です。使い方によっては、プレミアムID、有料オプション、外部システム、運用代行などの費用が別に発生します。

ただし、これらはすべてのアカウントに必要な費用ではありません。ランダムに発行されるベーシックIDのままで問題なければ、プレミアムIDは不要です。通常のチャット機能で足りるなら、チャットProオプションを契約する必要もありません。

費用 必要になるケース 基本プランとの関係
プレミアムID 希望する文字列のIDを使いたい 別料金
有料オプション 高度なチャット管理やCRM機能が必要 別料金
外部ツール 他社の拡張システムを利用する 提供会社ごとに異なる
運用代行 制作・配信・分析を外部へ依頼する 依頼先ごとに異なる

「LINE公式アカウントに毎月いくらかかるか」を知りたい場合は、公式の基本料金と、自社が任意で追加するサービスの料金を分けて計算しましょう。

 

プレミアムIDは別料金

LINE公式アカウントを開設すると、ランダムな英数字で構成されたベーシックIDが無料で発行されます。一方、店舗名やブランド名など、自分で指定した文字列をIDにしたい場合は「プレミアムID」を有料で取得できます。

2026年9月時点の料金は、Web版などから購入する場合、月額100円または年額1,200円で、いずれも税別です。ただし、2026年12月1日以降の購入・更新分から料金改定が予定されており、月額400円、年額4,800円へ変更されます。

契約 2026年11月30日まで 2026年12月1日以降
月額 100円(税別) 400円(税別)
年額 1,200円(税別) 4,800円(税別)

プレミアムIDを使わなくても、LINE公式アカウント自体は運用できます。QRコードや友だち追加URLを中心に集客する場合は、必要性を確認してから購入するとよいでしょう。

また、購入経路によって料金や条件が異なる場合があるため、実際の購入時には表示される料金を確認してください。

 

有料オプションは別途費用がかかる

LINE公式アカウントには、基本の月額プランとは別に契約できる有料オプションがあります。必要な機能だけ追加する仕組みなので、利用する場合は基本料金にオプション料金を加えて費用を考えます。

代表例が「チャットProオプション」です。月額3,000円(税別)で、通常のチャット機能より長い履歴保存、タグやノートの拡張、チャット管理を効率化する機能などを利用できます。基本的なLINEチャット自体は、このオプションを購入しなくても利用できます。

 

また、顧客情報の管理やアンケート、条件に応じた配信などを拡張する「CRMオプション」もあり、月額5,000円(税別)で、チャットProオプションの機能も含まれています。利用には条件が設定されているため、対象アカウントかどうかの確認が必要です。

 

有料オプションを追加する前に確認
  • 標準機能では不足している内容を明確にする
  • 基本料金とは別に月額費用が発生することを確認する
  • オプションの利用条件を確認する
  • 使わない機能のために契約を増やさない

 

友だち数が少ない段階で高度な管理機能が必要とは限りません。運用人数や問い合わせ件数が増え、管理に課題が出てから追加する方法もあります。

 

外部ツールや運用代行は別費用

LINE公式アカウントと外部の予約システム、顧客管理ツール、配信拡張ツールなどを組み合わせる場合は、それぞれのサービス利用料が別途発生することがあります。これらはLINE公式アカウントの基本料金に含まれるものではありません。

同様に、LINE公式アカウントの初期設定、リッチメニュー制作、メッセージ作成、配信代行、分析などを制作会社や運用会社へ依頼する場合も、依頼先への費用が必要です。

 

外部サービスの料金体系は提供会社によって異なるため、「LINE公式アカウントの公式料金」と混同しないようにしましょう。

外部費用 費用が発生する例
予約システム 外部の予約サービスと連携して管理する
配信・CRMツール 標準機能以外の顧客管理や自動化を行う
制作費 リッチメニューや画像制作を外注する
運用代行 配信企画、文章作成、分析などを依頼する

月額5,000円のライトプランを選んでも、外部サービスを複数契約すれば総費用はそれ以上になります。導入前に「LINEヤフーへ支払う費用」と「他社へ支払う費用」を分けて予算を整理しておきましょう。

 

自社に合うプランを選ぶ

LINE公式アカウントの料金プランは、単純に「無料が得」「スタンダードが高機能」と比較して選ぶものではありません。基本となるのは、実際に配信する友だち数と配信回数です。

まず、現在の配信対象人数に月間配信回数を掛け、必要通数を算出します。200通以内ならコミュニケーションプラン、5,000通以内ならライトプラン、5,000通を超える場合はスタンダードプランを中心に比較すると整理しやすくなります。

 

ただし、スタンダードプランには30,000通までの無料メッセージが含まれ、さらに追加配信が可能です。一方、ライトプランでは5,000通を超えた分だけ追加購入することはできません。

 

プランを決める順番
  • 実際に配信する友だち数を確認する
  • 1カ月の配信予定回数を決める
  • 必要なメッセージ通数を計算する
  • 月額料金と追加配信の必要性を比較する

 

配信目的も忘れてはいけません。必要以上に配信回数を増やして上位プランを契約するより、予約や購入につながる内容を必要な頻度で届ける方が費用を管理しやすくなります。

 

友だち数と配信回数から選ぶ

最も分かりやすい選び方は、月に必要なメッセージ通数を計算する方法です。基本となる計算は「配信対象人数×月間配信回数」です。

たとえば友だち数が800人で、全員へ月4回配信するなら3,200通です。この場合はライトプランの5,000通以内に収まります。友だち数が2,000人で月4回なら8,000通となるため、ライトプランでは不足します。

配信人数 月4回配信した場合 比較するプラン
50人 200通 コミュニケーション
800人 3,200通 ライト
2,000人 8,000通 スタンダード
7,500人 30,000通 スタンダード

ただし、これは全員へ毎回配信した場合の計算例です。実際には配信対象を分けるケースもあるため、自社の予定に合わせて計算してください。

友だち数が増加中の場合は、現在ぎりぎり収まるプランではなく、数カ月先の配信量も想定しておくと、月途中で慌てて変更する状況を減らせます。

 

プラン変更の反映時期を確認する

LINE公式アカウントは、運用状況に応じて料金プランをアップグレード、ダウングレードできます。ただし、どちらも同じタイミングで反映されるわけではありません。

上位プランへアップグレードする場合は、現在のプランとの差額を支払い、決済が完了すると月の途中から新しいプランを利用できます。その月に変更前のプランで配信したメッセージ数は、新しいプランの無料メッセージ通数から差し引かれます。

 

一方、下位プランへのダウングレードは、申請した月ではなく翌月1日から反映されます。

変更 反映の考え方
アップグレード 差額の支払い完了後、月中から新プランへ変更可能
ダウングレード 翌月1日から新しいプランを適用

たとえばキャンペーン前に配信量が増える場合は、通数不足になる前にアップグレードを検討します。反対に配信量が減った場合は、翌月のダウングレードを見越して早めに手続きしておくとよいでしょう。

 

費用と配信目的を合わせて判断する

最終的なプラン選びでは、「できるだけ安いプラン」ではなく、配信目的に必要な通数を無理なく確保できるかを確認します。

たとえば友だち数が2,000人いても、毎週全員へ送る必要があるとは限りません。予約状況を知らせる店舗なら必要なタイミングだけ配信する方法があります。複数の商品を扱っているなら、関係する人へ対象を絞る方法も検討できます。

 

反対に、重要なお知らせや期間限定キャンペーンを定期的に全員へ届ける必要がある事業では、十分な通数を確保できるプランを選ぶ方が運用しやすくなります。

 

費用だけで決めないための確認
  • 配信する目的が決まっているか
  • 必要な配信回数を把握しているか
  • 友だち数の増加を想定しているか
  • 配信後の予約・購入なども確認できているか

 

LINE公式アカウントの費用は、友だちが多いほど自動的に高くなる仕組みではなく、主に配信するメッセージ通数によって必要なプランが変わります。

まず必要通数を計算し、プレミアムIDや有料オプションなど、本当に必要な追加費用だけを加えることで、自社に合った運用コストを把握しやすくなります。

 

まとめ

LINE公式アカウントの費用を確認するときは、月額料金だけでなく、友だち数と配信回数から必要なメッセージ通数を見積もることが大切です。

まずは3つの料金プランと無料通数を比較し、現在の配信量でどこまで利用できるか確認しましょう。そのうえで、追加メッセージ料金や有料オプションなども含めて総額を考えます。

 

配信量が少ない段階では無料プランも選択肢にし、運用規模に合わせて見直していくと判断しやすくなります。